2011年06月30日

56-あったかいねーーー☆

高校まわり、今日は小諸商業から。
受付に…今回はいました! 卒業生の大井さんが!!


相変わらず、ニコニコ元気そうで嬉しくなりました!
思わず、ずうずうしくツーショット写真をお願いしてしまいました。^^

早速、今年のパンフレットをお渡ししました。

卒業生って、パンフレットをあげると喜んでくれるんですよね!
どうやら、すごく懐かしいみたいです。
先生達の写真を見て、嬉しいみたいです。

そんなふうに思ってもらえるなんて、
ありがたいことですね。^^

その後、望月高校、蓼科高校と続き、
丸子修学館高校です。もうすぐ文化祭のようです。

「柳門祭」って言うんですね。
私としては、右下に貼ってある、
「丸修お助け隊 総隊長 宮入智貴」の文字が気になります。
文化祭実行委員長なんでしょうか…。
それにしても、「お助け隊」…ネーミングがいいですね!遊び心、大好きです!

校舎内には、文化祭ポスターのコンテスト作品が展示されていました。
一番右が1位で、ポスターに採用されたようです。



それから、上田女子短大、さくら国際高校。


とても温かい感じの学校なんですよ。
壁には、先生達の自己紹介が貼ってあります。


これがまた、遊び心満載で、みんな結構好きなこと書いているんですね~!
そういうのっていいですよね。
「先生」だからと肩肘張ってかっこつけたり、プライベートをヒミツにするよりも、
「素」の部分を出してくれたほうが、
すんなりその先生を受け入れられるような気がします。

今回対応してくださった先生のものも見つけました!^^
とっても元気が良くて、熱い先生なのですが、
自己紹介文からも、そんな人柄が伝わってきますね。


「今年1年の目標」に
「断捨離! ムダに、とっておくことをやめます!!」と書いてあって、

思わず、
「私も、断捨離したいんですよぉぉぉ~!」と、2人で意気投合。
2人して
「でも、なかなか捨てられないんですよねぇ~!」と
さらにここでも意気投合。嬉しくなってしまいました。^^

「さくら国際を一言で言うと?」の質問に
「あったかいねーーーーーー☆」と書いてあって、
とても素敵な感性をお持ちの方だなぁ…と思いました。

こんな先生、ホント、ステキです!^^

高校まわりをしていると、いろいろと勉強になったり
へぇぇ~! …と思うことばかりです。^^
いろいろと感じて、吸収していきたいです。  


Posted by 美恵先生 at 21:34Comments(0)高校まわり

2011年06月29日

55-自慢の先生たちなんです!

ウエジョビの「団訓」シリーズ最終回です。
最後は、ウエジョビの事務・受付にいる職員です。



ウエジョビ受付応援団 団訓

 明るい笑顔で変わらぬ安心感!!

 一.必ずどんな時も笑顔であいさつ!!
 一.学校の顔としての自覚を忘れずに!!
 一.時には厳しく、しつけもしっかり!!
 一.「最近どう?」の気遣いを!!

受付…ウエジョビの顔でもありますし、一番の自慢の部分でもあります。
ウエジョビの受付はお客様から褒められることが、
とっても多いんですね!

私も仕事柄、外部からいらっしゃる
お客様とお話をさせていただく機会が多いのですが
よく、「お褒めの言葉」をいただくのです。

「玄関を入ってきたときから、
 受付の方が笑顔で挨拶してくれて、
 他の会社とはぜんぜん違いますね」

「お茶がおいしいですね。
 こんなにおいしいお茶を出してくれるところ、
 他にないですよ」

などなど。
お褒めの言葉をいただくたびに
私も嬉しくて、
「ありがとうございます!
 自慢の受付なんです!!」
と答えてしまいます。

…そんな風に褒められたときに、
日本人は、ついつい
「いえいえ、そんなことないですよ~!」と
言ってしまいがちですが、

私としても、ウエジョビの先生たちのことは
本当に自慢に思っているので、
そんな風に答えてしまうのです。

顧問の佐藤勲も、よく
「うちほど良くやってくれる職員はいない」
「うちの職員は日本一だ」
と自慢していましたが、
私も本当にそう思います。

受付や事務の先生方も、
各科で熱い指導をしてくださっている先生方も
本当に、みんな熱心で誠実で
信頼できる先生たちばかりなのです。

先生たちにウエジョビを支えていただいています。
私は、先生たちから教えていただくことばかりです。
ありがたいことです。

さて、受付の団訓、イラストが描いてありましたが、
これは、山極先生の作品です。
山極先生って、「ガーデニング」「カリスマ」に加えて
先日は、トン汁&おにぎりで「シェフ」の腕前も
披露してくださいましたが、「イラスト」も得意なんですよ!


さらっと描いているのに、似てますよね!


自慢の先生たちの団訓シリーズ、最終回でした~!  


Posted by 美恵先生 at 23:59Comments(0)先生

2011年06月28日

54-見学者が激写する掲示物

今日の夕方、いつもなら何もないところに
何かが動く気配がして、ふと玄関のほうを見ると、
学生がそうじをしていました。

高~いはしごに登って、一生懸命窓拭きをしてくれています。

こちらでも窓拭きをしてくれています。
今日、就職活動でスーツ姿の学生も、
汗を流しながら掃除機をかけてくれています。


「やけに大掛かりなそうじ」と思うかもしれませんが、
別にこれは「大そうじ」でもなく、普通のそうじの場面です。
うちの学生達は本当に熱心にそうじをしてくれます。
ありがたいことです。(^-^*)


ウエジョビの3つの約束は「あいさつ・そうじ・素直」です。
ですので、もちろん、「そうじ」には力を入れているのですが、

外部の方が、ウエジョビに見学に来たときに、
ビックリして写真をバシバシ撮っていくもののひとつに「掲示物」があります。

特に、「そうじ」関係の掲示物は、
「へぇ~!」「すごいですねぇ~!」などとつぶやきながら
激写していく方が多いのです。

ウエジョビの中ではもうすでに「普通のこと」となっているので
私達は見慣れているのですが、
外部の方からしたら、「驚きの文化」のひとつのようです。

これは、そうじ手順をまとめたもの。
全ての教室、全ての掃除場所に必ず貼ってあります。

例えば、↑の中の(2)洗面台の部分を見ると、

 ①洗面台の鏡に、ガラス用洗剤を吹き付け、乾いた雑巾で拭く
 ②スポンジに、お風呂用洗剤を少量ふくませて、洗面台と蛇口や周囲をふく

…と、かなり細かく指示されています。

各掃除場所には、掃除用具の数が写真付きで貼られています。

そうじにあたっては、まず掃除用具をきっちり整えることが大事なのです。

ゴミは、かなり細かく分別しています。
それぞれのゴミをどのように処理して、どこに分別したらよいかも
わかりやすく書いてあります。


例えばペットボトルは
「本体の中を水で洗い、カゴにふせる
 外装フィルムは『プラスチック』へ」と書いてあるので、
学生達もちゃんと指示通りに分別してくれます。

紙コップも洗って一緒にふせてありますが、
この後、乾いたら「ペットボトル」「紙コップ」に分けるようになっています。

紙パックにも細かな指示があります。


みんな、ちゃんとつぶして平らにして、
ストローは分別していますね。


細かな注意とともに、それぞれの置き場がキッチリわかるようにもされています。


資源ゴミもこれだけ細かく分けています。


「そうじ」を徹底して行うために
掲示物だけでなく、他にもいろんな工夫があるのですが、
これらはみんな、職員達が一生懸命に考えて準備してくれたものです。

職員の中にも「そうじ係」がいて、
掲示物を揃えたり、改善をしてくれたりと
毎年いろんな進歩があり、少しずつ、少しずつ
細かなことまでわかりやすく、徹底できるようになって来ました。

先生達のいろんな工夫を目にするたびに、
「先生達、すごいなぁ…」と感心してしまいます。
私はそこまで細かなことには、まったく気が回らないので
もう、本当に先生達には脱帽です。

こうやって、「ウエジョビの文化」は少しずつ創られて
少しずつ、より良いものになっていくんですね。

学生達のそうじ姿を見て、
そして職員が一生懸命に作ってくれた掲示物を改めて見て、
私も少しは進化しなければいけないなぁ…
と、つくづく思いました。 勉強になります!

  
タグ :そうじ


Posted by 美恵先生 at 23:10Comments(0)学生

2011年06月27日

53-いつまでたっても担任は担任。

続いて東御清翔高校に行きました。


玄関を入ってすぐに気づきました!
何か目新しいものがあるぞ!…と。
校内の案内図です! しかも、手書きです!! イラスト入りです!


学校には、よく案内図があるのですが、
手書きのものは初めて見ました。
なんだかとても温かい感じがします。

よくよく見ると、先生達の似顔絵が書いてあるんですよ!


この3月に卒業した女の子が書いてくれたそうです!


思わず、「へ~ぇ~!」「すごぉぉ~い!」…などとつぶやきながら、
写真を撮りまくってしまいました。

以前にも書きましたが、東御清翔高校の校長先生は、
私の高校時代の担任の先生です。


高校時代…と言えば…
私は勝手に新聞を作っていました。
クラスの女子だけに配る新聞です。

話題は…と言うと、…こんなところに書いていいものか、
若干、躊躇しつつも書いてしまうのですが、

密かに女子だけにアンケート用紙を配って
「クラスの男子の優しい人ベスト5」を集計したりとか^_^;
「うちのクラスはこんなところがいい!」なんて
エピソードを集めて載せたりとか、そんなことをしていました。

極秘に女子の間だけで続けていたのですが…
それが、なぜか評判が良くて、
そのうち部活の女子にも配るようになり…
いつのまにか担任の徳武先生にもバレて、呼び出されたのです。

私は怒られると思っていたのですが、
「新聞を作るなら、女子だけじゃなくて
 男子にも配るようなクラス新聞をつくれ!」と
逆に応援(?)してもらい、

その後、クラス新聞に昇格し、
しばらくはずっと一人で作っていたのですが、
その後、クラスでグループを作って
順番で記事を作っていくことになりました。
卒業まで3年間、続いていましたね。

そんなことができたのも、
担任の徳武高標先生がおおらかで
好きなようにやらせてくださったからだと思います。
改めて、徳武先生、ありがとうございした!

さて、しばし、この案内図を眺めながら考えました。

 似顔絵を見たら、絶対に
 「実物は似ているのか?」と比べてみたくなるよなぁ…

 徳武先生の写真、ほしいなぁ…
 でも、いきなり行っても大丈夫かなぁ…
 いや、教え子なんだから大丈夫だろう…。

と言うことで、徳武校長先生にお願いして、
一緒に写真を撮らせてもらいました。


似てますよね~!
よく見ていますよね!
絵を描いてくれた生徒さんの愛情を感じます!


この写真の件で校長室を訪ねた時には、
徳武校長先生も、気持ちよく迎えてくださって、
長時間、お話をお聞きすることができました。

担任の先生って、いいですよね。
いつまで経っても、やっぱり担任の先生なんですよね。

話の中身は、今の東御清翔高校や、ウエジョビのことなど
仕事のことだったのですが、
それでも、元担任の先生と話をしていると、
なんだか自分が高校生に戻ったような、不思議な感覚がありました。

なんていうか、ついつい甘えてしまうような。
…こんなこと言っても許してもらえるだろう…というような
安心感がありました。

この案内図のおかげで
思いがけず楽しい時間を過ごさせていただき、
また先生と一緒に写真を撮らせてもらい…
いい記念になりました!
徳武先生、ありがとうございました! またお邪魔します!^^  


Posted by 美恵先生 at 21:01Comments(2)高校まわり

2011年06月24日

52-シクラメンさん

次は北佐久農業高校です。


玄関を入ってすぐに「おっ!」と思いました。
今まで見たことのないものが飾られていたのです。


横に長~い、手書きのものです。
どうやら絵手紙のようです。


「皆さんに感謝」

 浅間峰の雪に朝陽があたり
 美しい夜明けとともに
 今日一日の始まりでございます。

 昨年の秋に北農の生徒さん達が、
 町でお花を売ってました。
 リヤカーに色取り取りの鉢を乗せて
 さわやかな笑顔い~っぱいで!!



 その呼び声につられて、
 車を止めて、私は『シクラメン』を
 二鉢買い求めました。

 さわやかな応対と 素敵な笑顔に
 とってもとっても良い気分でした。

 夏は買いそびれてしまったけれども
 キューリ 茄子 トマトなど
 丹精込めた新鮮な野菜。
 ほんとうに嬉しいですね!!



 この冬は寒い日が多くて
 又二月の続いての大雪と大変な日々でした。

 でも秋に買い求めた『シクラメン』さんが
 我が家のリビングの棚で
 私たちを今日も癒してくれてます。

 水を差しながら
 ありがとう ありがとうと 言っております。

 指導の先生 生徒の皆さん
 今年も頑張って
 逸品の作物を育ててください。

 楽しみに待っております。

 北農ご一同様
   生来の乱筆者より


…素敵ですね!
北農の生徒さんの元気さに思わず買ってしまった
「シクラメン」。

大事に大事に育てて「シクラメンさん」と呼んでは
ありがとうありがとうと
温かい気持ちになっているんですね。

買った時は「シクラメン」だったのに、
そのうち「シクラメンさん」と「さん」づけで呼ぶなんて、
愛情をこめてかわいがってきた証拠です。

そして、それをまた
こんな素敵な絵手紙にして送ってこられるなんて…
よほど嬉しかったのでしょう。

北農の生徒さん、いいことをしていますね!

…そしてまた、
これをちゃんと額に入れて、正面玄関を入ったところに
飾ってくださっている先生たちもさすがです。
地元の方々の心を大切にしているんですね。

しかも、この額…間違いなく特注です!
この絵手紙の大きさに合わせて手作りしたに違いありません。

そこまでして、ここに飾ろうとしたなんて…
この方の心が、先生たちにちゃんと伝わって、
北農の生徒たちにもしっかり伝わっているんだろうな…
なんて考えてしまいました。

心がホッとあたたかくなりました。^^
毎回、ここでこの絵手紙を目にするのが楽しみになりました。  


Posted by 美恵先生 at 12:40Comments(0)高校まわり

2011年06月23日

51-高校まわり始まりました。

6/21(火)、今年度2回目の高校まわりが始まりました。
完成したパンフレットを進路指導室に届けてまわるのです。

高校まわりが始まると、ずっと出たままになってしまうので
朝の挨拶もできず、
学校内の先生や学生たちの様子を
レポートすることができなくなってしまって申し訳ないのですが、
…実は、外部の方たちには
この「高校まわりシリーズ」が意外と好評なんですね。(ビックリ!)

ということでまた高校まわりシリーズが始まってしまいますが、
…みなさんの母校の様子や、高校の先生方との心のふれあい(?)を
楽しんでもらえるとありがたいです!(^-^*)

さて、今回は野沢北高校からスタートです。
もうすぐ文化祭なんですね。


「日輪祭」って言うんですね。知りませんでした。

進路指導室の前に行ってハッとしました。
廊下に、東日本大震災の写真が掲示されていたのです。


後でお聞きしたところによると
進路指導室の福井克実先生が、何度も東北にボランティアに行っていて、
その都度写真を撮ってきて、
ひとつひとつ説明をつけて掲示してくださっているそうです。

思わず見入ってしまいました。。。
新聞やネットでも似たような写真はあるかもしれませんが、
同じ長野県の教師という立場の方が
実際に現場に行って撮ってきて
わざわざ印刷してくださった写真だと思うと、
より近い感じがして、胸が詰まります…。

今年の入学式の佐藤芳直氏特別講演会で話が出た
南三陸町の防災対策庁舎の写真もありました。

↓こちらのブログにも書いてありますが…
139 自分の命を何にかえて生きるのか

あの日、南三陸町職員の遠藤未希さんは、
南三陸町の防災センターで、
最後まで「津波が来ます!逃げて下さい!」とアナウンスをしていて、
ご自身が津波の犠牲になられました。

遠藤さんの
「逃げて!」
「逃げて!!」
「逃げて!!!」
という鬼気迫るアナウンスに、

「これは、ただ事ではない」と感じた町民の方々が、
「もっと、高台に」
「もっと、安全なところに」
と避難をして、
…そのおかげで助かった人達がどれほどいたでしょうか。

町民の中には未希さんのアナウンスの後ろから
「未希ちゃん、もう上へ上がって!」という
声を聞いたという人がいるそうです。

それでも、遠藤さんは
「逃げて!!!」
「逃げて!!!」
と言い続けて犠牲になりました。まだ24歳でした。

その、遠藤さんがアナウンスをしていた庁舎の写真です…


私は思わず立ち尽くしてしまいました。
…高校生たちは、どんな思いでこの写真を見ているのでしょうか…。

さて、続いて小海高校です。
以前、「県内で最も標高が高い高校はどこ…?」と考えた時に、
私としては、小海高校が思い浮かんだんです。

小海町自体も標高が高そうですし、
山をずーっと登ったところに高校があるんですよ。


…でも、実はここは、「県下一」ではなかったんです。
…ただ、標高は気になっていたので、周りを探してみたのですが、
標高の碑が見当たらず…

進路指導の先生に、話の最後に聞いてみました。
そしたらすぐに答えが返ってきたんですよ。
「896mですよ」って。さすがですね! ちゃんと知っているんですね。

ちなみに、県下一の高校の標高は967.4m。
60mも違うんですね!
(どこの高校かは、今しばらくお待ちください^^)

その後、臼田高校(耐震工事中)


野沢南高校


地球環境高校


岩村田高校


佐久長聖高校


明日に続きます。  
タグ :高校まわり


Posted by 美恵先生 at 16:53Comments(0)高校まわり

2011年06月22日

50-心のこもった雑巾達

先週の土曜日、公務員科の保護者懇談会がありました。
90名近くの保護者の方が
県内各地から集まって下さいました。

その日、伊那地方から来た、ある男子学生のお母様が、
こんなに素敵なプレゼントを持ってきてくださったのです!

ぞうきんです!


これ、手縫いなんですよ!
しかも60枚もあるんです!!!
なんてありがたいことなんでしょう!!!

この方の息子さんは、
この4月からウエジョビの公務員科で頑張っています。
初めての一人暮らしです。

お母様はこんな風におっしゃっていました。

「この前、ゴールデンウィークに息子が久々に帰ってきたんですよ。
 そしたら、ものすごくいろいろ話をするようになっていて、
 あれこれ学校のことを話してくれたんですよ!

 それに、高校時代は勉強なんて
 ほとんどしていなかったのに、
 今は勉強頑張っているって言っていて…

 私、もう嬉しくて
 息子も頑張っているんだから、
 私にも何かできることはないかって考えて
 雑巾を作ることにしたんです」

…なんてありがたいことなんでしょう。
ウエジョビが掃除にも一生懸命に取り組んでいることを知っていて
こんなにたくさんの雑巾を
縫ってくださったなんて…。

息子さんの頑張りに思いを馳せながら、
一針一針、縫ってくださったんでしょうね…。
本当にありがたいことです。

この話は、本日の朝礼で、全職員にお伝えしました。
みんなで大切に使わせていただきます!

ありがとうございました!  


Posted by 美恵先生 at 12:40Comments(2)保護者

2011年06月21日

49-お花の心がわかる人

以前も書きましたが、ウエジョビは、
現在顧問の佐藤先生が24歳の時に
小さなソロバン教室から始めた学校です。

ソロバンを教えていたら、まわりから
「佐藤さんの学校で英文タイプも教えてくれ」
「簿記も教えてくれ」
なんて言われて少しずつコースを増やし、

いっそのこと1年かけてじっくりビジネスの基礎を…と
1年制のコースを作り、専門学校になっていきました。
(↓パンフレットより)


現在では校舎が3つもあり、パソコン教室もあり…と
地域のみなさんのおかげで、ずいぶん大きくなりました。

佐藤先生はいつも朝6:30から夜8:00過ぎまで学校にいます。
土日もそうです。
お盆やお正月でも、必ず学校にいます。

そこまで学校に熱意を注いでいたからこそ、
ウエジョビもここまで大きくなったのでしょうが…
それを影で支えていたのは、佐藤先生の妻であり、
2年半ほど前まで勤めていた昌子先生になります。
(私の母でもあります)



私が物心ついたときから、
2人の印象と言うと、やっぱり「仕事」でした。

以前は学習塾も経営していて、昌子先生がその中心だったため、
年末年始は冬期講習、お盆は夏期講習で忙しく、
のんびりした記憶がまったくありません。

昌子先生も佐藤先生に合わせて
毎朝早く起きては準備をし、
土日も学校に来ては事務や受付をしたりしていて、
休んだり、趣味を楽しんだりする時間もなかったように思います。

昌子先生は約50年間、ウエジョビに勤務していたのですが、
まさに人生のすべてを注いで
ウエジョビに尽くしてくださったと思っています。

昌子先生はいつも細かなことに気がついて
いろいろと注意をしてくださったのですが、
正直、私自身も「そんなに細かなことまで言わなくても…」と
思う時がありました。

でも、今こうやって昌子先生の人生を振り返ってみると
50年間、時間と心を注ぎ続けて、佐藤先生と一緒に築き上げた学校ですから、
細かなことが気になって当たり前です。
それだけ、学校に愛情を注いでくださっていたということだと思います。
ありがたいことです。

さて、昌子先生は、今は、引退して入院しています。
(具合が悪いとか、病気になったとかではないのですが、
 一人で歩いたりはできないので、
 きちんと見てくれる人がいるところに入っているのです)
佐藤先生は、毎日必ず病院に行っています。

先日、佐藤先生が、
いつものように「病院に行く」と言って出かけようとしたときです。

高見沢先生(左から2番目の女性です)が、


「佐藤先生、これをお持ちください」と、紙袋を渡してくださいました。
…見ると、素敵なお花です!!!


もう、退職して2年半にもなる昌子先生のために、
病室に飾ってもらおうと、
わざわざ高見沢先生が作ってくださったのです。

いただいた花束からアレンジして、
こんなにかわいらしく特別に仕上げてくださったのです。

昌子先生は、お花がとっても好きでした。
高見沢先生は、そんなことも覚えていてくださったんですね。
高見澤先生の優しい気持ちが、嬉しくて仕方なくて
…思わず涙ぐんでしまいました。
ホント、ありがたいことです。

昌子先生、お花を見てとっても喜んでいらっしゃったそうです。

高見沢先生は、いつもお花をきれいに飾ってくださったり、
プランターのお花たちの面倒を見てくださっています。

↑のお花は、先日、エクセラン高校の吉見先生から
いただいたものなのですが、

…実は、昨年も同じ時期(6月頃)に同じお花をいただきました。
↓これは、昨年のいただいたお花の写真です。


いただいたときに、「11月ごろまで咲いていますよ」と聞いていたのですが、
高見澤先生が毎日、お水をあげたり、終わった花を摘んだりと、
手をかけてくださったおかげで、12月まで咲いていたんですよ!

お花の気持ちがわかる人って、本当に素敵です。
高見澤先生、ありがとうございます!
こんなに心優しい先生と一緒に働ける私は幸せです!(*^-^*)  
タグ :高見澤先生


Posted by 美恵先生 at 12:40Comments(0)先生

2011年06月20日

48-一番の「味方」になる

各職員室の「団訓」シリーズ、今日は3号館です。

ジャーン!


いいですねぇ~!
「TEAM 愛情BANK」ですよ!「愛情BANK」!
「学生や職員に愛情を持って接する」とか、
「愛情たっぷりの先生たち」というイメージがあります!

●「関心」を持ちかかわりをもちつづける

 …マザーテレサの言葉に
 「『愛』の反対は『憎しみ』ではなく『無関心』だ」
 というものがあります。その通りだと思います。
 ですので、逆に「関心を持つ」ということは
 まさに「愛」に通じるということですね!
 
●熱意をたぎらせた「本気」のつながり

 …ご紹介が遅れましたが、この団訓を考えたメンバーは↓です。

 そうなんです。女性が多いんですよ!
 そんな中で
 「熱意をたぎらせた」という力強い表現!!
 なんて頼もしいことなんでしょう!

●お互いを信じ受け入れ一番の「味方」になる
 「味方」…って、なんて安心できる言葉なんでしょう。
 自分に味方がいると思えば、こんなに心強いことはありません。

 生徒にとっても「味方」
 先生同士でも「味方」と思えるような信頼関係って
 本当に素敵だと思います!


3号館にはパソコンビジネスコースと
医療秘書コースが勉強しています。

パビ(パソコンビジネスコース)は、今、検定シーズン真っただ中。
秘書、IT、ワープロ、電卓と
毎週のように検定があります。
2年生は、まだまだ就職活動が続きます。

パソコンビジネスコースの学生たちは
とにかく早くに登校してきます。
ウエジョビのホームルームは9:20始まりなのですが、
10分前の9:10にはこの通り、全員来ています!
タイムカードの「赤面」が表になっている=学校にいることを表します。


この写真を撮って「9:10じゃ遅すぎたかぁ~!」と思って、
別の日に9:00頃行ってみたのですが、
その時はまだ来ていない学生は1名だけでした。
(きっと、就職活動で公欠だったんでしょう!)

…社会人になるにあたっても、
「時間を守る」「早目に行って準備する」ことは大事です!
いい習慣が身についていますね!(素晴らしい!)

医療秘書コースも
検定もありますし、2年生はこの夏の「病院実習」に向けて
準備で忙しい頃だと思います。

でもみんな頑張っています!

きっと、「TEAM 愛情BANK」から
たくさんの愛情を引き出していることでしょう!^^
本当に頼もしい、3号館の職員でした~!  
タグ :3号館


Posted by 美恵先生 at 14:56Comments(2)先生

2011年06月17日

47-我武者羅inウエジョビで知った思い…

ずっと連載してきた我武者羅應援團inウエジョビですが、
今回、私は、すごくよい機会をいただくことができました。

昨日の日記にも書きましたが、
我武者羅應援團のみなさんが、
学生に直接、「今頑張っていること」や
「どんな思いでいるのか」を聴いている時に
私も同じ部屋にいて、
学生の話を聞かせていただくことができたのです。

ある学生に、團長の武藤さんが、
なぜ消防士になりたいのかを聞いたときです。

その学生はこんな風に話し始めました。

 「うちの兄弟は、俺以外は
  もうみんな社会人で、
  ちゃんとした仕事についていて…  
  学校の成績も良かったんですよね。

  …でも、そんな中で俺一人、
  成績も良くなかったし、
  中学・高校と、ずっとやんちゃしていて
  親を困らせてばかりいたんです…。

  以前、俺が、近所の人にすごく迷惑をかけたことがあって…
  近所の人がどなりこんできたんですよ。

  『どういう教育しているんですか!!!』って。

  その時、うちの親はひたすら
  すみません、すみませんって
  俺のために謝ってくれたんだけど…

  俺はその時にちゃんと親に
  「ごめんな」も言えなかったんです…。

  でも、そんな俺でも
  ウエジョビに行きたいって言ったら、
  「いいよ」って、一人暮らしでお金もかかるのに
  そんなお金もみんな出してくれて…

  時々、親から荷物が届くと
  カップラーメンとか食べ物がいろいろ入っていて、
  こんな俺のためにも
  こんなことまでしてくれるんだって嬉しくって…

  でも、ありがとうとか言えなくて…

  「ごめんね」や「ありがとう」が直接伝えられないから
  行動であらわすしかないなって思っているんです。

  きっと、消防士に合格して
  俺が人の役に立つようになったら
  親もすごく喜んでくれると思うんですよね…」

一言一言、言葉を選んで
絞り出すように話しながら…
彼はボロボロ泣いていました。

私も部屋の隅でもらい泣きしてしまいました。。。

彼の中で
「親も喜んでくれる立派な仕事=消防士」だったんですね。

消防士になれば、親が喜んでくれる、
今までの感謝の気持ちが表せる、と
そんな思いで頑張っていたんですね…。

彼の言葉は続きます。

 「でも、今まであまり勉強してこなかったから、
  一生懸命勉強しても、なかなか点数が伸びなくて、
  せっかく親が、学費もアパート代も出してくれているのに、
  こんなんじゃまた親に迷惑かけると思って…」

彼の涙は止まりません…。

…彼は、不安で不安で仕方ないんですね。
真剣に消防士になりたくて
真剣に頑張っているからこそ、
不安になるんですね。。。

私は、学生がこんな思いで勉強しているなんて
知りませんでした…。
胸を打たれました。

そして、彼を、心から応援したいと思いました。
彼の思いが直球で伝わってきたからです。
頑張ってほしいです。


話が終わると、
我武者羅應援團のみなさんは、
彼のことを、アツくアツく応援してくださいました。
応援を受けて、彼はまたボロボロ涙していました。



団長の武藤さんは、学生達にこんな風に言って下さいました。



「一生懸命やっているからこそ、不安になるんだよ
 頑張っているからこそ、
 悩んだり、逃げ出したくなったりするんだよ

 でもそんな不安な気持ちや
 逃げ出したくなる気持ちを
 自分でちゃんと感じてほしい
 認めてほしい

 今、この時にしか感じられない思いなんだから
 大切にしてほしい…」


我武者羅inウエジョビでは、
たくさんの人の涙に出会いました。
素敵でした。すがすがしい涙でした。
泣けるってホント素敵です。

我武者羅應援團のみなさんが来てくださったおかげです。
本当に、本当にありがとうございました!
また来てください!!


  


Posted by 美恵先生 at 12:40Comments(2)我武者羅應援團

2011年06月16日

46-我武者羅inウエジョビ5

さて、学生たちへの応援が続く間、
カメラ係をしてくださっていたのは福村先生。

学生たちと我武者羅応援団のみなさんとの
集合写真を撮り続けてくださったのです。

2時間近くかかって、
やっと学生全員の応援が終わると、
武藤さんが、福村先生の応援を始めました!

福村先生、まさか自分が応援してもらえると思ってもいなかったようで
かなり動揺していました。でも嬉しそうでした!


最後は記念写真。


北原先生は、我武者羅のみなさんに語っていました。

「もう、ずっと涙をこらえていたのに、
 最後の曲でもう、ダーッ…て感じでしたよ。
 いろんなことを思い出して…もうダメでした…」


武藤正幸さんが
「前から見て、北原先生が泣いてたこと
 わかりました。見てましたよ」
とおっしゃっていました。

見ていてくれたなんて、嬉しいじゃないですか!
きっと我武者羅のみなさんも、北原先生の姿を見て、
さらに胸を熱くされたことでしょう。

北原先生応援です。

今回の演舞、北原先生が会場設営から片付け、
ウエジョビ応援団のことや学生へのヒアリング段取りなど
細かなことをすべてやってくださったんです。
前日も深夜まで残っていらっしゃいました。

おかげで、素晴らしい演舞でした。
北原先生、ありがとうございました!


最後は山極先生です。

この日の朝、我武者羅のみなさんのリハーサルは7時からでした。
実は、ホテルの朝食がまだできていない時間だったのです。
それを知った山極先生、我武者羅のみなさんに
朝食を作ってきてくださったんです!

写真がなくて申し訳ないのですが、
おにぎり(梅、コンブ、シャケ)と、おいしい豚汁を!!!

私もいただきましたが、本当においしかったです!
山極先生の奥さまがうらやましいです!!!

さすが「サプライズ山極」「ホスピタリティー山極」ですね!
(スミマセン、いま勝手にネーミングしました^_^;)

山極先生応援です。


最近涙もろいとおっしゃっていた山極先生ですが…やっぱり…


涙目の山極先生です。泣けるって素敵ですよね。


そしてお見送りの時…最後まで手を抜かない彼ら、
この状態で見えなくなるまで手を振り続けてくれました。
裕木さんの顔だけ出ている状態が最高です!
(危険ですのでよい子は真似をしないでください)


彼らは、ものすごい感動をウエジョビに残してくれました。
彼らの本気は、学生と職員の心に
とっても大きなものを残してくれたことと思います。
とっても濃い時間でした。

今まで自分がこれでいいのかと不安だった学生も
迷わず、思うところに進んでくれることでしょう。
これから、心が折れそうな時にも
きっと我武者羅の皆さんのことを思い出して
踏ん張ってくれることでしょう。

我武者羅のみなさんが
「ウエジョビの学生たちのパワーはすごいですね!
 僕たちも押されそうになりましたもの!」と言ってくださいました。

そして、たくさんの学生や職員が涙したことに関しても、
「みんな本当に頑張っているからこそ、泣けるんですよね。」
と、おっしゃって下さいました。
…嬉しかったです。

我武者羅應援團のみなさん、
本当にありがとうございました!  


Posted by 美恵先生 at 12:58Comments(2)我武者羅應援團

2011年06月15日

45-我武者羅inウエジョビ4

熱い思いがほとばしった、我武者羅の演舞も終わり…。




この後は、個人応援です。
希望した学生たちをグループごとに応援してくれたのです。

我武者羅の応援は、ただただ「頑張れ」という応援ではありません。
学生たちが頑張っていることや思いを聞いた上での応援です。


我武者羅のみなさんは、時には真剣に、時には笑顔で、
話す言葉を…思いを、しっかり受け止めてくれるのです。


我武者羅のみなさんが一生懸命に話を聴いてくれるので、
自然と安心し、本音を話してしまうんです。
話したくなってしまうんです。

Webクリエイターコースの応援をしていた時、
ビデオ撮影をしていた勅使川原先生を応援しよう!…という話になりました。

それまで脇役でいた勅使川原先生がいきなり主役です!嬉しそうです!


学生たち一人一人が、勅使川原先生への思いをぶつけます。
「勅使川原先生みたいなクリエイターになるぞぉ~!」
「そうだぁ~!!!!!」


…勅使川原先生は、ウエジョビの広報を一手に引き受けています。
パンフレットからホームページ、チラシ、動画etc…。
一人で担うのにはあまりにも大きな仕事量ですが、
その上で担任も授業もこなし、アツいクラスを作り上げ…
「スーパー広報」勅使川原Teacherは、
Webクリエイターコースの学生たちのあこがれなのです。
(実は、私も憧れています。
 技術面だけでなく「あり方」の部分でも。(^-^*))


我武者羅のみなさんは、応援が終わった学生たちを
ハイタッチで送り出してくれました。


続々といろんな学生たちが応援してもらいました。

私も秘かに一緒に学生の話を聞かせてもらって
「あぁ~…みんな不安なんだな。
 でも一生懸命に頑張っているんだな」ということが
よくわかりました。
学生たちの必死な思いに胸が熱くなりました。
よかったです。貴重な時間を過ごすことができました。

応援してもらって、学生たちが本当にうれしそうに
目を輝かせているのが印象的でした。




…我武者羅の皆さんにとって初体験の「お姫様抱っこ」。
うちの警察・消防コース、なかなかやりますねぇ~!気持ちいいですね!

↑この写真の一番右端でニコニコしながら見ているのは
 富山から我武者羅Tシャツを着て駆けつけてくれた廣瀬さん。

朝8時に間に合うように富山から来るだけでも大変だと思うのですが、
7時過ぎにはもう来ていましたからね!さすがです!


あと1回続きます。  


Posted by 美恵先生 at 12:40Comments(0)我武者羅應援團

2011年06月14日

44-我武者羅inウエジョビ3

さて、我武者羅応援団の演舞も無事終わりました。


比田井先生がお礼の言葉を伝えていると…
別の学生服の軍団が入ってきました。
ウエジョビの学生たちです!


女の子まで学生服を着ています!逆応援です!


ウエジョビ応援団の団員一人一人が、
我武者羅應援團のみなさんへの思いを伝えます。叫びます。


会場が一体となり、その学生の思いを後押しします。


ものすごい盛り上がりです。


泣きながら、我武者羅のみなさんへの感謝の気持ちを伝えた
学生たち…。素敵でした。カッコ良かったです。



最後は、みんなで記念写真。いい写真が撮れました。


ウエジョビ応援団のみんなとも記念写真。


ウエジョビの学生たちは、どこのコースの子たちも本当に頑張っています。
公務員になりたいという思いでウエジョビに来たものの、
1日10時間勉強という、かつてないほどの勉強量を
死に物狂いでこなして…でも本当に受かるのかという不安の中、
自らを奮い立たせています。

他のコースの子たちもそうです。
毎週のようにある検定試験にチャレンジしたり、
何度も落ちても頑張って就職活動したり…。

これだけ頑張っている子たちですから
我武者羅のみなさんの思いが…励ましが
どれだけありがたかったことでしょうか。

本当に素晴らしい時間でした。

そしてまだ続きます。

  


Posted by 美恵先生 at 14:43Comments(0)我武者羅應援團

2011年06月13日

43-我武者羅inウエジョビ2

さて、我武者羅應援團の演舞が始まりました。


みんな盛り上がっています。


迫力あり、笑いあり…我武者羅のみなさんのアツさが伝わってきます。




学生たちがものすごくいい表情をしているんです!
ファインダーをのぞきながら、嬉しくなってしまいました!




さて、演舞もひとくぎり…。


団員のみなさんが、一人一人
自分の思いを吐露してくださいました。
今までの辛かったことや失敗したこと…


必死にやって、なかなか報われなかったけど、
その時の思いが自分を支えてくれていることなど…


もう、話を聞きながら涙が出てきてしまいました。


学生たちも、シーン…となって聞いています。
泣いている学生もいます。
武藤正幸さんは、他の団員の話を聞いていたら
涙が出てきたと言いながら、自分の話をしてくださいました。


最後、団長の武藤貴弘さんの思い…。


もう、泣かずにはいられません…。
そして、最後の歌。


胸がいっぱいになっていたところにきて、
この歌…ダメ押しです。
まさに、自分のために作ってくれたんじゃないかと思えるような歌でした。
まだCDカットされていない曲です。

ずっと涙をこらえていた男子学生たちも、この歌で号泣していました。
最前列で観ていた男子学生が号泣している横で、
あふれる涙をぬぐおうともしない男子学生2人…。

忘れられない、大切な時間になりました。
学生達にとっても宝物の時間となったことでしょう。

感動の空気の中、演舞終了です。

拍手が鳴りやみません。

まだ続きます。  


Posted by 美恵先生 at 17:22Comments(2)我武者羅應援團

2011年06月10日

42-我武者羅inウエジョビ

今朝は、我武者羅應援團の日でした。
我武者羅のみなさんは、昨日朝、長野駅に到着し、
長野商業高校で演舞を行い、


長野商業高校の大イベント、長商デパートの
CM撮影に出演し、


部活応援で、いくつもの部で応援を重ね、
(↓ 珠算部での応援を終えて、特大そろばんではしゃいでいるところです)


上田に着いたのが夜8時半。
それからウエジョビへのヒアリング(情報収集・コミュニケーション)をして、
会場でのリハーサル。

ホテルに着いたのは12時を回っていたと聞いています。
なのに今朝は朝7:00からまたまたリハーサル。
入念に準備をして
いよいよウエジョビでの演舞の時間がやってきました。

道路に面した壁にはこの日のために作られたポスターが。


しかも、6種類もあるんですよ!!!
なんて手が込んでいるんでしょうか。
これを準備してくださったのは、きっと北原先生。
(↓左端の先生)

北原先生の思いと我武者羅のみなさんの熱さの共演ポスターです。

私が中でも一番気に入ったポスターはこれ。


そうなんです、私は、
我武者羅應援團のみなさんのことが大好きなんです。本当に。

そんな大好きな我武者羅應援團のみなさんに、
大好きなウエジョビの学生たちを応援してもらえるなんて
なんて幸せなことなんでしょう!
ありがたいことです。

ウエジョビは朝9:20に始まります。でも、今日の演舞は朝8:00から。
どうしても我武者羅のみなさんの演舞が見たいという学生たちが
続々と集まってきました。
一般の方の姿も見えます。
富山県から駆けつけてくだった方もいらっしゃいました!^^

我武者羅のみなさんは、
来て下さった方たちをハイタッチで迎えてくださいました。


みんな楽しそうです。


朝からテンションが上がりますね~!嬉しそうです!


そして、後で写真を見ていて気付きました。
↑ この写真もそうなんですが、ビデオを撮っている山極先生が
ずっと嬉しそうな顔なんです!

この写真も


こんな感じなんですよ~!なんだか幸せそうな顔してますよね。


でも、気持ちわかります。
我武者羅應援團のみなさんに関わると、
とにかく嬉しくて幸せな気持ちになれるんですよね。^^
だから、関わりたくなってしまうんです。
応援したくなってしまうんです。

いよいよ演舞が始まりました。


続きは次回!  


Posted by 美恵先生 at 15:58Comments(0)我武者羅應援團

2011年06月09日

41-結果よりその挑戦をたたえる

さて、今日は2号館職員室の団訓です。


団訓

 一. 気づきをもって 学生に向き合う
 一. よく見、よく聴き よく話す
 一. 我が心にも 情熱を持つ
 一. 正直に本音の 言葉で話す
 一. 結果より その挑戦をたたえる

チームセカンドステージ

こんなに素敵な団訓を考えてくれたのは
2号館職員室チーム。

情報処理(ネットワーク、Webクリエイター)と建築(インテリア住環境)、
それに就職課が一緒になったチームです。
このやる気満々のポーズが最高です!

みなさんがガッツポーズをする中、
今安先生(後ろの列右から2番目)が、猫パンチしているところが
さらにいいですね!! さすがです!


そう言えば、以前、ウエジョビに見学に来られた
ある専門学校の先生が、情報処理科の先生たちを見て
とてもビックリされていました!

「ウエジョビの情報処理科の先生たちは
 どうしてこんなに明るいんですか!!?

 うちの情報処理科の先生たちは、
 いつもパソコンに没頭してブツブツ言っていて、
 写真なんて写るのも嫌がるし、笑顔なんてありえないですよ!」…って。

その専門学校がたまたまそうだったのかもしれませんが、
そんな風に褒められて、とても嬉しく思いました。

確かにウエジョビの先生たちは
どこの科であろうと関係なく、明るいです!
これもウエジョビの自慢のひとつです!(いいでしょ!^^)


さて、昨日の朝礼で今安先生は2号館で始めている
「新しい試み」について話して下さいました。

「組織は、その場にとどまることを考えたら衰退していきます。
 常に新しいことに挑戦しましょう!」ということで、
2号館で今年度取り組んでいる新企画について
いろいろと話してくださいました。

今年4月に行われた、情報処理科の1・2年合同合宿や
技能五輪(Webデザイン)への挑戦、就職を見据えての企業見学、
第24回世界建築会議の見学、etc…。

本当に新しいことに挑戦し続けてくださっているんですね。
ありがたいことです。

2号館団訓の一つ、「結果より その挑戦をたたえる」
…まさに、その通りです!

2号館の挑戦も含め、
ウエジョビでは「常にチャレンジャー」のつもりで
毎年いろんな新しい試みをしています。

うまくいくこともあれば、
なかなか思うようには いかないこともあります。

でも、方向が間違っていないと思えば、
1度ダメだったからと言ってあきらめることなく、
続けていきたいと思っています。

ウエジョビの入学式に行われる
佐藤芳直氏の特別講演会だって、
最初は確か一般参加者が、わずか15名でした。

でも、
「芳直さんの話は、いいに決まっているんだから、
 続けていけば、絶対に人が集まるようになるに違いない」
という思いで続けていたところ、
5年目の今年は、一般から500名ほど参加してくださいましたものね。

そう言えば、この「ウエジョビの日常。」ブログも
今年初めての挑戦です。
「続けることが苦手」な私からすると
めちゃくちゃハードなチャレンジなのですが、
ありがたいことに、今のところ続いています。

読者もいつの間にか少しずつ増えてきて、
今は平日は200名近くの方に来ていただけるようになりました。

チャレンジ…プライベートにおいても、
仕事においても、常に意識していきたいことですね。

そして、チャレンジを続けているウエジョビにとっても、
この2号館の団訓 「結果より その挑戦をたたえる」は、
心の支えになる言葉です!

2号館の先生方、勇気を与えてくださって
本当にありがとうございます!
2号館のチャレンジも楽しみにしています!

さて、3号館の団訓のお話は、来週の予定です。
お楽しみに!^^  


Posted by 美恵先生 at 12:40Comments(2)先生

2011年06月08日

40-12の瞳で耕す

毎週水曜日、職員の全体朝礼があります。
今朝は、今安先生の話の中で、
「2号館職員室の団訓」が出てきました。
これは、この3月に行った職員研修で考えたものです。

「団訓」…ウエジョビの職員は、学生の応援団なので、
「応援団として、守っていきたい教え」
について、職員室ごとに話し合って決めたのです。

今日は、まず1号館の団訓からご紹介します。


1号館の主任は北原先生です。
そこで、タイトルは「北原組 団訓」。

北原先生の「きたはら」から団訓を考えたようです。

「き」「絆」 名前を呼びあいさつ、一言をつけ加え応援している気持ちを伝え続ける
「た」「耕」 12の瞳で学生の良さを見つけ、そして伝え、その地(学生)を耕す
「は」「発」 社会へ発つ、最後の場としての自覚を持ち厳しさも愛情として接する
「ら」「楽」 どんな時でも明るく笑顔を忘れず接し、
       また学生が成長することの楽しみを感じられるよう導く

最後に、1号館職員の手形です。
「これを守ります、目指します」という印ですね。

そしてバックには大きく「和」という字が書いてありますし、
北原先生の名前から作り出したというところからも、
結束の強さを感じます。

私は、「12の瞳で学生の良さを見つけ」というところに感動しました。
今年の公務員科は5クラスありますが、
「自分のクラスだけでなく、全クラスの学生一人一人を見ていこう」
という気持ちが
そこに表れているように感じられたからです。

団訓を実行していくことはなかなか大変だと思います。
でも、「できているかできていないか」ではなくて、
それを心に留め、目指そうとす心…大切だと思う心が大事だと思います。

この団訓は、職員室の目につくところに貼られています。
先生たちも、きっと毎日これを目にしては、
自分たちの思いを確認していることでしょう!

北原組の先生達はこちらです。
こんなに大きなハートを作ってしまうなんて…
さらにその中にいる、笑顔の堀内先生がキュートです!


ウエジョビ自慢の公務員科職員達でした!^^
明日は2号館の団訓をお伝えします!  


Posted by 美恵先生 at 12:40Comments(2)先生

2011年06月07日

39-お堀のある高校

さて、高校まわりもいよいよ大詰め。
最後に残ったのは、近場の高校です。

坂城高校


上田西高校


上田西高校は、先日も伺ったのですが、先生がいらっしゃらず…
「また改めさせていただきます」と、その日は帰り…
今回、3回目の訪問にしてやっとお話することができました!
嬉しいです!!

上田染谷丘高校


上田東高校


上田東高校には、甲子園出場の記念樹がありました。


昭和63年夏の甲子園の時のものです。


ずいぶん大きくなりましたね。
そろそろもう1本、植えたいところでしょう!^^

そして最後は、私の母校、上田高校です。


上田高校の門構え、すごいですよね。実は、お堀まであるんですよ。


わきには碑が立っています。


そうなんです。上田高校の門は「上田藩主屋敷門」
だったのでお堀もあるのです。

自分が高校生の頃は、「お堀がある高校なんてすごいね~!」と言われても
ピンと来なかったのですが、
今になって本当にすごいなぁ…と思うようになりました。

長野県中、すべての高校を見ても
お堀のある高校なんてありませんもの。


昨年、上田高校の校長先生がおっしゃっていたのですが、
このお堀には、亀がたくさん住んでいるそうです。
その数、なんと100匹以上!
誰かが縁日で釣った亀を放したのがきっかけだそうで
いまだに増え続けているそうです。
天気のいい日は、こんな感じで日向ぼっこをしているんですよ。


さて、校内に入ると、文化祭まであと●日の表示がありました。
手書きです!


思わず、全部まくって見てしまいました。



文化祭…松尾祭と言えば…
私はバスケットボール部だったので、
あまり文化祭での活動はなく、
「ミス上田」と「フォークダンス」くらいしか覚えていません。

「ミス上田」は、女装した男子生徒のかわいさを投票で決める、
というイベントでした。

「フォークダンス」は…「オクラホマミクサー」のように
踊る相手が順次変わっていくものではなく、
ずっと同じ人と踊るんですね。

だから、そのフォークダンスの時に踊っている人たちは
ずっと付き合っているカップルか…
もしくは勇気を出して誘って…それをきっかけに…
という人たちかどちらかが多かったと思います。

その日に、誰が踊っているかは
結構みんな注目していましたね~。。。
今もこんなこと、しているのでしょうか??

私の場合は…と、調子に乗って、ここで
私がそのフォークダンスで踊ったかどうかを書こうかと思ったのですが、
今、ふと思い出しました!
このブログは、私の父でもある顧問の佐藤先生が読んでいることを!

ということで、思い出話はこの辺にしておきます。^^
母校…やっぱり思い入れがあるんですね。
まだまだ書きたいこともあったのですが、また次回。

これにて、今年度1回目の高校まわりも終了です。
次はまたパンフレットが完成してからです!  


Posted by 美恵先生 at 12:40Comments(0)高校まわり

2011年06月06日

38-どうせやるなら壁は高いほうがいい

6月1日。今日はなんとしても中信地方を終わらせようと、
朝から気合を入れて出かけました。

東海大三高校


富士見高校


茅野高校


茅野高校にも標高の碑がありました。

829.4m。かなり高いですね。

諏訪清陵高校


諏訪二葉高校


諏訪二葉高校に入ると正面に、生徒たちの作品が。


私、こういうの大好きなんですよね。
ついつい寄って行ってしまいました。
自分自身を奮い立たせるような言葉がたくさん並んでいます。
きっと、受験や部活で「頑張らなくちゃ!」という思いがあるんでしょうね。
素晴らしい言葉がたくさん並んでいました。





続いて諏訪実業高校


下諏訪向陽高校

標高887.01メートル!
私が今まで写真を撮ってきた中では、一番高いんです!
…ふと思いました。
「長野県で一番標高が高い高校ってどこなんだろう?」
「もしかして、長野県で一番標高が高ければ、
 日本でも一番かもしれない!!」

…帰ってきて調べましたよ。
そしたら。。。ありました!
しかも、今回すでに高校周りを終えています。
標高に関しては、まったくノーチェックの学校でした。
しかも、その高校が標高日本一だったんです!!

…ショックです…素通りしてきてしまったなんて…。
…ここで高校名を発表しようかとも思いましたが、
次回の高校まわりの時に、必ず写真も撮ってきて、
証拠写真と一緒にご紹介したいと思います。お楽しみに!

岡谷東高校


岡谷南高校


岡谷工業高校


岡工といえば、「春の高校バレー」です。
もちろんありましたよ!記念碑が!
全国制覇ですからねぇ~…すごいですね!


裏には、全国制覇を果たしたチームメイトの名前が
しっかり刻まれていました。

今まで、10回も全国制覇を成し遂げているんですね!
素晴らしい!

そして最後辰野高校。


なんとか今日の予定を終えました。
あと1日で高校まわりも終わりです。^^  


Posted by 美恵先生 at 12:40Comments(2)高校まわり

2011年06月03日

37-続けること

いつもは、夜、自宅から時間指定で記事をアップしている私。
今日は高校まわりも終わり、久々に学校にいるので、
高校まわりシリーズの続きを書こうと思っていたのですが、
なんと! デジカメを自宅に忘れてきてしまいました。icon10

そこでやむなく、以前撮った写真で、
おはようクラブのことでも書こうかなぁ…としたところ、
なんと、今日のウエジョビの先生日記にも
おはようクラブのことが書かれていました!
シンクロニシティーです!!

情報処理科 保坂先生が書きました! おはようございます!


保坂先生と気持ちが通じ合った気がして嬉しいです!(^-^*)

さて、「玄関前でのあいさつ」の歴史は…と考えると、
まだウエジョビに「あいさつ・そうじ・素直」の
3つの約束ができるよりもずっと前から、
(…多分、20年以上前から…)
現在顧問の佐藤先生が、一人でやってくださっていました。


学生が登校する時間より前の、
職員が来る頃から、立ってくださっていたのです。


毎日毎日…。すごいです。
佐藤先生は、「地道に続けること」が得意なんですよね。
自分で「やる!」と決めたことは、黙々と続けています。

そのうちの一つが「一日一万歩 歩く」
佐藤先生はいつも万歩計(歩数計)をつけています。
この日の朝、見せてもらったら、まだ9時前なのに2,650歩!
(さかさまに映っていますが、読めるでしょうか…?)


もう86歳なのに、相変わらず毎日1万歩、歩いているのです。
(私が「もう86歳なのに…」と言うと、
 佐藤先生はいつも「何言ってるだ! まだ86歳だ!」
 …とおっしゃいます)


夕方近くなって、歩数が足りないと、歩きに行っています。
「八十二銀行まで行けば往復●歩、
 三井銀行まで行けば●歩、
 3号館の駐車場の中を通ってくれば●歩」
…と、歩数も頭の中に入っているんですね。

時々、私が「今日は何歩ですか?」と聞くと、
「だいたい●歩くらいじゃないかなぁ…」と言うのですが、
見るとそれがほぼピッタリなんです!
100歩と違うことはありません。

いつも意識しているんですね。

…そう言えば、高校まわりに一緒に行った時も、
ふと「ここで128キロくらいかな?」なんて言われてメーターを見ると
これまた1キロも違わないんですよ!

あの、数字の感覚というか、
いつも数字を意識している部分には、本当に驚かされます。

すごい人です。あの人は。
佐藤先生のことだけで、本が書けそうです。
(秘かに、いつか書きたいと思っています。^-^*)

さて、佐藤先生があいさつをしていた、という下地もあり、
ウエジョビで「あいさつ・そうじ・素直」の約束ができた時、
校舎前で挨拶を始める職員が出てきました。

初めは2号館だけだったのですが、
だんだんと別の校舎にも広まり、今ではすべての校舎で
挨拶をするようになりました。

しかも、1号館はハイタッチつきです!

公務員科北原準司先生が書きました。1号館の朝(^-^)!!その2


初代おはようクラブの写真を見つけました。
(モノクロに加工したものしか見当たりませんでしたが。。。)
彼らが卒業してもう5年が過ぎました。


たまたま比田井先生が授業で当てた、瀧澤君。
真面目に、おとなしく話を聞いていた彼に、

「おはようクラブ、一緒にやらない?」と声をかけたところ
「はい」と答え、
それから毎日、友人と一緒に一本前の電車で登校し、
玄関前での「おはよう」を続けてくれたのです。

それも、卒業まで。雨の日も、雪の日も。

彼は、変わりました。
…実は、「自分を変えたい」という思いが常にあったのです。
この「はい」をきっかけにあいさつを続け、
自分に自信が持てるようになったのです。

入学時のおとなしそうなイメージからは考えられないくらい
明るくなり、たくさん話すようになり、目がキラキラしてきて
…今では、勤務先でリーダーとして
新人教育までするようになりました。


彼も卒業まであいさつを続けました。
「続けること」によって、変わりました。
「続けること」は大変ですが、その力は偉大です。。。

私もブログ、なんとか1年は続けたいです。
頑張ります!^^  


Posted by 美恵先生 at 12:40Comments(0)学生

2011年06月02日

36-文化財がたくさん

さて、エクセラン高校を出てからは
松本蟻ケ﨑高校


松本深志高校


深志高校の玄関を入ると、こんな表示がありました。


「登録有形文化財」ですって。
確かに、レトロな感じは「文化財」っぽいです。


この高校の廊下の感じは好きなのですが、
掃除中で写真が撮れませんでした。
外観はこんな感じです。


続いて松本美須々ヶ丘高校


松本第一高校


玄関にはとても素晴らしい作品が飾ってあります。


これ全部、木を組み合わせて作られているんですよ!


木のぬくもりや、丸みを帯びたやわらかい感じ、
そして常念岳や鳥の壮大な感じが好きで、
いつもまじまじと見てしまいます。

こんな言葉が添えられています。



 贈 木壁画「心のふるさと常念岳を望む」

 北アルプスの名峰常念岳を仰ぎ見て、この美しい郷土で学ぶ若者たち。
 凛とした大気の中ではぐくんできた気高さと個性を健やかに伸ばし、
 我が母校から世界へと大きく飛び立って欲しいとの願いを込めて贈ります。

 1999年10月吉日
 松本第一高等学校卒業生一同
 デザイン・制作/株式会社ミツルヤ・あさのたかお

…あさのたかおさん、素敵な作品を作られますね。
安曇野に遊びに行った時には、
ぜひ工房にお邪魔してみたいと思いました。

あさのたかおデザインオフィス

高校には、いろんな文化財がたくさんありますね!

高校まわりも最初のうちは、ただただ忙しく、
進路指導室がどこにあるのかもわからずあたふたし、
初めて会う方々との名刺交換で
緊張してばかりいましたが、

高校まわりも4年目(くらいかな?)を迎え、
やっと少しは気持ち的にも余裕が持てるようになり、
いろんなことが目につくようになりました。

高校まわり、あと2日ほどで終わります。^^  


Posted by 美恵先生 at 12:40Comments(0)高校まわり

2011年06月01日

35-ありがとマン

5月30日月曜日。今日は午後から高校まわり。
エクセラン高校からです。


お伺いした時間は、ちょうど掃除中。
進路指導の吉見先生も、生徒達と一緒に掃除をしていました!
…見ると、手ぬぐいに「吉」の字が!!!

「これ、もしかして、吉見先生の手作りですか~?」
…と、ビックリして見せてもらうと、


「心を磨いています」の文字が!!!
ここまで徹底して、「掃除の心」を身につけようとしている姿勢に
感動してしまいました。

せっかくなので、掃除場所を案内してもらいました。
掃除場所のロッカーには、こんな張り紙が。


素晴らしいネーミングですね!
「ココロ磨き隊」ですよ!
しかも、掃除開始の2分前から準備が始まっています。

 13:18 集合 手ぬぐい装着
 13:19 黙想
 13:20~13:35 ココロ磨きスタート
  「返事は0.2秒」
  「キビキビ動く」
  「掃除道具を丁寧に扱う」
  「時間を守る(絶対条件)」

あぁ…すごすぎます…。
黙想をしてから、「掃除スタート」ではなく、「ココロ磨きスタート」です。
吉見先生の思いと本気さが随所からうかがえます。

そして、掃除をしている生徒さん達は…

全員が、吉見先生手作りの手ぬぐいをしています!


この写真も「写真、撮らせてもらっていいですか?」と聞いたところ、
1人も嫌がらずに、ポーズをとってくれました!
なんて素直な生徒さん達なんでしょう!

一番、周りの目が気になる年頃の高校生達ですから、
普通でしたら、
手ぬぐいをかぶって写真を撮る、と言うことに
抵抗を感じる生徒達も多いと思うんですね。

…その前に「髪のセットが乱れるから、手ぬぐいはかぶらない!」
…なんて言う子がいても、おかしくないと思うんです。

なのに、全員がしっかり吉見先生手作りの手ぬぐいをかぶって、
写真にもスッと応じてくれて、
真面目にそうじをしていてくれて…

彼らが、
吉見先生に言われて、嫌々やっているわけではなく、
楽しんで…むしろ「ココロ磨き隊」を、誇りに思いながら
やっているんだな…ということが伝わってきました。

そうじの後…教室を見て驚きました。


イスがきれいに同じ位置に揃えられているのです!
…こんな細かなことまで徹底している高校は、
ほとんどないんじゃないかと思います。

でも、私は、実はこういう事が
ものすごく大切だと思っています。

以前、パナソニックの創業者、松下幸之助さんの
こんな話を聞いたことがあります。

----------
 
 お座敷に、たくさんのお客様を招く機会がありました。
 松下幸之助さんは、とても細かな人ですので、
 部下達も心得ていて、座布団を、直角、並行に
 等間隔に、キッチリと揃えて並べました。

 ところが、幸之助さんが来て言うのです。

 「この座布団の並べ方ではアカン」と。
 「座布団の前後ろ、表裏がそろっていない」と言うのです。

 …しかし、座布団の模様は、どこから見ても同じで、
 社員には前後、表裏の区別がつきません。

 幸之助さんは、座布団のチャックを示し、

 「チャックのあるほうが後ろで、
  チャックの上に布がかぶさっているほうが表」

 だと言うのです。
 社員達は、「そんなことに気づく人はいない」と
 文句を言いますが、

 幸之助さんは、
 「一流の人は、そういうところをちゃんと見ているものだ」
 とたしなめました。

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…という話です。

だから、教室のイスも
こうやってきちんと揃えられていれば、
気づく人はちゃんと気づくと思うのです。

すごいですね。
生徒達に、「そうじのココロ」がちゃんと育っているんですね。
いやぁ、感動しました。

ところで、吉見先生は、いつも黄色い「カウンター」を首からさげています。


昨年のウエジョビの入学式特別講演会で、
佐藤芳直さんが
「一日30回、『ありがとう』と言いましょう」とお話してくださったのですが、
それを実行するために、「ありがとう」を言うたびにカウンターを押して
毎日チェックしているんです!

そして、その「ありがとマン」ぶりが、さらにパワーアップしていました!
吉見先生のネクタイ…
拡大すると、こんな風になっているんですよ!!!


ありがとうありがとうありがとうありがとう
ありがとうありがとうありがとうありがとう

…こんなネクタイ、見たことありません!!

その後、進路指導室にお邪魔して名刺交換したところ、
名刺入れも素敵でした!


 「あなたに会えて うれしい楽しい幸せ ありがとう」
 「たくさんの仲間を呼んでくれてありがとう」

もしやと思って、この名刺入れをよくよく見せてもらうと…

やっぱり「ありがとう」です!!

さすが「ありがとマン」です!!!

進路指導室を出ると、ブタさんの貯金箱が置いてありました。


「愛のある言葉を使おう。
 言葉にも愛を! タブー監督」

…どうやら、「汚い言葉やマイナスの言葉を使わないようにしよう!」
…ということで、そういう言葉を言ってしまったら「罰金」
というルールを作っていたようです。

…たまった「罰金」は、先日の震災で寄付してしまったそうですが、
こんなことまで指導していらっしゃるんですね。

…もう、あちこちから、生徒への愛情を感じました。
アツイ人です!
「エクセランに吉見あり!」ですね。^^

ものすごく勉強になりました。

まだまだお伝えしたいことはたくさんあるのですが、
今日はこの辺にしておきます!^^

高校まわり、もう少し続きます。  


Posted by 美恵先生 at 12:40Comments(0)高校まわり
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