2011年06月21日

49-お花の心がわかる人

以前も書きましたが、ウエジョビは、
現在顧問の佐藤先生が24歳の時に
小さなソロバン教室から始めた学校です。

ソロバンを教えていたら、まわりから
「佐藤さんの学校で英文タイプも教えてくれ」
「簿記も教えてくれ」
なんて言われて少しずつコースを増やし、

いっそのこと1年かけてじっくりビジネスの基礎を…と
1年制のコースを作り、専門学校になっていきました。
(↓パンフレットより)


現在では校舎が3つもあり、パソコン教室もあり…と
地域のみなさんのおかげで、ずいぶん大きくなりました。

佐藤先生はいつも朝6:30から夜8:00過ぎまで学校にいます。
土日もそうです。
お盆やお正月でも、必ず学校にいます。

そこまで学校に熱意を注いでいたからこそ、
ウエジョビもここまで大きくなったのでしょうが…
それを影で支えていたのは、佐藤先生の妻であり、
2年半ほど前まで勤めていた昌子先生になります。
(私の母でもあります)



私が物心ついたときから、
2人の印象と言うと、やっぱり「仕事」でした。

以前は学習塾も経営していて、昌子先生がその中心だったため、
年末年始は冬期講習、お盆は夏期講習で忙しく、
のんびりした記憶がまったくありません。

昌子先生も佐藤先生に合わせて
毎朝早く起きては準備をし、
土日も学校に来ては事務や受付をしたりしていて、
休んだり、趣味を楽しんだりする時間もなかったように思います。

昌子先生は約50年間、ウエジョビに勤務していたのですが、
まさに人生のすべてを注いで
ウエジョビに尽くしてくださったと思っています。

昌子先生はいつも細かなことに気がついて
いろいろと注意をしてくださったのですが、
正直、私自身も「そんなに細かなことまで言わなくても…」と
思う時がありました。

でも、今こうやって昌子先生の人生を振り返ってみると
50年間、時間と心を注ぎ続けて、佐藤先生と一緒に築き上げた学校ですから、
細かなことが気になって当たり前です。
それだけ、学校に愛情を注いでくださっていたということだと思います。
ありがたいことです。

さて、昌子先生は、今は、引退して入院しています。
(具合が悪いとか、病気になったとかではないのですが、
 一人で歩いたりはできないので、
 きちんと見てくれる人がいるところに入っているのです)
佐藤先生は、毎日必ず病院に行っています。

先日、佐藤先生が、
いつものように「病院に行く」と言って出かけようとしたときです。

高見沢先生(左から2番目の女性です)が、


「佐藤先生、これをお持ちください」と、紙袋を渡してくださいました。
…見ると、素敵なお花です!!!


もう、退職して2年半にもなる昌子先生のために、
病室に飾ってもらおうと、
わざわざ高見沢先生が作ってくださったのです。

いただいた花束からアレンジして、
こんなにかわいらしく特別に仕上げてくださったのです。

昌子先生は、お花がとっても好きでした。
高見沢先生は、そんなことも覚えていてくださったんですね。
高見澤先生の優しい気持ちが、嬉しくて仕方なくて
…思わず涙ぐんでしまいました。
ホント、ありがたいことです。

昌子先生、お花を見てとっても喜んでいらっしゃったそうです。

高見沢先生は、いつもお花をきれいに飾ってくださったり、
プランターのお花たちの面倒を見てくださっています。

↑のお花は、先日、エクセラン高校の吉見先生から
いただいたものなのですが、

…実は、昨年も同じ時期(6月頃)に同じお花をいただきました。
↓これは、昨年のいただいたお花の写真です。


いただいたときに、「11月ごろまで咲いていますよ」と聞いていたのですが、
高見澤先生が毎日、お水をあげたり、終わった花を摘んだりと、
手をかけてくださったおかげで、12月まで咲いていたんですよ!

お花の気持ちがわかる人って、本当に素敵です。
高見澤先生、ありがとうございます!
こんなに心優しい先生と一緒に働ける私は幸せです!(*^-^*)  
タグ :高見澤先生


Posted by 美恵先生 at 12:40Comments(0)先生
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このブログは上田情報ビジネス専門学校【ウエジョビ】の校長、比田井美恵がお届けしています!
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