2013年01月29日

216-誰も知らない本当のあなた…

今日は高校まわり。上田市・小諸市・東御市の高校を訪問しました。
目につく掲示物がいくつかあったので、ご紹介します!^^

まずは東御清翔高校。


 和顔 やさしい顔と
 愛語 やさしい言葉

 これに勝るプレゼントはない

----------
この言葉が貼ってあったのは、「相談室」の横の壁。
反対側にも素敵な言葉が貼ってありました。



 自分を愛せる人は 他人を愛せる
 自分を大事にできる人は
 すべてのものを大事にできる

----------
相談室の先生が貼られたのでしょうか。
「相談室」の下に書いてある
「いつでもどうぞ」といい…あたたかみを感じます。
思わず、入って行きたくなってしまいました。


続いて訪問した学校の玄関には、こんなに素敵な張り紙が。


 癒しの森からのお願いです。
 車の駐車は 美しい緑・おいしい空気を提供する私たちのために
 前向き駐車をお願いします。

----------
「癒しの森」さんからのお願いなんですよ~!
思わず、ニコニコしてしまいます。

こんな張り紙をしていたのは小諸高校。

ここ、小諸高校は山の中。
緑に囲まれていて、とても気持ちがいいんです。
まさに「癒しの森」です。

続いてトイレ編。
望月高校の女子トイレ。



注意事項の張り紙なのに、
なんだか優しい気持ちになれますよね。
素敵な張り紙です。

トイレって、個室で、誰にも見られない場所なので、
その人の人間性がよく出ますよね。

私も父に、よく言われていました。
「自分がトイレに入って、
 トイレットペーパーが終わったら、
 次の人のために新しいトイレットペーパーをつけて出てくるんだぞ」と。

父は、何かにつけて「次の人のために」を口にしていました。
洗面所を使った後や
電車を降りる時など…。

大切なことをたくさん教えてもらったなぁ…と感謝しています。(^-^*)

(↑ 注:6年くらい前の写真です。^^;)

そう言えば、私と比田井先生の言葉が載っている日めくりカレンダーにも
そんなことを書いたなぁ…と思い出しました。


 自分と入れ違いに、
 好きな人がトイレに入っても
 大丈夫ですか?

 トイレのふたを閉めましたか?
 スリッパを揃えましたか?

----------
この日めくりカレンダーは
名古屋の志賀内泰弘さんとのコラボで作らせていただいたものです。

なんだか恥ずかしくてほとんど宣伝もしていないのですが…
比田井先生の講演会では、
なぜか「ココロの授業」の本よりもたくさん売れるんですよね~。
不思議です。^^;

日めくりカレンダー

「ココロの授業 今日の言葉」



こちらは丸子修学館高校。


 秘密のこと

 あの日 トイレで声を出さずに泣いたこと
 いくぞと自分に言い聞かせたこと
 目を閉じて深呼吸したこと
 トイレットペーパーをすこしたいせつに使ったこと
 誰も知らない ほんとうのあなたのこと

----------
…私もトイレで泣いたこと、あるなぁ…と思い出しました。

大学を卒業して勤めたソフト会社。
大卒の新入社員だけで200人もいるような、大きな会社でした。

配属先は10名ほどの部署。
別の新入女子社員と一緒に2人で配属になりました。

もう一人の女子社員は、お人形さんのように目がくりくりしたかわいらしい人。
おしとやかで、本当に「女の子!」という感じの、素敵な女性でした。

一方私は…と言うと、「元気はつらつ体育会系!」。
きっと、私の方が打たれ強く見えたのでしょうね~。

新入社員、2人一緒に注意する時は
いつも私が叱られ役でした。
(いや、もちろん、私の方が働きが悪かったからかもしれませんが…^^;)

100人もいるような広いフロアの一番端で
大きな声で怒鳴られて…別の部署の同期からも
「大丈夫~?」なんて心配されたこともありました。

ものすごく細かなことを指摘する係長で
何度も何度もやり直しをさせられました。

1週間の仕事の予定表を完成させるだけで
月曜日の午前中が終わってしまうこともありました。

でも、私は、だからと言って、係長が嫌いになることはありませんでした。
きっと、私が伸びると見込んで
大切なことを仕込んでくれているんだろうと思っていたからです。
ありがたいなぁと思っていました。

ただ、係長の期待に応えられないことが切なくて、
できない自分が情けなくて、
ついつい涙してしまうこともありました。トイレで。

トイレの個室で声を出さずに涙を流し、
でも、個室のドアを開けるときには、涙を拭いて、
まさに「いくぞ」と言い聞かせて
笑顔を作って出て行くんですね。

トイレには、そんな大切な役割もあるんですね。(^-^*)
改めて、トイレに感謝したい気持ちになりました。

余談ですが、
いつも厳しかった係長でしたが、
褒めてくれたことがありました。
それは、最後の最後、送別会の時…。

今までの私の仕事っぷりや、送別会での私の言動など…
それまでの厳しさが信じられないくらいほめてくれました。
係長の深い愛情を感じました。

係長は、その場その場で「いい人」ぶるんじゃなくて、
私の将来を考えて厳しくしてくれていたんですね。
あえて憎まれ役を買って出てくれたんですね。

あの係長に教わった仕事の基礎は
いまだに私の仕事のベースになっています。
まさに「あり方」を教えていただきました。

一番初めの上司が彼で良かった!
…つくづく、そう思います。

…あと1か月ちょっとでウエジョビも卒業式になります。
社会に出て行く学生達…。
多分、厳しく叱られることもあるでしょう。

「叱られ慣れていない」と言われる若者たちにとっては
きついかもしれません。

でも、叱ってもらえること、注意してもらえることは
本当にありがたいことなので…
なんとか頑張ってほしいなぁと思います。

「校長」と言われるような立場の私だって、
新入社員の頃は、毎日注意されて、
トイレで涙していたんですから、
安心して(?)たくさん叱られて、たくさん泣いて、
その分、たくさん伸びてくださいね!^^
応援してますよ~!

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Posted by 美恵先生 at 22:19Comments(2)高校まわり

2013年01月22日

214-飯田OIDE高校

高校まわりで飯田に来ています。
今日は下伊那農業高校からスタート。

いつも楽しみにしている、「心のホームルーム」。
今日はちゃんと書いてありました!

一度、何も書いていない場面に遭遇してしまったので、
以来、毎回ドキドキしながら足早にこの場所に見に来て、
書いてあるとホッとすることが続いています。^^

下伊那農業高校の進路指導室の前には
いろんな資料が置いてあるのですが、
風で飛ばないように置いてある「重し」が、手作りなんです。


誰が作ったのでしょうか…?
手作りのものってそれだけでなんだか温かくて、ニコニコしてしまいます。

さて、続いて、飯田長姫高校。
飯田長姫高校は、この4月から飯田工業高校と一緒に統合され、
新しく「飯田OIDE長姫高校」として
生まれ変わることが決まっています。


校舎は飯田長姫高校を使うことになっています。
現校舎の横には、新しい校舎も建設され、
進路指導室も今までの倍くらいの広さのところに移動し、
受け入れのための準備が着々と進められています。

続いて、飯田工業高校を訪れました。

この校舎もこの3月までなんだと思うと
なんだか切なくなりました。

飯田OIDE長姫高校、この高校名が決まった時は、
全国ニュースにも取り上げられるくらい注目を集めました。
「OIDE」とローマ字が入る公立高校は初めてだとかで。

賛否両論あったようですが、
この「OIDE」という言葉は、飯田工業高校の開校(昭和21年)当時から
大切にされてきた思いだそうです。

飯田工業高校のホームページには「OIDE精神」について
こんな風に書いてありました。

----------

旧校舎のあった城山の敷地傍らには、
地域の人々から「おいで松」と呼ばれ親しまれてきた老松大樹があった。

初代校長として着任した折井一校長はこの老松を見て、
つぎのような一声をはなち、当時の生徒達に新鮮な感動を与えた。

「諸君、窓の外を見よ。おいで松がある。
 これは、おいでおいでをしているから言うのではない。
 ローマ字で書けばOIDE。

     O は Originality 独創の O
     I は Imagination 想像力の I
     D は Device    工夫の D
     E は Effort    努力の E

である。

技術屋は、新しいものをつくり出す人間である。
人まねをしてはいけない。

そしてできあがるだろう所の理想像を常に頭にえがき、工夫しなければならない。
それには、ねばり強い努力が必要である。

独創、想像、工夫、努力。

これは技術屋にとって、必要欠くべからざる資質である。
こういう資質を身につけた技術屋を養成する学校を、
このおいで松は、何百年来おいでおいでをして待っていたのである。
諸君、しっかり勉強したまえ。」

以来、「おいで精神」は本校に学ぶ生徒達の心のよりどころとなっている。

長野県飯田工業高等学校 ホームページより引用)
----------

素晴らしい言葉ですね。
独創、想像、工夫、努力。。。まさに「技術屋」に大切なことだと思います。

初代の校長先生が、
社会から必要とされる技術屋を育てようと
士気高く着任された様子が伝わってきて、
なんだか胸が熱くなります。

校舎前には、OIDE精神の碑が立っています。


玄関脇には、「おいで松2世」がありました。



飯工生の心に生き続ける「OIDE精神」の生みの親
「おいで松」の朽ちかけた幹に命をつなぐかの如く着生せし松あり。
我々これを「おいで松二世」と称し
卒業30周年記念樹としてここに育てん。

平成11年4月30日
飯工12回生 昭和43年3月卒業生一同

----------

「OIDE」の精神は、私が生まれるよりもずっと前から
この地で育まれ、受け継がれ、愛されてきたのですね。
だから新しい校名にも「OIDE」を入れたのですね。

最初に「OIDE」の精神を唱えた
折井一校長は、多分、もう亡くなられていることでしょう。
でも、その思いはちゃんと受け継がれてきて
校名にまでなるくらい大切にされてきたんですね。

「学校」の使命について、改めて考えさせられました。


ところで、余談ですが…
飯田女子高校に伺ったところ、
今年の7月から校舎の建て替えを計画しているそうです。

校舎建設中は、
なんと、この飯田工業高校の校舎を使わせてもらうとのこと!

今までは、ほとんど男子生徒ばかりが通っていたのに、
(今調べてみたら、女子生徒は全校でわずか12名でした!)

7月からは制服姿の女子生徒が通うことになるわけですから…
ずいぶん雰囲気も変わるでしょうね!

このことを知らずに、この校舎を訪れた人は
驚くでしょうね~!

…ということで、
この校舎を訪れるのもこれで最後かと思い、
感慨深く写真を撮りまくっていたのですが、
また来年もお邪魔することになりそうです。(^-^*)

  


Posted by 美恵先生 at 23:23Comments(0)高校まわり

2012年11月12日

206-父よ!母よ!

高校まわりもゴールが見えてきました。
今日は南信地方のレポートです。

箕輪進修高校では、国語の作品の展示がありました。
「父よ!」「母よ!」「友よ!」など
呼びかける形式で、短文が並んでいました。

こういう展示が大好きな私。
もちろん寄って行って、写真に収めてしまいましたが…
両親にあてた言葉に、ついついジーンときてしまいました。

面白いものもたくさんあったのですが、
今回は私が感動したものをいくつかご紹介しますね。


「母よ! 命をくれてありがとう!!」
「母よ 毎日仕事を頑張ってくれてありがとう
    こんどは俺がんばるよ」
「親よ! 毎日おそくまでお仕事お疲れさまです
     3年後は親を養えるようにしたいな」


「母よ 結局あなたがいないと生きてけん」
「母よ! いつも2人でバカ言って騒いでいるけど
     すぐに隠し事を見破るあなたはやっぱり
     私の一番の理解者です」


「父へ ご飯中に「ご飯を作ってやることもなくなるんだぞ」なんて
    毎度、言わないでください。
    いつまでも食べていたくなってしまうから。」
「父よ! 「定年退職したら母さんを日本中の旅に連れてってやりたい」
     って言っていましたね。
     残念、二人を旅行に連れて行くのは私の役目です。」


「父よ母よ! ここまでこれたのはあなたたちのおかげだ」
「母よ! 仕事おつかれさま 次は俺の番です。」


「母よ よく忘れ物をしますが、
    それが疲れから来てるのを知っています
    たまに責めたりしてゴメンなさい」
「母よ! 今までたくさんめいわくばかりかけてゴメンナサイ。
     私がつらい時や苦しんでいる時、支えてくれてありがとう。
     そして、私を生んでくれてありがとう」


いやぁ…感動しました。
高校生くらいの年ごろって、
親に反抗していたりする子も多いと思うので…
こんな風に、素直に気持ちを表現しているのを見ると
本当に感動してしまいます。

そして思わず自分がその「母」の立場になって、
「こんなこと言われたら泣いちゃうよなぁ~…」と、
一人でジワーッと来てしまいました。(*^-^*)

この展示は、文化祭の時に行われていたとか。
これを見たご両親の姿を想像するとまた泣けてきます。

全校生徒分の展示があったのですが、
ごく一部しかご紹介できずにごめんなさい!


さて、松川高校では、校長先生にお話があって、
お会いさせていただきました。
(ちなみに、松川高校の校長先生とは初対面です)

校長室に通していただき、名刺交換をしたところ、
「ウエジョビの比田井さんって言えば…」と、
書棚をあちこちさがしまわって出して来てくださったのが、この冊子。


開いて見せてくださったのですが…付箋紙やアンダーラインがたくさん!


実は、ここに書かれている記事は、比田井先生の講演についてなのです!

比田井先生の講演に、ずいぶん興味を持ってくださったようで、
「いいこと言ってるなぁと思って、何度も読んだんだよ」と
たくさんアンダーラインが引いてあるのを
見せてくださいました。

もうもうもうもう、大感激です!!
思わず、「ココロの授業」の話や、
ウエジョビ3つの約束「あいさつ・そうじ・素直」のことまで
話が弾み…気付いたら30分ほどお時間を頂戴してしまったでしょうか…。

お渡ししたいものがあったので、ほんの1~2分、と思っていたのに
校長先生のご厚意で、こんなにお話をさせていただき、
本当にありがたかったです!

校長室の前には、「松高新聞」が貼られていました。
いいですねぇ~! 手書き!!



生徒会役員から、全校生徒に向けて
「文化祭、楽しんでくれてありがとう!」なんて書いてありました。
こんな言葉が言えるって、素敵ですね。
きっと、チームワークもよく、
気持のよい生徒会役員チームだったんでしょうね。
青春してますね!^^

さて、高校まわり、もう少し続きます。

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Posted by 美恵先生 at 18:55Comments(0)高校まわり

2012年11月08日

205-心のホームルーム

今、高校まわりの真っ最中。

何人もの進路指導室の先生に
「タイヤパンクしないように気をつけて帰ってくださいね~!」
「先生、タイヤ交換自分でされたんですね!」などと
声をかけていただきました。
ブログを読んでくださっているんですね!
本当にありがたいことです!

(タイヤパンクの記事→タイヤ交換できますか?

そして…意外と(?)好評なのが高校まわりシリーズ。
と言うことで、今週まわったところから少しお伝えしますね!

この時期の高校まわりの楽しみは、なんと言っても紅葉です。
今週は、木曽、飯田地方の山の中を走っているので、
本当に景色がきれいです。
曇っていたのが残念でしたが、晴れていたら、さらにきれいだったでしょうね~!


こちらは、伊那食品工業さんのかんてんぱぱガーデン。


白馬は、山が真っ白でした。


さて、昨日お邪魔した下伊那農業高校。


以前にも書きましたが、私はこの学校で
ものすごく楽しみにしているものがあります。
それは、「心のホームルーム」。

今までにも、何度かこのブログでも取り上げてきましたが、
「心のホームルーム」という名の黒板に、
いつもいい言葉が書いてあるのです。

↓こちらは、昨年の7月にお邪魔した時に書いてあった言葉です。


それが…実は、前回お邪魔した時に、
その黒板に何も字が書いてなかったのです…(涙)

何も書いていない黒板を前に、
思わず「えぇ~っ…」と立ち尽くしてしまったのですが…
進路指導の先生に聴いてみたところ、
「たまたまだと思いますよ~。大丈夫ですよ」と言われたのです。

ですから、今回…実は、かなりドキドキしながら
その黒板を見に行きました。
…そしたら…書いてあったんです! 言葉が!!!


 咲いた花を見て
 喜ぶのでなく
 咲かせた根っこの
 恩を知れ

うぅ~ん! いい言葉ですね! 素晴らしい!!
それにしても、この言葉、誰が、
どのタイミングで書いて下さっているのでしょうか?

私は年に数回しかお邪魔しないので、
他の日にも何が書かれているのかとっても気になります!
これを読んでいる、下伊那農業高校の方!

ぜひ、ブログでも学校のサイトでもFacebookでもいいので、
毎日、写真をアップしてください!
よろしくお願いします!!!

…と、呼びかけてみて、下伊那農業高校のサイトを見にいったら…
ありました! 心のホームルームコーナーが!!

下伊那農業高校のサイト
心のホームページコーナー

どうやら、先生方が交代で毎週書かれているようですね。
先生方の個性が出ているようで面白かったです。

思わず、以前のものも見てしまったのですが、
今年度の初めに書かれた言葉に感動しました!
これです!!


 春が来たからウメが咲くのではない。
 ウメの花に誘われて春がやってくるのだ。

 今、入学生に誘われて
 下農に春がやってきました。
 入学生の皆さん おめでとう。

なんて、温かい、
情感にあふれる言葉なのでしょうか。
私が新入生だったら、この言葉に
とても嬉しい気持ちになったことと思います。

しかも、この言葉は
誰かの言葉の引用ではなく、
この先生自身の心から出てきたものですよね。
素晴らしい感性ですよね!

さて、今日の高校まわりは伊那から岡谷方面。頑張ります!

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Posted by 美恵先生 at 07:07Comments(0)高校まわり

2012年10月25日

202-タイヤ交換できますか?

今年3回目の高校まわりが始まっています。
高校まわりのシーズンは、朝8時~夜7時頃まで、出かけたままで、
学校でのパソコンは、必要最低限のみとなってしまいます。

ブログも…クラス訪問レポートも、アップしてなくてごめんなさい!

実は、自宅のパソコンも先週から電源が入らなくなってしまい…
今日は旦那様がまだ帰宅していないのをいいことに、
パソコンをちょっとお借りしてアップしています。

今日は高校まわりで北信地方に行きました。
これは北部高校の正門前。
銀杏が色づき始めていますね。上田はまだなのに。


その後、飯山高校、飯山北高校と訪問し、
…出発しようと思ったところ…なんとなくハンドルが重い気がして、
念のために見てみたら、

ガーン!!


パパパパパンクです!

よくよく考えてみると、思い当たる節がありました。

途中のカーブで、急にタイヤが横滑りしたんですね。
車のアラームも鳴りました。

アラームを聴いたのは初めてだったので「えっ!?」と思ったのですが、
この車は横すべりしそうになると自動的に制御がかかるようになっているので、
それだと思い、「何か滑るものでも踏んだのかな~?」
なんて安易に考えていたんですね。
ちょうど高速道路上だったので、止まるわけにもいかず、
普通に走れたので、すっかり忘れてしまっていたのです。。。

まぁ、どちらにしても、タイヤをどうにかしないと…です。
うぅ~ん…。

まずは、スペアタイヤを探してみました。
普通は、トランクの下のシート(?)をはがせばあるはずなのに、


シートをはがしても、黒い大きな収納があるだけ…。


とりあえず、学校に電話です!

瀧澤先生に伝えました。
「すみません、飯山北高校で、パンクしちゃったんですよ~!
 しかも、探してみたんですけど、
 スペアタイヤが見当たらなくって…」

すると、
「先生、私、今から行きますよ!」

…スタッドレスタイヤを持ってきて下さるとのこと!

瀧澤先生ったら、なんて優しいんでしょう!!(涙)
しかも、この場所、学校からは70キロ以上あるのに!!(感涙!)

ジーンと、ありがたい気持ちでいっぱいになっていたところ、
比田井先生が、
「スペアタイヤ、あるはずだと思うけど…」と…。

それじゃぁと思い、もう一度、よくよく探してみたところ…
ありました!
スペアタイヤ!

あの黒い大きな収納ボックスの、さらに下にありました!!!


あのボックスが外れるなんて予想外でした!
いい勉強になりました!

瀧澤先生に電話して
「スペアタイヤ、ありました! 大丈夫です!
 自分で替えます!」

…久々のタイヤ交換です。
一応、県外読者のために伝えておきますが、
ここ長野県では、雪が降るので、冬にはタイヤを
「スタッドレスタイヤ」に交換します。
ガソリンスタンドに持っていくと、一本500円くらいで交換してもらえます。

ただ、1本500円というと4本2,000円にもなるので、
男性は自分で替えるという人も多いと思います。

女性の場合…
「私、こういうのできないの~…」と、
優しい男性に上目づかいでお願いすれば、
「オウ! 任せとけ!」と替えてもらえるようですが…(笑)

私の場合、
バリバリ体育会系のキャラなので、もちろん自分で替えていました。
節約王の父(佐藤先生のことですが…)に育てられたこともあり、
「自分でできることに、お金を払うなんて!」と思ってのもありますし。

ただ、結婚してからは、比田井先生が替えてくれていたので、
自分で替えるのは10数年ぶりです。

こんな時に限って、ヒラヒラスカートなんですよね~。
でも、背に腹は代えられません!
一刻も早く交換して、高校まわりを続けなければ!

まずはジャッキアップです。


やるとなったら、なんだかワクワクしてきました!
「やり遂げてやるぞ!」(←大げさ)と、
スポーツ気分です。

手が真っ黒になりました。
休み時間になり、生徒たちがベランダに出てきて見ています。
「タイヤ交換してるんだよ~」と答えながら、
汗っかきの私は、汗だくです。

正味35分ほどで無事終了。

汗で化粧がありません。^_^;

結局一時間ほどのロス。
その後は、休む間もなく高校まわりにいそしみました!

お昼を食べながら、この時のことをFacebookにアップしたら、
「美恵先生、自分でタイヤ交換できるの~?」と称賛の声がたくさん!
雪深い地方の人なら誰でもできると思っていたのですが、
県内の女性陣からも褒めていただき、ビックリ!

そう言えば、以前
医療秘書コースの学生がタイヤがパンクしてしまい困っていたところ
千波先生がタイヤ交換してあげて、
ものすごく尊敬されたと言っていた話を思い出しました。
「えっ! 自分でタイヤ交換なんてできるんですか?」って。

私は、たまたまその学生がそうなんだと思っていたのですが、
そうでもないのかもしれませんね。^^

それにしても、つくづく…
事故しなくて良かったぁ~!と思いました。
高速道路を走っていたわけですから…
ちょっと考えるとゾッとします。

ホント良かったです。ラッキーでした。
やっぱり私ってツイてます!

今日は無事タイヤ交換もできたし、
事故らず運転できたし、
おまけに予定していた高校をすべて訪問することができて
達成感が大きい、すがすがしい一日でした!

それにしても、良かった良かった!

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Posted by 美恵先生 at 22:27Comments(0)高校まわり

2012年07月09日

178-高校まわりやっと終わりました!

高校まわり、今日で無事終わりました!
学校数にして126校、走行距離2,943km。
丸1ヶ月かかりました。

事故もなく無事終わり、ホッとしています。

いつも思うのですが、
私がこんな風に高校まわりができるのも
ウエジョビの学生や先生方のおかげです。

高校では学生達の頑張りをお伝えしています。

休まずに頑張っている、
こんな資格をとった、
公務員に合格した、
ここに就職して今こんなふうに頑張っている…などなど。

高校の先生方が、
びっくりしたり褒めてくださったりすることが多いのですが、

これはみんな担任や教科担当の先生方、就職の先生方が
一生懸命に指導してくださっているおかげ、
そして一番は、学生自身が
頑張って努力してくれたおかげなんですよね。

正直言って…私は何もしていません。^_^;
それなのに、いいことを報告して
高校の先生方に褒められるという、
一番、おいしいところだけをいつも頂戴して…
申し訳ないくらいです。。。

高校まわりの資料は、
広報担当の先生たちが、きめ細かく準備してくださいます。
私はお願いだけして、
あとは出来上がったものを持っていくだけ。
ちゃんと訪問する順番に並べて
しっかり準備してくださっています。

学校に戻ってくると、
机の上のメモやメールで連絡事項がたくさん。

「○○の報告をしておきました」
「○○さんからご連絡がありました。 ○○してください」

…これらも、
私が留守にしていたから、
受付・事務の先生方が
私の代わりに電話に出たり、
私の代わりに事務作業をしてくださったり
したんですよね。

本当にありがたいです。

いつもみんながウエジョビを守ってくれるという安心感があるからこそ、
私も、高校まわりに集中できるのです。
ホント、ありがとうございます!!

さて、今日は…高校まわり最終日に見かけた
ちょっと変わったもの(?)の写真を載せますね。

…本当は、
比田井塾に来てくださった木下晴弘先生のお話を
書こうと思っていたのですが、
ノートも写真も学校で。。。

やむなく…なんだか、ゆるい(?)写真ばかりですが
ごめんなさい!!!

こちらはトトロの木です。
上田インター直前、セブンイレブンの手前にあります。


今まで何度も通っていたのに、気づいていませんでした!!
あまりにも大きすぎて目に入っていなかったのかもしれません。^_^;

ちなみに、後ろにはちゃんとしっぽがついています。


私としては、後姿のほうがキュートで好きです。

続いてコチラは群馬県吾妻高校そばの踏み切り。


「停車?」の看板を発見!
思わず「停まるの? 停まらないの? どっち!?」と
ツッコミたくなるような看板です。

実は上田にもこの看板が1枚あります。
(上田国分寺駅の近く)

不思議な看板だなぁ…と思っていたのですが、
どうやら
「この場所に来たら
 停車すべきか停車しなくても大丈夫か
 自分で確認してください」というような
意味だそうです。

上田市以外では初めて目にしました!

たまたま遮断機が下りたので、
ゆっくり安心して写真を撮ることができました。^^

さて、高校まわり終了のお祝い&ご褒美に、
帰り道のコンビニで、
私の好きなコーヒーゼリーを購入。


このコーヒーゼリー、
めちゃくちゃ息の長い商品で、
私がこの学校に勤める前に働いていたソフト会社の
社員食堂で売っていて、
毎日のようにこれを食べていました。^^

未だにこのコーヒーゼリーが好きで。。。
もっと高い(150円とか200円とかするような)
高級コーヒーゼリーもいろいろと試してみましたが、
このコーヒーゼリーが一番だと思っています。

雪印製品なので、
以前、問題があった時には、
このコーヒーゼリーがなくなってしまうんじゃないかと心配で、
応援する気持ちでやたらと買いまくっていました。^_^;

実は、行きにも最後に気合を入れようと
私の好きなアイス、クーリッシュを買ってしまい、


今日は2つもデザートを買ってしまいました。
こんなことはめったにないのですが、
最終日ということで、許してやってください。


と言うことで、明日は木下晴弘先生の
比田井塾でのお話について書きますね!^^

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Posted by 美恵先生 at 23:44Comments(1)高校まわり

2012年07月08日

177-人の道 忘れてならぬものは…

昨日に引き続き、
高校まわりで見かけた掲示物、作品特集です。

これは、新潟県のある高校に掲示してあったもの。
(すみません、どこの高校だったか記憶になくて。。。)



----------

 人の道

 忘れてならぬものは 恩義
 捨ててならぬものは 義理
 人にあたえるものは 人情
 繰返してならぬものは 過失
 通してならぬものは 我意
 笑ってならぬものは 人の失敗
 聞いてならぬものは 人の秘密
 お金で買えぬものは 信用

----------

うぅ~ん。確かに!とうなってしまいました。

さて、続いて、
岡谷東高校。

こちらの高校は、校長室の入口に掲示がしてあります。


いろんな高校にお邪魔して、
校長室の前も通りますが、
校長室前に、こんな掲示がしてあるのは、
私が知る限りではここ一校だけです。

こちらの校長先生にはお会いしたことはないのですが、
きっと、人の心を大切にする、情熱的な先生なんでしょうね。



----------

「東高の生徒に告ぐ」

 高校時代はこれからの一生を生きる準備をする 一番大切な時間。
 なんでも一生懸命にやれば、必ず吸収される

 欠点を補うよりも 自分の長所を伸ばし
 やりたいことを どうすればできるか考えよう

----------

生徒への愛情が感じられますね。



----------

「50音就職 心構え」

あ 明るく、あいさつ
い 言い訳せず
う 上を向いて
え 笑顔で
お 落ちついて
か 感謝の心を持ち

…と続いていきます。


そして、私がこの「岡谷東高校 校長室前の掲示物」の中で
一番気に入っているのがこれ。

お寺とか、お店とかに掲示してあるのならまだしも、
校長室の前ですからね!
素晴らしいです!



----------

 「許しなさい、助けなさい」

 許しなさい あなたが 許されるから
 助けなさい あなたが 助けられるから
 救いなさい あなたが 救われるから
 守りなさい あなたが 守られるから
 認めなさい あなたが 認められるから
 支えなさい あなたが 支えられるから
 与えなさい あなたが 与えられるから

----------

いつも、この高校を訪問した時は
必ずこの掲示物の前で立ち止まり、
一通り読んでから進路指導室に向かいます。

これも校長先生のお人柄ですね!
一度お会いしてお話をお聴きしてみたいものです。^^

さて、こんな風に掲示物には
先生や学校の思いがたくさんあふれています。

ウエジョビのホームルームだって素晴らしいですよ!
どのクラスも、先生達の思いが感じられて
ホッと嬉しい気持ちになれるのです。
だから私は、教室に行くのが大好きです。(^-^*)

昨年のブログには、そんな教室の中からいくつか紹介しました。

113-環境で人は変わる



114-環境で人は変わる2



24-愛情あふれる教室



もう少しで高校まわりも終わるので、
そしたら、ウエジョビのホームルームや学生達の事も
紹介していきたいと思います。^^

負けてませんよ~!  


Posted by 美恵先生 at 15:20Comments(0)高校まわり

2012年07月07日

176-諏訪二葉高校生の書2

昨日に引き続き、諏訪二葉高校に掲示してあった
書道作品です。

各自、「好きな言葉を選んで書く」という
テーマだったようです。

高校生達が、どんな言葉を選ぶのかにも
とっても興味がありました。





松岡修造さんの言葉もありますね。

「人間 熱くなった時こそ
 本当の自分に 出会えるんだ」

修造さんらしいですね!

私は一時期テニスにはまっていて、
それこそ週5日というペースでテニスをしていました。
(平日も仕事を終えて、夜7:30頃からしていましたね~)

休みの日も、県内各地の大会に出まくっていたのですが…
ある日、軽井沢で合宿をしていました。
飲み物を買おうと、軽井沢のスーパー、ツルヤに寄ったところ…
修造さんが、奥様と一緒に買い物に来られていたのです!

ドキドキしながら様子を伺っていたところ。。。
修造さんも、私達に気づいた様子。
テニスウェアで、真っ黒に焼けていましたから、
当然、テニスをしているということは
わかったでしょう。

…思い切って、握手をお願いしました。
すると、修造さんは、ひとりひとり目を見て、
丁寧に、しっかり握手してくださったんです。

私達のほうが緊張して、何も話せなかったのですが、
逆に修造さんの方が何か言葉をかけたそうに
目をじっと見てくださっていたのが印象的でした。

プライベートで来られていたのに、
こんな対応をしてくださるなんて思ってもいなかった私達は大感激。
いっそう、修造さんのファンになったのでした。^^

さて、書道の展示はまだまだたくさんあります。

言葉もですが、
表現方法、字の感じもそれぞれですね。
きっと、その言葉に合うような字体を考えたのでしょう。
素敵です。


力強いですね!


中村俊輔さんの言葉だと思うと
余計に深みを感じますね。




「泣いて一日 悩んで一日 怒って一日
 どうせ同じ一日なら
 笑って一日」

バランスよく書けていますね。
最後の「笑って一日」がココロに響きます。
そうだよね~。うんうん。…とうなづきながら読んでしまいました。

生徒さんたちが、
真剣に、一生懸命に生きている様子が伝わってきました。
自分を奮い立たせるような言葉を
選んでいる生徒さんが多かったですものね。

こんな言葉を高校生たちが選んだ、
と思うだけでも嬉しく思えます。

そう言えば、少し前から息子が書道を習い始めました。
私の友達が書道教室を開いていたことがきっかけなのですが、
あの「墨の匂い」って、とってもいい香りですよね。

迎えに行って教室に入ると
あの匂いが、なんともいえない安らぎを与えてくれます。
その香りの中で、たくさんの生徒さんたちが
心を静めて、書に集中している…そんな様子を見ていると、
日本の文化である「書道」を誇りに思います。

「習字」(字を習う)ではなく、
「書道」(書の道(を極める))ですものね。

「道」がつきますから、
単にテクニックとして上手に字を書くのではなく、
「書の道を極めることを通じて人間生を高める」
ですものね。

それにしても、諏訪二葉のみなさんの作品、
本当に素晴らしかったです。

たくさん勉強させていただきました!(^-^*)  


Posted by 美恵先生 at 21:13Comments(2)高校まわり

2012年07月06日

175-諏訪二葉高校生の書1

昨日、諏訪二葉高校に高校まわりで行きました。
玄関を入ったところに、
素晴らしい作品が展示されていました。




刻字作品です。
思わず、じっくり見入ってしまいました。

どの作品も、細かなところまで気を遣って彫った様子が伺えて、
すばらしいなぁ…と思いました。

その字をどんな思いで選んだのか、どんな思いを込めて彫ったのかも
興味深かったです。


「大志」…自分の名前に誇りを持ちました。
     緑は目にやさしいので選びました。深く彫ったので味が出ました。
「笑う」…字自体が笑っているように楽しい感じを出した。
     また色遣いも笑っているようなイメージを出せるように工夫しました。


「優」…優しい感じを出すために、字を丸の中におさめました。
「太陽」…字の書体を少し変え、自分らしいものにできたので良かった。
     「太陽」のイメージを出せるよう工夫した。


「絆」…力強く!かつ優しい雰囲気にしたくて彫り目や色合いを工夫してみた。
    木が硬かったから彫るのが大変だった。
「敢然」…敢然とは「思い切ってするさま」をいい、自分にも必要だと感じ、
     決意を込めた意味でこの字を選びました。


「笑」…字の彫りを深く彫った。
    笑って卒業できればいいなと思って「笑」にしました。
    できた時は嬉しかったです。

高校生の感性、素晴らしいですね!
みんな伸びやかに表現していますよね。

自由に表現できる雰囲気を作り出していらっしゃる
先生も素晴らしいと思います。

諏訪二葉高校は、昨年も面白い作品が飾られていて、
思わず、このブログでも特集をしてしまいました。

65-一男去ってまた一男


38-どうせやるなら壁は高いほうがいい


国語・書道の先生たちが、
きっといろんな切り口から…いろんな観点から
「言葉」を楽しんでほしい、味わってほしい
という思いで、いろいろな工夫をされているのでしょう。

私が高校生の時は、
国語の授業と言えば、
まさに「受験対策のみ」だった気がします。
(もしも違ったら…国語の先生、ゴメンナサイ!!!)

それでも、私自身は国語、特に古文が好きだったので、
楽しかったのですが、
こんな風に独創性が試されるような課題、
自分を表現できる課題は
なかったような気がします。

だから余計に
この取り組みに感心してしまうのです。

担当された先生が、
「国語」や「言葉」を愛しているからこそ思いつく
授業なんでしょうね!

「少しでも国語を好きになってほしい」という思いが読み取れて
なんだか嬉しくなりました。

きっと、生徒さんたちも楽しんで取り組んでいたことでしょう。



しかも、最初にも書きましたが、
ここは、大きな正面玄関を入ったところです。
↓諏訪二葉高校の正面玄関です。
 ちょうど文化祭前で、キャラクターがウェルカムしてくれました!^^


こんな、たくさんの方の目に触れる
一番の場所に飾られているって、
先生たちが、生徒や…生徒の作品を
大事にしている証拠です!
とても素敵です。

それにしても、つくづく
高校生のみずみずしい感性で作られた作品に
接する機会がある私って幸せだなぁ…と思います。

普通に会社員として働いていたら、
多分、高校生や専門学校生と話したり、
彼らの作品を見たりすることなんて
ないでしょうから…。


実はここには、書道の作品もあって興味深かったんですよ!
また次回の記事に書きますね~!^^

↓こちらもよろしくお願いします!
私が一番好きないつものSHR
最新の記事は地域で楽しむ「おもてなし」

  


Posted by 美恵先生 at 23:29Comments(0)高校まわり

2012年07月04日

174-おもてなしの心を感じる風景

現在、高校まわり中の私。
長野県内だけでも100校以上ありますが、
学校によって、雰囲気も設備も全く違います。

「この学校の生徒さんは、しっかりあいさつしてくれて嬉しいな」
「ここはいつ来てもきれいだな」
などと、あれこれ感じています。

今日は、そんな感じたことの中からいくつか記事にしてみました。

こちらは岡谷工業高校。

玄関脇に、大きな碑が立っています。
後ろに駐車している車と比べても、
いかにこの碑が大きいかわかるでしょう。

「至誠一貫 質実剛健
 技術者たる前に 人間たれ」

素晴らしいことばですね!
こんなに大きく、この言葉を刻んで…
学校としての姿勢があらわれているようで、
私も心が引き締まります。

昨年、岡谷工業高校は100周年を迎えたのですが、
その記念事業のひとつで建てたようです。
改めて、この学校の目指すところを考え抜いて建てたのでしょう。
もう、拍手喝采です!

こちらは下高井農林高校。


木彫りのクマさんが出迎えてくれました!
以前、ウサギさんが出迎えてくれた事もあったのですが、


これらは生徒さんたちがチェンソーを使って作り上げ、
フォークリフトで運んだとか。

私の友達の材木屋さんが、
「重いチェンソーで
 こんなに細かく仕上げるのは難しいんですよ~!」
と褒めていました。

そうなんですね~! すごいですね。

こちらは小海高校の受付。


この場所に、必ずお花が飾ってあります。
しかも、いつも新鮮で元気なお花なんです。

お花って、手入れが大変で、ちょっと気を許すと
すぐにしおれたり枯れたりしてしまうのですが、
小海高校のお花はいつも元気です。

受付の先生が、毎日気にかけてくださっているんでしょうね。^^

高校の玄関のドアは、
ほとんどがこんな感じで両開きのドアです。


実はこれがクセモノ(?)で…
片方のドアは開かなくなっている(鍵がかかっている)ことが
良くあるんです。

たくさん荷物を持って、苦労しながらドアを開けようとした時に、
「はずれ」のドアを押してしまうと、
それだけでちょっと悔しい(?)気持ちになります。^_^;

親切な高校はちゃんとこんなふうに
どちらのドアが開くか書いてくれてあるんですね。


何度も、「はずれ」ドアを押して
悔しい思いをしたことがあるので、
こんな風にちゃんと「当たり」がわかるように書いてくれてあると、
それだけでも「おっ! 親切だなぁ」と嬉しい気持ちになります。

だから、↓ こんなドアに出会うとそれだけでテンションがあがります!
「玄関のドアまでウェルカムモードなのね! ありがとうっ!!」と。


今の時期は暑いので、
ドアが開いている高校も時々ありますが、
こんなに思いっきり全開の
「いらっしゃいまし~!」モードの玄関には
なかなか巡り合えないんです。

こんなパカーンとオープンな玄関の高校は…


豊科高校でした。^^

それからこれは、
諏訪清陵高校を出てきた角。


右手の家は、見通しが良くなるように、
わざわざ壁に四角く穴を開けてくださっています。

お金も余分にかかるでしょうに、
地域の人達のために、こんな風にしてくださっているんですね。
通りかかるたびに、ありがたいなぁと思います。

この家は、パーマ屋さんだったようです。
すでに、ずいぶん前にお店は閉めてしまったようですが、
こんなに地元のことを考えているのだから、
きっと近所のおじさんおばさんが集う、
あたたかいお店だったんでしょうね…。
優しい店主だったんでしょうね…。
…などと、あれこれ勝手に想像してしまいます。(o^^o)

この家の方にお会いしたことは一度もありませんが、
お人柄って出てくるものですね。

ホッとなんだか嬉しくなる場所です。

さて、今日の高校まわりでも卒業生に会えました!
飯田風越高校の事務には、
この3月にウエジョビを卒業した渡辺優美さんがいます。


高校の事務は「長野県職員」という公務員なので、
けっこうあちこちにウエジョビの卒業生がいるんですよね。^^

渡辺さんにパンフレットを渡そうと思って話をしていたら、
多分渡辺さんの上司にあたる男性の事務職員が
「良ければたまには事務室にも寄っていって~」
なんて声を掛けてくれました。

ありがたいです!
(さすがに事務室にお邪魔するのは控えましたが、
 とっても嬉しかったです!)

渡辺さんも、学生時代と同じ笑顔と素直さで
お仕事も頑張ってくれているようで
とっても嬉しく思いました!

さて、明日の高校回りではどんな出逢いがあるのでしょうか…。
楽しみです!^^

↓こちらもよろしくお願いします!
私が一番好きないつものSHR
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Posted by 美恵先生 at 23:49Comments(0)高校まわり

2012年07月01日

172-高校まわりしています!

6月中旬より、2回目の高校まわりをしています。

今回の一番の目的はこれ!


そうです! 
パンフレットを持って高校の進路指導室に
お邪魔させていただいているのです。

ウエジョビのパンフレットは、何と言っても「手作り」です!
企画、写真、デザインすべてウエジョビの
先生達の手で行っています。
さすがに印刷だけは、印刷会社にお願いしていますが、
データで入稿し、「このまま印刷してください」という状態で
納めています。

写真担当は、就職課の矢野先生。


就職指導、企業周りをする傍ら、
何かにつけていつも写真を撮ってくれます。

写真撮影に一番大事なものは、
撮る人と撮られる人の「心の距離」。

知らない人にいきなりカメラ向けられて
「ハイ、笑って~!」なんて言われたって
いい写真は撮れないですものね!

いつも学生達の近くにいて
就職相談にも乗ってくれるような先生だからこそ、
学生達も心を許していい写真が撮れるんですよね!!

今年も笑顔満開の写真がたくさん!!





修学旅行の写真は、担任の先生が撮っています。


やりますねぇ~!
公務員科の修学旅行の写真は、いつも私の予想を超えてくれます!

そして、パンフのデザイン・編集は
ウエジョビスーパー広報の勅使川原先生。


勅使川原先生はWebクリエイターコースの先生。


もちろん授業でも、デザイン・クリエイト系の講座を
担当しています。

そして総監督は、カリスマ教頭山極先生。(右上です)


今年のパンフの中で比田井先生お気に入りのページがあります。


それは、我武者羅應援團の武藤さんのインタビューページ。
わずか2ページですが、このために3時間半ほどインタビューをしていました。


(インタビューをしたときの記事はこちら
 141-やりました!紅白出場

これがまた良かったんですよ! ホントに。


こんなふうに、
手作りでパンフレットを作成している学校なんて
聞いたことがありません。

こんな大変なこと、普通はしないんですよね。
(でも、それをしちゃうのがウエジョビなんです!)

ウエジョビの先生達手作りで…。
先生達の、愛と涙の結晶でできあがったパンフレットなのです。
手作りだからこそ、こめられる「思い」があるんです。
だから、このパンフレットは別名「ウエジョビの魂」。

ウエジョビ自慢の一品です。

だから、私も高校まわり、張り切っているんです。
自慢のパンフを一刻も早く先生達に見せたくて。

今回の高校回りでは、
長野県の全ての高校をまわります。

天下の長野高校(長野県トップの進学校)にも
パンフを置いてきちゃいました!


進路の先生に
「手作りなんですよ!」と言うと、
ビックリしてくれる先生方が多いんです。

中には、Macのパソコンを使いこなしていらっしゃる
デザイン系の先生もいたのですが…
「これが噂の、手作りのパンフですよね~」と、
もう、1ページ1ページ、くまなく見てくださいました。

私はドキドキ。
じっくり見終えてから
「よく考えられていますねぇ~!
 しっかり作りこんでありますね~!」と言われたときには
心の中で思わずガッツポーズ!

パンフのことを褒められたときは
絶対に謙遜なんてしません!

「ありがとうございます!
 ウチの職員達みんなで作ってくれたんです!

 デザインの勅使川原なんて、
 パンフ、ネット、広報物も全部作って、
 担任も授業も持っているんですよ~!

 きっと、自宅にコピーロボットがいるんじゃないかと
 思っているんです!」

…なんて、調子に乗って話してしまいました。^^

今、約90校の高校をまわり終えました。
今回は、新潟と群馬の高校も少し訪問するので
あと30校ほど。

今週いっぱいかかりそうです。
頑張りま~す!  


Posted by 美恵先生 at 16:37Comments(0)高校まわり

2012年05月23日

164-高校まわりしています

長いことアップできていなくてごめんなさい。
GW明けからずっと高校まわりで
ほとんど学校にいません。

昨日は、白馬から安曇野方面をまわりました。
新緑の緑と青空と白い山のコントラストがとってもきれいです。
この時期にしか見れない絶景です。


白馬につくころには曇ってしまってきて残念だったのですが、
それでもブログに載せようと、
車を脇にとめて写真を撮っていたところ…

道の反対側にいたおじいさんが、
わざわざ道を渡って近づいてきて
「もう少し先に行くと、オリンピックの時にできた駐車場があって
 そこなら、他の山が邪魔しなくて全体がきれいに撮れるよ」と
教えてくださいました。

ありがたいですね~!
飛びっきりの笑顔(←自分の中では)で
「ありがとうございます!face02」と言ったところ
おじいさんも嬉しそうにニコニコしていらっしゃいました!


私は、こんな風に
たまたま出会った知らない人とお話しするのが大好きです。
何か困っている人がいればすぐにお節介したくなりますし、
お店や温泉や、そんなところで会った人と、
ちょっとした一言を交わすのが楽しいんですね。
これは父親ゆずりだと思います。

そう言えば、たまたまこの日のお昼に入った
大町駅近くの小さな定食屋さんでも、

お店の奥さんと常連の女性と3人であれこれ話をしていました。^^
ランチが14:00までなのに、14:20頃に店をのぞいた私…。
「すみませ~ん…ランチ、終わりましたよね~?」と聴くと
「一人? 今日のランチは煮魚だけどいい?
 ご飯まだあるから大丈夫だよ!」
とさっさと準備を始めてくださったのです。

「お客さん、初めて?」
「2度目です。
 仕事でたまにこの近くに来るんですが、
 以前入った時においしかったから、
 また来ちゃいました!」
常連さん「ここは、そういう人、多いんだよ!
     おいしいからね!」

なんて、こんな話から始まって…
3人でずいぶんお話させていただきました。^^
おいしいご飯の写真を撮らなかったのが一生の不覚!

時間がもったいないので、
ゆっくり昼食をとることは珍しいのですが、
このお店はおいしかったので、つい寄ってしまいました。
久々の贅沢でした。

…と、話がずいぶんずれてしまいましたが、
こんな感じで高校まわりを続けています。

高校の先生達に学生達の頑張りを伝えていく、
大切なお仕事です。

今日も、高校の先生のビックリ顔に出会えました。
「あいつが、夜8時まで頑張ってるなんて信じられません!」と
目を丸くしていたんです。
こんな風に、高校の先生達に喜んでもらえるのが嬉しい
楽しい仕事なんです。

高校まわり、まだまだ続きます。
今日は東海第三高校から諏訪・岡谷方面にお邪魔します!^^  


Posted by 美恵先生 at 08:18Comments(0)高校まわり

2012年01月30日

146-通信制初の甲子園出場

金曜日から高校まわりが始まりました。
まずは近いところから。

野沢北高校、野沢南高校、臼田高校、小海高校ときて、
地球環境高校に着いたのが午後2時頃…。

なにやらいつもと様子が違います。
続々と車が入っていくんです。

地球環境高校の隣は市の体育館で、広い駐車場があるのですが、
そこにジャンジャン車が入っていくのです。

…なんとなく、予想はしていました。
と言うのも、
1/27(金)は、春の選抜高校野球大会の代表校が決まる日でしたから。

地球環境高校は秋の北信越大会で準優勝だったんですね。
ですので、順当に行けば選抜には出られる、
というポジションだったのです。

でも、発表は夕方とのことだったので、
2時ならまだ大丈夫かな…?
なんて思っていたのですが…甘かったです…。

駐車場にはたくさんの駐車場係の人がいて、
たくさんの人が出てきていて、
まさに「お祭り騒ぎ」の雰囲気…。

そりゃぁそうですよね!
初出場なるか!! …というところなんですから。
盛り上がるのも当たり前です!
テレビ中継車までいます。


とてもじゃないけど、
進路の先生とお話する雰囲気ではありません。
…ということで、一応、駐車場に車は入れたものの、
あまりにも場違いな雰囲気に、やむなく退散。
また日をあらためてお邪魔することにしました。

その後、佐久長聖高校に行ったら、
こんな言葉が貼ってありました。

受験シーズンですものね~…。
いい言葉ですね!
きっと、頑張っている生徒さん達の心に響いていることでしょう。

さて、地球環境高校はめでたく選抜出場を果たしました!
翌日の新聞です。


全国初の「通信制高校」の出場です。
ウエジョビにも卒業生が来ています。
頑張ってほしいですね!^^  


Posted by 美恵先生 at 08:34Comments(0)高校まわり

2011年07月21日

70-ザリ君脱走!

昨日、ウエジョビにザリガニ君が2匹やってきました。


うちの寛太が、前々からこんなことを言っていたのがきっかけなんです。
「●●ちゃんが言ってたけど、
 千曲川の横の池にザリガニがいるんだって!
 だから、今度のお休みの日にいこうよ~!」

…そう言われても、「千曲川」は長すぎて、
「横の池」が、どこのことだかわからない両親としては、
ザリガニ釣りにも連れて行けず、申し訳ないなぁと思っていたのです。

そしたら、そんな話を聞いた山っ子山ちゃんが、
(あっ、失礼しました。教頭の山極先生のことです。)
近くの池からザリガニを獲って来てくださったんです!(感激!)

学校でザリガニを受け取ったので、
たまたま受付のカウンターに置いておいたところ、
学生たちに大人気!

…それじゃあ、もう一日くらい、学校に置いておいて、
学生たちに楽しんでもらおう!
…と、思っていたんですね。

ところが、今朝見たら、水槽の中にはザリガニが一匹だけ…。
脱走です!!!
もう、朝から職員も大騒ぎ。
あちこちあちこち探しまくったのですが、どこにも見当たらず…
とっても気にかかってはいたのですが、
高校まわり出発の時間になったので、
後ろ髪引かれる思いで、出かけました。

今日は、高校まわり最終日です。
群馬県では、ほとんどの学校が夏休みに入ってしまうので、
たとえ少ししかまわれなかったとしても、今日で最後になるのです。

吾妻高校


…受付で、「上田情報ビジネス専門学校の…」と話しかけたところ、
後ろで事務をしていた女性の先生が大きな声をあげました。

 「ウエジョビの先生ですか??
  ウエジョビですか??
  私、比田井先生のファンで、講演を2回、聞きに行ったんですよ!」

これはビックリ!!
一気に私もハイテンション!

 「ホントですか~!?
  まさか、こんなところで、こんな(=奇特な)人に会えるなんて!!
  嬉しいです!!!」

思わず2人してがっちり握手! 続いて、
「比田井先生から我武者羅應援團の事も聞いて、
 私、DVD買ったんですよ!
 いつか生で観てみたいんです!」

「9月に松本に来るんですよ!
 木下先生と、我武者羅應援團、そして比田井もお話させていただくんですよ」

「えぇ~っ! ホントですか??」

(…と、こんな感じでお互い仕事も忘れて(?)
 話しまくってしまいました…^^;)

県外の高校では、ウエジョビのことを知らないところも多いので、
こんなふうに、学校の名前を知ってもらえているだけでも
とても気持ちが楽になります!
これも比田井先生のおかげです。ありがたいことです。

続いて中之条高校


前の庭がきれいでした。


ここでも、「佐藤先生はお元気ですか?」
…以前、佐藤先生が足しげく訪問してくださったおかげですね。
ホント、ありがたいことです。

合格率がどうだとか、コースがどうだとか、
そういう話ばかりでは、なんだか気持ちも硬くなってしまうのですが、
佐藤先生の話になると、お互い気持ちがやわらかくなります。^^
ニコニコしながら話を終えることができました。

続いて、榛名高校


初めて訪れる高校なので、
駐車場と正面玄関の位置がわからずうろうろしていたら、
たまたま窓から見ていた先生が、
わざわざ出てきて案内をしてくれました。
さらに、玄関で私が来るのを待っていてくださって、
進路の先生を呼びに走ってくださって…
なんて温かい高校なんだろうと、嬉しくなりました。

最初、応接室に通されたのですが、
すぐにまた案内の方がいらっしゃって、
「校長室へどうぞ」。

…普通、進路の話で校長室に通されることは、まずありません。
なんでだろう??…と思っていたら…

なんと!!!
榛名高校の大滝校長先生は、比田井通信の読者だったのです!!!
しかも、昨年の「第6回ココロの授業講演会」
(中村文昭氏と比田井和孝のダブル講演会)にも来てくださったとのこと!
思わず話が弾みます!

一緒に写真も撮ってもらいました!向かって左側が、校長先生です。


なんだか今日は、気分がいい日です!

新島学園高校


玄関を入ったところに、「新島襄」のモザイクアートなど、いろいろと貼ってありました。


私は、特にこの言葉に惹かれました。

「喜ぶ人とともに喜び
 泣く人とともに泣きなさい」

…心にしみます。
誰かが喜んでいる時に、ねたんだりしないで一緒に喜ぶことができ、
人の心の痛みがわかる人ならば
きっと「人財」になれるのではないかと、
そんな風に思いました。

そしてここでタイムアップ。
FM群馬を聴きながら帰路に着きました。

さて、学校に帰って…ずっと気になっていたザリガニ君ですが、
結局、見つからなかったそうですicon10
彼はどこでどうしているのでしょうか…?
とっても気になります…。

そんな「ザリ君脱走事件」も起こしてしまったので、
今日は残ったザリガニ一匹を持って帰りました。

早速寛太が、名前をつけていました。

「ざりいちろう」。

…嫌いじゃないです。こういう名前!
只今脱走中のザリ君が見つかったら、やっぱり
「ざりじろう」になるのでしょうか?

寛太が、どんなネーミングをするか興味があるので
はやく出てきてほしいです!
みなさん! 2号館の1階では、足元に注意してくださいね!
見つけたら、すぐに教えてくださいね!

(きっと、想像以上に大きいので、指を挟まれないように注意してください。
 サンダルで歩くのは危険です!)


今日でやっと高校まわりも終わりました!
17日間で112校、走行距離 2,863km。
私の留守を守ってくださっていた先生方、ありがとうございました!

…以前は、高校まわりで長時間運転をしていると
後半からは腰が痛くなってしまったのですが、
2ヶ月ほど前から週一で水泳をはじめたおかげか、
今回は腰痛になりませんでした! 嬉しいです!!^^  


Posted by 美恵先生 at 23:01Comments(1)高校まわり

2011年07月20日

69-「アウェィ」ではありませんでした!

今日は、新潟県の高校まわりです!
群馬と同じく、他県はどうしても「アウェイ感」があって、
やっぱり朝から緊張気味です。^_^;
高校まわりも、言ってみれば
「飛び込み営業」みたいなものですからねぇ~。
(私自身は、「営業」という気持ちではないのですが…)

新井高校


有恒高校


高田商業高校


高田農業高校


上越総合技術高校


上越総合技術高校の隣には、一面の蓮池がありました。


こんなに広い蓮池を見たのは初めてです。
しかも、たくさんのお花が咲いていて、いいにおいがします!


お花の左下に、ジョウロの先のようなものが見えますが、
お花を見ると、中央に同じものが見えますよね。
花が散ると、ジョウロの先の形になるんですね!

これは、「花托」と言うそうで、ジョウロの穴のように見えるところは種だそうです。
蓮の種はとっても強くて、
以前、2000年前の古代蓮を生き返らせたことがあるとか…。
この生命力にはビックリですね!

ちょっと調べてみたら、
ジョウロの先の部分は「蓮の実」という名称だそうです。
知りませんでした!

続いて上越高校


直江津高校


直江津高校の隣は、上越水族館です。
息子が動物園や水族館が好きなので、何度か来たことがあります。

これは、2歳の頃。イルカショーにおおはしゃぎの2人でした。

そして今年は、ペンギンの水槽に集中。


なんだか、懐かしいですね~。

同じ場所ですが、今日は「仕事モード」なので、
水族館は素通りです。(当たり前ですが)

なんとなく「アウェィ感」を感じていた新潟県ですが、
実際に進路指導室に行ってみると、
丁寧に話を聞いてくださる方が多かったです!

進路指導室に誰もいなくて待っていたら、
隣の研究室の先生がわざわざ出てきて、
先生を呼んでくださったりと、親切にもされて
勝手に「アウェィ感」を持っていた自分を反省しました。

中には、30分も話を聞いてくださったところもあって
またしても大感激でした!

今日は、進路指導室に入る時は、
かなり緊張して勇気を出して(?)ノックしていたのですが、
出てくるときには思わずニコニコしている私がいました。
よかったです!^^

さて、今日はもうひとつ、寄った場所がありました。
こちらです!

妙高市役所です。

ここには、この3月に卒業した学生がいるんですね~。
たまたますぐ近くを通りかかった上に、
せっかく近くまで来たんだから…という思いもあり、
寄ってみました! 卒業生のところに!

和田さんも、相変わらずの元気そうな笑顔でホッとしました!


学生時代は、授業を教えていたわけでもないので
直接話したことは、ほとんどなかったと思います。
なのに、私が突然訪れたので、彼女も本当にビックリしていました!

(いや、私だって、職場に大学の校長先生が来たら、
 ものすごくビックリすると思いますもの!)

学生の元気な顔を見ることができて、
とても嬉しい一日でした!^^
明日は高校まわり最終日です。  


Posted by 美恵先生 at 22:36Comments(0)高校まわり

2011年07月19日

68-蟻よお前は何を信じているのか

今日は群馬方面で、私もちょっと緊張気味。

長野県内の高校は、年に4~5回は訪問しますし、
またほとんどの学校からウエジョビに生徒が来ていることもあって、
顔見知りの先生も多く、話も弾みやすいのですが、

県外の高校は、最近は年に1度しか行かないので、
先生と初対面ということが多く、
生徒もあまり来ていないので、
先生方の貴重なお時間をちょうだいしてお話しするのが
申し訳ない気になってしまうのです。

しかも、今回は佐藤先生と一緒ではないので…
(群馬でもやっぱり佐藤先生の顔の広さはすごいんです…)
ドキドキしながら、高校に行きました。

まずは嬬恋高校。


これがですね、予想外に話が弾んでしまったのです!
しかも、最初、ある先生が熱心に話を聞いてくださったのですが、
途中から別の先生に代わり、
その先生も、またしても熱心に話を聞いてくださったのです。
そして、いろんなことをお話してくださいました。

普通、高校訪問の時は、
短かければ5分、平均して10~15分、
長くて30~40分なのですが、
ここでは1時間以上も話し込んでしまいました。

アウェイだと思っていた県外の高校で
こんなに良くしていただけて大感激でした!
ありがたいことです。

続いて長野原高校。


通された部屋に、ステキな絵が飾ってありました。

「暗く長い 土の中の時代があった
 いのちがけで 芽生えた時もあった

 しかし 草は
 そういった昔をひとことも語らず
 もっとも美しい 今だけを見せている」

この高校の一年生の作品だそうです。

もうひとつ。

「秋の道を 蟻が歩いている
 立ち止まって 空を仰ぎ
 立ち止まっては うなずき
 
 蟻よ おまえは
 何を信じているのか」

こちらも1年生の作品です。
2人とも、素晴らしい感性ですね。

絵も、やわらかい色使いでとっても素敵です。

…そして、ここでも予想外に話が弾み…
もう、タイムアップの時間となってしまい、
雨の中、一路上田へと帰りました。

それにしても、こんなに時間を割いてくださったなんて
本当にありがたいことです…。


さて、ここからは全くの「余談」です。
「比田井家の日常」に興味のある方のみ、お読みください。^^;

この連休で、私達は家族でキャンプに行ってきました。
上田から車で1時間もかからないミヤシタヒルズキャンプ場です。

友人が企画してくれたのですが、
いろんなことを感じ、とても癒された時間でした。
大人9名、子ども5名(しかも全部男の子)でのキャンプ。
久々にテントで寝ました。

料理もたくさん作りました。


お手製のくん製、初めて食べました!

スモークされたチーズが本当に美味しかったです!
パエリアまで作ったんですよ!
(私は、自宅でパエリアを作ったことがなかったので、
 友人が作ると言い出したときはビックリしましたが、
 意外と簡単で美味しくできました!)

自然って、やっぱりいいですね。
自然の中にいると
 「私達も、自然に生かされているんだ、
  地球上の、たくさんいる動物や植物とおなじなんだ」
という気持ちになります。

子ども達が何かを見つけて騒いでいました。


セミの幼虫です。
ちょうどこれから、セミになる場所を探して、
木を登ろうとしているところでしょう。

それにしても、7年も土の中にいて
今まさに、土の中から出てきた瞬間を見ることができて
本当に感動してしまいました。

土から出るのも、幼虫にとっては結構大変だったようで、
ずいぶん時間をかけて、不器用に動いていました。
子ども達も「頑張れ!」なんて声を掛けていて
微笑ましい時間でした。


その後、しばらく放っておいたら、
友人の足をヨチヨチと登り始めてしまったので、
子どもが木に移してあげていました。

自然の中に身をおくと、初めてわかることや
感じることが、本当にたくさんありますね。

このところずっと、休みの日も仕事ばかりだったのですが、
心身ともにリフレッシュできた、貴重な時間でした。
やっぱり「オフ」の時間は大事です!^^
  


Posted by 美恵先生 at 22:11Comments(0)高校まわり

2011年07月15日

67-「できない」って言う前にやってみろ!!

7月14・15日と、中信方面をまわりました。
豊科高校では、文化祭の準備が着々と進んでいました。


イマドキの高校生は絵が上手ですね~!


前回、写真が掲載できなかった、松本深志高校の廊下。

素敵ですよね~。

松商学園には


たくさんの垂れ幕がかかっていました。


息子が生まれる前までは、硬式テニスにはまっていたのですが、
(平日でも、仕事後、週3日はテニス、
 土日は県内各地で大会に出まくっていました)

硬式テニスと言えば、松商学園。
インターハイにも毎年出場していて、とにかく強いんです。
私も何度か対戦したことがありますが、シングルスでもダブルスでも
一度も勝てませんでした。^^;

さて、エクセラン高校では、吉見先生が
6月に行われた荒川祐二さんの講演会の話をしてくださいました。


荒川祐二さんは、「半ケツとごみ拾い」の著者です。
以前、私のメルマガでもご紹介したことがある本です。

少し長いのですが、以下、メルマガからの転載です。

----------

今日は、荒川祐二さんの 「半ケツとゴミ拾い」(地湧社)をご紹介します。

荒川祐二さんと言えば、新宿駅東口の掃除で有名になった方です。
テレビや新聞でも、何度か取り上げられているので、
ご存知の方もいらっしゃることでしょう。

ですので、彼のことを知ってはいたのですが、
「なぜ、ゴミ拾いをするようになったのか?」は、
この本を読むまで知りませんでした。

荒川さんは、ゴミ拾いを始める前、自分のことを
「生きる価値なし」の人間だと思っていました。

家はかなり裕福で、
欲しいものは、何でも手に入ったそうです。

でも、それが幸せだとか、ありがたいとか、
それらを与えてくれる親に感謝するとか、
そんな気持ちはまったく持っていませんでした。

夢も目標もなく、ただダラダラ過ごす毎日。
毎晩飲み歩き、ブランド物を身につけ、
学校をサボり、周囲に対して不平不満をまき散らし…。

でも、周りの人たちが就職活動が始めると、
「俺、何してんのかな?」
と疑問を持つようになったのです。

目を輝かせながら日々生きる友人と、自分を比べ、
気づけば 「自分なんか生きる価値もない」
と、自分を大嫌いになっていました。

そして、少しずつ大きくなってきた
「自分を変えたい…」という思い。

そんな時、たまたまお兄さんと一緒に観にいった
ある映画に心を動かされます。

その映画のテーマは「動けば変わる」。

 「『出来ない』って言う前に
  やってみろ!!」

そんなセリフに感動し、涙を流した荒川さん。

「自分を変えたい」という強い思いと、
お兄さんに言われた
「何でもいいから、実際やってみ」という言葉から、
毎朝6時から、新宿駅東口を掃除することを決意するのです。

しかし、翌朝、新宿駅に降り立った彼の目には
おびただしい数のゴミ、ゴミ、ゴミ…。
さらには、ホームレスや酔っ払いの寝込む姿…。

気を取り直してゴミ拾いを始める彼に、
ホームレスやヤクザたちは、
「縄張りを荒らされた」とでも思っているのか、
つばを吐きかけたり、まとめたゴミを蹴散らしたり、
空き缶を投げつけたりします。

もう、辛くて悲しくて、人目もはばからず、
ボロボロと涙をこぼしながら帰った2週間目…
あと1日だけ行ったら辞めようと決心し、
最後の掃除のつもりで出かけた新宿駅。

彼の目に映ったのは、
掃除をしているホームレスのおじさんでした。

今まで2週間、辛くて、苦しくて、
誰にも助けてもらえなかった荒川さん…。
この光景を見て、どれだけ嬉しかったことでしょう。

この日から、荒川さんの周りでは
様々な奇跡が起こりはじめます。

仲間が増え、テレビ局にも取材され…
そして、いつしか、
荒川さんは自分が大好きになっていたのです。

毎月何十万と仕送りしてもらって
ブランド物を買っていても、
全然親に感謝していなかった荒川さんが、

掃除しているときにおばちゃんにもらった、
120円のホットコーヒーに
心からの「ありがとう」が言えるようになったのです。

…荒川さんの「自分を変えたい」という思いは、
本当に強かったんですね。

毎日、早起きをして
あの汚い新宿駅前を、掃除し続けて…

そのおかげで周りがどんどん変わってきて、
たくさんの奇跡が起きて、たくさん泣いて、
自分を変えることができた…
自分が大好きになった…人生が変わった…。

…私は、ものすごく感動しました。

…「自分を変えたい!」という思いを持っている人は
多いと思います。

ウチの学校に入学してくる学生でも、
「変わりたい!」という思いを
抱えている子達が多いんです。
実際に、見違えるように変わる子もたくさんいます。

荒川さんにしても、
変わることができた学生たちにしても、
大切なことは「行動すること」。

ゴミ拾いでも、
あいさつでも、とにかく行動すれば、
絶対に何かが変わっていくと思うのです。

私は、自分のことは好きなのですが、
それでもやはり、変えたい部分はあります。
「自分を変えたい」という思いは常にあるのです。

そうは思いながらも、なかなか行動できなかったり、
行動してはみたものの、なかなか続かなかったりして…。

そんな、「変わりたい願望」を持っている私にとって
この本は、荒川さんの心の動きや行動が
具体的に、わかりやすく書いてあったので、
すごく共感できました。

特に、映画を観て感動するシーン、
映画のセリフやお兄さんの言葉が心に刺さるシーンでは、
まるで自分が言われているかのようで、
荒川さんと一緒に決意している自分がいました。

私のために書いてくれた本じゃないかと
思えるほどでした。

文章のタッチとしては、「イマドキの若者」という感じで、
もしかしたら、そういう文章が苦手な方もいらっしゃるかもしれません。

でも、特に
「自分を変えたい」と思っている人…
「自分が嫌い」という人には
ぜひ読んでほしいと思います。

高校生や大学生…20代前後の若者達には、
特に読んでほしい本ですね。

荒川さんの、ストレートな心の叫びが、
素直に心の奥に届きます。

ホント、行動って大事ですね。

 「『出来ない』って言う前に
  やってみろ!!」

この言葉を胸に、私も行動を続けていきたいです。
大切なことにいろいろと気づかせてくださった
荒川さんに感謝です。

…と言うことで、今日の本は、

「半ケツとゴミ拾い」(著:荒川祐二 出版:地湧社)
 
でした。^^

荒川祐二さんのサイトには、
荒川さんのドキュメント動画が掲載されています。
ぜひ見てください! 

とても勇気付けられます。
何か始めよう!という気持ちになります。
胸がアツくなります…。
子供達にも、ぜひ観てほしいな…。

荒川祐二オフィシャルサイト

(メルマガ「私が一番受けたいココロの授業」より引用)
----------

さて、荒川祐二さんの講演会、本当に良かったそうです。
高校生達もとにかく「良かった」と言っていて、
その余韻がずいぶん後まで続いていたそうです。

荒川祐二さんの講演も素晴らしいですが、
荒川さんの講演を開催した
エクセラン高校も素晴らしいですね!

さて、吉見先生、荒川さんに「書」を書いていただいたそうです。
荒川さんの活動の一つに、
「あなたの目を見てインスピレーションで言葉を書きます」
というのがあるんですね。


例え小さな一歩でも 
今日までたくさん積み重ねてきたから
その一歩が道となり
その一歩が幸せとなった
全てはあなたが踏み出した一歩から…

…ステキな言葉ですね。
それに、吉見先生にピッタリの言葉です。


さて、吉見先生から
「エクセラン高校でもあいさつ運動をしているんですよ」
と、お聞きしました。

他の先生方が提案・計画をしてくださり、
もちろん、吉見先生も一緒に参加しているそうです。
こんな格好で!


すごいですねぇ~!
たすきには「あいさつは早い者勝ち」、
そして、生徒が少しでも楽しく元気に朝をスタートできるようにと
こんな「カブリモノ」までしているそうです!

こんなものもあるそうですよ!
(生徒がプレゼントしてくれたと喜んでいました!)


楽しくて、思わずエクセラン高校では話し込んでしまいました!
これでやっと、長野県内の高校は終了です!  


Posted by 美恵先生 at 22:26Comments(1)高校まわり

2011年07月13日

65-一男去ってまた一男

諏訪二葉高校に行ったところ、おもしろい物を発見しました!
「悪魔の辞典」です。


「国語表現」という科目で、17名の生徒さんが
課題として取り組んだものだそうです。

とってもおもしろくって、思わず一人で
「へぇ~!」「おかしぃ~!」などと笑いながら
じっくりと見てしまいました。

あまりにも楽しかったので、ごく一部を紹介します。


 【初々しい】 つきあいたての中学生(高校生は不可)
 【質素】 教師が目指す高校生の姿
 【席替え】 先々の学校生活がかかる重大なイベント
 【時計】 授業中、最も気になるもの
 【縫う】 心の傷もお願いしたい
 【のろけ】 話し手と聞き手で温度差があるもの
 【バナナ】 こける時の必須アイテム
 【目覚まし時計】 セットしただけで満足してしまうもの
 【夜食】 夜に備えて食べるのに、食べると眠くなるもの
 【浴衣】 夏の勝負服
 【ヲ】 カタカナの一つで最も思い出すのに苦労する。使用頻度は極めて少ない

…笑えますねぇ~!
そして、高校生達の興味の対象が良くわかります。
それにしても、「席替え」が、そんなに重大なイベントだとは…
知りませんでした。^^;
私が高校生の頃はどうだったっけ…?…と思い出そうとしましたが、
もう昔のことですっかり忘れてしまいました。。。

【質素】や【時計】は、「うまいっ!」という感じですね~。




(千載一遇)
 【千菜一具】 野菜はたくさんあるが、肉はほとんどないご飯のこと

(一念発起)
 【一年放棄】 物を捨てるときの目安。一年使わなかったものは捨てる

(座右の銘)
 【左右の姪】 親戚でも自分の子じゃないと怒りにくい。また甘やかしてしまう

(相思相愛)
 【相思草愛】 草食系の恋愛。昨今の若い男女の傾向

(大願成就)
 【大概成就】 ほとんどのことはかなえられるということ

(馬耳東風)
 【本気(マジ)強風】 自然の前にはちっぽけな人の力など無いに等しい、そう感じさせるほどの強風


…これまた、良く考えてありますねぇ~!
【千菜一具】…目に浮かびます!

そして、今後、風の強い日には、きっと心の中で
「マジ強風!」と言って、笑ってしまうことでしょう。




(開いた口が塞がらない)
 【空いた家が塞がらない】 いつまでも空き家のままである

(悪事千里を走る)
 【あくび千里を走る】 他人があくびをしているとなぜだか自分にもうつる。あくびの連鎖

(急がばまわれ)
 【急がばマーレ】 急いでいるときこそ、インド半島まで行くつもりでいるべきだということ

(一難去ってまた一難)
 【一男去ってまた一男】 非常にモテモテで、別れてもすぐに次を見つける小悪魔系女子

(打てば響く)
 【打てばひび割れ】 もろいこと。ガラスのハート

…【一男去ってまた一男】には笑いました!
ホント、よく考えられていますね!

私は、こういう「言葉遊び」が大好きです!
きっと、高校生のときにこんな課題が出たら
ものすごく張り切ってやっていたことと思います!

高校の授業で、こんな楽しいことをするんですね!
そもそも、「国語表現」という科目自体が興味津々です!
私も受けてみたいです!

それにしても、どんな先生が指導されているんでしょうか。
この作品を見る限り、
生徒達がものすごく、のびのびと表現しているように思えます。
2枚目の写真の【教科書】【教師】の欄などを見ると
特にそう思うのですが(笑)、
普段ならば、生徒同士の間でしか話さないような事も
素直に表現されています。

「ここまで書いてもOKなんだ」
「自分を出していいんだ」
…という安心感が、作品から感じられます。

この授業を担当されている先生は、
きっと、いつも、
生徒が自由に表現できる空気を作り出しているんでしょうね。

だから生徒達も、
「等身大の自分の気持ち」を素直に表現できるんでしょうね。

表現力を伸ばそうと思ったら、ある意味、そういう
「自由に表現できる空気」を作って、
生徒達の心を柔らかくすることが一番大切だと思うのですが、
「高校の授業」という枠組みの中では
なかなか簡単にはいかない部分もあると思うのです。

なのに、この作品からは、
その「素直さ、柔らかさ、安心感」が感じられます。
素晴らしいですね!

そしてまた、それを玄関中央に展示することを許可した
校長先生も素晴らしいと思います!
生徒への愛情を感じます。

諏訪二葉高校さんには、
前回も書道の展示が素晴らしくて、感動してしまったのですが、
 (38-どうせやるなら壁は高いほうがいい
今回もまた、勉強になりました!

次回の訪問も楽しみです♪  


Posted by 美恵先生 at 23:59Comments(2)高校まわり

2011年07月12日

64-標高967メートル

今日は南信地方です。
まずは東海第三高校を目指して出発です。

途中、白樺湖を通ります。今日は天気も良くて、ドライブ日和です!



白樺湖までは峠道ですが…私は、峠道の運転、嫌いじゃないです。
20代の頃は、250ccのバイクに乗っていて、
学生時代には京都からバイクで帰ってきていました。
(ちなみに、HONDAのCBR250Fでした)

片道380km。8時間かけて、一般道のみ走っていましたね。
当時、ツーリングしているバイク同士がすれ違う時には
ピースサインを送りあう、という習慣があったのですが、
そのピースサインを送るのが楽しくて仕方なくて…
帰省するときには必ず、ツーリングの人が多い日曜日を選んでいました。
ピースサインを送るためにバイクに乗っていたようなものです。

京都からの帰り道の中で一番楽しかったのは、塩尻峠。
今でも通るとその時のことを思い出します。^^

さて、東海第三高校に着いたのは朝10時過ぎだったのですが、
グラウンドでは野球部が大きな声を出しながら練習していました。
聞くと、今日の午後、試合があるとか。高校野球シーズンですね。


東海第三と言えば…私は高校時代バスケットボールをやっていたのですが、
バスケと言えば、東海第三でした。
特に男子は強くて、インターハイは毎年東海第三、
というイメージがあったのですが、
今でも、やっぱりいろんなスポーツが強いようですね。

野球部の練習着の背中には「我武者羅」の文字が入っていました。
我武者羅応援団ファンの私としては、もうそれだけで好印象です!

へぇ~!…なんて思って見ていたら、部員のみなさんが私に気づいて
「こんにちは!」と気持ちのよいあいさつをしてくれました。
しかも、わざわざ帽子を取って。

練習中に、ですよ!
たまたま近くを通りがかった一般人の私にまであいさつをしてくれたんですよ!
それも、一人二人じゃないんです。
少なくとも20人くらいはあいさつしてくれたんです。
…試合前の大事な時に、
練習の邪魔をしちゃって申し訳なかったです…。(スミマセン)

でも、そのあまりのすがすがしさに、
「あぁ~! やっぱり強いチームは違うな!」と思いました。
練習中に集合する時も全速力ですし、
返事も「はい!」「はい!」と気持ちよく、
心地よい緊張感とさわやかさがありました。

続いて、茅野高校、富士見高校と来て、
ジャン! 標高の碑です!


…標高967メートル。そうです!
富士見高校が、日本で一番標高が高い所にある高校なんですよ!


前回の高校まわりシリーズでもコメントをいただきましたが、
967.4メートル…「苦労なし」だそうです。
確かに…富士見高校、涼しい感じがしますし、
雲や山の様子を見ても、「空が近い!」という気がします。


続いて、諏訪清稜高校、諏訪二葉高校。


諏訪実業高校では、

こんな看板を見つけました。

「図書館まで60歩」…こういう表現、好きなんです。私。
このコーナーを見ていると、
なんだか、この学校の図書館は愛されている気がします。

続いて下諏訪向陽高校ときて、今日は終了です。
下諏訪向陽高校は、坂の上の方にある学校です。
自転車置き場は坂の下の方にあって、
そこから1キロ以上先に高校があるのですが、
…自転車置き場から少し行ったところから見た下諏訪向陽高校です。
上の方に、四角い看板が何枚か並んでいるのが見えるでしょうか。
あそこが、下諏訪向陽高校のグラウンドです。こんなに上にあるんですよ~!


「長野県で一番標高が高い高校」が、どの高校なのか知らなかった時に、
きっと下諏訪向陽高校だと思ったんですけどね~…
(ちなみに、下諏訪向陽高校の標高は887mでした)
これだけ毎日坂道を歩けば、いい運動になりますね!

こんな風に、高校まわりをしながら、
それぞれの高校からウエジョビに来ている学生に思いを馳せます。

あぁ~…あの●●君は、ここで野球をしていたんだね、とか、
●●さんも、毎日この坂を登ったんだよね。。。とか、
勝手に想像しています。

学生達の母校のことを知ると、
なんとなく、学生との距離が縮まったような気がします。
(もちろん、自己満足なのですが…)

校長という立場になった今、
学生と直接話す機会はなかなかないのですが、
それでもたまに
「●●高校の●●先生が、頑張れって言ってたよ」などと会話をすると、
学生も嬉しそうにしてくれます。

一人でも多くの学生とそんな話ができる日をイメージして
明日も高校まわり頑張ります!
明日は中信地区です。  


Posted by 美恵先生 at 23:59Comments(4)高校まわり

2011年07月08日

62-仲良しの証

7/8は、北信地方を中心にまわりました。

坂城高校の文化祭は、あと51日後だそうです。


屋代南高校は、今ポスターの投票中のようですね。
どれが選ばれるのでしょうか…?


屋代高校は、今日が前夜祭ですね。
階段も、すっかり飾りつけができていました。

階段の右端、縦に読むと「HATO」。
鳩??…と思ったのですが、
字の周りにもハートや鳩のマークがたくさん貼り付けてあります。

へぇぇ~?鳩なんだぁ…??と思っていたのですが、
帰りがけに学校の校章を見たら…いました!鳩さんが!!2羽も!


屋代高校は、鳩にご縁があるようですね。
玄関の周りにも、こんな飾り付けがありました。

「ハトキュアGO!GO! 君のハートにラブ注入」
…斬新です。思い切りがいいですね~。

この「ラブ注入」の文字、今日はあちこちで見かけました。

松代高校


長野南高校

「きみのハートにラブ注入 嵐を呼ぶ南稜祭」
…こんなに流行ってるなんて、知りませんでした。

文化祭前の高校に行くと、
生徒も、先生も、とても嬉しそうに、いそいそと動いています。

最近は「ダンスパフォーマンス」なども流行っているらしく…
長野商業高校では、校庭や渡り廊下や、あらゆるところで
クラスごとに、曲をかけて練習していました。

それから、「クラスでおそろいのTシャツ」を
準備しているところもかなり多く…、
みんな誇らしげに
自分のクラスのTシャツを着ていました。

須坂高校では、ある先生が
自分の似顔絵が入っているTシャツを着ていたので、
「似てますね~!いいですね!」と声を掛けると
「いやいや、生徒が勝手に書いて、
 出来上がってきたら、こんなふうになってたんですよ~…」
…なんて言いながら、本当に嬉しそうにしているんですね。

私も高校時代にTシャツを揃えたことを思い出しました。
女子が手作りで、鉢巻に名前を刺繍したりして…。
とにかく、「クラスでおそろい」が、
「仲良しの証」のような気がして、
張り切って、刺繍していたような気がします。

最近は、そんなふうに「おそろい」になることもなく…
…あっ、思い出しました!
家族3人のおそろいを!

我武者羅應援團のTシャツです。


そのうち、ウエジョビTシャツでも作ろうか…
なんて考えてしまいました。(笑)

高校まわり、やっと北信が終わり、
東信は、上田西以外は全部終わりました。
(上田西は、文化祭前日で、進路の先生にお会いできなかったんです)

来週は、南信の残りと中信をまわる予定です。  


Posted by 美恵先生 at 23:59Comments(2)高校まわり
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