2013年04月16日
224-始業式「人は才能ではなく努力で輝くんです」
さて、始業式の中で、私が最も楽しみにしているコーナー
「先生たちからの一言」です。

全職員が、新2年生に向けて一言伝えるのですが、
それぞれの思いがしっかり伝わってきます。
それを聴きながらいつも
「あぁ、●●先生は、こんなこと考えてくださったんだ~」
「○○先生らしいなぁ」
「いいこと言うなぁ~。ありがたい~…」などと考えています。
丸山先生。(↓この写真は始業式の時のものではありませんが…)

今、たくさんの先生がいろんなことを言ってくれています。
私も実は、中学の先生に言われた言葉が
今でも心に残っています。
それは「人も水と同じで、同じ一か所にいると腐るぞ」です。
私はこの言葉を聞いて
「動かないと人も腐っちゃうんだ」と思って、
行動しようと思うようになったんです。
みなさんも、たくさんの先生が言う言葉の中から
一つでもいいから、何か心の支えにしてもらえたら嬉しいです。
矢野先生。

これからみんな就職活動をしていくと思うけど、
自分一人では就職はできません。
担任の先生や、ハローワークの方や、お家の方や
たくさんの人の協力や応援があって
就職できるんですね。
だから、誰かにお世話になったと思ったら
ちゃんと「ありがとう」を言いましょう。
自分から「ありがとう」と言わない人は、
人からも「ありがとう」って言ってもらえないんです。
保坂先生。

みなさんがこれから過ごす1年間が
将来の自分を助けてくれる時間になります。
だから、いい時間を過ごさないと
将来の自分の足を引っ張ることになります。
逆に、本当にいい時間を過ごせば、
その時間は、
将来の自分を助けるだけでなく、
周りの人を助けることにもつながるんです。
学生たちはみんな、とっても真剣に聴いてくれています。

北原先生。今年のウエジョビの「あいさつ係の責任者」。
別名「あいさつ番長」と呼ばれています。

今年は、私とあいさつの競争をしましょう。
どれだけ早く、どれだけ笑顔で、どれだけ大きな声で
元気よくあいさつできるか。
競争です!!
清水先生。

最近私、思うのですが
「面倒くさいこと」の中にしか楽しみはないと思うんです。
「あっ、面倒くさいな」と思っても
それでも頑張ってやってみると、
思ってもみなかったような楽しみが見つかるんです。
奥山先生。奥山先生は毎年、マイクを使わずに話します。
気合いを感じます。
マイクを使わなくても大丈夫なくらい、大きなしっかりした声なんですよね。
入学式や卒業式の時も、ひときわ力強い声で
学生たちの名前を呼んでくれるのが印象的です。

みなさん、「覚悟」してますか。
今、「合格できる」と言えますか??
この1年間、
誰かが見てる、見てないに関係なく、
正しい事、やらなければならないことを
しっかりやってほしい。
…先生方が、一生懸命にメッセージを伝えてくれました。
先生たちの感性、素晴らしいです! 感動しました。
学生たちは本当に熱心に話を聴いてくれます。
前から見るとこんな感じです。

今年の新2年生・研究生は100名ですが、
100名の視線が、まっすぐに話す人に向いているんです。
これが「ウエジョビの文化」なんですね。
1年前に入学して、
1年間しっかりウエジョビの色に染まった学生たちは
こんなに素晴らしい姿勢で
人の話を聴くことができるようになるんです。
感動です。
何か話そうと思って前に立って
全員の視線を浴びると、私も怖いくらいに緊張します。
でも、この緊張感が最近は快感です。
ウエジョビの文化を肌で感じることができる
心地よい瞬間です。
始業式、入学式と終わって、
すでにウエジョビの新年度もスタートしています。
日に日に学生たちの挨拶が良くなっていくのを感じています!
しかも、今年は「笑顔であいさつ」をする子が多いんです!
ウエジョビのあいさつ、
まだまだレベルアップしていきますよ~!(o^o^o)
↓こちらもよろしくお願いします!
ヒダカズのココロの授業 比田井通信編
最新の記事はダブル師匠企画2

「先生たちからの一言」です。

全職員が、新2年生に向けて一言伝えるのですが、
それぞれの思いがしっかり伝わってきます。
それを聴きながらいつも
「あぁ、●●先生は、こんなこと考えてくださったんだ~」
「○○先生らしいなぁ」
「いいこと言うなぁ~。ありがたい~…」などと考えています。
丸山先生。(↓この写真は始業式の時のものではありませんが…)

今、たくさんの先生がいろんなことを言ってくれています。
私も実は、中学の先生に言われた言葉が
今でも心に残っています。
それは「人も水と同じで、同じ一か所にいると腐るぞ」です。
私はこの言葉を聞いて
「動かないと人も腐っちゃうんだ」と思って、
行動しようと思うようになったんです。
みなさんも、たくさんの先生が言う言葉の中から
一つでもいいから、何か心の支えにしてもらえたら嬉しいです。
矢野先生。

これからみんな就職活動をしていくと思うけど、
自分一人では就職はできません。
担任の先生や、ハローワークの方や、お家の方や
たくさんの人の協力や応援があって
就職できるんですね。
だから、誰かにお世話になったと思ったら
ちゃんと「ありがとう」を言いましょう。
自分から「ありがとう」と言わない人は、
人からも「ありがとう」って言ってもらえないんです。
保坂先生。

みなさんがこれから過ごす1年間が
将来の自分を助けてくれる時間になります。
だから、いい時間を過ごさないと
将来の自分の足を引っ張ることになります。
逆に、本当にいい時間を過ごせば、
その時間は、
将来の自分を助けるだけでなく、
周りの人を助けることにもつながるんです。
学生たちはみんな、とっても真剣に聴いてくれています。

北原先生。今年のウエジョビの「あいさつ係の責任者」。
別名「あいさつ番長」と呼ばれています。

今年は、私とあいさつの競争をしましょう。
どれだけ早く、どれだけ笑顔で、どれだけ大きな声で
元気よくあいさつできるか。
競争です!!
清水先生。

最近私、思うのですが
「面倒くさいこと」の中にしか楽しみはないと思うんです。
「あっ、面倒くさいな」と思っても
それでも頑張ってやってみると、
思ってもみなかったような楽しみが見つかるんです。
奥山先生。奥山先生は毎年、マイクを使わずに話します。
気合いを感じます。
マイクを使わなくても大丈夫なくらい、大きなしっかりした声なんですよね。
入学式や卒業式の時も、ひときわ力強い声で
学生たちの名前を呼んでくれるのが印象的です。

みなさん、「覚悟」してますか。
今、「合格できる」と言えますか??
この1年間、
誰かが見てる、見てないに関係なく、
正しい事、やらなければならないことを
しっかりやってほしい。
…先生方が、一生懸命にメッセージを伝えてくれました。
先生たちの感性、素晴らしいです! 感動しました。
学生たちは本当に熱心に話を聴いてくれます。
前から見るとこんな感じです。

今年の新2年生・研究生は100名ですが、
100名の視線が、まっすぐに話す人に向いているんです。
これが「ウエジョビの文化」なんですね。
1年前に入学して、
1年間しっかりウエジョビの色に染まった学生たちは
こんなに素晴らしい姿勢で
人の話を聴くことができるようになるんです。
感動です。
何か話そうと思って前に立って
全員の視線を浴びると、私も怖いくらいに緊張します。
でも、この緊張感が最近は快感です。
ウエジョビの文化を肌で感じることができる
心地よい瞬間です。
始業式、入学式と終わって、
すでにウエジョビの新年度もスタートしています。
日に日に学生たちの挨拶が良くなっていくのを感じています!
しかも、今年は「笑顔であいさつ」をする子が多いんです!
ウエジョビのあいさつ、
まだまだレベルアップしていきますよ~!(o^o^o)
↓こちらもよろしくお願いします!
ヒダカズのココロの授業 比田井通信編
最新の記事はダブル師匠企画2

2013年04月10日
223-始業式「挑戦の年」
入学式の前日、始業式がありました。
大好きな学校行事の一つです。
中央に立つと、
新2年生が全員こちらを向いていて、そのまなざしが痛いくらいです。
彼らの目や姿勢から、1年間の成長ぶりが伝わってきます。

新2年生は、卒業年次。
就職活動という大きな挑戦をすることになります。
今までの勉強は
「たったひとつの正解が準備されていて、
そこにたどり着くように考える」
というものでしたが、
就職活動はそうはいきません。
「たったひとつの正解」なんてありません。
これはまさに、恋愛と一緒です。
お互いにいいと思う人と巡り合って…
…「ご縁」があって初めて採用してもらえるんですよね。
学生たちはある意味、就職活動で、
生まれて初めて「正解のない問題」にチャレンジするわけです。
しかも、初めて、社会の荒波に揉まれることになります。
今年は、失敗しても、挫折しても、
そこでくじけずに…もう一度立ち上がる勇気を持って欲しい
ということを伝えたいと思いました。
特に、公務員コース2年生の学生たちに。
公務員コース2年生というのは、
1年次に公務員試験に合格できず、
でも、「もう一年頑張りたい!」という決意で
進級する学生たちです。
公務員科の1年間はとてもハードです。
公務員試験は主に9月上旬から始まります。
4月に入学してから、9月上旬までの約5ヶ月間で
10倍、20倍という倍率の試験に合格しようとするのですから、
並大抵の勉強ではかないません。
毎日夜8時まで残り、夏休みもお盆の4日間だけで…
合格できるんだろうかという不安も抱えながら、
本当に頑張っているんですね。
…でも、そんなにも頑張ったのに、
合格できなかった学生たち…。
どれだけ悔しい思いをしたことでしょうか。
どれだけ涙を流したことでしょうか…。
しかも、同じクラスには、無事合格して
警察官や市役所職員になっていく人がいます。
複雑な思いだったことと思います。
それでも、
一緒に辛苦を共にしてきた、大切な仲間たちですから、
ちゃんと「卒業おめでとう!」と送り出し…
自分は、挫折から立ち上がって、
「もう一年、挑戦しよう!」と
自分の意志で決めた学生たちなのです。
そんな彼らに、何とか勇気を持ってもらいたいと…
そんな思いでお話をさせていただきました。

1か月前の卒業式では、この学年を代表して、
医療秘書コースの中村まいさんが「送辞」を読んでくれました。
その中で、先輩たちから学んだことが語られていました。
先輩たちの黙々と卒研や勉強に取り組む姿や、一歩前に出る勇気から学び、
彼らに憧れ、目標としていたと伝えてくれました。
今度は、みなさんが新入生の目標となる番です。
新入生たちは、みなさんが本気で学ぶ姿や、元気な挨拶、
先生たちへの敬意を持った接し方など、
みなさんの立ち居振る舞いを肌で感じ取って、
少しずつウエジョビの礼儀やあり方を身につけていくのです。
ウエジョビの文化はみなさんが作り出していくのです。
よろしくお願いします。
さて今年は、みなさんは、就職試験・公務員試験、卒業研究等、
いろんな新しい事に挑戦する年となります。
もしかしたら、そのハードルは、
みなさんが思っている以上に高いかもしれません。
公務員試験や就職試験で不合格となることもあるでしょう。
でも、そんな事にめげずに何度でも挑戦してほしいのです。
挑戦を繰り返すことで、
みなさんの人間力はどんどん磨かれていくはずです。
そんな「挑戦の年」を迎えるみなさんに、
ぜひ観てほしい動画がありましたので、ご覧ください。
ニックさんは、
「失敗しても、挑戦し続ける限り、チャンスはある、
ギブアップするまで終わらない」
「君たちはきっと起き上がる力を見出すことができる」
「決して、絶対に、永遠にあきらめないで」
というメッセージを送ってくれました。
みなさんも、心がくじけそうになった時には、
ぜひニックさんのことを思い出して、頑張ってもらえたらと思います。
今年も一年、一緒に頑張りましょう。ありがとうございました。
----------
この動画を観た時は、私も号泣でした。
頑張ろうって思いました。
勇気をもらえました。
…学生たちの心に少しでも響いていたら嬉しいです。
さて、次は、楽しみにしていた
ウエジョビの先生たち全員からのメッセージです。
(続きます)
↓こちらもよろしくお願いします!
ヒダカズのココロの授業 比田井通信編
最新の記事は「良知」を攻撃するものは「損得」

大好きな学校行事の一つです。
中央に立つと、
新2年生が全員こちらを向いていて、そのまなざしが痛いくらいです。
彼らの目や姿勢から、1年間の成長ぶりが伝わってきます。

新2年生は、卒業年次。
就職活動という大きな挑戦をすることになります。
今までの勉強は
「たったひとつの正解が準備されていて、
そこにたどり着くように考える」
というものでしたが、
就職活動はそうはいきません。
「たったひとつの正解」なんてありません。
これはまさに、恋愛と一緒です。
お互いにいいと思う人と巡り合って…
…「ご縁」があって初めて採用してもらえるんですよね。
学生たちはある意味、就職活動で、
生まれて初めて「正解のない問題」にチャレンジするわけです。
しかも、初めて、社会の荒波に揉まれることになります。
今年は、失敗しても、挫折しても、
そこでくじけずに…もう一度立ち上がる勇気を持って欲しい
ということを伝えたいと思いました。
特に、公務員コース2年生の学生たちに。
公務員コース2年生というのは、
1年次に公務員試験に合格できず、
でも、「もう一年頑張りたい!」という決意で
進級する学生たちです。
公務員科の1年間はとてもハードです。
公務員試験は主に9月上旬から始まります。
4月に入学してから、9月上旬までの約5ヶ月間で
10倍、20倍という倍率の試験に合格しようとするのですから、
並大抵の勉強ではかないません。
毎日夜8時まで残り、夏休みもお盆の4日間だけで…
合格できるんだろうかという不安も抱えながら、
本当に頑張っているんですね。
…でも、そんなにも頑張ったのに、
合格できなかった学生たち…。
どれだけ悔しい思いをしたことでしょうか。
どれだけ涙を流したことでしょうか…。
しかも、同じクラスには、無事合格して
警察官や市役所職員になっていく人がいます。
複雑な思いだったことと思います。
それでも、
一緒に辛苦を共にしてきた、大切な仲間たちですから、
ちゃんと「卒業おめでとう!」と送り出し…
自分は、挫折から立ち上がって、
「もう一年、挑戦しよう!」と
自分の意志で決めた学生たちなのです。
そんな彼らに、何とか勇気を持ってもらいたいと…
そんな思いでお話をさせていただきました。

1か月前の卒業式では、この学年を代表して、
医療秘書コースの中村まいさんが「送辞」を読んでくれました。
その中で、先輩たちから学んだことが語られていました。
先輩たちの黙々と卒研や勉強に取り組む姿や、一歩前に出る勇気から学び、
彼らに憧れ、目標としていたと伝えてくれました。
今度は、みなさんが新入生の目標となる番です。
新入生たちは、みなさんが本気で学ぶ姿や、元気な挨拶、
先生たちへの敬意を持った接し方など、
みなさんの立ち居振る舞いを肌で感じ取って、
少しずつウエジョビの礼儀やあり方を身につけていくのです。
ウエジョビの文化はみなさんが作り出していくのです。
よろしくお願いします。
さて今年は、みなさんは、就職試験・公務員試験、卒業研究等、
いろんな新しい事に挑戦する年となります。
もしかしたら、そのハードルは、
みなさんが思っている以上に高いかもしれません。
公務員試験や就職試験で不合格となることもあるでしょう。
でも、そんな事にめげずに何度でも挑戦してほしいのです。
挑戦を繰り返すことで、
みなさんの人間力はどんどん磨かれていくはずです。
そんな「挑戦の年」を迎えるみなさんに、
ぜひ観てほしい動画がありましたので、ご覧ください。
ニックさんは、
「失敗しても、挑戦し続ける限り、チャンスはある、
ギブアップするまで終わらない」
「君たちはきっと起き上がる力を見出すことができる」
「決して、絶対に、永遠にあきらめないで」
というメッセージを送ってくれました。
みなさんも、心がくじけそうになった時には、
ぜひニックさんのことを思い出して、頑張ってもらえたらと思います。
今年も一年、一緒に頑張りましょう。ありがとうございました。
----------
この動画を観た時は、私も号泣でした。
頑張ろうって思いました。
勇気をもらえました。
…学生たちの心に少しでも響いていたら嬉しいです。
さて、次は、楽しみにしていた
ウエジョビの先生たち全員からのメッセージです。
(続きます)
↓こちらもよろしくお願いします!
ヒダカズのココロの授業 比田井通信編
最新の記事は「良知」を攻撃するものは「損得」

2013年04月09日
222-1年で2番目にいい日…2
入学生の宣誓です。
新入生298名の中から選ばれた学生は
公務員科 警察・消防コース 栁沢陽介君です。

今、日本は、東日本大震災からの復興に向けて、
力を合わせ、一致団結して立ち向かっています。
その中にあって、私たち一人一人が、
「自分に何ができるのか」という問いを、心のどこかに持っていると思います。
あるウエジョビの先輩が、あの震災の翌日から、
現場の最前線で懸命に救助活動にあたられたお話をお聞きしました。
「誰か」ではなく「自分」がその場所に立っていられたのは、
ウエジョビで3つの約束を徹底的に磨き直したことにあると教えて下さいました。
私も目指す警察官として、
「誰か」ではなく「自分」が、地域の方々の安心と安全を守るために、
このウエジョビで3つの約束を実践します。
「あいさつ」は、今まで何となくやっていたあいさつから、
「本物のあいさつ」を目指します。
「そうじ」は、何のためにやるのか自分で考えながら掃除をします。
そして、自分のためだけでなく、
他人のことを考えてする「そうじ」を目指します。
「素直」は、言い訳をせず、先ずは言われたことをしっかりと受け止め、
それを自分の力に変えていけるような人間を目指します。
私たち新入生は、感謝の思いを忘れず、
同じ目標を持った仲間と共に勉学に励み、
ウエジョビ生活が一生の宝物となるよう努力していきたいと思います。
----------
今まで、実はウエジョビでは、
入学式のときに「新入生宣誓」として、
ある程度形になったものを読んでもらっていました。
でも、今年から
形にとらわれるのではなく、
新入生の正直な気持ち、心からの決意を聴きたいと思い、
全文を考えてもらいました。
どんな言葉で自らの決意を語ってくれるのかと
楽しみにしていたのですが、
期待以上のものでした。
「誰か」ではなく「自分が」
の言葉が、心に強く残りました。
とっても大切なことです。
そういう「当事者意識」を常に持っている人が
いい仕事ができる人になれると思います。
そして、あいさつ、そうじ、素直の「3つの約束」に関しても
自分で深く考えてくれたのですね。
これを聞いた新入生のみんなも、
「栁沢くんはすごいなぁ」と思うと同時に、
「自分も頑張ろう!」と思ったことでしょう。
素晴らしい新入生代表の言葉でした。
さて、続いて今度は、在校生からの言葉です。
在校生の代表は、
建築学科インテリア住環境コース2年 渡邊良平君です。

私は、ウエジョビに入学してから、
メモを取る習慣が身に付きました。
元々は、「メモ帳を肌身離さず持つように」との先生からの教えで持ち始め、
今では3冊目が終わろうとしています。
入学当初は、何を書いたらよいのかよくわかりませんでしたが、
今は重要なポイントを
しっかり書き留めることができるようになりました。
どこに行くにもメモ帳を携帯し、
先生のお話や友人との会話、
また日常の出来事から大切だと思うことを、日々書き記しています。
この一年間の記録は、私が得た多くの知識や経験が詰まったもので、
大切な学びの証です。
私にとって、どんな書物にも負けないほどの、
価値ある宝物となりました。
先生方が教えて下さることを一言一句逃したくないという、
積極的な気持ちこそが、
この「メモを取る」という行為を
自然にできるようにしてくれているのだと思います。
知りたいことが増え、
社会に目を向けることができるようになり、
好奇心旺盛な自分になれたことで、
受け身ではなく
自分から積極的に何事もやってみようと思えるようになりました。
ウエジョビの核となる
「3つの約束」のひとつでもある『素直』とは、
現状の自分に満足せず、
周りの人からの教えをまっすぐに自分の心に吸収し、
「更に成長したい」という気持ちを持つことだと、私は思います。
皆さんが描いた将来の夢に向かって各専門分野のプロを目指し、
自分のためだけでなく、いつか誰かのお役に立つための学びに、
全力で取り組んでいきましょう。
そして、その思いをやる気の源とし、
切磋琢磨しながらどこまでも共に成長し続けていきましょう。
----------
渡邊君は、この言葉を考えるために、
春休み中に何度も学校に来ていました。
何度も何度も。
確かに、渡邊君はいつもメモを取っています。
このクラスを訪問した時のブログを見てみると、
199-クラス訪問12【甘利組】

みんなが積極的にメモを取っているシーンがありました。

渡邊君の写真も。

もう、メモを取ることが習慣になっているのですね。

自分が書いてきたメモが
「私にとって、どんな書物にも負けないほどの、
価値ある宝物となりました。」
…なんて…
本当に一生懸命にメモをしたり、
何度も読み返したりしていなければ
言えないフレーズだと思います。
脱帽です。
ウエジョビにいた1年間で、
本当にメモをとるという習慣が身についたのですね。
そして、
「自分のためだけでなく、いつか誰かのお役に立つための学びに、
全力で取り組んでいきましょう。」
この言葉にも心がふるえました。
「いつか誰かのお役に立つための学び」
…ウエジョビにこんなことを言える学生が言えることを
とても誇りに思いました。
そして、そんな風に学生を導いてくれた
先生方にも感謝です。
…ありがたいです。
ありがたいことです!
本当にありがとうございます!
今年も、すがすがしい気持ちで入学式を終え、
いよいよウエジョビの新しい1年が始まります!
頑張るぞ~!(o^o^o)
↓こちらもよろしくお願いします!
ヒダカズのココロの授業 比田井通信編
最新の記事は210-人は技術ではなく、その心に感動する
新入生298名の中から選ばれた学生は
公務員科 警察・消防コース 栁沢陽介君です。

今、日本は、東日本大震災からの復興に向けて、
力を合わせ、一致団結して立ち向かっています。
その中にあって、私たち一人一人が、
「自分に何ができるのか」という問いを、心のどこかに持っていると思います。
あるウエジョビの先輩が、あの震災の翌日から、
現場の最前線で懸命に救助活動にあたられたお話をお聞きしました。
「誰か」ではなく「自分」がその場所に立っていられたのは、
ウエジョビで3つの約束を徹底的に磨き直したことにあると教えて下さいました。
私も目指す警察官として、
「誰か」ではなく「自分」が、地域の方々の安心と安全を守るために、
このウエジョビで3つの約束を実践します。
「あいさつ」は、今まで何となくやっていたあいさつから、
「本物のあいさつ」を目指します。
「そうじ」は、何のためにやるのか自分で考えながら掃除をします。
そして、自分のためだけでなく、
他人のことを考えてする「そうじ」を目指します。
「素直」は、言い訳をせず、先ずは言われたことをしっかりと受け止め、
それを自分の力に変えていけるような人間を目指します。
私たち新入生は、感謝の思いを忘れず、
同じ目標を持った仲間と共に勉学に励み、
ウエジョビ生活が一生の宝物となるよう努力していきたいと思います。
----------
今まで、実はウエジョビでは、
入学式のときに「新入生宣誓」として、
ある程度形になったものを読んでもらっていました。
でも、今年から
形にとらわれるのではなく、
新入生の正直な気持ち、心からの決意を聴きたいと思い、
全文を考えてもらいました。
どんな言葉で自らの決意を語ってくれるのかと
楽しみにしていたのですが、
期待以上のものでした。
「誰か」ではなく「自分が」
の言葉が、心に強く残りました。
とっても大切なことです。
そういう「当事者意識」を常に持っている人が
いい仕事ができる人になれると思います。
そして、あいさつ、そうじ、素直の「3つの約束」に関しても
自分で深く考えてくれたのですね。
これを聞いた新入生のみんなも、
「栁沢くんはすごいなぁ」と思うと同時に、
「自分も頑張ろう!」と思ったことでしょう。
素晴らしい新入生代表の言葉でした。
さて、続いて今度は、在校生からの言葉です。
在校生の代表は、
建築学科インテリア住環境コース2年 渡邊良平君です。

私は、ウエジョビに入学してから、
メモを取る習慣が身に付きました。
元々は、「メモ帳を肌身離さず持つように」との先生からの教えで持ち始め、
今では3冊目が終わろうとしています。
入学当初は、何を書いたらよいのかよくわかりませんでしたが、
今は重要なポイントを
しっかり書き留めることができるようになりました。
どこに行くにもメモ帳を携帯し、
先生のお話や友人との会話、
また日常の出来事から大切だと思うことを、日々書き記しています。
この一年間の記録は、私が得た多くの知識や経験が詰まったもので、
大切な学びの証です。
私にとって、どんな書物にも負けないほどの、
価値ある宝物となりました。
先生方が教えて下さることを一言一句逃したくないという、
積極的な気持ちこそが、
この「メモを取る」という行為を
自然にできるようにしてくれているのだと思います。
知りたいことが増え、
社会に目を向けることができるようになり、
好奇心旺盛な自分になれたことで、
受け身ではなく
自分から積極的に何事もやってみようと思えるようになりました。
ウエジョビの核となる
「3つの約束」のひとつでもある『素直』とは、
現状の自分に満足せず、
周りの人からの教えをまっすぐに自分の心に吸収し、
「更に成長したい」という気持ちを持つことだと、私は思います。
皆さんが描いた将来の夢に向かって各専門分野のプロを目指し、
自分のためだけでなく、いつか誰かのお役に立つための学びに、
全力で取り組んでいきましょう。
そして、その思いをやる気の源とし、
切磋琢磨しながらどこまでも共に成長し続けていきましょう。
----------
渡邊君は、この言葉を考えるために、
春休み中に何度も学校に来ていました。
何度も何度も。
確かに、渡邊君はいつもメモを取っています。
このクラスを訪問した時のブログを見てみると、
199-クラス訪問12【甘利組】

みんなが積極的にメモを取っているシーンがありました。

渡邊君の写真も。

もう、メモを取ることが習慣になっているのですね。

自分が書いてきたメモが
「私にとって、どんな書物にも負けないほどの、
価値ある宝物となりました。」
…なんて…
本当に一生懸命にメモをしたり、
何度も読み返したりしていなければ
言えないフレーズだと思います。
脱帽です。
ウエジョビにいた1年間で、
本当にメモをとるという習慣が身についたのですね。
そして、
「自分のためだけでなく、いつか誰かのお役に立つための学びに、
全力で取り組んでいきましょう。」
この言葉にも心がふるえました。
「いつか誰かのお役に立つための学び」
…ウエジョビにこんなことを言える学生が言えることを
とても誇りに思いました。
そして、そんな風に学生を導いてくれた
先生方にも感謝です。
…ありがたいです。
ありがたいことです!
本当にありがとうございます!
今年も、すがすがしい気持ちで入学式を終え、
いよいよウエジョビの新しい1年が始まります!
頑張るぞ~!(o^o^o)
↓こちらもよろしくお願いします!
ヒダカズのココロの授業 比田井通信編
最新の記事は210-人は技術ではなく、その心に感動する

2013年04月08日
221-1年で2番目にいい日…1
4/5(金)、上田市民会館にて入学式が行われました。
今年は例年より桜も早く、上田城櫓門前のしだれ桜も満開。
私達の入学を祝ってくれているようです。

受付が始まりました。



緊張している新入生達も、先生達の笑顔にホッとした表情になっています。
式が始まりました。

まずは「新入生呼名」。
新入生全員の名前を一人一人呼びます。
呼ばれた学生は「ハイ!」という返事とともに立ち上がります。

今年の新入生数は298名、ウエジョビ始まって以来の最高人数。
在校生数は全部で398名となり、ウエジョビ史上2番目の人数です。
少子化のこの時代にあって、
こんなにたくさんの学生さんに集まってもらえるなんて
本当に嬉しいことです。
式辞が始まりました。

…ところで、入学生のみなさんが出願の時に書かれた「志望動機」から、
二人ほど紹介したいと思います。
「貴校の「幸せになるため」に3つの約束に取り組んでいるという方針に
とても感動し
私もこの学校に通って変わりたい、変わる努力をしたいと思いました。
「幸せになるため」の勉強を一生懸命し、
そして幸せな生涯を送れるように小さなことから大きなことまですべて、
全力で取り組んでいきたいと思います。」
「私が貴校を志望した理由は、自分自身が大きく変わりたいと思ったからです。
今までやる気のなかった人が貴校に入り変わったという話を聞きました。
私も将来目指している仕事に誇りを持てるようになりたい、
貴校で頑張りたい、変わりたいと思いました。」
…こんな志望動機だったのですが、
二人とも「変わりたい」と書いています。
きっと、同じように「変わりたい」と思って
ウエジョビに入学してくる学生がたくさんいることでしょう。
入学というこのタイミング、
環境が変わり、友達も変わり、先生も変わります。
ちょうど「今までの自分」から「新しい自分」へと生まれ変わるチャンスです。
それでは、変わるためには何をしたらよいのでしょうか。
まず大事なことは「覚悟」だと思います。
入学式とは「未来への覚悟」を表明する場です。
今までとは違う自分になるんだ、この場所で頑張るんだという
覚悟を決めてください。
そして次は「決意」です。
何か一つでもいいので、具体的に、今までの自分とは違う
「新しい良い習慣」を身につけようと決めてください。
たとえば「笑顔で自分からあいさつしよう」
「寝る前に必ず机の上を片付けよう」
「1日15分は、授業の復習をしよう」
「毎朝5:30に起きよう」など、なんでもいいと思います。
みなさんの先輩たちの中にも、
「駐車場から学校まで毎朝ゴミ拾いをしながら登校する」とか
「クラスメートが登校する前に、机を拭いてホワイトボードをきれいにする」
と決めて、毎日やり続けた素晴らしい学生がいました。
決意をしたら、次は「行動」です。
自分で決めたことをしっかり行動することで、
きっと昨日の自分よりも確実に成長しているはずです。
たとえば、昨日よりも1%成長したとしましょう。
昨日1だった自分が、今日は1.01になるんですね。
わずか1%かもしれませんが、
これを365日繰り返していくと、1.01の365乗になりますよね。
実際に計算してみると、なんと、37.38にもなるんですね。
もともとは1だったものが、37倍にもなるんです。
小さなことでも積み重ねていくと、やがて大きな力になるということです。
そして最後、一番大事なことは、「継続」です。
何か話を聞いていいと思った人が100人いたとすると、
実際に行動を起こすのは10人、
続けるのはわずか1人と聴いたことがあります。
ぜひ皆さんには、愚直に続ける、
100人のうちの1人になってほしいと思います。
「続けることができた」という「自信」は
予想以上に自分を変えてくれるはずです。
ちょうど1か月前、この場所で卒業式が行われました。
建築学科の守屋幸平君という学生が「答辞」を読んでくれたのですが、
守屋君は、3つの約束「あいさつ・そうじ・素直」に真摯に取り組むともに、
積極的に表にも出て行ったりと行動力あふれる学生でした。
卒業生261名の代表として「答辞」を読むくらいですから、
どれだけ周りから信頼され、尊敬されていたたが想像できると思います。
そんな守屋君ですが、答辞の中に、こんな言葉がありました。
「…思い返すと、高校までの私は何事にも無関心で、
決して勉強熱心とは言えない学生でした。
もし困難なことが目の前に現れたら、
すぐにあきらめてしまうような人間だったように思います。
私は「できなかった」のではなく、
単に「やらなかった」だけなのかもしれません。」
と。
…私は、この言葉を聞いてとてもびっくりしました。
あの守屋君が、高校時代は、そんな学生だったなんて…。
守屋君は、自身の入学式の時に先輩からいただいた
「スポンジのような心で、すべてを吸収してください」
という言葉を素直に受け止め、
先生やクラスメートからいろんなことを吸収しようと頑張っていたんですね。
だからこそ、2年間でガラッと変われたのだと思います。
彼は、答辞の中で
「自分に自信が持てるようになりました」
「自分の中の「マイナス」だと感じていた部分を
「プラス」に変えることができました」
と語っていました。
人はいつからでも生まれ変わることができるんですね。
「自分を変えたい」という思いで入学してきた新入生の皆さん、
ぜひ、自分が変わるための4つのキーワード、
「覚悟、決意、行動、継続」を忘れず、
スポンジのような心ですべてを吸収し、
大きな自信をつけて卒業できるよう、頑張ってください。
----------
私自身が、一番大切だと思うことであり、
大切だとわかっているのになかなかできないことを
お話させていただきました。
学生達に話しながら、
「私も、学生達と一緒に頑張らなきゃ!」と思っています。
私自身、実は「続けること」が苦手です。
でも、昨年、仲間と一緒にあることに取り組んで
2ヶ月間、毎日続けた結果、目標を達成することができたのです。
これは、自分でも予想外に大きな自信となりました。
だから…そんな感覚を学生達にも持ってもらえたら嬉しいなと思います。
飯田史彦先生の言葉にこんな言葉があります。
----------
何かを変えることによって
何かが始まるんだ
やってみないと
その結果は誰にもわからないんだ
何の意味があるのと
問われても答えられない
きっと
先で意味はわかると思う
----------
…まさにこの感覚ですね。
ウエジョビに入学した学生達が
とにかく何かを決意して続けてくれたら
きっと、いつか
その意味がわかる日が来るでしょう。
…そんなことを思いながら
お話させていただきました。
(続きます)
↓こちらもよろしくお願いします!
ヒダカズのココロの授業 比田井通信編
最新の記事は209-「決まった」ではなく「決めた」。

今年は例年より桜も早く、上田城櫓門前のしだれ桜も満開。
私達の入学を祝ってくれているようです。

受付が始まりました。



緊張している新入生達も、先生達の笑顔にホッとした表情になっています。
式が始まりました。

まずは「新入生呼名」。
新入生全員の名前を一人一人呼びます。
呼ばれた学生は「ハイ!」という返事とともに立ち上がります。

今年の新入生数は298名、ウエジョビ始まって以来の最高人数。
在校生数は全部で398名となり、ウエジョビ史上2番目の人数です。
少子化のこの時代にあって、
こんなにたくさんの学生さんに集まってもらえるなんて
本当に嬉しいことです。
式辞が始まりました。

…ところで、入学生のみなさんが出願の時に書かれた「志望動機」から、
二人ほど紹介したいと思います。
「貴校の「幸せになるため」に3つの約束に取り組んでいるという方針に
とても感動し
私もこの学校に通って変わりたい、変わる努力をしたいと思いました。
「幸せになるため」の勉強を一生懸命し、
そして幸せな生涯を送れるように小さなことから大きなことまですべて、
全力で取り組んでいきたいと思います。」
「私が貴校を志望した理由は、自分自身が大きく変わりたいと思ったからです。
今までやる気のなかった人が貴校に入り変わったという話を聞きました。
私も将来目指している仕事に誇りを持てるようになりたい、
貴校で頑張りたい、変わりたいと思いました。」
…こんな志望動機だったのですが、
二人とも「変わりたい」と書いています。
きっと、同じように「変わりたい」と思って
ウエジョビに入学してくる学生がたくさんいることでしょう。
入学というこのタイミング、
環境が変わり、友達も変わり、先生も変わります。
ちょうど「今までの自分」から「新しい自分」へと生まれ変わるチャンスです。
それでは、変わるためには何をしたらよいのでしょうか。
まず大事なことは「覚悟」だと思います。
入学式とは「未来への覚悟」を表明する場です。
今までとは違う自分になるんだ、この場所で頑張るんだという
覚悟を決めてください。
そして次は「決意」です。
何か一つでもいいので、具体的に、今までの自分とは違う
「新しい良い習慣」を身につけようと決めてください。
たとえば「笑顔で自分からあいさつしよう」
「寝る前に必ず机の上を片付けよう」
「1日15分は、授業の復習をしよう」
「毎朝5:30に起きよう」など、なんでもいいと思います。
みなさんの先輩たちの中にも、
「駐車場から学校まで毎朝ゴミ拾いをしながら登校する」とか
「クラスメートが登校する前に、机を拭いてホワイトボードをきれいにする」
と決めて、毎日やり続けた素晴らしい学生がいました。
決意をしたら、次は「行動」です。
自分で決めたことをしっかり行動することで、
きっと昨日の自分よりも確実に成長しているはずです。
たとえば、昨日よりも1%成長したとしましょう。
昨日1だった自分が、今日は1.01になるんですね。
わずか1%かもしれませんが、
これを365日繰り返していくと、1.01の365乗になりますよね。
実際に計算してみると、なんと、37.38にもなるんですね。
もともとは1だったものが、37倍にもなるんです。
小さなことでも積み重ねていくと、やがて大きな力になるということです。
そして最後、一番大事なことは、「継続」です。
何か話を聞いていいと思った人が100人いたとすると、
実際に行動を起こすのは10人、
続けるのはわずか1人と聴いたことがあります。
ぜひ皆さんには、愚直に続ける、
100人のうちの1人になってほしいと思います。
「続けることができた」という「自信」は
予想以上に自分を変えてくれるはずです。
ちょうど1か月前、この場所で卒業式が行われました。
建築学科の守屋幸平君という学生が「答辞」を読んでくれたのですが、
守屋君は、3つの約束「あいさつ・そうじ・素直」に真摯に取り組むともに、
積極的に表にも出て行ったりと行動力あふれる学生でした。
卒業生261名の代表として「答辞」を読むくらいですから、
どれだけ周りから信頼され、尊敬されていたたが想像できると思います。
そんな守屋君ですが、答辞の中に、こんな言葉がありました。
「…思い返すと、高校までの私は何事にも無関心で、
決して勉強熱心とは言えない学生でした。
もし困難なことが目の前に現れたら、
すぐにあきらめてしまうような人間だったように思います。
私は「できなかった」のではなく、
単に「やらなかった」だけなのかもしれません。」
と。
…私は、この言葉を聞いてとてもびっくりしました。
あの守屋君が、高校時代は、そんな学生だったなんて…。
守屋君は、自身の入学式の時に先輩からいただいた
「スポンジのような心で、すべてを吸収してください」
という言葉を素直に受け止め、
先生やクラスメートからいろんなことを吸収しようと頑張っていたんですね。
だからこそ、2年間でガラッと変われたのだと思います。
彼は、答辞の中で
「自分に自信が持てるようになりました」
「自分の中の「マイナス」だと感じていた部分を
「プラス」に変えることができました」
と語っていました。
人はいつからでも生まれ変わることができるんですね。
「自分を変えたい」という思いで入学してきた新入生の皆さん、
ぜひ、自分が変わるための4つのキーワード、
「覚悟、決意、行動、継続」を忘れず、
スポンジのような心ですべてを吸収し、
大きな自信をつけて卒業できるよう、頑張ってください。
----------
私自身が、一番大切だと思うことであり、
大切だとわかっているのになかなかできないことを
お話させていただきました。
学生達に話しながら、
「私も、学生達と一緒に頑張らなきゃ!」と思っています。
私自身、実は「続けること」が苦手です。
でも、昨年、仲間と一緒にあることに取り組んで
2ヶ月間、毎日続けた結果、目標を達成することができたのです。
これは、自分でも予想外に大きな自信となりました。
だから…そんな感覚を学生達にも持ってもらえたら嬉しいなと思います。
飯田史彦先生の言葉にこんな言葉があります。
----------
何かを変えることによって
何かが始まるんだ
やってみないと
その結果は誰にもわからないんだ
何の意味があるのと
問われても答えられない
きっと
先で意味はわかると思う
----------
…まさにこの感覚ですね。
ウエジョビに入学した学生達が
とにかく何かを決意して続けてくれたら
きっと、いつか
その意味がわかる日が来るでしょう。
…そんなことを思いながら
お話させていただきました。
(続きます)
↓こちらもよろしくお願いします!
ヒダカズのココロの授業 比田井通信編
最新の記事は209-「決まった」ではなく「決めた」。

2013年04月01日
220-1年で一番いい日…4
卒業式もクライマックスが近づいてきました。
在校生からの「送辞」。
今年の送辞は、医療秘書コースの中村まいさんです。

…私自身も、多くの先輩方と関わることができました。
どんなに大変な作業が山積みであろうとも、黙々と卒業研究に取り組む姿や、
レクリエーションを通して笑顔で私たちに接してくださる姿は、
大きな憧れであり、目標でした。
また、比田井塾でお招きした我武者羅応援団の皆様への応援返しでは
その生き生きとした姿や、やると決めた時の潔さが今でも胸に響いています。
一歩前に出る勇気を先輩から学びました。
これから私たちは、先輩が残してくれたもの、
先輩の姿から学んだことを胸に、
ウエジョビをさらに盛り上げていきたいと思います。……
----------
…送辞の中で、
我武者羅應援團への「応援返し」の話が出るとは思いませんでした。
確かに、あの「応援返し」は感動的でした。
171-我武者羅inウエジョビ2012-4

人前に立つことが苦手だった学生が、
決心をして、勇気を出して、
みんなの前で気持ちを語り、応援をしてくれたんですよね。。。
中村さん、自分の言葉で、
しっかり堂々と読んでくれました。
そして答辞。
今年の答辞は、創立者賞を受賞した守屋幸平君。
守屋君の在籍するコースは建築学科、インテリア住環境コース。
丸山めぐみ先生のクラスです。

丸山先生がこのクラスで
守屋君が創立者賞を受賞することになったと
発表した時の話のこと…
なんと、クラスの女の子達が感激して泣いてしまったとか…。
ずっと守屋君の近くで一緒に勉強をしてきて、
本当に彼が頑張ってきたことを良く知っているからこそ
嬉しくて…「おめでとう!」という気持ちがこみ上げてきて
涙が出てきてしまったそうです。
…心優しい学生ですね。
そして、みんな本当に仲が良くて
みんなで一緒に頑張ってきたんですね!
だからこその涙なんでしょうね。。。
その話を聞いて、私もとても嬉しく思いました。
さて、答辞が始まりました。

…思い返すと、高校までの私は何事にも無関心で、
決して勉強熱心とは言えない学生でした。
もし困難なことが目の前に現れたら、
すぐにあきらめてしまうような人間だったように思います。
チャレンジ精神のなかった私は、
「できなかった」のではなく、単に「やらなかった」だけなのかもしれません。
そんな私がウエジョビで二年間を過ごし、学ぶ楽しみや成長する喜びを知り、
自分に自信が持てるようになりました。
支えてくれる仲間や先生の存在を心強く感じ、
どんなことでも「まずはやってみよう」と
積極的に取り組めるようになったことは、私の大きな財産です。
私にとってウエジョビとは、
まさしく成長の場であり、自分の世界を広げてくれた場所でした。
そして、自分の中の「マイナス」だと感じていた部分を
「プラス」に変えることができたのも、このウエジョビでした。
これからは、何があっても自分を信じ、強く生きていけるような、
そんな大きな力を自分の中に感じています。
明日から、私達はそれぞれの道を歩んでいきます。
もし、くじけそうになった時は仲間と先生方の笑顔を思い出し、
どんな困難も乗り越えていきます。
そして、よきウエジョビ生として社会に貢献し、
必要とされる人財を目指します。……
----------
…感動しました。
守屋君が、高校時代に「何事にも無関心だった」なんて
想像がつきません。
…そうだったんですね。
でも、
「自分の中の「マイナス」だと感じていた部分を
「プラス」に変えることができた」
のですね。
良かったです。こんなに嬉しいことはありません。
そして、守屋君の答辞のキーワードも「よきウエジョビ生として」。
私の「校長式辞」と同じです。
まったく打ち合わせもありませんでしたし、
私も事前に答辞の原稿を読んだりしなかったのに…。
もう、涙を抑えるのが大変でした。
守屋君の2年間の思いが
たくさんたくさん詰まった、素晴らしい答辞でした。
守屋君、ありがとう。
この答辞、ウエジョビのサイトに動画がアップされています。
ぜひ、守屋君の凛とした答辞をご覧くださいね!(o^-^o)
平成24年度 卒業式 答辞【動画】

無事、卒業式も終わりました。
みんな本当に良く頑張りました。
卒業式で表彰した学生はわずかですが、
本当は、全員に表彰状をあげたいくらいです。
道路の反対側からでも元気に挨拶してくれる学生…
黙々と掃除をしてくれる学生…
毎朝早く登校して、近所のごみ拾いをしてくれる学生…
休みの日も当然のように登校してきて、いつも勉強していた学生…
始業の1時間半以上前から登校してくる学生…
雪かきの時に、すっと手伝ってくれる学生…
カメラを向けるといつも変な顔をして笑わせてくれる学生…
いろんな子がいました。
愛すべき学生達でした。
学生達からたくさんのことを学ばせてもらいました。
本気で頑張ること。
地道に続けること。
仲間のために尽くすこと。
自分を変えることができること…。
みんな、ありがとう。
私に、大切なことを教えてくれてありがとう。
そして、青春真っ只中の、キラキラしている貴重な時間を
ウエジョビで過ごしてくれてありがとう。
出逢ってくれてありがとう。
ありがとう。
ありがとう。
ありがとう!
心から感謝です!















みんな、元気でね!
そして「よきウエジョビ生であれ!」
在校生からの「送辞」。
今年の送辞は、医療秘書コースの中村まいさんです。

…私自身も、多くの先輩方と関わることができました。
どんなに大変な作業が山積みであろうとも、黙々と卒業研究に取り組む姿や、
レクリエーションを通して笑顔で私たちに接してくださる姿は、
大きな憧れであり、目標でした。
また、比田井塾でお招きした我武者羅応援団の皆様への応援返しでは
その生き生きとした姿や、やると決めた時の潔さが今でも胸に響いています。
一歩前に出る勇気を先輩から学びました。
これから私たちは、先輩が残してくれたもの、
先輩の姿から学んだことを胸に、
ウエジョビをさらに盛り上げていきたいと思います。……
----------
…送辞の中で、
我武者羅應援團への「応援返し」の話が出るとは思いませんでした。
確かに、あの「応援返し」は感動的でした。
171-我武者羅inウエジョビ2012-4
人前に立つことが苦手だった学生が、
決心をして、勇気を出して、
みんなの前で気持ちを語り、応援をしてくれたんですよね。。。
中村さん、自分の言葉で、
しっかり堂々と読んでくれました。
そして答辞。
今年の答辞は、創立者賞を受賞した守屋幸平君。
守屋君の在籍するコースは建築学科、インテリア住環境コース。
丸山めぐみ先生のクラスです。

丸山先生がこのクラスで
守屋君が創立者賞を受賞することになったと
発表した時の話のこと…
なんと、クラスの女の子達が感激して泣いてしまったとか…。
ずっと守屋君の近くで一緒に勉強をしてきて、
本当に彼が頑張ってきたことを良く知っているからこそ
嬉しくて…「おめでとう!」という気持ちがこみ上げてきて
涙が出てきてしまったそうです。
…心優しい学生ですね。
そして、みんな本当に仲が良くて
みんなで一緒に頑張ってきたんですね!
だからこその涙なんでしょうね。。。
その話を聞いて、私もとても嬉しく思いました。
さて、答辞が始まりました。

…思い返すと、高校までの私は何事にも無関心で、
決して勉強熱心とは言えない学生でした。
もし困難なことが目の前に現れたら、
すぐにあきらめてしまうような人間だったように思います。
チャレンジ精神のなかった私は、
「できなかった」のではなく、単に「やらなかった」だけなのかもしれません。
そんな私がウエジョビで二年間を過ごし、学ぶ楽しみや成長する喜びを知り、
自分に自信が持てるようになりました。
支えてくれる仲間や先生の存在を心強く感じ、
どんなことでも「まずはやってみよう」と
積極的に取り組めるようになったことは、私の大きな財産です。
私にとってウエジョビとは、
まさしく成長の場であり、自分の世界を広げてくれた場所でした。
そして、自分の中の「マイナス」だと感じていた部分を
「プラス」に変えることができたのも、このウエジョビでした。
これからは、何があっても自分を信じ、強く生きていけるような、
そんな大きな力を自分の中に感じています。
明日から、私達はそれぞれの道を歩んでいきます。
もし、くじけそうになった時は仲間と先生方の笑顔を思い出し、
どんな困難も乗り越えていきます。
そして、よきウエジョビ生として社会に貢献し、
必要とされる人財を目指します。……
----------
…感動しました。
守屋君が、高校時代に「何事にも無関心だった」なんて
想像がつきません。
…そうだったんですね。
でも、
「自分の中の「マイナス」だと感じていた部分を
「プラス」に変えることができた」
のですね。
良かったです。こんなに嬉しいことはありません。
そして、守屋君の答辞のキーワードも「よきウエジョビ生として」。
私の「校長式辞」と同じです。
まったく打ち合わせもありませんでしたし、
私も事前に答辞の原稿を読んだりしなかったのに…。
もう、涙を抑えるのが大変でした。
守屋君の2年間の思いが
たくさんたくさん詰まった、素晴らしい答辞でした。
守屋君、ありがとう。
この答辞、ウエジョビのサイトに動画がアップされています。
ぜひ、守屋君の凛とした答辞をご覧くださいね!(o^-^o)
平成24年度 卒業式 答辞【動画】

無事、卒業式も終わりました。
みんな本当に良く頑張りました。
卒業式で表彰した学生はわずかですが、
本当は、全員に表彰状をあげたいくらいです。
道路の反対側からでも元気に挨拶してくれる学生…
黙々と掃除をしてくれる学生…
毎朝早く登校して、近所のごみ拾いをしてくれる学生…
休みの日も当然のように登校してきて、いつも勉強していた学生…
始業の1時間半以上前から登校してくる学生…
雪かきの時に、すっと手伝ってくれる学生…
カメラを向けるといつも変な顔をして笑わせてくれる学生…
いろんな子がいました。
愛すべき学生達でした。
学生達からたくさんのことを学ばせてもらいました。
本気で頑張ること。
地道に続けること。
仲間のために尽くすこと。
自分を変えることができること…。
みんな、ありがとう。
私に、大切なことを教えてくれてありがとう。
そして、青春真っ只中の、キラキラしている貴重な時間を
ウエジョビで過ごしてくれてありがとう。
出逢ってくれてありがとう。
ありがとう。
ありがとう。
ありがとう!
心から感謝です!















みんな、元気でね!
そして「よきウエジョビ生であれ!」
2013年03月25日
219-一年で一番いい日…3
皆勤賞の表彰も終わり、「校長式辞」です。

----------
…昨年の11月23日、この場所で「ココロの授業 講演会」が行われ、
海洋冒険家の白石康次郎さんのお話を全員でお聴きしましたが、
白石さんは「よき日本人であれ」とおっしゃっていました。

白石さんは、世界一周ヨットのレースで現地入りし、
たくさんの外国の方々と一緒にスタートを待つまでの期間も、
日本人の心を忘れなかったのです。
例えば、ミーティングがあった時に、
他の国の選手は当然のように遅れてきましたが、
白石さんはちゃんと時間前に到着して、みんなを待っていました。
そして、次のミーティングも、その次のミーティングも、
他の人達が遅れてくるとわかっていても、
やっぱり時間前に集合していました。
また、ヨットの整備を進める中で、
道具や材料がなくて困っている人たちに、
白石さんは自分の工具や材料を貸してあげたりしていました。
貨した相手はもちろんみなライバルです。
まさに「敵に塩を送る」だったわけで、外国の方々は本当に驚いたようです。
海外に行った時こそ、海外の文化や考え方に流されるのではなく、
ただひたすら「よき日本人であれ」と、
日本人の心を貫いた白石さんは、本当に素晴らしいと思います。
そこで、今、ウエジョビを卒業するみなさんには、
「よきウエジョビ生であれ」という言葉を送りたいと思います。
今までウエジョビの中では、
学生も先生もみんなで3つの約束に取り組んできました。
みんなで時間を守り、学校にも朝早く登校し、
真面目に学習に取り組む文化もありました。
しかし、これからみなさんが働く職場がそうとは限りません。
挨拶をしても、挨拶を返してくれない人がいるかもしれません。
雪が降ったら遅刻をしても仕方がないという雰囲気かもしれません。
でも、みなさんは、そんなことには惑わされず、
ウエジョビの卒業生としての誇りの元に行動をしてほしいのです。
挨拶を返してくれない上司がいたとしても、笑顔で挨拶をしてください。
いつも「ハイ!」と気持ちの良い返事をしてください。
自ら進んで掃除をしてください。
今と同じ姿勢で、素直に人の話を聴いてください。
ウエジョビ生としての真価がわかるのは、
みなさんがウエジョビではない環境に飛び込んでからです。
これからが勝負なのです。
そのためにも、新しい生活がスタートする前に、
何かひとつでもいいので「自分はこれをしよう」と決めて、
それを続けてください。
例えば
「必ず笑顔で挨拶をしよう」
「始業30分前には会社に行って掃除をしよう」
「『ありがとう』を一日30回言おう」など…。
入学式に講演をしてくださった佐藤芳直さんも、
「ひとつでもいいから何かしようと自分で決めたら、
それを続けて、そこで100点を取りなさい」とおっしゃっていました。

自分で決めたことを守り、続けることは、
みなさんが考える以上に自分にパワーを与えてくれます。
そして、この卒業をきっかけに、
今までにお世話になった人に「ありがとう」を伝えてください。
一緒に頑張ってきた仲間、先生、そして家族や一番はご両親に。
親の心は、親にならなければわからないかもしれませんが…
…先日、北海道で悲しい事故がありました。
吹雪の中、お父さんと9歳の娘さんの車が雪にはまって動けなくなり、
2人で歩いて民家に助けを求めに行こうとしたのですが、
雪と風で身動きがとれなくなってしまったのです。
お父さんは、9歳の娘さんを抱きしめ、
とにかく娘さんを守ろうと必死でした。
風が吹いていた北側に背を向け、
10時間もずっと娘さんを守っていたのです。
多分、お父さんは、
「何があっても、娘は俺が守るんだ」という気持ちだったことでしょう。
猛吹雪の中での10時間、どれだけ寒かったことでしょうか。
結果、娘さんは助かりましたが、
お父さんは残念ながらお亡くなりになってしまいました。
このお父さんは本当に素晴らしいと思います。
でも、このお父さんが特別だったわけではありません。
きっと、みなさんのお父さん、お母さんも、
もしも同じ状況になったら、同じことをしたはずです。
…たとえ自分の命に代えてでも。
親というのは、
いくつになっても自分の宝物である子どものことは、
何があっても守りたい、何があっても応援したいと、
ただひたすらに子どもの幸せを願っているものなのです…。

-----------
…緊張の式辞も何とか終わりました。
次は、祝電披露。
電報やレタックスに続いて、
高見澤先生が色紙を一枚取り出して読み上げてくださいました。

上田情報ビジネス専門学校をご卒業される皆様へ
押忍!
ご卒業おめでとうございます
新しい世界へ羽ばたくあなた
自分自身の気持ちを信じて
思う存分「無茶」をして下さい
我らはあなたを信じてる
押忍
我武者羅應援團
----------
我武者羅應援團のみなさんからこんな素晴らしい色紙をいただいたのです!
ありがたいことです。
我武者羅應援團さんには、
ここ3年続けて毎年、学生達の応援に来ていただいています。
168-我武者羅inウエジョビ2012-1
168-我武者羅inウエジョビ2012-2
168-我武者羅inウエジョビ2012-3
168-我武者羅inウエジョビ2012-4

ネットでもDVDでも有名な、団長の武藤さんの「人生の醍醐味」も
ウエジョビで2年前に行われた演舞です。
また、パンフレットにも、團長の武藤さんのインタビューが載っています。

インタビューの中でも、ウエジョビの学生達に向けて
「ムチャをしないと『心の筋力』がつかないから、
心と体をすべてフルに使ってムチャをしてほしい」
というメッセージを送ってくれたのですが、
色紙にも、ちゃんと
「思う存分、無茶をして下さい」と書いてくださっています。
最後の
「我々はあなたを信じてる」の一文が嬉しいですね。
さて、続いては楽しみにしていた答辞です。
(続きます)

----------
…昨年の11月23日、この場所で「ココロの授業 講演会」が行われ、
海洋冒険家の白石康次郎さんのお話を全員でお聴きしましたが、
白石さんは「よき日本人であれ」とおっしゃっていました。

白石さんは、世界一周ヨットのレースで現地入りし、
たくさんの外国の方々と一緒にスタートを待つまでの期間も、
日本人の心を忘れなかったのです。
例えば、ミーティングがあった時に、
他の国の選手は当然のように遅れてきましたが、
白石さんはちゃんと時間前に到着して、みんなを待っていました。
そして、次のミーティングも、その次のミーティングも、
他の人達が遅れてくるとわかっていても、
やっぱり時間前に集合していました。
また、ヨットの整備を進める中で、
道具や材料がなくて困っている人たちに、
白石さんは自分の工具や材料を貸してあげたりしていました。
貨した相手はもちろんみなライバルです。
まさに「敵に塩を送る」だったわけで、外国の方々は本当に驚いたようです。
海外に行った時こそ、海外の文化や考え方に流されるのではなく、
ただひたすら「よき日本人であれ」と、
日本人の心を貫いた白石さんは、本当に素晴らしいと思います。
そこで、今、ウエジョビを卒業するみなさんには、
「よきウエジョビ生であれ」という言葉を送りたいと思います。
今までウエジョビの中では、
学生も先生もみんなで3つの約束に取り組んできました。
みんなで時間を守り、学校にも朝早く登校し、
真面目に学習に取り組む文化もありました。
しかし、これからみなさんが働く職場がそうとは限りません。
挨拶をしても、挨拶を返してくれない人がいるかもしれません。
雪が降ったら遅刻をしても仕方がないという雰囲気かもしれません。
でも、みなさんは、そんなことには惑わされず、
ウエジョビの卒業生としての誇りの元に行動をしてほしいのです。
挨拶を返してくれない上司がいたとしても、笑顔で挨拶をしてください。
いつも「ハイ!」と気持ちの良い返事をしてください。
自ら進んで掃除をしてください。
今と同じ姿勢で、素直に人の話を聴いてください。
ウエジョビ生としての真価がわかるのは、
みなさんがウエジョビではない環境に飛び込んでからです。
これからが勝負なのです。
そのためにも、新しい生活がスタートする前に、
何かひとつでもいいので「自分はこれをしよう」と決めて、
それを続けてください。
例えば
「必ず笑顔で挨拶をしよう」
「始業30分前には会社に行って掃除をしよう」
「『ありがとう』を一日30回言おう」など…。
入学式に講演をしてくださった佐藤芳直さんも、
「ひとつでもいいから何かしようと自分で決めたら、
それを続けて、そこで100点を取りなさい」とおっしゃっていました。

自分で決めたことを守り、続けることは、
みなさんが考える以上に自分にパワーを与えてくれます。
そして、この卒業をきっかけに、
今までにお世話になった人に「ありがとう」を伝えてください。
一緒に頑張ってきた仲間、先生、そして家族や一番はご両親に。
親の心は、親にならなければわからないかもしれませんが…
…先日、北海道で悲しい事故がありました。
吹雪の中、お父さんと9歳の娘さんの車が雪にはまって動けなくなり、
2人で歩いて民家に助けを求めに行こうとしたのですが、
雪と風で身動きがとれなくなってしまったのです。
お父さんは、9歳の娘さんを抱きしめ、
とにかく娘さんを守ろうと必死でした。
風が吹いていた北側に背を向け、
10時間もずっと娘さんを守っていたのです。
多分、お父さんは、
「何があっても、娘は俺が守るんだ」という気持ちだったことでしょう。
猛吹雪の中での10時間、どれだけ寒かったことでしょうか。
結果、娘さんは助かりましたが、
お父さんは残念ながらお亡くなりになってしまいました。
このお父さんは本当に素晴らしいと思います。
でも、このお父さんが特別だったわけではありません。
きっと、みなさんのお父さん、お母さんも、
もしも同じ状況になったら、同じことをしたはずです。
…たとえ自分の命に代えてでも。
親というのは、
いくつになっても自分の宝物である子どものことは、
何があっても守りたい、何があっても応援したいと、
ただひたすらに子どもの幸せを願っているものなのです…。

-----------
…緊張の式辞も何とか終わりました。
次は、祝電披露。
電報やレタックスに続いて、
高見澤先生が色紙を一枚取り出して読み上げてくださいました。
上田情報ビジネス専門学校をご卒業される皆様へ
押忍!
ご卒業おめでとうございます
新しい世界へ羽ばたくあなた
自分自身の気持ちを信じて
思う存分「無茶」をして下さい
我らはあなたを信じてる
押忍
我武者羅應援團
----------
我武者羅應援團のみなさんからこんな素晴らしい色紙をいただいたのです!
ありがたいことです。
我武者羅應援團さんには、
ここ3年続けて毎年、学生達の応援に来ていただいています。
168-我武者羅inウエジョビ2012-1
168-我武者羅inウエジョビ2012-2
168-我武者羅inウエジョビ2012-3
168-我武者羅inウエジョビ2012-4

ネットでもDVDでも有名な、団長の武藤さんの「人生の醍醐味」も
ウエジョビで2年前に行われた演舞です。
また、パンフレットにも、團長の武藤さんのインタビューが載っています。
インタビューの中でも、ウエジョビの学生達に向けて
「ムチャをしないと『心の筋力』がつかないから、
心と体をすべてフルに使ってムチャをしてほしい」
というメッセージを送ってくれたのですが、
色紙にも、ちゃんと
「思う存分、無茶をして下さい」と書いてくださっています。
最後の
「我々はあなたを信じてる」の一文が嬉しいですね。
さて、続いては楽しみにしていた答辞です。
(続きます)
2013年03月12日
218-一年で一番いい日…2
創立者賞、校長賞に引き続き、努力賞です。
賞状を手渡す時は、「おめでとう」と笑顔で伝えます。
学生もしっかり目を見て「ありがとうございます」と答えてくれます。
心が通じ合ったような気持ちになれる、嬉しい瞬間です。

公務員科の柴田君も頑張りました。

公務員科の小林さん。

----------
努力賞
公務員科 行政事務コース 小林穂花
あなたは二年生としての自覚を強く持ち
「三つの約束」の実践はもちろん
何事にも妥協することなく
常に自分に厳しく周囲には気遣いを持って接してくれました
毎朝ホームルームのクラスメイトの机の上や
ホワイトボードをピカピカにする姿に感動しました
あなたの弛まぬ向上心と真摯に取り組む姿勢を称えここに表彰します
平成二十五年三月五日
上田情報ビジネス専門学校
校長 比田井 美恵
----------
彼女は毎日、かなり早い電車で登校し、
他の学生が登校してくる前に掃除をしていました。
雪のために電車が遅れてしまったある日、
急いで掃除をしたのですが、
車で登校してきた別の女子学生に見られてしまい…
女子学生と目があった穂花さんは
「あっ、見つかっちゃった…」と言ったそうです。
…人知れず、みんなにはわからないように
掃除をしようと思っていた、ということですね。
なんて美しい心なんでしょう。
そして、その穂花さんの行動に感動した女子学生は
こんな風に言っていました。
「私ね、穂花さんをみならって、
勤務先の駐車場から会社まで
毎朝、ゴミ拾いをするって決めたんだ!」
…もう、感動してしまいました。
みんなのためにと人知れず掃除をしてくれた
穂花さん、
そして、その行動に感動して
ゴミ拾いをしてくれている女子学生…。
こんな学生たちが、ここウエジョビを母校として巣立って行ってくれるなんて
本当にありがたいことです。
賞状を読み上げ、
穂花さんに手渡す瞬間…
穂花さんの頬に一筋の涙がこぼれました。
頑張ってきたものね。
本当によく頑張ってきたものね。
頑張ったからこその涙だよね。。。
…あの涙の美しさ…忘れられません。
(続きます)
賞状を手渡す時は、「おめでとう」と笑顔で伝えます。
学生もしっかり目を見て「ありがとうございます」と答えてくれます。
心が通じ合ったような気持ちになれる、嬉しい瞬間です。

公務員科の柴田君も頑張りました。

公務員科の小林さん。

----------
努力賞
公務員科 行政事務コース 小林穂花
あなたは二年生としての自覚を強く持ち
「三つの約束」の実践はもちろん
何事にも妥協することなく
常に自分に厳しく周囲には気遣いを持って接してくれました
毎朝ホームルームのクラスメイトの机の上や
ホワイトボードをピカピカにする姿に感動しました
あなたの弛まぬ向上心と真摯に取り組む姿勢を称えここに表彰します
平成二十五年三月五日
上田情報ビジネス専門学校
校長 比田井 美恵
----------
彼女は毎日、かなり早い電車で登校し、
他の学生が登校してくる前に掃除をしていました。
雪のために電車が遅れてしまったある日、
急いで掃除をしたのですが、
車で登校してきた別の女子学生に見られてしまい…
女子学生と目があった穂花さんは
「あっ、見つかっちゃった…」と言ったそうです。
…人知れず、みんなにはわからないように
掃除をしようと思っていた、ということですね。
なんて美しい心なんでしょう。
そして、その穂花さんの行動に感動した女子学生は
こんな風に言っていました。
「私ね、穂花さんをみならって、
勤務先の駐車場から会社まで
毎朝、ゴミ拾いをするって決めたんだ!」
…もう、感動してしまいました。
みんなのためにと人知れず掃除をしてくれた
穂花さん、
そして、その行動に感動して
ゴミ拾いをしてくれている女子学生…。
こんな学生たちが、ここウエジョビを母校として巣立って行ってくれるなんて
本当にありがたいことです。
賞状を読み上げ、
穂花さんに手渡す瞬間…
穂花さんの頬に一筋の涙がこぼれました。
頑張ってきたものね。
本当によく頑張ってきたものね。
頑張ったからこその涙だよね。。。
…あの涙の美しさ…忘れられません。
(続きます)
2013年03月06日
217-1年で一番いい日…1
昨日は卒業式でした。1年で一番いい日です。
式前から、上田市民会館のロビーはにぎわっています。
学生たちも先生も、みんな晴れ晴れとしたいい顔をしています。



厳粛な雰囲気の中、卒業式が始まりました。

「卒業生呼名」では、担任の先生が、
1人ずつ名前を呼びます。
学生も「ハイ!」と返事をして
スッと起立します。

先生側からすると
今まで、出欠を取るたびに呼んでいた名前ですが、
学生として名前を呼ぶことができるのはこれが最後と思うと
感慨もひとしお。
担任の先生も、一人一人顔を見ながら、大切に名前を呼びます。

この時の凛とした空気感が、私は大好きです。
クラス代表者への卒業証書の授与が終わり、
学校側からの表彰です。
一昨年までは、
いろんな検定試験の団体から贈られる表彰を中心に行っていました。
でも、それで表彰をすると、どうしても
「難しい資格を取得した人」ばかりに
スポットライトが当たることになってしまいがちです。
もちろん、難しい資格を取ることは素晴らしい事で、
資格をとるために学生たちが努力したことは十分わかっています。
でも、「資格の取得」を評価の中心とした表彰では、
「3つの約束」を大事にしているウエジョビらしくないのではないか
という声が先生方から上がって、
昨年から、卒業式での表彰は、
ウエジョビからのもののみとなりました。
そのおかげで、先生たちの思いがつまった
表彰ができるようになりました。
創立者賞、校長賞と表彰が続きます。

校長賞 公務員科 行政事務コース 宮澤 一歩
あなたは名前の通り一歩一歩
その歩みを止めることなく前進し続けてこられました
自ら率先して毎朝清掃活動に取り組み
はちきれんばかりの笑顔で仲間を迎え
放課後も最後まで残って勉強するあなたの姿には
筋が一本通っていて決してぶれることはありませんでした
あなたの誰からも信頼され尊敬される誠実な人柄と行動を称え
ここに表彰します
平成二十五年三月五日 上田情報ビジネス専門学校 校長 比田井 美恵
…宮澤君の感動が伝わってきます。
賞状を受け取る手が震えています。
涙ぐんでいるようにも見えました。
先生たちの思いをしっかりと受け止めてくれた瞬間です。
感動しました。
(続きます)
式前から、上田市民会館のロビーはにぎわっています。
学生たちも先生も、みんな晴れ晴れとしたいい顔をしています。



厳粛な雰囲気の中、卒業式が始まりました。

「卒業生呼名」では、担任の先生が、
1人ずつ名前を呼びます。
学生も「ハイ!」と返事をして
スッと起立します。

先生側からすると
今まで、出欠を取るたびに呼んでいた名前ですが、
学生として名前を呼ぶことができるのはこれが最後と思うと
感慨もひとしお。
担任の先生も、一人一人顔を見ながら、大切に名前を呼びます。

この時の凛とした空気感が、私は大好きです。
クラス代表者への卒業証書の授与が終わり、
学校側からの表彰です。
一昨年までは、
いろんな検定試験の団体から贈られる表彰を中心に行っていました。
でも、それで表彰をすると、どうしても
「難しい資格を取得した人」ばかりに
スポットライトが当たることになってしまいがちです。
もちろん、難しい資格を取ることは素晴らしい事で、
資格をとるために学生たちが努力したことは十分わかっています。
でも、「資格の取得」を評価の中心とした表彰では、
「3つの約束」を大事にしているウエジョビらしくないのではないか
という声が先生方から上がって、
昨年から、卒業式での表彰は、
ウエジョビからのもののみとなりました。
そのおかげで、先生たちの思いがつまった
表彰ができるようになりました。
創立者賞、校長賞と表彰が続きます。

校長賞 公務員科 行政事務コース 宮澤 一歩
あなたは名前の通り一歩一歩
その歩みを止めることなく前進し続けてこられました
自ら率先して毎朝清掃活動に取り組み
はちきれんばかりの笑顔で仲間を迎え
放課後も最後まで残って勉強するあなたの姿には
筋が一本通っていて決してぶれることはありませんでした
あなたの誰からも信頼され尊敬される誠実な人柄と行動を称え
ここに表彰します
平成二十五年三月五日 上田情報ビジネス専門学校 校長 比田井 美恵
…宮澤君の感動が伝わってきます。
賞状を受け取る手が震えています。
涙ぐんでいるようにも見えました。
先生たちの思いをしっかりと受け止めてくれた瞬間です。
感動しました。
(続きます)
2012年12月12日
208-ふじようちえん訪問記2
ふじ幼稚園訪問記の続きです。
↓ 前回の記事を読んでない方はコチラから
207-ふじようちえん訪問記1

おいしい給食もいただき、残り30分、
各自自由に見学をさせていただきました。
やっぱりみんなが集まるのは屋上。
運動会の時には、この屋上に子供たちが勢ぞろいし、
屋根の端から内側を向いて座って、足をブラブラさせるそうですが…

ウエジョビの学生たちも気付けばブラブラ…

子どもたちが出てきて走り回っていました。

やっぱり、こんなに気持ちのいい場所に出たら、
走り回りたくもなりますよね!
…と思ったら、やっぱり…
2年生男子の競技が始まりました!

一番張り切っていた花岡君でしたが…
ゴール後は一番バテてていました。^^

その後も、走る!

女の子達まで!


そして、登る!

楽しかったですね~!

この場所に来ると、私たち大人だって自然とワクワクして
走りだしたくなってしまうんです。
この園舎になって、子供たちの歩数が増えたそうです。
ある大学生が、ふじ幼稚園の子供たちと、
別の幼稚園(そこでは、サッカーを取り入れた教育をしているそうです)
の歩数を比較したところ、
別の園の子供たちの3倍も歩いていたとか!
すごいですね!
「建築のパワー」を感じました!
「屋上を走ると、下に響かないですか?」
と訊いたところ、加藤先生は
「もちろん、響きますよ。
でも、それがいいんですよ。
昔の家は木造で、1階では2階の音がよく聞こえて、
その音を聞いて、何をしてるのかな~…と察知していたのに、
今はそれがなくなってしまっている。
ここでは屋上の音がよく響くから、
あ、5人走っているな、50人くらい走っているな、
と、察知する力がつくんですよ」と。
確かにそうですね。
その他にも、この園には、細かな工夫がいっぱい。
給食を食べた食堂の椅子には背もたれがなかったのですが、
「あえてつくってないんです。
物は、作りこみすぎると依存するんです」と
おっしゃっていました。
ちょっと話がそれるかもしれませんが、
私は、加藤先生の説明を聞きながら
こんなことを考えていました。
…今の時代は便利すぎて、快適すぎて、
ありがたみがありません。
工夫する力もつきません。
子どもたちにとって便利にすることは、
自分たちで何か考え出したり、工夫したりする
力と意欲を奪っているのではないでしょうか。。。
一緒に行った丸山めぐみ先生も、
「最近は、いかに不便にするかが大事だと思うんです」と
言ってしましたが、私も同感です。
子どもたちの将来を考えたら
不便にしてあげること、不親切にしてあげることが
ある意味、一番の「親切」だと思います。
最近の子供たちは、暖房や冷房でいつも快適なところにいます。
夏には、「子どもにあせもができたらかわいそうだから…」と
冷房をガンガンきかせます。
そうすると、汗が出る「汗腺」の数が増えないそうです。
汗がかけない子どもになってしまうんですね。
また、冬は冬で暖房のきいた場所にばかりいると、
寒い場所におかれた時に、
自らの脂肪を燃焼させて体温を上げる機能が低下してしまいます。
つまり、自分で体温調節ができなくなってしまうんですね。
そうすると、その人の「許容温度範囲」が、
ものすごく狭くなってしまうんですって。
つまり、「暑がりで寒がり」の人になってしまうんですね。
そうすると、年中、
冷房か暖房のどちらかをつけないと、
気が済まなくなってしまうそうです…。
その結果、熱中症にかかりやすいとか、
風邪をひきやすいとか、いろんな弊害が出てくるそうです。
子どもたちに良かれと思って、いい環境を提供していたつもりが、
将来の彼らの健康を奪う結果になってしまうんですね。
また、何でも「除菌、殺菌」をすることが流行っていますが、
私は、身の回りから菌をなくすことよりも
菌に耐えうる体を作ることの方が大事だと思っています。
昔の人たちは、除菌・殺菌なんてしなくても
ちゃんと丈夫で長生きしていたんですから…。
…と、話がそれてしまいましたが、
私も前々からそんな風に思っていたので、
加藤先生の考え方には共感することばかりでした。
屋上の気配が感じられる教室…
すきま風が入ってくる教室…
わざとでこぼこさせてある園庭…
上履きを履かず、裸足で過ごす子供たち…(土踏まずを育てるそうです)
背もたれのないイス…。
加藤先生は、
「地頭の強い子を育てたい」とおっしゃっていました。
知識がある子じゃないんです。
いいと思ったことをスッと行動できることが大事なんですって。
…今回は、ふじようちえんの
建物を見学させていただくということでお邪魔させていただきましたが、
私は、加藤先生から直接考え方をお聴きできたことが、
何よりも勉強になりました。
建物じゃないんです。
その奥に秘められた「子供たちの幸せを願う思い」に
感動するんですね。
建築を志す学生たちに、加藤先生はこんな風に話しかけてくださいました。

「建築は、ずっと残るよね。
自分の寿命よりもずっと永く残るのが建築。
たとえ失敗しても、そのまま残る。
そんな仕事に関われるのはすごいね」
「建築とは、いかに施主に似合っているかが大事。
人生の延長線上に建築がある。
形ある物の真ん中には思いがある。
幼稚園ならその思いは「教育」だよね」
…もう、宝物のような言葉ですね。
こんな言葉をかけてもらえた学生たちは幸せです。
そして、「建築に関わる者としてのあり方」も
しっかり学ばせていただきました。
私も、もちろん「教育者のあり方」…勉強になりました!
最後は、今年撮った中で一番のお気に入りの写真です!^^
こんなに伸び伸びとした写真が撮れたのも、
ふじようちえんだったからでしょう。

最後に、この建物を設計された
手塚貴晴さんが書かれたふじ幼稚園に関する記事にリンクを張っておきます。
加藤先生、そして手塚さんの考え方が細かく書いてあります。
深いですね~。それぞれの思いが。感動しました。
ぜひ読んでみてくださいね!
手塚貴晴 屋根に暮らす-ふじようちえん[1]
手塚貴晴 屋根に暮らす-ふじようちえん[2]
↓こちらもよろしくお願いします!
私が一番好きないつものSHR
最新の記事は本物の冒険を考えてみる
↓ 前回の記事を読んでない方はコチラから
207-ふじようちえん訪問記1

おいしい給食もいただき、残り30分、
各自自由に見学をさせていただきました。
やっぱりみんなが集まるのは屋上。
運動会の時には、この屋上に子供たちが勢ぞろいし、
屋根の端から内側を向いて座って、足をブラブラさせるそうですが…

ウエジョビの学生たちも気付けばブラブラ…

子どもたちが出てきて走り回っていました。

やっぱり、こんなに気持ちのいい場所に出たら、
走り回りたくもなりますよね!
…と思ったら、やっぱり…
2年生男子の競技が始まりました!

一番張り切っていた花岡君でしたが…
ゴール後は一番バテてていました。^^

その後も、走る!

女の子達まで!


そして、登る!

楽しかったですね~!

この場所に来ると、私たち大人だって自然とワクワクして
走りだしたくなってしまうんです。
この園舎になって、子供たちの歩数が増えたそうです。
ある大学生が、ふじ幼稚園の子供たちと、
別の幼稚園(そこでは、サッカーを取り入れた教育をしているそうです)
の歩数を比較したところ、
別の園の子供たちの3倍も歩いていたとか!
すごいですね!
「建築のパワー」を感じました!
「屋上を走ると、下に響かないですか?」
と訊いたところ、加藤先生は
「もちろん、響きますよ。
でも、それがいいんですよ。
昔の家は木造で、1階では2階の音がよく聞こえて、
その音を聞いて、何をしてるのかな~…と察知していたのに、
今はそれがなくなってしまっている。
ここでは屋上の音がよく響くから、
あ、5人走っているな、50人くらい走っているな、
と、察知する力がつくんですよ」と。
確かにそうですね。
その他にも、この園には、細かな工夫がいっぱい。
給食を食べた食堂の椅子には背もたれがなかったのですが、
「あえてつくってないんです。
物は、作りこみすぎると依存するんです」と
おっしゃっていました。
ちょっと話がそれるかもしれませんが、
私は、加藤先生の説明を聞きながら
こんなことを考えていました。
…今の時代は便利すぎて、快適すぎて、
ありがたみがありません。
工夫する力もつきません。
子どもたちにとって便利にすることは、
自分たちで何か考え出したり、工夫したりする
力と意欲を奪っているのではないでしょうか。。。
一緒に行った丸山めぐみ先生も、
「最近は、いかに不便にするかが大事だと思うんです」と
言ってしましたが、私も同感です。
子どもたちの将来を考えたら
不便にしてあげること、不親切にしてあげることが
ある意味、一番の「親切」だと思います。
最近の子供たちは、暖房や冷房でいつも快適なところにいます。
夏には、「子どもにあせもができたらかわいそうだから…」と
冷房をガンガンきかせます。
そうすると、汗が出る「汗腺」の数が増えないそうです。
汗がかけない子どもになってしまうんですね。
また、冬は冬で暖房のきいた場所にばかりいると、
寒い場所におかれた時に、
自らの脂肪を燃焼させて体温を上げる機能が低下してしまいます。
つまり、自分で体温調節ができなくなってしまうんですね。
そうすると、その人の「許容温度範囲」が、
ものすごく狭くなってしまうんですって。
つまり、「暑がりで寒がり」の人になってしまうんですね。
そうすると、年中、
冷房か暖房のどちらかをつけないと、
気が済まなくなってしまうそうです…。
その結果、熱中症にかかりやすいとか、
風邪をひきやすいとか、いろんな弊害が出てくるそうです。
子どもたちに良かれと思って、いい環境を提供していたつもりが、
将来の彼らの健康を奪う結果になってしまうんですね。
また、何でも「除菌、殺菌」をすることが流行っていますが、
私は、身の回りから菌をなくすことよりも
菌に耐えうる体を作ることの方が大事だと思っています。
昔の人たちは、除菌・殺菌なんてしなくても
ちゃんと丈夫で長生きしていたんですから…。
…と、話がそれてしまいましたが、
私も前々からそんな風に思っていたので、
加藤先生の考え方には共感することばかりでした。
屋上の気配が感じられる教室…
すきま風が入ってくる教室…
わざとでこぼこさせてある園庭…
上履きを履かず、裸足で過ごす子供たち…(土踏まずを育てるそうです)
背もたれのないイス…。
加藤先生は、
「地頭の強い子を育てたい」とおっしゃっていました。
知識がある子じゃないんです。
いいと思ったことをスッと行動できることが大事なんですって。
…今回は、ふじようちえんの
建物を見学させていただくということでお邪魔させていただきましたが、
私は、加藤先生から直接考え方をお聴きできたことが、
何よりも勉強になりました。
建物じゃないんです。
その奥に秘められた「子供たちの幸せを願う思い」に
感動するんですね。
建築を志す学生たちに、加藤先生はこんな風に話しかけてくださいました。

「建築は、ずっと残るよね。
自分の寿命よりもずっと永く残るのが建築。
たとえ失敗しても、そのまま残る。
そんな仕事に関われるのはすごいね」
「建築とは、いかに施主に似合っているかが大事。
人生の延長線上に建築がある。
形ある物の真ん中には思いがある。
幼稚園ならその思いは「教育」だよね」
…もう、宝物のような言葉ですね。
こんな言葉をかけてもらえた学生たちは幸せです。
そして、「建築に関わる者としてのあり方」も
しっかり学ばせていただきました。
私も、もちろん「教育者のあり方」…勉強になりました!
最後は、今年撮った中で一番のお気に入りの写真です!^^
こんなに伸び伸びとした写真が撮れたのも、
ふじようちえんだったからでしょう。

最後に、この建物を設計された
手塚貴晴さんが書かれたふじ幼稚園に関する記事にリンクを張っておきます。
加藤先生、そして手塚さんの考え方が細かく書いてあります。
深いですね~。それぞれの思いが。感動しました。
ぜひ読んでみてくださいね!
手塚貴晴 屋根に暮らす-ふじようちえん[1]
手塚貴晴 屋根に暮らす-ふじようちえん[2]
↓こちらもよろしくお願いします!
私が一番好きないつものSHR
最新の記事は本物の冒険を考えてみる

2012年12月11日
207-ふじようちえん訪問記1
先日、建築学科インテリア住環境コースの学生達と一緒に、
東京のふじようちえんを見学させていただきました。
ふじようちえんは、あのデザイナーの佐藤可士和さんがプロデュースし、
建築家の手塚貴晴・手塚由比夫妻が設計された
素晴らしい園舎のもと、600名の園児達が通う幼稚園です。
NHKのプロフェッショナルや、その他
たくさんの建築誌や雑誌にも取り上げられていて、
注目度の高い建物です。
ネットで検索してみると、たくさんのサイトがヒットしました。
中でもこのサイトは、詳しく書かれていた
ふじようちえんと宮崎駿
今回、比田井先生の心の友、石田敦志さんに作っていただいたご縁で
特別に学生達が見学させていただくことができました。
(石田さん、加藤園長先生、ありがとうございます!)
ふじようちえんと言えば、何と言っても
「屋根の上で遊ぶことができる!」が思い浮かびます。
見てください、この写真!
ドーナツ型の園舎の屋上は、こんなに広々していて、
走ったり、自由に遊んだりすることができるんですよ!

下の階から見るとこんな感じ。

屋根の上には、大きなケヤキが出ています。
園舎を建てる時にあったケヤキそのまま活かして
園舎の一部にしてしまっているのですね。

屋根からケヤキの根元をのぞいてみました。

子どもたちはこのネットに入って遊ぶそうです。
階下の教室も見えます。
子どもたちは上履きを使いません。裸足です。
床は、無垢木材フローリング。
足の裏で、木の心地よさを感じていることでしょう。
気持ちいいんですよね~。

教室には仕切りがありません。
ドアもみんな引き戸で、思いっきり開放することができます。
「引き戸だと、すき間風が入って寒いんじゃないですか?」
なんて聞かれることもあるそうですが、
加藤先生はこうおっしゃっていました。
「すきま風があった方がいいんですよ。
すきま風があるから、ちゃんと閉めなきゃ寒いってみんな感じるし、
ちゃんと閉めない子がいると、別の子が行って閉めてくれたりする。
それを見て、それまできちんと閉めることができなかった子も
閉めるようになったりするんです。
物事をきちんとするクセづけをしたいんです」
…ふじようちえんは、どこをとっても
加藤先生の思いがこめられています。
すべてに理由があるんです。
例えば、園庭はわざとデコボコにしてあります。
最近は、どこに行っても平らで子供がなかなか転ばないそうですが…
転ぶことを知らずに大きくなっていくと、
いざ転んだ時に、手が出ない(手をついて体を守ることができない)
子どもが増えているそうです。
だから、転ぶことが大事だと、
わざわざデコボコの園庭にしてあるんですって。
写真の左側は職員室。職員室もオープンなんです。

職員室は、「田舎の民家」がイメージだとおっしゃっていました。
広々していて、情報が行き渡るようにしてあって開放的で、
誰でもスッと入れそうな雰囲気でした。
物理的にも、情報的にも
まさに「風通しが良い」感じが伝わってきました。
学生たちもメモをとりながら真剣に聴いています。


園庭には「ツリーハウス」が建っていました。

建物の中心には大きな木が生えています!
中から見るとこんな感じです!

ワクワクしますね!
続きます。
東京のふじようちえんを見学させていただきました。
ふじようちえんは、あのデザイナーの佐藤可士和さんがプロデュースし、
建築家の手塚貴晴・手塚由比夫妻が設計された
素晴らしい園舎のもと、600名の園児達が通う幼稚園です。
NHKのプロフェッショナルや、その他
たくさんの建築誌や雑誌にも取り上げられていて、
注目度の高い建物です。
ネットで検索してみると、たくさんのサイトがヒットしました。
中でもこのサイトは、詳しく書かれていた
ふじようちえんと宮崎駿
今回、比田井先生の心の友、石田敦志さんに作っていただいたご縁で
特別に学生達が見学させていただくことができました。
(石田さん、加藤園長先生、ありがとうございます!)
ふじようちえんと言えば、何と言っても
「屋根の上で遊ぶことができる!」が思い浮かびます。
見てください、この写真!
ドーナツ型の園舎の屋上は、こんなに広々していて、
走ったり、自由に遊んだりすることができるんですよ!

下の階から見るとこんな感じ。

屋根の上には、大きなケヤキが出ています。
園舎を建てる時にあったケヤキそのまま活かして
園舎の一部にしてしまっているのですね。

屋根からケヤキの根元をのぞいてみました。

子どもたちはこのネットに入って遊ぶそうです。
階下の教室も見えます。
子どもたちは上履きを使いません。裸足です。
床は、無垢木材フローリング。
足の裏で、木の心地よさを感じていることでしょう。
気持ちいいんですよね~。

教室には仕切りがありません。
ドアもみんな引き戸で、思いっきり開放することができます。
「引き戸だと、すき間風が入って寒いんじゃないですか?」
なんて聞かれることもあるそうですが、
加藤先生はこうおっしゃっていました。
「すきま風があった方がいいんですよ。
すきま風があるから、ちゃんと閉めなきゃ寒いってみんな感じるし、
ちゃんと閉めない子がいると、別の子が行って閉めてくれたりする。
それを見て、それまできちんと閉めることができなかった子も
閉めるようになったりするんです。
物事をきちんとするクセづけをしたいんです」
…ふじようちえんは、どこをとっても
加藤先生の思いがこめられています。
すべてに理由があるんです。
例えば、園庭はわざとデコボコにしてあります。
最近は、どこに行っても平らで子供がなかなか転ばないそうですが…
転ぶことを知らずに大きくなっていくと、
いざ転んだ時に、手が出ない(手をついて体を守ることができない)
子どもが増えているそうです。
だから、転ぶことが大事だと、
わざわざデコボコの園庭にしてあるんですって。
写真の左側は職員室。職員室もオープンなんです。

職員室は、「田舎の民家」がイメージだとおっしゃっていました。
広々していて、情報が行き渡るようにしてあって開放的で、
誰でもスッと入れそうな雰囲気でした。
物理的にも、情報的にも
まさに「風通しが良い」感じが伝わってきました。
学生たちもメモをとりながら真剣に聴いています。


園庭には「ツリーハウス」が建っていました。

建物の中心には大きな木が生えています!
中から見るとこんな感じです!

ワクワクしますね!
続きます。
2012年05月03日
162-私の好きな学校行事
私の大好きな学校行事のひとつに「始業式」があります。
今年ももちろん、入学式の前日に行われました。
少し前の話になりますが、私の大好きな行事の一つなので
アップすることにしました。
今年の始業式、出席したのは、新2年生約100名と職員たち。
まずは、私からお話させていただきました。

ウエジョビでは2年生は卒業年次生となります。
今年はみんな就職活動。
きっと、今までの人生の中で
最もプレッシャーを感じ、最も自分を見つめ直し、
たくさんの挫折やチャレンジを繰り返しながら
ものすごく成長する1年になるはずです。
そんな彼らに、いろいろとお話した後、
ナポレオン・ヒルの言葉を送らせていただきました。
----------
もし あなたが負けると考えるのなら あなたは負ける
もし あなたがもうだめだと考えるなら あなたはだめになる
勝ちたいと思う心の片隅で 無理だと考えるなら あなたは絶対勝てない
失敗すると考えるなら あなたは失敗する
世の中をみてみろ
最後まで成功を願い続けた人だけが 成功しているではないか
すべては人の心が決めるのだ
もし あなたが勝てると考えるなら あなたは勝つ
向上したいと考え 自信を持ちたいと願うなら
あなたはその通りの人になる
さあ出発だ
強い人が勝つとは限らない
すばらしい人が勝つとは限らない
私はできる そう考える人が結局は勝つのだ
----------
さて、その後、表彰があり、

私が一番楽しみにしている、
「先生一人一人からのメッセージ」の時間です。

先生たちが全員、学生に向けての一言をお伝えするのです。

学生たちも真剣に聴いています。

学生たちは、先生の話を聴いているだけですが、
その「聴く姿勢」と「目」から、ものすごく成長を感じられます。
背筋を伸ばして、話をする人に対して体ごと向けて、
しっかり目を見て話を聴く姿勢…
100人ほどの学生が、全員揃って話を聴く姿勢は圧巻です。

そして「目」。目が違うんです。
入学式の時、不安気な目をしていたみんなが、
この1年間で挨拶もしっかりできるようになり、
「力を感じる目」になっているのです。一目瞭然です。
先生たちは、思い思いの言葉を伝えます。



先生たちの言葉の中からいくつかご紹介します。
今安先生
「自分の年齢の数だけ、就職試験を受けてください。
これを守った人は今まで必ず合格しています」
勅使川原先生
「学生のみんなはとにかく素晴らしい。
席を立ったら椅子をしまうとか、メモを持ってくるとか、
ちょっとしたことかもしれないけど
伝えればちゃんと行動してくれる。
みんなが行動してくれることが
私にとっての大きな喜びで、応援したくなるんです」
丸山先生
「今年は『ありえない』という言葉を使わないようにしたい。
ありえないと決めつけているのは自分。
『ありえない』と思うようなものでも『あり』にするためには
どうしたらいいか?
何かを始める前に決めつけないで挑戦してほしい」
奥山先生
「自分が気持を込めることが大事。
今もこうやって、先生たち一人一人がみんなに言葉をかけているけど、
返事をするとかうなずくとか、気持ちをこめることはできる。
周りがどうかじゃなくて、自分の気持ちを相手に伝えようとしてほしい。
伝わる、伝わらないは別として
気持ちを伝えようとすることが大事」
福村先生
「ある卒業生からメールが来ました。
彼は、厳しいと言われている大都市の消防で働いています。
彼は、『厳しいところに敢えて飛び込んで行きたい』と言って受験しました。
1年目は合格できず、面接では市長さんに怒られましたが、
それでもあきらめきれずにもう一度挑戦して、見事合格しました。
他の仲間たちはもっと頑張っていると思えば頑張れると言っていました」
…私はいつも、先生たちの言葉に感動させられます。
それは、先生たちが上辺だけの言葉じゃなくて
本当に学生のことを考えているからこそ出てくる言葉
ばかりだからです。
そして、変にカッコつけたりはしません。
自分を出している、という感じがします。
いつもホームルームでもいろんな形で
思いを伝えてくださっているんですよね。
だからこそ、こんなメッセージが出てくるんだと思います。
本当に勉強になります。
ありがたいことです。
私はだから「始業式」が好きなんです。
学生の成長ぶりが一目瞭然なところと、
先生たちの思いが伝わってくるところ…。
少しでも、学生たちの心に響いてくれていたら嬉しいです!
今年ももちろん、入学式の前日に行われました。
少し前の話になりますが、私の大好きな行事の一つなので
アップすることにしました。
今年の始業式、出席したのは、新2年生約100名と職員たち。
まずは、私からお話させていただきました。

ウエジョビでは2年生は卒業年次生となります。
今年はみんな就職活動。
きっと、今までの人生の中で
最もプレッシャーを感じ、最も自分を見つめ直し、
たくさんの挫折やチャレンジを繰り返しながら
ものすごく成長する1年になるはずです。
そんな彼らに、いろいろとお話した後、
ナポレオン・ヒルの言葉を送らせていただきました。
----------
もし あなたが負けると考えるのなら あなたは負ける
もし あなたがもうだめだと考えるなら あなたはだめになる
勝ちたいと思う心の片隅で 無理だと考えるなら あなたは絶対勝てない
失敗すると考えるなら あなたは失敗する
世の中をみてみろ
最後まで成功を願い続けた人だけが 成功しているではないか
すべては人の心が決めるのだ
もし あなたが勝てると考えるなら あなたは勝つ
向上したいと考え 自信を持ちたいと願うなら
あなたはその通りの人になる
さあ出発だ
強い人が勝つとは限らない
すばらしい人が勝つとは限らない
私はできる そう考える人が結局は勝つのだ
----------
さて、その後、表彰があり、

私が一番楽しみにしている、
「先生一人一人からのメッセージ」の時間です。

先生たちが全員、学生に向けての一言をお伝えするのです。

学生たちも真剣に聴いています。

学生たちは、先生の話を聴いているだけですが、
その「聴く姿勢」と「目」から、ものすごく成長を感じられます。
背筋を伸ばして、話をする人に対して体ごと向けて、
しっかり目を見て話を聴く姿勢…
100人ほどの学生が、全員揃って話を聴く姿勢は圧巻です。

そして「目」。目が違うんです。
入学式の時、不安気な目をしていたみんなが、
この1年間で挨拶もしっかりできるようになり、
「力を感じる目」になっているのです。一目瞭然です。
先生たちは、思い思いの言葉を伝えます。



先生たちの言葉の中からいくつかご紹介します。
今安先生
「自分の年齢の数だけ、就職試験を受けてください。
これを守った人は今まで必ず合格しています」
勅使川原先生
「学生のみんなはとにかく素晴らしい。
席を立ったら椅子をしまうとか、メモを持ってくるとか、
ちょっとしたことかもしれないけど
伝えればちゃんと行動してくれる。
みんなが行動してくれることが
私にとっての大きな喜びで、応援したくなるんです」
丸山先生
「今年は『ありえない』という言葉を使わないようにしたい。
ありえないと決めつけているのは自分。
『ありえない』と思うようなものでも『あり』にするためには
どうしたらいいか?
何かを始める前に決めつけないで挑戦してほしい」
奥山先生
「自分が気持を込めることが大事。
今もこうやって、先生たち一人一人がみんなに言葉をかけているけど、
返事をするとかうなずくとか、気持ちをこめることはできる。
周りがどうかじゃなくて、自分の気持ちを相手に伝えようとしてほしい。
伝わる、伝わらないは別として
気持ちを伝えようとすることが大事」
福村先生
「ある卒業生からメールが来ました。
彼は、厳しいと言われている大都市の消防で働いています。
彼は、『厳しいところに敢えて飛び込んで行きたい』と言って受験しました。
1年目は合格できず、面接では市長さんに怒られましたが、
それでもあきらめきれずにもう一度挑戦して、見事合格しました。
他の仲間たちはもっと頑張っていると思えば頑張れると言っていました」
…私はいつも、先生たちの言葉に感動させられます。
それは、先生たちが上辺だけの言葉じゃなくて
本当に学生のことを考えているからこそ出てくる言葉
ばかりだからです。
そして、変にカッコつけたりはしません。
自分を出している、という感じがします。
いつもホームルームでもいろんな形で
思いを伝えてくださっているんですよね。
だからこそ、こんなメッセージが出てくるんだと思います。
本当に勉強になります。
ありがたいことです。
私はだから「始業式」が好きなんです。
学生の成長ぶりが一目瞭然なところと、
先生たちの思いが伝わってくるところ…。
少しでも、学生たちの心に響いてくれていたら嬉しいです!
2012年04月08日
160-勇気ある一歩に自信を持ち…
4/6(金)、上田市民会館で入学式が行われました。
今年の新入生は247名。
そのうち32名は大学や短大、他の専門学校を卒業してからの
ウエジョビへの入学です。
2年生とあわせると347名で、そのうち100名ほどは一人暮らしです。
木曽青峰高校、蘇南高校、飯田、飯田長姫など、
長野県の一番南からも入学して来てくれています。
蘇南高校までは、上田から200キロ近くあります。
そんなに遠くからも来てもらえるなんて、本当にありがたいことです。
受付が始まりました。
担任の先生達も嬉しそうです。



続々と新入生や保護者のみなさんが来ています。


さて、いよいよ入学式が始まりました。

まずは「入学生呼名」。
担任の先生のが、全員の名前を呼びます。
入学生は、「ハイ!」と返事をして立ち上がります。

私は、壇上から、一人一人の顔を見つめています。
後ろの席に座っていた頃は、
一部の学生の顔しか見れなくて、
「全員の顔を見たいなぁ…」と思っていたものです。
校長となった今、
私だけが、全員の顔をしっかりと見ることができるのです。
まさに「役得」です!

担任の先生の名前を呼ぶ声にも力が入ります。

毎年の儀式なのですが、
毎回、気が引き締まります。
静かなホールの中に学生達の返事が響く、
この空気感が私は大好きです。
さて、今年は在校生からの「歓迎の言葉」が
とても素晴らしく、感動してしまいました。

歓迎の言葉を読んでくれたのは
インテリア住環境コースの守屋幸平君。

その中のほんの一部です。
「…私は、一年前の今日、
この会場で先輩からいただいた「歓迎の言葉」の一節を、
常に心に刻んで生活してきました。
それは「スポンジのような心で学ぶ」という言葉です。
出会うすべての人から、また身の回りで起こるすべてのことから学び、
より多くのことを吸収しようと努力した結果、
私はこの一年で
自分の想像をはるかに超える大きな成長を遂げることが出来たと感じています。
学生生活で無駄なことは何ひとつありません…。」
「…専門学校での新たな学校生活に不安を感じている人もいるかもしれません。
しかし、安心してください。
その不安は、新たな一歩を踏み出そうとしているからこそ
生まれる感情なのです。
その勇気ある一歩に自信を持ち、
すがすがしい気持ちで学校生活をスタートさせてください。」
この文章、きっと守屋君は一生懸命に考えたことでしょう。
ありがちな「形式的な」部分が全く見えません。
どの部分からも、
守屋君のこの一年間の頑張りと「あり方」が感じられ、
心が震えました。
最高でした!!!
守屋君がこの言葉を読んでいるとき、
会場の控室には、「入学式特別講演会」でお話をしてくださる
佐藤芳直さんがすでにいらっしゃっていました。
モニターで守屋君の話を聴き、
いたく感動したようで、
この後の講演会でも
何度も守屋君の話を出してくださいました。
しかもフルネームで!!!
この日は
昨年のココロの授業講演会で講演をしていただいた
ベストセラー作家の喜多川泰先生がいらっしゃっていたのですが、
喜多川さんもブログにこんな風に書いてくださいました。


----------
4月6日
長野にて…
上田情報ビジネス専門学校の入学式に参加させていただいた。
入学式の後半にあった
「在校生による歓迎の言葉」
に感動した。
この専門学校に一年間通ったら
こんな立派な若者になるのか…という驚きと
その内容のすばらしさに
心が震えた。
----------
ありがたいことです。
講演会のアンケートでも、
「芳直さんが褒めていた
守屋君の挨拶を聞きたかったです」
なんて声がいくつもありました!
…と言うことで、そんな声にお応えして、
勅使川原先生が、動画をアップしてくださいました!
コチラです! どうぞ!!!
「守屋幸平君 歓迎の言葉」

ウエジョビ2012、素晴らしいスタートとなりました!
今年の新入生は247名。
そのうち32名は大学や短大、他の専門学校を卒業してからの
ウエジョビへの入学です。
2年生とあわせると347名で、そのうち100名ほどは一人暮らしです。
木曽青峰高校、蘇南高校、飯田、飯田長姫など、
長野県の一番南からも入学して来てくれています。
蘇南高校までは、上田から200キロ近くあります。
そんなに遠くからも来てもらえるなんて、本当にありがたいことです。
受付が始まりました。
担任の先生達も嬉しそうです。



続々と新入生や保護者のみなさんが来ています。


さて、いよいよ入学式が始まりました。

まずは「入学生呼名」。
担任の先生のが、全員の名前を呼びます。
入学生は、「ハイ!」と返事をして立ち上がります。

私は、壇上から、一人一人の顔を見つめています。
後ろの席に座っていた頃は、
一部の学生の顔しか見れなくて、
「全員の顔を見たいなぁ…」と思っていたものです。
校長となった今、
私だけが、全員の顔をしっかりと見ることができるのです。
まさに「役得」です!

担任の先生の名前を呼ぶ声にも力が入ります。

毎年の儀式なのですが、
毎回、気が引き締まります。
静かなホールの中に学生達の返事が響く、
この空気感が私は大好きです。
さて、今年は在校生からの「歓迎の言葉」が
とても素晴らしく、感動してしまいました。

歓迎の言葉を読んでくれたのは
インテリア住環境コースの守屋幸平君。

その中のほんの一部です。
「…私は、一年前の今日、
この会場で先輩からいただいた「歓迎の言葉」の一節を、
常に心に刻んで生活してきました。
それは「スポンジのような心で学ぶ」という言葉です。
出会うすべての人から、また身の回りで起こるすべてのことから学び、
より多くのことを吸収しようと努力した結果、
私はこの一年で
自分の想像をはるかに超える大きな成長を遂げることが出来たと感じています。
学生生活で無駄なことは何ひとつありません…。」
「…専門学校での新たな学校生活に不安を感じている人もいるかもしれません。
しかし、安心してください。
その不安は、新たな一歩を踏み出そうとしているからこそ
生まれる感情なのです。
その勇気ある一歩に自信を持ち、
すがすがしい気持ちで学校生活をスタートさせてください。」
この文章、きっと守屋君は一生懸命に考えたことでしょう。
ありがちな「形式的な」部分が全く見えません。
どの部分からも、
守屋君のこの一年間の頑張りと「あり方」が感じられ、
心が震えました。
最高でした!!!
守屋君がこの言葉を読んでいるとき、
会場の控室には、「入学式特別講演会」でお話をしてくださる
佐藤芳直さんがすでにいらっしゃっていました。
モニターで守屋君の話を聴き、
いたく感動したようで、
この後の講演会でも
何度も守屋君の話を出してくださいました。
しかもフルネームで!!!
この日は
昨年のココロの授業講演会で講演をしていただいた
ベストセラー作家の喜多川泰先生がいらっしゃっていたのですが、
喜多川さんもブログにこんな風に書いてくださいました。


----------
4月6日
長野にて…
上田情報ビジネス専門学校の入学式に参加させていただいた。
入学式の後半にあった
「在校生による歓迎の言葉」
に感動した。
この専門学校に一年間通ったら
こんな立派な若者になるのか…という驚きと
その内容のすばらしさに
心が震えた。
----------
ありがたいことです。
講演会のアンケートでも、
「芳直さんが褒めていた
守屋君の挨拶を聞きたかったです」
なんて声がいくつもありました!
…と言うことで、そんな声にお応えして、
勅使川原先生が、動画をアップしてくださいました!
コチラです! どうぞ!!!
「守屋幸平君 歓迎の言葉」

ウエジョビ2012、素晴らしいスタートとなりました!

2012年03月28日
158-1年で一番いい日4
卒業パーティーもクライマックス。
担任の先生一人一人に学生が手紙を読み上げ、
プレゼントを渡します。

プレゼントを渡した後、そのクラス全員が起立して

大きな声で先生に「ありがとうございました!」と言うのです。
これがまたいいんですね~…。
最後の最後の、クラス全員の「ありがとうございました!」ですもの。
先生達が、本当にうれしそうないい顔をしています。

中にはボロボロ泣きながら
手紙を一生懸命に読む学生も…。
先生たちもウルウルしています。
一生懸命に涙をこらえているのがわかります。

先生だって泣いちゃいます。

先生の涙を見て、私たちももらい泣き…。
私は事務・受付職員のテーブルだったのですが、
みんなボロボロ泣いていました。(^-^*)

いいシーンです。
学生の気持ち、先生の気持ちを考えると
胸がいっぱいになってきます。
最後は先生たちが卒業生を握手で送ります。



私、女の子の涙に弱いんですよね~…。ホントに。
担任を持っていない私でさえこうなんですから、
担任の先生たちはどんな思いだったのでしょうか…。
あちこちで記念写真を撮っています。
学生も先生も、とってもいい顔をしていますね!



これは、学生たちから贈られたものですね!
清水先生がいかに学生から慕われていたかがわかります。

かくして1年で一番いい日が幕を閉じました。
今年の卒業パーティーのテーマ「ありがとう」にふさわしい、
感謝と感動の一日でした。
パーティー委員の皆さん、ありがとうございました!
担任の先生一人一人に学生が手紙を読み上げ、
プレゼントを渡します。

プレゼントを渡した後、そのクラス全員が起立して

大きな声で先生に「ありがとうございました!」と言うのです。
これがまたいいんですね~…。
最後の最後の、クラス全員の「ありがとうございました!」ですもの。
先生達が、本当にうれしそうないい顔をしています。

中にはボロボロ泣きながら
手紙を一生懸命に読む学生も…。
先生たちもウルウルしています。
一生懸命に涙をこらえているのがわかります。

先生だって泣いちゃいます。

先生の涙を見て、私たちももらい泣き…。
私は事務・受付職員のテーブルだったのですが、
みんなボロボロ泣いていました。(^-^*)

いいシーンです。
学生の気持ち、先生の気持ちを考えると
胸がいっぱいになってきます。
最後は先生たちが卒業生を握手で送ります。



私、女の子の涙に弱いんですよね~…。ホントに。
担任を持っていない私でさえこうなんですから、
担任の先生たちはどんな思いだったのでしょうか…。
あちこちで記念写真を撮っています。
学生も先生も、とってもいい顔をしていますね!



これは、学生たちから贈られたものですね!
清水先生がいかに学生から慕われていたかがわかります。

かくして1年で一番いい日が幕を閉じました。
今年の卒業パーティーのテーマ「ありがとう」にふさわしい、
感謝と感動の一日でした。
パーティー委員の皆さん、ありがとうございました!

2012年03月22日
157-1年で一番いい日3
卒業式の後に行われた卒業パーティーの様子をお届けします!
厳粛な式とは打って変わって、
みんなとっても楽しそうです!





先生たちも一緒に記念撮影。



今年のテーマは「ありがとう」

シンプルだけど、嬉しいテーマです。
友達に、先生に…感謝の気持ちをこめてのパーティーです。
学生たちが、様々な出し物で楽しませてくれるのですが…
トップバッターは、公務員科、警察・消防コースのお笑いチーム。

…これがですねぇ~。めちゃくちゃおもしろかったんですよ!
いやぁ~…ビックリしました!
ネタもかなり練ってあったし、
相当練習を積まないと、あのレベルにはならないでしょう。
もう、笑い転げました。涙が出てきました。

お笑いチームの二組目。

これもまた楽しかったですね~。

スゴイです!
彼らにあんな才能があるとは知りませんでした!
ぜひ吉本のオーディションを受けてほしいくらいです。
ホント、楽しませてもらいました!

続いて、同じく公務員科の学生のダンスです。
一組目はAKB48。

今年は驚きました!
例年、パーティーでダンスをするのは
主に公務員科の警察・消防コースでした。
「警察官・消防士になりたい!」という学生たちの多くは、
高校時代、野球や柔道などスポーツに青春をかけてきています。
つまり「体育会系」なんですね。ノリが。
ところが、今回は「行政事務コース」
(市役所など、事務系の公務員を目指すコース)の子たちが多いんです!
しかも、普段はおとなしい雰囲気の学生たちまで
ミニスカートをはいて…しかもみんなとっても嬉しそうに
踊る姿。。。いやぁ~、びっくりしました!
普段とのギャップに、これまた大笑いでした。
「少女時代」チームもまた同じく、
普段の生活の様子からは想像できないような学生たちが
これまたとびっきりの笑顔ではしゃいでいて…
彼らの意外な一面を知ることができて、楽しかったですね。

ともに、ダンスもとっても上手でした。
かなり練習を重ねたに違いありません。
…後で聞いたところによると、このダンスの立役者は
パーティー委員長の田中君。

「みんなを楽しませるために、
みんなでダンスしよう!」と、
おとなし目の学生たちにも声をかけてくれたとか…。
最初は「え~っ?」という感じだった学生たちも、
ドンドン楽しくなってきたようで、
練習にはかなり真面目に取り組んでくれたと聞いています。
「新しい自分」を発見できたでしょうか?
この芸があれば、きっと新人歓迎会でも、
先輩方を楽しませることができるでしょう!
その後、「イントロあてクイズ」などで楽しみ、
いよいよクライマックスです。

続きます。
厳粛な式とは打って変わって、
みんなとっても楽しそうです!





先生たちも一緒に記念撮影。



今年のテーマは「ありがとう」

シンプルだけど、嬉しいテーマです。
友達に、先生に…感謝の気持ちをこめてのパーティーです。
学生たちが、様々な出し物で楽しませてくれるのですが…
トップバッターは、公務員科、警察・消防コースのお笑いチーム。

…これがですねぇ~。めちゃくちゃおもしろかったんですよ!
いやぁ~…ビックリしました!
ネタもかなり練ってあったし、
相当練習を積まないと、あのレベルにはならないでしょう。
もう、笑い転げました。涙が出てきました。

お笑いチームの二組目。

これもまた楽しかったですね~。

スゴイです!
彼らにあんな才能があるとは知りませんでした!
ぜひ吉本のオーディションを受けてほしいくらいです。
ホント、楽しませてもらいました!

続いて、同じく公務員科の学生のダンスです。
一組目はAKB48。

今年は驚きました!
例年、パーティーでダンスをするのは
主に公務員科の警察・消防コースでした。
「警察官・消防士になりたい!」という学生たちの多くは、
高校時代、野球や柔道などスポーツに青春をかけてきています。
つまり「体育会系」なんですね。ノリが。
ところが、今回は「行政事務コース」
(市役所など、事務系の公務員を目指すコース)の子たちが多いんです!
しかも、普段はおとなしい雰囲気の学生たちまで
ミニスカートをはいて…しかもみんなとっても嬉しそうに
踊る姿。。。いやぁ~、びっくりしました!
普段とのギャップに、これまた大笑いでした。
「少女時代」チームもまた同じく、
普段の生活の様子からは想像できないような学生たちが
これまたとびっきりの笑顔ではしゃいでいて…
彼らの意外な一面を知ることができて、楽しかったですね。

ともに、ダンスもとっても上手でした。
かなり練習を重ねたに違いありません。
…後で聞いたところによると、このダンスの立役者は
パーティー委員長の田中君。

「みんなを楽しませるために、
みんなでダンスしよう!」と、
おとなし目の学生たちにも声をかけてくれたとか…。
最初は「え~っ?」という感じだった学生たちも、
ドンドン楽しくなってきたようで、
練習にはかなり真面目に取り組んでくれたと聞いています。
「新しい自分」を発見できたでしょうか?
この芸があれば、きっと新人歓迎会でも、
先輩方を楽しませることができるでしょう!
その後、「イントロあてクイズ」などで楽しみ、
いよいよクライマックスです。

続きます。
2012年03月08日
156-1年で一番いい日2
続いて「努力賞」です。

建築学科インテリア住環境コースの
平林玄気君は、後で、
「先生、賞状を読んでもらっている時に泣きそうになっちゃいました。
きっと甘利先生(担任の先生)が
一生懸命にいい文章を考えてくださったんですね…」と
言っていました。

「あなたは常に笑顔を忘れず
毎朝早くから夜遅くまで全力で勉学に打ち込むとともに
「三つの約束」を積極的に実践してこられました
学外でも行ってきた「あいさつ」
自分の担当だけでなく周りにも気配りをした「そうじ」
様々な人からたくさんの話をお聴きし吸収しようとしていた「素直」な姿勢
豊かな人間性を育むためにウエジョビに必要な環境を真剣に考えた卒業設計
あなたのその何事にも真摯に取り組む姿勢を称え
ここに表彰します」
この写真は、インテリア住環境コースの卒研展示会の時のもの。
手前に模型が見えますが、平林君はウエジョビの設計をしてくれたんです。

このために、毎朝7時から学校に登校し(ウエジョビ始業は9:20ですが…)
毎晩8時まで、土曜日も朝から晩まで頑張ってくれたんですよね…。
「ウエジョビのために…
ウエジョビがさらに人間性を高める教育をするために…」
と一生懸命考えて
これだけの時間を費やしてくれたなんて、
本当にありがたいことです。
その気持ちが、とっても嬉しかったです。
それから、公務員科行政事務コース 川田茉季さん

「あなたは自分がどんなに辛い時も
友達に心を配り精一杯の応援を続けられました
應援團として学生服姿で先頭に立った時のその勇姿は
皆に勇気を与えてくれました
また笑顔を絶やすことのないあなたの周りには
常に素敵な仲間がたくさん集まっていました
あなたのその笑顔と
何事に対しても素直さを持ってこつこつ努力を続けられる姿勢を称え
ここに表彰します」
川田さんは、我武者羅應援團がウエジョビに来た時に、
応援返しのために結成された「ウエジョビ応援団」の
センターを務めてくれました。


今年の表彰は
ウエジョビの教育方針(あいさつ・そうじ・素直)に、
どれだけ真摯に取り組んだかということを
大切に考えて、選びました。
文面は、
担任や教頭、そして私達で考えたのですが、
こうして全部の賞状が出来上がって
改めてみてみたら、
賞状にありがちな「優秀な成績を収め」という定型句が
ないんです。
でもそれがウエジョビらしくて
嬉しくなりました。
(もちろん、表彰された学生の中には
優秀な成績を収めた人もたくさんいるんですけどね!)
今回表彰されたのは10名でしたが
本当は、全員に賞状をあげたいくらい
みんな頑張ってくれていたと思います。
勉強も、挨拶も、自己表現も…本当に頑張っていました。
いつも「学生達、すごいなぁ…」って思っていました。
その後、「皆勤賞」。
ウエジョビは、出欠にかなり厳しい学校です。
朝のホームルームに1分遅刻しただけでも
皆勤とならないのですが、
今年は、2年制10名、1年制37名の
計47名もの学生が皆勤でした。素晴らしいことです!
私が担任をしていた時、
とにかく自分のクラスに皆勤の学生が何人いるかが
一番の勲章だと思っていましたから。
私のお話の後、送辞、答辞…
今年の答辞は、「創立者賞」を受賞した
情報処理科ネットワークエンジニアコースの小林亮君。
彼は、本当に頑張り屋さんでした。
国家資格も基本情報技術者、応用情報技術者の二つに合格し、
その後も、オラクルやシスコなど
情報処理界で名の通った難しい試験に次々と合格をしました。
情報処理科の卒業生の中でも
過去最高だったのではないかと思います。
勉強ばかりでなく、挨拶も、そうじもいつも一生懸命で
本当に気持ちの良い学生さんでした。
就職活動に関しても、
不合格の通知にめげることなく
頑張って、何社も受験を繰り返し…
最終的には、専門学校生ではなかなか就職が難しい企業に
合格を果たしたのです。
(ウエジョビ初の快挙でした!)
彼が一生懸命に考えてくれた答辞…思いのこもったものでした。
↓答辞の動画が観れます
ウエジョビ卒業式 答辞 小林亮

「この月日は今までの人生の中で、
最も早く過ぎていった時間でもありました。…」
「私は資格試験の取得に向けて、
毎日のように夜遅くまで勉強した事を今でも鮮明に覚えています。
その記憶を振り返ってみると、確かに辛かった思いもあるのですが、
その辛さを仲間たちと共に乗り越えて来た事の方が、
今となっては懐かしく思い返されます。
同じ志を持った仲間達と一緒に一つの目標に向かった日々。
励まし合い、努力し合い、時には対立し合い、
許し合い、そして認め合い、たくさん笑い合い、
ともに精進することによって、
一生切れることのない絆を築くことが出来たと感じています。」
この
「時には対立し合い、
許し合い、そして認め合い、たくさん笑い合い…」
がいいんです。
本気で取り組み、本気でぶつかり合ったからこそ
出てくる言葉です。
感動しました。
卒業生247名、無事に卒業式が終わりました。

建築学科インテリア住環境コースの
平林玄気君は、後で、
「先生、賞状を読んでもらっている時に泣きそうになっちゃいました。
きっと甘利先生(担任の先生)が
一生懸命にいい文章を考えてくださったんですね…」と
言っていました。

「あなたは常に笑顔を忘れず
毎朝早くから夜遅くまで全力で勉学に打ち込むとともに
「三つの約束」を積極的に実践してこられました
学外でも行ってきた「あいさつ」
自分の担当だけでなく周りにも気配りをした「そうじ」
様々な人からたくさんの話をお聴きし吸収しようとしていた「素直」な姿勢
豊かな人間性を育むためにウエジョビに必要な環境を真剣に考えた卒業設計
あなたのその何事にも真摯に取り組む姿勢を称え
ここに表彰します」
この写真は、インテリア住環境コースの卒研展示会の時のもの。
手前に模型が見えますが、平林君はウエジョビの設計をしてくれたんです。

このために、毎朝7時から学校に登校し(ウエジョビ始業は9:20ですが…)
毎晩8時まで、土曜日も朝から晩まで頑張ってくれたんですよね…。
「ウエジョビのために…
ウエジョビがさらに人間性を高める教育をするために…」
と一生懸命考えて
これだけの時間を費やしてくれたなんて、
本当にありがたいことです。
その気持ちが、とっても嬉しかったです。
それから、公務員科行政事務コース 川田茉季さん

「あなたは自分がどんなに辛い時も
友達に心を配り精一杯の応援を続けられました
應援團として学生服姿で先頭に立った時のその勇姿は
皆に勇気を与えてくれました
また笑顔を絶やすことのないあなたの周りには
常に素敵な仲間がたくさん集まっていました
あなたのその笑顔と
何事に対しても素直さを持ってこつこつ努力を続けられる姿勢を称え
ここに表彰します」
川田さんは、我武者羅應援團がウエジョビに来た時に、
応援返しのために結成された「ウエジョビ応援団」の
センターを務めてくれました。


今年の表彰は
ウエジョビの教育方針(あいさつ・そうじ・素直)に、
どれだけ真摯に取り組んだかということを
大切に考えて、選びました。
文面は、
担任や教頭、そして私達で考えたのですが、
こうして全部の賞状が出来上がって
改めてみてみたら、
賞状にありがちな「優秀な成績を収め」という定型句が
ないんです。
でもそれがウエジョビらしくて
嬉しくなりました。
(もちろん、表彰された学生の中には
優秀な成績を収めた人もたくさんいるんですけどね!)
今回表彰されたのは10名でしたが
本当は、全員に賞状をあげたいくらい
みんな頑張ってくれていたと思います。
勉強も、挨拶も、自己表現も…本当に頑張っていました。
いつも「学生達、すごいなぁ…」って思っていました。
その後、「皆勤賞」。
ウエジョビは、出欠にかなり厳しい学校です。
朝のホームルームに1分遅刻しただけでも
皆勤とならないのですが、
今年は、2年制10名、1年制37名の
計47名もの学生が皆勤でした。素晴らしいことです!
私が担任をしていた時、
とにかく自分のクラスに皆勤の学生が何人いるかが
一番の勲章だと思っていましたから。
私のお話の後、送辞、答辞…
今年の答辞は、「創立者賞」を受賞した
情報処理科ネットワークエンジニアコースの小林亮君。
彼は、本当に頑張り屋さんでした。
国家資格も基本情報技術者、応用情報技術者の二つに合格し、
その後も、オラクルやシスコなど
情報処理界で名の通った難しい試験に次々と合格をしました。
情報処理科の卒業生の中でも
過去最高だったのではないかと思います。
勉強ばかりでなく、挨拶も、そうじもいつも一生懸命で
本当に気持ちの良い学生さんでした。
就職活動に関しても、
不合格の通知にめげることなく
頑張って、何社も受験を繰り返し…
最終的には、専門学校生ではなかなか就職が難しい企業に
合格を果たしたのです。
(ウエジョビ初の快挙でした!)
彼が一生懸命に考えてくれた答辞…思いのこもったものでした。
↓答辞の動画が観れます
ウエジョビ卒業式 答辞 小林亮

「この月日は今までの人生の中で、
最も早く過ぎていった時間でもありました。…」
「私は資格試験の取得に向けて、
毎日のように夜遅くまで勉強した事を今でも鮮明に覚えています。
その記憶を振り返ってみると、確かに辛かった思いもあるのですが、
その辛さを仲間たちと共に乗り越えて来た事の方が、
今となっては懐かしく思い返されます。
同じ志を持った仲間達と一緒に一つの目標に向かった日々。
励まし合い、努力し合い、時には対立し合い、
許し合い、そして認め合い、たくさん笑い合い、
ともに精進することによって、
一生切れることのない絆を築くことが出来たと感じています。」
この
「時には対立し合い、
許し合い、そして認め合い、たくさん笑い合い…」
がいいんです。
本気で取り組み、本気でぶつかり合ったからこそ
出てくる言葉です。
感動しました。
卒業生247名、無事に卒業式が終わりました。

2012年03月07日
155-1年で一番いい日1
卒業式・卒業パーティー、無事終わりました!
卒業式当日の朝…
きれいに着飾った学生たちが続々と詰めかけました。







…みんな晴れやかないい顔していますね!
卒業式が始まりました。

まずは「卒業生呼名」。
担任の先生から名前を呼ばれると、
ひとりずつ「ハイ!」と返事をして立ちあがります。

シーンと静まり返った会場内で、
担任の先生が名前を読み上げる声と、
学生の「ハイ!」だけが響きます。
どれだけ凛とした「ハイ!」が言えるかで
ウエジョビでの成長ぶりがわかります。
立ち上がった時の姿勢、そして目つき…
何もかもが、入学式の時とは違います。
この時私は、ステージの中央で、
立ち上がる学生たちを一人一人見つめています。

以前(校長になる前)は私も、後ろの職員席にいました。
後ろからでは全員の顔は見えませんので、
いつも「ああ~…みんなの顔が見たいなぁ…」と思っていました。
それが、
「校長」という役職をもらうと同時に
この憧れの「全員の顔をしっかり見ることができる唯一の場所」に
立つことができるようになったんです。
これは、
「校長という役職をいただいて良かったなぁ…」
と思えたことのうちの、大きなひとつです。
学生としての最後の「ハイ!」を
しっかり受けとめ、一人一人を見つめながら、
いろんなことを思い出します。
「あぁ…この子は高校生の時にガイダンスで話したよね~」
「この子はいつも朝早く来てたなぁ…」
「この子の笑顔、もう見れなくなっちゃうんだ、さみしいなぁ…」なんて。
「卒業証書授与」。
ウエジョビではクラスごとに代表の学生に
卒業証書を渡します。




続いて表彰。
「創立者賞」

「校長賞」


各賞の賞状にはすべて違う言葉が書いてあります。
例えば、校長賞のうちの一人、公務員科警察・消防コースの
櫻井敬介君の賞状にはこんな言葉が。
「あなたはウエジョビ生として
教育方針である「三つの約束」を実践するとともに
爽やかで誠実なその姿勢を一年間変わることなく通されました
また自らの成績が伸び悩み心が折れそうになったときでも
周囲には辛い素振りを一切見せずに
常に明るく前向きに取り組む姿は
多くの仲間へ勇気を与え前進する原動力となりました
あなたの何事にも真摯に取り組む姿勢と
周囲を気遣う優しさに感謝の気持ちをこめてここに表彰します」
櫻井君は、高校時代野球部に所属していました。(確か主将でした)
その高校の野球部の練習を目にすることがあったのですが、
ものすごく挨拶がしっかりしているんですね。
たまたま私が通りかかったら、
かなり遠くの部員が気づいて「おはようございます!」って言ってくれ、
すると残りの部員も口々に何十人も「おはようございます!」って…。
「ハイ!」という返事も動きも、すべてがきびきびしているんです。

彼らの姿を見た時に、
「あぁ、櫻井君もここで、こんな風に練習をしていたんだ。
どおりで…」なんて思っていたのですが、
コースの代表として表彰されるほど頑張ってくれたなんて
ありがたいことです。
続きます。
卒業式当日の朝…
きれいに着飾った学生たちが続々と詰めかけました。







…みんな晴れやかないい顔していますね!
卒業式が始まりました。

まずは「卒業生呼名」。
担任の先生から名前を呼ばれると、
ひとりずつ「ハイ!」と返事をして立ちあがります。

シーンと静まり返った会場内で、
担任の先生が名前を読み上げる声と、
学生の「ハイ!」だけが響きます。
どれだけ凛とした「ハイ!」が言えるかで
ウエジョビでの成長ぶりがわかります。
立ち上がった時の姿勢、そして目つき…
何もかもが、入学式の時とは違います。
この時私は、ステージの中央で、
立ち上がる学生たちを一人一人見つめています。

以前(校長になる前)は私も、後ろの職員席にいました。
後ろからでは全員の顔は見えませんので、
いつも「ああ~…みんなの顔が見たいなぁ…」と思っていました。
それが、
「校長」という役職をもらうと同時に
この憧れの「全員の顔をしっかり見ることができる唯一の場所」に
立つことができるようになったんです。
これは、
「校長という役職をいただいて良かったなぁ…」
と思えたことのうちの、大きなひとつです。
学生としての最後の「ハイ!」を
しっかり受けとめ、一人一人を見つめながら、
いろんなことを思い出します。
「あぁ…この子は高校生の時にガイダンスで話したよね~」
「この子はいつも朝早く来てたなぁ…」
「この子の笑顔、もう見れなくなっちゃうんだ、さみしいなぁ…」なんて。
「卒業証書授与」。
ウエジョビではクラスごとに代表の学生に
卒業証書を渡します。




続いて表彰。
「創立者賞」

「校長賞」


各賞の賞状にはすべて違う言葉が書いてあります。
例えば、校長賞のうちの一人、公務員科警察・消防コースの
櫻井敬介君の賞状にはこんな言葉が。
「あなたはウエジョビ生として
教育方針である「三つの約束」を実践するとともに
爽やかで誠実なその姿勢を一年間変わることなく通されました
また自らの成績が伸び悩み心が折れそうになったときでも
周囲には辛い素振りを一切見せずに
常に明るく前向きに取り組む姿は
多くの仲間へ勇気を与え前進する原動力となりました
あなたの何事にも真摯に取り組む姿勢と
周囲を気遣う優しさに感謝の気持ちをこめてここに表彰します」
櫻井君は、高校時代野球部に所属していました。(確か主将でした)
その高校の野球部の練習を目にすることがあったのですが、
ものすごく挨拶がしっかりしているんですね。
たまたま私が通りかかったら、
かなり遠くの部員が気づいて「おはようございます!」って言ってくれ、
すると残りの部員も口々に何十人も「おはようございます!」って…。
「ハイ!」という返事も動きも、すべてがきびきびしているんです。

彼らの姿を見た時に、
「あぁ、櫻井君もここで、こんな風に練習をしていたんだ。
どおりで…」なんて思っていたのですが、
コースの代表として表彰されるほど頑張ってくれたなんて
ありがたいことです。
続きます。
2012年03月01日
154-明日は卒業式だから…
明日は卒業式です。
担任の先生も事務職員も、
卒業式や卒業パーティーの準備であわただしく過ごしています。
今日は、卒業式表彰のリハーサルを行いました。
卒業生・在校生・保護者の皆さん…総勢500名以上の
みなさんを前にして読み上げるわけですから、
緊張もします。
お名前を間違えないように、
かまないようにと一通り読みあげてみました。
(以前の卒業式で
「建築CAD科」(けんちくキャドか)と読み上げるべきところを
思いっきり噛んで、
「建築カド科」と言ってしまったという思い出もあり、
読み方の練習は結構大事なんです。。。^_^;
余談ですが、「建築CAD科」は今は「建築学科」になっています。
私のために(?)読みやすい科名になって、ホッとしています。)
表彰状を読みながら
なんだか胸が詰まってきてしまいました。
今まであわただしいのをいいことに、
あまり感傷にひたる時間がなかったのですが、
読み上げているうちに、
学生たちとの思い出がいろいろとよみがえってきて…。

特に、努力賞などの表彰は、
今年から一人一人文章が違うんです。
担任・主任・そして教頭先生が
表彰状の原案を考えてくださったので、
その先生方の思いを考えると
ジワッと来てしまいます。
明日は詰まらないように、
しっかり、はっきり読みあげたいと思います。
学生たちの晴れ舞台
笑顔で送り出したいと思います!
「1年で一番いい日」はもうすぐです!
担任の先生も事務職員も、
卒業式や卒業パーティーの準備であわただしく過ごしています。
今日は、卒業式表彰のリハーサルを行いました。
卒業生・在校生・保護者の皆さん…総勢500名以上の
みなさんを前にして読み上げるわけですから、
緊張もします。
お名前を間違えないように、
かまないようにと一通り読みあげてみました。
(以前の卒業式で
「建築CAD科」(けんちくキャドか)と読み上げるべきところを
思いっきり噛んで、
「建築カド科」と言ってしまったという思い出もあり、
読み方の練習は結構大事なんです。。。^_^;
余談ですが、「建築CAD科」は今は「建築学科」になっています。
私のために(?)読みやすい科名になって、ホッとしています。)
表彰状を読みながら
なんだか胸が詰まってきてしまいました。
今まであわただしいのをいいことに、
あまり感傷にひたる時間がなかったのですが、
読み上げているうちに、
学生たちとの思い出がいろいろとよみがえってきて…。

特に、努力賞などの表彰は、
今年から一人一人文章が違うんです。
担任・主任・そして教頭先生が
表彰状の原案を考えてくださったので、
その先生方の思いを考えると
ジワッと来てしまいます。
明日は詰まらないように、
しっかり、はっきり読みあげたいと思います。
学生たちの晴れ舞台
笑顔で送り出したいと思います!
「1年で一番いい日」はもうすぐです!
2012年01月24日
143-ビジネスゲーム研修2
さて、各チームでのまとめの時間も終わり、
いよいよ発表です。


石田さんと一緒に来てくださった、
㈱船井総合研究所の荒井香織さんも、
いろんなアドバイスをしてくださいました。


学生達にとっては、
初対面の人とコミュニケーションを取ったり、
限られた時間の中で企画をまとめたり、
たくさんの人達の前で発表したりと、
…多分、不安と緊張の連続だったことと思いますが、
よくやり遂げました。
お疲れ様でした!
…後日、私が愛読している石田敦志さんのメルマガ、
【ファンが集まる幼稚園通信】
を読んでビックリ!
ウエジョビのことがたくさん書いてあるのです!!

----------
Vol.154 『ファンが生まれる=人が集いたくなる空間』
先日、久しぶりにウエジョビに行って来ました!
(上田情報ビジネス専門学校)
長野県上田市にある、学生の10年後・20年後の幸せを
真剣に考えて、教育を行っている学校です。
一年に一回ですが、
これから就職活動に臨む学生に向かって、
マーケティングを使った就職活動方法を、
あるワークを通して教える機会をいただいています。
ワークとは、前職の経験を活かし、
いくつかあるカレーの中から一つのカレーを学生が選び、
指定された得意先に売り込むための資料を作成し
資料を使って売り込むためのプレゼンを行うというものです。
このワークに取組む学生は、学年で言うと一年生なんですよね。
この年頃って、色々複雑だと思うのです。
(私は、このお年頃、超超超・・・・・・超複雑でした。)
でも、ウエジョビの学生って本当に素晴らしいのです。
この研修は、ビジネスゲーム研修と言います。
もう8回目になります。つまり8年間です。
8年間、たくさんの学生との出会いをいただいたのですが、
毎年毎年この仕事をした後、私は良い気分になって帰れるのです。
(幸せな仕事をさせていただいているなあと思います。)
それは、なぜだと思いますか?
それは、きっと学生みんなが私をおもてなしの心で
迎えてくれているからです。
おもてなしと言っても、
レストランのように「いらっしゃいませ~」と
迎えてくれるわけではありません。
私の研修を、全力で聞いて、
全力で考えて、全力で取組んでくれるから、
「あ~今年も来てよかったな~」と思わせてくれるのです。
”全力で相手をしてくれる”。これって立派なおもてなしです。
なぜなら、話し手である私のことを考えて、
一緒に盛り上がるように取組んでくれているからです。
おもてなしとは、こうやってやる・・・というやり方ではなく、
相手の立場に立つという、あり方なのです。
おもてなしの心で人と接することができる若者が育つのは、
そんな学生を育てる先生がいて、
(やはり相手の立場に立てる先生です)
そんな学生が育つ機会と環境があって、
(人と人のふれあいがたくさん生まれる機会・環境です)、
おもてなしでいっぱいのクラスができていくからだろうなと思います。
ウエジョビは、たくさんのすごい力を持った方が
いろんな形で支えています。(中の方も、外部の方も)
それは、決して無理してお願いしたものではありません。
創立者の佐藤先生の相手の立場に立つ姿勢を、
美恵校長先生、比田井先生、他の先生方、学生と、
みんながそれぞれの個性で形にしているから、
おもてなしの空気が溢れ、人が集ってくるのだと思います。
もちろん、誰かが力を貸してくることを期待して、
おもてなしの心を持つわけではありません。
自然体でおもてなしなのです。
これは、トップが自然体でおもてなしできなければ実現できないことです。
※トップが自然体でおもてなしができないと実現できませんが、
志を抱いて誰かに喜ばれ続ければ、自然体になれます。
8年前の学生とクラスもよかったけど、
毎年毎年、どんどん素晴らしくなる学生とクラスが
私を迎えてくれます。
ウエジョビを見ていると、
人と人がふれあう教育の現場ってすごいな。
教育ってすごいな、人ってすごいな、と思います。
きっと、ウエジョビが幼稚園教諭を育成していたら、
みなさん採用したくて仕方なくなると思いますよ(笑)
(【ファンが集まる幼稚園通信】
Vol.154『ファンが生まれる=人が集いたくなる空間』 より引用)
----------
今まで、ずっとウエジョビを見てくださっていた石田さんに
こんなに褒めていただけるなんて、もう感動でした!(感涙!)
それも、「学生の聴く姿勢や取り組む姿勢が良い」というだけでなく、
そこに至るまでの先生達の取り組みや
ウエジョビの校風や文化のベースにある
佐藤先生のことなど、
なかなか表からは見えない部分まで褒めてくださって…
ありがたいなぁ…と、思わずメルマガを読みながら
パソコンに手を合わせてしまいました。
私もかねがね思っているのですが、
特に、ウエジョビの学生達の「聴く姿勢」はピカイチです。
始業式や卒業式などで、学生達の前に立つと、
全員の突き刺すような真剣な視線に、
感動すると同時に緊張もするのです。
真剣に話を聴いてくれる学生達に接するたびに
ありがたいなぁ…と思うと同時に、
日々の指導の中で、
「聴く心」をしっかり育ててくださっている先生方に、
本当に頭が下がる思いになります。
ありがたいことです。
しかも、こんな風に
学生と先生達が頑張ってくれるお陰で、
私はいつも外部の方々から褒められるんです。
私自身は何もしていないのに、
褒められる時だけ一番表に立っていて、
申し訳ない思いでいっぱいです。
学生と先生達のお陰で、
いつもとても気持ちの良い思いをさせていただいています。
石田さん、学生のみんな、先生達…
本当にありがとうございます!
心から感謝です!
そうそう、昨日の記事から
石田さんに関して書いた過去の記事
(比田井和孝心の友1
比田井和孝心の友2)
を読んだ方から、
「石田さんのメルマガって、どうやって登録するんですか?」と
お問い合わせがありました。
メルマガの題名は【ファンが集まる幼稚園通信】ですが、
幼稚園関係者に限らず、どなたでも読むことができます。
もちろん、幼稚園に関する話題も多いのですが、
石田さん自身のことや、
「あり方」「考え方」「子育て」に関することも載っています。
私も「おっ!」と思ういい話があった時には、
受信トレイの「いい話フォルダ」に秘かに保存しています。(^-^*)
ご希望の方は、題名「【ファンが集まる幼稚園通信】配信希望」で、本文に
1.お名前
2.幼稚園関係者は幼稚園名
3.幼稚園関係者は幼稚園のご住所
をご記入の上、info@ecl.jp にメールしてくださいね。
石田さんの思いとアツさが詰まったメールが届きますよ~(*^-^*)
いよいよ発表です。


石田さんと一緒に来てくださった、
㈱船井総合研究所の荒井香織さんも、
いろんなアドバイスをしてくださいました。


学生達にとっては、
初対面の人とコミュニケーションを取ったり、
限られた時間の中で企画をまとめたり、
たくさんの人達の前で発表したりと、
…多分、不安と緊張の連続だったことと思いますが、
よくやり遂げました。
お疲れ様でした!
…後日、私が愛読している石田敦志さんのメルマガ、
【ファンが集まる幼稚園通信】
を読んでビックリ!
ウエジョビのことがたくさん書いてあるのです!!

----------
Vol.154 『ファンが生まれる=人が集いたくなる空間』
先日、久しぶりにウエジョビに行って来ました!
(上田情報ビジネス専門学校)
長野県上田市にある、学生の10年後・20年後の幸せを
真剣に考えて、教育を行っている学校です。
一年に一回ですが、
これから就職活動に臨む学生に向かって、
マーケティングを使った就職活動方法を、
あるワークを通して教える機会をいただいています。
ワークとは、前職の経験を活かし、
いくつかあるカレーの中から一つのカレーを学生が選び、
指定された得意先に売り込むための資料を作成し
資料を使って売り込むためのプレゼンを行うというものです。
このワークに取組む学生は、学年で言うと一年生なんですよね。
この年頃って、色々複雑だと思うのです。
(私は、このお年頃、超超超・・・・・・超複雑でした。)
でも、ウエジョビの学生って本当に素晴らしいのです。
この研修は、ビジネスゲーム研修と言います。
もう8回目になります。つまり8年間です。
8年間、たくさんの学生との出会いをいただいたのですが、
毎年毎年この仕事をした後、私は良い気分になって帰れるのです。
(幸せな仕事をさせていただいているなあと思います。)
それは、なぜだと思いますか?
それは、きっと学生みんなが私をおもてなしの心で
迎えてくれているからです。
おもてなしと言っても、
レストランのように「いらっしゃいませ~」と
迎えてくれるわけではありません。
私の研修を、全力で聞いて、
全力で考えて、全力で取組んでくれるから、
「あ~今年も来てよかったな~」と思わせてくれるのです。
”全力で相手をしてくれる”。これって立派なおもてなしです。
なぜなら、話し手である私のことを考えて、
一緒に盛り上がるように取組んでくれているからです。
おもてなしとは、こうやってやる・・・というやり方ではなく、
相手の立場に立つという、あり方なのです。
おもてなしの心で人と接することができる若者が育つのは、
そんな学生を育てる先生がいて、
(やはり相手の立場に立てる先生です)
そんな学生が育つ機会と環境があって、
(人と人のふれあいがたくさん生まれる機会・環境です)、
おもてなしでいっぱいのクラスができていくからだろうなと思います。
ウエジョビは、たくさんのすごい力を持った方が
いろんな形で支えています。(中の方も、外部の方も)
それは、決して無理してお願いしたものではありません。
創立者の佐藤先生の相手の立場に立つ姿勢を、
美恵校長先生、比田井先生、他の先生方、学生と、
みんながそれぞれの個性で形にしているから、
おもてなしの空気が溢れ、人が集ってくるのだと思います。
もちろん、誰かが力を貸してくることを期待して、
おもてなしの心を持つわけではありません。
自然体でおもてなしなのです。
これは、トップが自然体でおもてなしできなければ実現できないことです。
※トップが自然体でおもてなしができないと実現できませんが、
志を抱いて誰かに喜ばれ続ければ、自然体になれます。
8年前の学生とクラスもよかったけど、
毎年毎年、どんどん素晴らしくなる学生とクラスが
私を迎えてくれます。
ウエジョビを見ていると、
人と人がふれあう教育の現場ってすごいな。
教育ってすごいな、人ってすごいな、と思います。
きっと、ウエジョビが幼稚園教諭を育成していたら、
みなさん採用したくて仕方なくなると思いますよ(笑)
(【ファンが集まる幼稚園通信】
Vol.154『ファンが生まれる=人が集いたくなる空間』 より引用)
----------
今まで、ずっとウエジョビを見てくださっていた石田さんに
こんなに褒めていただけるなんて、もう感動でした!(感涙!)
それも、「学生の聴く姿勢や取り組む姿勢が良い」というだけでなく、
そこに至るまでの先生達の取り組みや
ウエジョビの校風や文化のベースにある
佐藤先生のことなど、
なかなか表からは見えない部分まで褒めてくださって…
ありがたいなぁ…と、思わずメルマガを読みながら
パソコンに手を合わせてしまいました。
私もかねがね思っているのですが、
特に、ウエジョビの学生達の「聴く姿勢」はピカイチです。
始業式や卒業式などで、学生達の前に立つと、
全員の突き刺すような真剣な視線に、
感動すると同時に緊張もするのです。
真剣に話を聴いてくれる学生達に接するたびに
ありがたいなぁ…と思うと同時に、
日々の指導の中で、
「聴く心」をしっかり育ててくださっている先生方に、
本当に頭が下がる思いになります。
ありがたいことです。
しかも、こんな風に
学生と先生達が頑張ってくれるお陰で、
私はいつも外部の方々から褒められるんです。
私自身は何もしていないのに、
褒められる時だけ一番表に立っていて、
申し訳ない思いでいっぱいです。
学生と先生達のお陰で、
いつもとても気持ちの良い思いをさせていただいています。
石田さん、学生のみんな、先生達…
本当にありがとうございます!
心から感謝です!
そうそう、昨日の記事から
石田さんに関して書いた過去の記事
(比田井和孝心の友1
比田井和孝心の友2)
を読んだ方から、
「石田さんのメルマガって、どうやって登録するんですか?」と
お問い合わせがありました。
メルマガの題名は【ファンが集まる幼稚園通信】ですが、
幼稚園関係者に限らず、どなたでも読むことができます。
もちろん、幼稚園に関する話題も多いのですが、
石田さん自身のことや、
「あり方」「考え方」「子育て」に関することも載っています。
私も「おっ!」と思ういい話があった時には、
受信トレイの「いい話フォルダ」に秘かに保存しています。(^-^*)
ご希望の方は、題名「【ファンが集まる幼稚園通信】配信希望」で、本文に
1.お名前
2.幼稚園関係者は幼稚園名
3.幼稚園関係者は幼稚園のご住所
をご記入の上、info@ecl.jp にメールしてくださいね。
石田さんの思いとアツさが詰まったメールが届きますよ~(*^-^*)
2012年01月23日
142-ビジネスゲーム研修1
ウエジョビでは、就職対策としていろんなイベントを行っています。
実は今日も2年制学科の1年生の「就職ラリー」が行われていますが、
ブログでは、先月行われた「ビジネスゲーム研修」の
レポートをしたいと思います。
このイベントでは、毎年
㈱船井総合研究所の石田敦志さんをお呼びしています。
石田敦志さんとの出会いは2003年10月ですから、
もう8年以上前になります。
ウエジョビが変わるきっかけを作ってくださった方です。
職業は「経営コンサルタント」ですが、
コンサルタントと聞くと、「やり方中心」「売上第一」という
イメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、
石田さんは「心」「あり方」を大事にするコンサルタントを
続けられています。
出会って以来、比田井先生の「心の友」として、
私達の相談に載っていただいたり、背中を押していただいたりと
よいお付き合いをさせていただいているのです。
(以前、石田さんのことをブログに書いたときの記事です。
改めて読み直して、石田さんの言葉に思わず涙してしまいました。(*^-^*))
比田井和孝心の友1
比田井和孝心の友2
さて、「ビジネスゲーム研修」とは、
チームで、ある商品のプレゼンをするものです。
しかも、他のコースとも一緒の混合チームです。
コースが違うと校舎も違ったりして、
全く話をしたことがないどころが、
顔も知らなかったという場合がほとんどです。(きっと)
初対面の男女が協力し合って
短時間でコンセプトや方向性を話し合い、プレゼンまでこぎつける…
学生達もなかなか大変です。
石田さんの説明が始まりました。


みんな真剣です。いい目をしています。




チームごとの話し合いがはじまりました。


ぎこちなかった学生達も、段々打ち解けてきて
いい笑顔が見られるようになってきました。



さあ、残り時間もあとわずか。
いよいよ発表です。
明日に続きます。
実は今日も2年制学科の1年生の「就職ラリー」が行われていますが、
ブログでは、先月行われた「ビジネスゲーム研修」の
レポートをしたいと思います。
このイベントでは、毎年
㈱船井総合研究所の石田敦志さんをお呼びしています。
石田敦志さんとの出会いは2003年10月ですから、
もう8年以上前になります。
ウエジョビが変わるきっかけを作ってくださった方です。
職業は「経営コンサルタント」ですが、
コンサルタントと聞くと、「やり方中心」「売上第一」という
イメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、
石田さんは「心」「あり方」を大事にするコンサルタントを
続けられています。
出会って以来、比田井先生の「心の友」として、
私達の相談に載っていただいたり、背中を押していただいたりと
よいお付き合いをさせていただいているのです。
(以前、石田さんのことをブログに書いたときの記事です。
改めて読み直して、石田さんの言葉に思わず涙してしまいました。(*^-^*))
比田井和孝心の友1
比田井和孝心の友2
さて、「ビジネスゲーム研修」とは、
チームで、ある商品のプレゼンをするものです。
しかも、他のコースとも一緒の混合チームです。
コースが違うと校舎も違ったりして、
全く話をしたことがないどころが、
顔も知らなかったという場合がほとんどです。(きっと)
初対面の男女が協力し合って
短時間でコンセプトや方向性を話し合い、プレゼンまでこぎつける…
学生達もなかなか大変です。
石田さんの説明が始まりました。


みんな真剣です。いい目をしています。




チームごとの話し合いがはじまりました。


ぎこちなかった学生達も、段々打ち解けてきて
いい笑顔が見られるようになってきました。



さあ、残り時間もあとわずか。
いよいよ発表です。
明日に続きます。
タグ :石田敦志
2011年10月17日
122-「ココロの授業」への思い3
さて、第3回ココロの授業講演会に、
特別ゲストとして、西川つかさ先生が来てくださることになり、
「せっかく西川先生がきてくださるんだから、
どうせなら、たくさんの方に聴いていただきたい!」
という思いで、計画を始めました。
今までの「ココロの授業講演会」は、
ウエジョビ内で行っていましたが、
あの教室では、普通に机+イスでは頑張っても130席。
イスのみとすれば、250席くらいはできそうですが、
あの部屋にそんなにたくさんの方に入っていただくのも
申し訳ありません…。
そこで、いつもウエジョビが卒業式で使用している
「上田市文化会館」を会場にすることに決めました。
ここなら500人の方に聴いていただくことができます。
今までは、ウエジョビ内で開催していたので、
費用もそれほどかかりませんでしたが、
今度は、大きなホールを借りて、
著名な先生にお話していただくので、
当り前ですが、会場費、講演料、交通費、etc…と
大きなお金がかかってくることになります。
それでも、当時校長の佐藤勲は
費用に関して、全く苦にする様子はありませんでした。
「いいお話を地元の人たちにも聴いてもらって、
気持ちよく帰ってもらえれば、それでいいんだから。」
本当にありがたいことです。
そんな言葉を聞いたら、
「一人でも多くの人に話を聴いてもらわなくちゃ!」と
俄然張り切る気持ちが出てきました。
たくさんの人に聴いてもらうために
いろんな作戦(?)を考えました。
今までの「ココロの授業講演会」に来て下さるのは、
メルマガの読者の方がほとんどで、
しかも、県外の方が多かったのです。
大体、半数以上は県外の方でしたね。
もちろん、遠くからわざわざ来て下さるのは
とってもとってもありがたいのですが、
「地元の人にも聴いてほしい!」という思いが
強くなってきていたのは事実です。
…ちなみに、今では、
「ウエジョビの比田井」と言えば、地元では、
「あぁ、あのFM長野で番組をやっている…」
「有名な先生がいるんですよね、私も本、読みましたよ~」
「知り合いの息子さんが通ってました~」
「いつも、いい講演会を企画してくださるんですよね!」などと、
初対面でも、私たちのことを知っている方が多くて、
とても話しやすいのですが、
当時はまったく違いました。
まだ書籍「私が一番受けたいココロの授業」も出版されていませんでした。
書籍になる前の「私が一番受けたい授業」の冊子が
無料で配られていた頃です。当時、それでも1万部ほどは
出ていた頃でしょうか。
(↓冊子と、読者から送られてきたお手紙の、ごく一部です)

比田井先生もほとんど「講演」をしていなかった時代です。
講演会に来てもらうためには、
西川さんの本を読んでいただくこと、
そして私たちの無料冊子を読んでいただくことが一番と思った私は、
書店さんにお願いに行くことにしました。
まさに「飛び込み営業」です。
お願いしたのは、
1.「ひまわりのかっちゃん」を販売してほしい
2.ポスター、チラシの協力
3.「私が一番受けたい授業」を
「ご自由にお持ち下さい」で置いてほしい
の3点でした。
ところが…
まず1番目からつまづいてしまいました。
毎日、200冊もの新刊が出版されている中で、
限られたスペースの中に置かれる本というのは、
どの店も思考をこらしているんですね。
売れるあてもないのに、
「本を入荷する」というのは
なかなか難しい事なのです。
それに、本当にスペースが限られているので、
「ひまわりのかっちゃん」の書籍の近くに、
チラシを置くとか、無料冊子を置くとかいう事も
かなり厳しいということがわかりました。
難色を示す書店さんが多かったのですが、
それでも、
「書籍の取り寄せはしておきます」
「小さいポスター1枚くらいなら…」と
協力をしてくださるお店もありました。
いきなりの飛び込み営業ですから、
私も緊張している中で、
一つでもお願いを聞いていただけると
本当に嬉しかったことを憶えています。
「私が一番受けたい授業」の冊子は、
実は、この時点で書籍化が決まっていたので、
それも併せて話をしていました。
「書籍化される」とお伝えすると、
店員さんも「へぇ~!」という感じで
興味を持ってくださって、
「それなら、10冊くらい置いてみましょうか」などと
言ってくださる方が多かったのです。
でも、中には、
そのことをお話しても、
冊子を一瞥しただけで、
「そんな、自費出版とかじゃ、書店に流通しないし…」
と言われ、
自費出版じゃないとお伝えしても、
「売れる補償もありませんしね…」
という感じで、
まったく取り合ってくださらないお店もありました。
そんな風に言われ、凹み気味で行った次のお店…。
なんと、とても気持ちよく全面協力を約束してくださったんです。
即答でした。
「いいお話を聞いたり、いい本を読んだりするのはとてもいいことだから…」
「地元のために、講演会を開いてくださるなんてありがたい…」
「ウチの店は応援しますよ」
…涙が出るほどありがたかったです!
以来、ウエジョビで講演会をする時には、
必ずこのお店に書籍販売で来ていただいています。
ウエジョビ主催で講演会を行うと、
なぜか、他の講演会に比べて書籍の売上が
ものすごく高いらしいのです。
(きっと、お話に感動してくださる方が多いのでしょう)
そんな噂を聞きつけてか、
最近は「今度講演会をする時は、ぜひ本の販売をさせてください」
と言ってこられる書店さんもいるのですが、
もう、私は決めています。
上田で行う、ウエジョビ主催の講演会では、
かならずこの書店さんに来ていただくのです。
あの、全面協力をその場で約束してくださった時の感動は
今でも憶えているのです。
まったく無名の私からのお願いで、
どんな講演会になるかもわからない状態の時に、
ただただ、私の「思い」をうなずきながら、聴いてくださって
「協力しますよ」と言ってくださった
あの温かさは忘れられません。
(今も思い出して、ジーンときちゃいました)
ちなみに、その書店さんとは、
「平安堂上田しおだ野店」さんです。
11月23日の講演会でも、
もちろん書籍販売をしていただきます。
さて、この回の話、
まだまだ長くなりそうです。^^;
特別ゲストとして、西川つかさ先生が来てくださることになり、
「せっかく西川先生がきてくださるんだから、
どうせなら、たくさんの方に聴いていただきたい!」
という思いで、計画を始めました。
今までの「ココロの授業講演会」は、
ウエジョビ内で行っていましたが、
あの教室では、普通に机+イスでは頑張っても130席。
イスのみとすれば、250席くらいはできそうですが、
あの部屋にそんなにたくさんの方に入っていただくのも
申し訳ありません…。
そこで、いつもウエジョビが卒業式で使用している
「上田市文化会館」を会場にすることに決めました。
ここなら500人の方に聴いていただくことができます。
今までは、ウエジョビ内で開催していたので、
費用もそれほどかかりませんでしたが、
今度は、大きなホールを借りて、
著名な先生にお話していただくので、
当り前ですが、会場費、講演料、交通費、etc…と
大きなお金がかかってくることになります。
それでも、当時校長の佐藤勲は
費用に関して、全く苦にする様子はありませんでした。
「いいお話を地元の人たちにも聴いてもらって、
気持ちよく帰ってもらえれば、それでいいんだから。」
本当にありがたいことです。
そんな言葉を聞いたら、
「一人でも多くの人に話を聴いてもらわなくちゃ!」と
俄然張り切る気持ちが出てきました。
たくさんの人に聴いてもらうために
いろんな作戦(?)を考えました。
今までの「ココロの授業講演会」に来て下さるのは、
メルマガの読者の方がほとんどで、
しかも、県外の方が多かったのです。
大体、半数以上は県外の方でしたね。
もちろん、遠くからわざわざ来て下さるのは
とってもとってもありがたいのですが、
「地元の人にも聴いてほしい!」という思いが
強くなってきていたのは事実です。
…ちなみに、今では、
「ウエジョビの比田井」と言えば、地元では、
「あぁ、あのFM長野で番組をやっている…」
「有名な先生がいるんですよね、私も本、読みましたよ~」
「知り合いの息子さんが通ってました~」
「いつも、いい講演会を企画してくださるんですよね!」などと、
初対面でも、私たちのことを知っている方が多くて、
とても話しやすいのですが、
当時はまったく違いました。
まだ書籍「私が一番受けたいココロの授業」も出版されていませんでした。
書籍になる前の「私が一番受けたい授業」の冊子が
無料で配られていた頃です。当時、それでも1万部ほどは
出ていた頃でしょうか。
(↓冊子と、読者から送られてきたお手紙の、ごく一部です)

比田井先生もほとんど「講演」をしていなかった時代です。
講演会に来てもらうためには、
西川さんの本を読んでいただくこと、
そして私たちの無料冊子を読んでいただくことが一番と思った私は、
書店さんにお願いに行くことにしました。
まさに「飛び込み営業」です。
お願いしたのは、
1.「ひまわりのかっちゃん」を販売してほしい
2.ポスター、チラシの協力
3.「私が一番受けたい授業」を
「ご自由にお持ち下さい」で置いてほしい
の3点でした。
ところが…
まず1番目からつまづいてしまいました。
毎日、200冊もの新刊が出版されている中で、
限られたスペースの中に置かれる本というのは、
どの店も思考をこらしているんですね。
売れるあてもないのに、
「本を入荷する」というのは
なかなか難しい事なのです。
それに、本当にスペースが限られているので、
「ひまわりのかっちゃん」の書籍の近くに、
チラシを置くとか、無料冊子を置くとかいう事も
かなり厳しいということがわかりました。
難色を示す書店さんが多かったのですが、
それでも、
「書籍の取り寄せはしておきます」
「小さいポスター1枚くらいなら…」と
協力をしてくださるお店もありました。
いきなりの飛び込み営業ですから、
私も緊張している中で、
一つでもお願いを聞いていただけると
本当に嬉しかったことを憶えています。
「私が一番受けたい授業」の冊子は、
実は、この時点で書籍化が決まっていたので、
それも併せて話をしていました。
「書籍化される」とお伝えすると、
店員さんも「へぇ~!」という感じで
興味を持ってくださって、
「それなら、10冊くらい置いてみましょうか」などと
言ってくださる方が多かったのです。
でも、中には、
そのことをお話しても、
冊子を一瞥しただけで、
「そんな、自費出版とかじゃ、書店に流通しないし…」
と言われ、
自費出版じゃないとお伝えしても、
「売れる補償もありませんしね…」
という感じで、
まったく取り合ってくださらないお店もありました。
そんな風に言われ、凹み気味で行った次のお店…。
なんと、とても気持ちよく全面協力を約束してくださったんです。
即答でした。
「いいお話を聞いたり、いい本を読んだりするのはとてもいいことだから…」
「地元のために、講演会を開いてくださるなんてありがたい…」
「ウチの店は応援しますよ」
…涙が出るほどありがたかったです!
以来、ウエジョビで講演会をする時には、
必ずこのお店に書籍販売で来ていただいています。
ウエジョビ主催で講演会を行うと、
なぜか、他の講演会に比べて書籍の売上が
ものすごく高いらしいのです。
(きっと、お話に感動してくださる方が多いのでしょう)
そんな噂を聞きつけてか、
最近は「今度講演会をする時は、ぜひ本の販売をさせてください」
と言ってこられる書店さんもいるのですが、
もう、私は決めています。
上田で行う、ウエジョビ主催の講演会では、
かならずこの書店さんに来ていただくのです。
あの、全面協力をその場で約束してくださった時の感動は
今でも憶えているのです。
まったく無名の私からのお願いで、
どんな講演会になるかもわからない状態の時に、
ただただ、私の「思い」をうなずきながら、聴いてくださって
「協力しますよ」と言ってくださった
あの温かさは忘れられません。
(今も思い出して、ジーンときちゃいました)
ちなみに、その書店さんとは、
「平安堂上田しおだ野店」さんです。
11月23日の講演会でも、
もちろん書籍販売をしていただきます。
さて、この回の話、
まだまだ長くなりそうです。^^;