2011年10月14日
121-「ココロの授業」への思い2
さて、翌2008年のココロの授業には、
比田井先生の講演だけでなく、
特別ゲストとして、放送作家の西川つかさ先生にお越しいただき、
「何があっても大丈夫 ~こうすれば人は育つ~」と題して
お話をしていただきました。
西川先生に来ていただくことになったのは、
私が西川先生の自伝となるご著書、
「ひまわりのかっちゃん」を読んだことがきっかけでした。
「ひまわりのかっちゃん」(西川つかさ 講談社)

「おかあさんといっしょ」、「まんが日本昔ばなし」
などの人気放送作家、西川つかさ先生は、
自伝「ひまわりのかっちゃん」(講談社)を出版したことで、
一躍有名になりました。
主に出身地の北海道で「子育て・教育」に関する講演会で引っ張りだこ。
というのも、なんと、西川さんは小学校4年生まで、
ひらがなも書けなければ、一桁の足し算もできない
…そんな子供だったのです。
ところが、5年生の時の森田先生と出会いが奇跡を起こします。
森田先生の情熱と愛、そして誠実でまっすぐな人柄が、
西川さんを飛躍的に成長させたのです。
西川さんが卒業式に児童代表で答辞を読むほどまでになったのは
まさに「奇跡」としか言いようがありません。
西川先生の本を読んだ私は、
早速、「ひとりでも多くの人にこの本を読んでほしい!」と思い
メルマガ「私が一番受けたいココロの授業」で紹介しました。
(その時、西川先生との面識は一切ありませんでした)
----------
「おかあちゃんは二度号泣した。
かっちゃんが特殊学級に入ったときと、
小学校の卒業式と。
はじめは悲しみ、最後は誇らしく思い─
はんかくさい(「とろい」「のろい」の意)
かっちゃんを変えたのは
5年生の春に出会った、一人の教師だった。
あふれんばかりの情熱と創意工夫とで、
ひらがなさえも満足にかけなかった少年を
奇跡のように花開かせたのだ!
テレビの世界で活躍している放送作家が、
初めて書いた、自分自身の小学生時代。」
西川つかささんは「かっちゃん」と呼ばれていました。
かっちゃんは、
小学校2年生から4年生まで特殊学級にいました。
一桁の足し算もできず、
ひらがなも満足に書けませんでした。
ところが、小学校5年生の時、
森田先生と出会ったことによって、
かっちゃんが大きく大きく変わってきたのです。
森田先生は言いました。
「字書けながったり 算数ができなかったりしたって
なーんも恥ずがしいごとでもなければ、
馬鹿でもはんかくさいごとでもなんでもないのさ」
そして、かっちゃんと森田先生の絆は
日に日に強くなっていき、
かっちゃんはぐんぐんぐんぐん成長していくのです。
…小学校の卒業式…
かっちゃんは、何と、卒業生を代表して、
「答辞」を読むことになったのです。
…答辞を読むために壇上に上がったかっちゃんは
準備していた作文を読むのを突然やめ、
自分の言葉で語りだしました。
森田先生へのほとばしるような思いを
伝えずにはいられなかったのです。
…森田先生やかっちゃんばかりでなく、
みんなが号泣したこのシーン、
…涙なくしては読めません。
心地よい感動と勇気が心に残る、
素直に「みんなに読んでもらいたい」と思える作品です。
----------
さて、このメルマガを出してしばらくしたところ、
私のメールボックスに、見慣れない名前の方からのメールが…。
その名も、「西川つかさ」!!!
「おぉぉぉぉぉぉ~っ!!」
とビックリしてメールを読むと、
こんな文章が並んでいました。
「私の弟子が、
比田井さんのメルマガで
拙著が紹介されていると教えてくれました。
私の本を
こんなに丁寧にご紹介くださって
ありがとうございます…」
もう、大感激でした!!
早速お返事を差し上げたのですが、
メールをいただいたことで、
急に西川先生との距離が縮まった気持ちになり、
「直接お話を聞いてみたい!!!」
との思いが強くなっていったのです。
そこで、ずうずうしいのを承知で、
「ココロの授業講演会」の特別ゲストとして
お話していただけないかとお願いしたところ、
予想外に快諾!!
早速、ココロの授業講演会に向けての準備が始まりました。
…こうやって、あれこれ書いていると、
いろいろと思い出すものです。
この第3回ココロの授業講演会は、
初めての大々的な講演会だったので
あれこれ苦労したことを思い出しました。
まだまだ長くなりそうなので、
次回に続きます。
比田井先生の講演だけでなく、
特別ゲストとして、放送作家の西川つかさ先生にお越しいただき、
「何があっても大丈夫 ~こうすれば人は育つ~」と題して
お話をしていただきました。
西川先生に来ていただくことになったのは、
私が西川先生の自伝となるご著書、
「ひまわりのかっちゃん」を読んだことがきっかけでした。
「ひまわりのかっちゃん」(西川つかさ 講談社)

「おかあさんといっしょ」、「まんが日本昔ばなし」
などの人気放送作家、西川つかさ先生は、
自伝「ひまわりのかっちゃん」(講談社)を出版したことで、
一躍有名になりました。
主に出身地の北海道で「子育て・教育」に関する講演会で引っ張りだこ。
というのも、なんと、西川さんは小学校4年生まで、
ひらがなも書けなければ、一桁の足し算もできない
…そんな子供だったのです。
ところが、5年生の時の森田先生と出会いが奇跡を起こします。
森田先生の情熱と愛、そして誠実でまっすぐな人柄が、
西川さんを飛躍的に成長させたのです。
西川さんが卒業式に児童代表で答辞を読むほどまでになったのは
まさに「奇跡」としか言いようがありません。
西川先生の本を読んだ私は、
早速、「ひとりでも多くの人にこの本を読んでほしい!」と思い
メルマガ「私が一番受けたいココロの授業」で紹介しました。
(その時、西川先生との面識は一切ありませんでした)
----------
「おかあちゃんは二度号泣した。
かっちゃんが特殊学級に入ったときと、
小学校の卒業式と。
はじめは悲しみ、最後は誇らしく思い─
はんかくさい(「とろい」「のろい」の意)
かっちゃんを変えたのは
5年生の春に出会った、一人の教師だった。
あふれんばかりの情熱と創意工夫とで、
ひらがなさえも満足にかけなかった少年を
奇跡のように花開かせたのだ!
テレビの世界で活躍している放送作家が、
初めて書いた、自分自身の小学生時代。」
西川つかささんは「かっちゃん」と呼ばれていました。
かっちゃんは、
小学校2年生から4年生まで特殊学級にいました。
一桁の足し算もできず、
ひらがなも満足に書けませんでした。
ところが、小学校5年生の時、
森田先生と出会ったことによって、
かっちゃんが大きく大きく変わってきたのです。
森田先生は言いました。
「字書けながったり 算数ができなかったりしたって
なーんも恥ずがしいごとでもなければ、
馬鹿でもはんかくさいごとでもなんでもないのさ」
そして、かっちゃんと森田先生の絆は
日に日に強くなっていき、
かっちゃんはぐんぐんぐんぐん成長していくのです。
…小学校の卒業式…
かっちゃんは、何と、卒業生を代表して、
「答辞」を読むことになったのです。
…答辞を読むために壇上に上がったかっちゃんは
準備していた作文を読むのを突然やめ、
自分の言葉で語りだしました。
森田先生へのほとばしるような思いを
伝えずにはいられなかったのです。
…森田先生やかっちゃんばかりでなく、
みんなが号泣したこのシーン、
…涙なくしては読めません。
心地よい感動と勇気が心に残る、
素直に「みんなに読んでもらいたい」と思える作品です。
----------
さて、このメルマガを出してしばらくしたところ、
私のメールボックスに、見慣れない名前の方からのメールが…。
その名も、「西川つかさ」!!!
「おぉぉぉぉぉぉ~っ!!」
とビックリしてメールを読むと、
こんな文章が並んでいました。
「私の弟子が、
比田井さんのメルマガで
拙著が紹介されていると教えてくれました。
私の本を
こんなに丁寧にご紹介くださって
ありがとうございます…」
もう、大感激でした!!
早速お返事を差し上げたのですが、
メールをいただいたことで、
急に西川先生との距離が縮まった気持ちになり、
「直接お話を聞いてみたい!!!」
との思いが強くなっていったのです。
そこで、ずうずうしいのを承知で、
「ココロの授業講演会」の特別ゲストとして
お話していただけないかとお願いしたところ、
予想外に快諾!!
早速、ココロの授業講演会に向けての準備が始まりました。
…こうやって、あれこれ書いていると、
いろいろと思い出すものです。
この第3回ココロの授業講演会は、
初めての大々的な講演会だったので
あれこれ苦労したことを思い出しました。
まだまだ長くなりそうなので、
次回に続きます。
2011年10月12日
119-第7回ココロの授業 喜多川泰先生!
ウエジョビの大きな学校行事のひとつとして、
「ココロの授業講演会」があります。
もともと比田井先生の「就職対策授業」の実録を
メルマガとして配信していたところ、
たくさんの方から「ぜひ比田井先生の授業を受けてみたい!」
というメールをいただき、
それなら…と「就職対策授業」を一般公開しよう、と
第1回を行ったのが、4年前になります。
その時は、全国各地から確か100名くらいの方が来てくださり、
本当にうれしかったことを覚えています。
その後、は、比田井和孝の授業だけでなく、
喜多川泰さん、
西川つかささん、
木下晴弘さん、
中村文昭さんと
特別ゲストをお呼びして、お話をしていただいています。
毎年「この人の話を、一人でも多くの方に聞いていただきたい!」
「話を聞いて、たくさんの方に元気になってほしい!」という思いで、
行っているこの企画、
今年もそんなシーズンがやってきました。
会場となる上田市民会館は、上田市で一番大きなホール。
1,300人も入ります。
毎年毎年、「満席にしたい!」という思いで
一生懸命にアナウンスをしているのですが、
いまだに「満席」になったことはありません。
…が、今年の出足は、例年以上です。
すでに400人近くの方のお申し込みがあります。
先日、長野県全域にチラシを配布しました。

その数なんと56万枚。
その一部にも、ココロの授業講演会のお知らせをさせていただきました。

毎年、この講演会では、
たくさんの教育委員会からの後援をいただいています。
今年は、
長野県・須坂市・長野市・千曲市・坂城町
上田市・東御市・小諸市・長和町・青木村
と、近隣の10個所の教育委員会から後援をいただくことができました。
ありがたいことです。
受付の高見沢先生が、3か月も前から
細かな書類をたくさん準備し、
市町村の教育委員会ひとつひとつにお願いして、
やっと承認していただいた後援です。
ありがたいことです。
後援をしていただけると、その市町村の小中学校に
チラシを配布していただけます。
今、そのチラシ配布準備の真っ最中。

チラシ約6万枚を各学校別に分けてあります。

今週から来週にかけて、
各小中学校の保護者に向けてご案内が配られます。
毎年、このチラシで講演会のことを知って
申し込みをしてくださる地元のお母様方がたくさんいるので、
今回も反応が楽しみです!
ひとつだけ…気がかりなのが、
ウチの息子の小学校でも配布されること…。^^;
ココロの授業講演会では、比田井先生も講演するので、
…もちろんチラシには写真も載っているのですが、
「寛ちゃんのお父さんが載っているよ~!」
…ということになるわけなんですね。

ウチの息子は、まぁ本当に
私たちの教育方針どおりに、
「のびのび元気に!」育っています。
きっと、一般の方が想像する「講演をする先生のお子さん」とは
違うことと思いますが、
以前、ある方が、ウチの息子を見て、
「比田井先生のお子さんだから、どんなお子さんかと思っていたら、
ものすごく自由に遊んでいて、
あぁ、これでいいんだって、すごく安心しました!」
と言っていたことがあります。
ですので、私たち&息子を知っている方には
安心してもらえたらいいなと思っています。^^
ということで、第7回ココロの授業講演会、
詳細はこちらです。
ぜひお越しくださいね!
11月23日(祝) 第7回ココロの授業講演会
「ココロの授業講演会」があります。
もともと比田井先生の「就職対策授業」の実録を
メルマガとして配信していたところ、
たくさんの方から「ぜひ比田井先生の授業を受けてみたい!」
というメールをいただき、
それなら…と「就職対策授業」を一般公開しよう、と
第1回を行ったのが、4年前になります。
その時は、全国各地から確か100名くらいの方が来てくださり、
本当にうれしかったことを覚えています。
その後、は、比田井和孝の授業だけでなく、
喜多川泰さん、
西川つかささん、
木下晴弘さん、
中村文昭さんと
特別ゲストをお呼びして、お話をしていただいています。
毎年「この人の話を、一人でも多くの方に聞いていただきたい!」
「話を聞いて、たくさんの方に元気になってほしい!」という思いで、
行っているこの企画、
今年もそんなシーズンがやってきました。
会場となる上田市民会館は、上田市で一番大きなホール。
1,300人も入ります。
毎年毎年、「満席にしたい!」という思いで
一生懸命にアナウンスをしているのですが、
いまだに「満席」になったことはありません。
…が、今年の出足は、例年以上です。
すでに400人近くの方のお申し込みがあります。
先日、長野県全域にチラシを配布しました。

その数なんと56万枚。
その一部にも、ココロの授業講演会のお知らせをさせていただきました。

毎年、この講演会では、
たくさんの教育委員会からの後援をいただいています。
今年は、
長野県・須坂市・長野市・千曲市・坂城町
上田市・東御市・小諸市・長和町・青木村
と、近隣の10個所の教育委員会から後援をいただくことができました。
ありがたいことです。
受付の高見沢先生が、3か月も前から
細かな書類をたくさん準備し、
市町村の教育委員会ひとつひとつにお願いして、
やっと承認していただいた後援です。
ありがたいことです。
後援をしていただけると、その市町村の小中学校に
チラシを配布していただけます。
今、そのチラシ配布準備の真っ最中。

チラシ約6万枚を各学校別に分けてあります。

今週から来週にかけて、
各小中学校の保護者に向けてご案内が配られます。
毎年、このチラシで講演会のことを知って
申し込みをしてくださる地元のお母様方がたくさんいるので、
今回も反応が楽しみです!
ひとつだけ…気がかりなのが、
ウチの息子の小学校でも配布されること…。^^;
ココロの授業講演会では、比田井先生も講演するので、
…もちろんチラシには写真も載っているのですが、
「寛ちゃんのお父さんが載っているよ~!」
…ということになるわけなんですね。

ウチの息子は、まぁ本当に
私たちの教育方針どおりに、
「のびのび元気に!」育っています。
きっと、一般の方が想像する「講演をする先生のお子さん」とは
違うことと思いますが、
以前、ある方が、ウチの息子を見て、
「比田井先生のお子さんだから、どんなお子さんかと思っていたら、
ものすごく自由に遊んでいて、
あぁ、これでいいんだって、すごく安心しました!」
と言っていたことがあります。
ですので、私たち&息子を知っている方には
安心してもらえたらいいなと思っています。^^
ということで、第7回ココロの授業講演会、
詳細はこちらです。
ぜひお越しくださいね!
11月23日(祝) 第7回ココロの授業講演会
タグ :喜多川泰
2011年08月29日
95-喜多川泰先生の母親塾
先日、喜多川泰先生の第2回母親塾が行われました。

↑このウェルカムボードは、山極先生がタイトルやイラストを描いて、
喜多川さんに一言書いてもらったものです。
ちなみに、これは第1回目のもの。

喜多川泰先生と言えば、あの「賢者の書」「手紙屋」などの
ベストセラーを書かれた方です。


新刊の「また、必ず会おう」と誰もが言った も
めちゃくちゃ売れているそうです!
「また、必ず会おう」と誰もが言った(著:喜多川泰 サンマーク出版)
ウエジョビでは、「地域貢献活動」のひとつとして、
様々な講演会を無料で行っています。
この「母親塾」もそのひとつ。
今回は、あまり宣伝をしなかったのですが
喜多川さん人気もあり、クチコミで評判が広まり、
あっという間に定員になってしまいました。
喜多川さんの「母親塾」は、
全国3か所でしか行われていないのですが、
喜多川さんの会社のある横浜、
喜多川さんのご実家のある愛媛、
そしてもうひとつが、ウエジョビなのです!
たくさんのオファーの中から、
ウエジョビを選んでくださった喜多川さんには
本当に感謝しています!
ありがたいことです!!!
喜多川さんのお話は、まさに「目から鱗」なんですね。
目の付け所というか、物事の切り口が
普通の人と違うんです。
でも、それが心にスッと落ちるんですね。
すごい人です。あの方は。
今回の母親塾も大盛況でした。


講演会終了後は、
サイン会にも、書籍販売にも長蛇の列!

今安先生も、憧れの喜多川先生のCDに
サインをしてもらって、最高の笑顔をしていました!

さて、喜多川泰先生ですが、
今年の11月23日(祝・水)に上田市民会館で行われる
「第7回ココロの授業講演会」のゲストに決まっています!
私自身、喜多川さんの講演は5回ほど聞いたのですが、
喜多川さんは、話の引出しが、とっても多いんです。
いろんな話が次から次へと出てきて、
本当に勉強になるんです!
今から楽しみです!^^

↑このウェルカムボードは、山極先生がタイトルやイラストを描いて、
喜多川さんに一言書いてもらったものです。
ちなみに、これは第1回目のもの。

喜多川泰先生と言えば、あの「賢者の書」「手紙屋」などの
ベストセラーを書かれた方です。


新刊の「また、必ず会おう」と誰もが言った も
めちゃくちゃ売れているそうです!
「また、必ず会おう」と誰もが言った(著:喜多川泰 サンマーク出版)

ウエジョビでは、「地域貢献活動」のひとつとして、
様々な講演会を無料で行っています。
この「母親塾」もそのひとつ。
今回は、あまり宣伝をしなかったのですが
喜多川さん人気もあり、クチコミで評判が広まり、
あっという間に定員になってしまいました。
喜多川さんの「母親塾」は、
全国3か所でしか行われていないのですが、
喜多川さんの会社のある横浜、
喜多川さんのご実家のある愛媛、
そしてもうひとつが、ウエジョビなのです!
たくさんのオファーの中から、
ウエジョビを選んでくださった喜多川さんには
本当に感謝しています!
ありがたいことです!!!
喜多川さんのお話は、まさに「目から鱗」なんですね。
目の付け所というか、物事の切り口が
普通の人と違うんです。
でも、それが心にスッと落ちるんですね。
すごい人です。あの方は。
今回の母親塾も大盛況でした。


講演会終了後は、
サイン会にも、書籍販売にも長蛇の列!

今安先生も、憧れの喜多川先生のCDに
サインをしてもらって、最高の笑顔をしていました!

さて、喜多川泰先生ですが、
今年の11月23日(祝・水)に上田市民会館で行われる
「第7回ココロの授業講演会」のゲストに決まっています!
私自身、喜多川さんの講演は5回ほど聞いたのですが、
喜多川さんは、話の引出しが、とっても多いんです。
いろんな話が次から次へと出てきて、
本当に勉強になるんです!
今から楽しみです!^^
2011年04月22日
11-うちの社員にも聞かせたかった…
今日は、入学式の様子をお伝えします!
入学式は、上田市民会館で行われました。
入口前では、比田井先生と2年生が
新入生に「おはようございます!」と笑顔で挨拶をしていました。

緊張気味で来る新入生たちも、少しホッと嬉しそうにしています。
玄関前で、情報処理科の2年生たちに会いました。
矢野先生がカメラを向けると、すっとポーズして笑顔になってくれるあたり、
さすが1年間もウエジョビで生活していると違いますね!

客席には、すでに2年生たちがたくさんスタンバイしていました。

女の子たち、とってもキュートですね!!

男の子たちも、負けずにキュートです!!^^
手に持っているお花は、佐藤芳直さんを迎えるための準備です。
入学式特別講演をしてくださった佐藤芳直さんが登壇したとき、
会場は、こんな感じだったのですが…

あの大きな「佐」「藤」…という看板を持って立ってくれていたのは
みんな2年生だったのです。
そして、写真ではわかりづらいのですが、
その看板の後ろでは学生たちが、あのお花を振ってくれていたんですね。
「に」の看板の後ろに、かろうじてピンクや黄色の花が見えるでしょうか…
さて、リラックスムードだった2年生も、
入学式が始まると、シーン…としています。
まさに「厳粛な入学式」です。
これは自慢なのですが、
うちの学生たちの「人の話を聴く姿勢」は本当にいいんですよ!!
入学式の前日には始業式があったのですが、
みなさんの前でお話をした時も、
2年生全員が、姿勢を正して、まっすぐ私のほうを見てくれていました。
心地よい緊張感でした。
…さて、入学式が始まりました。まずは全員の「呼名」。
私は、ステージの中央に立ち、名前を呼ばれた学生が
「ハイ!」と返事をして立ち上がる姿を、
ひとりひとり見ていました。
「あ、この子はオープンキャンパスに来ていたなぁ」
「ガイダンスで盛り上がって話をした子だ!」
「この子は、●●高校の先生が、
"いい子だから、ぜひお願いします!"…って言ってたっけ」
…なんてことを考えながら。
248名もの入学生が一人一人立ち上がる姿を見ながら、
何だか胸がいっぱいになってきてしまいました。嬉しくて。
そして今年の入学生代表の「宣誓」は、
ネットワークエンジニアコースの黒岩遙君。

黒岩君は、この春休みには、
島根県の益田ドライビングスクール(MDS)で
合宿で運転免許を取ってきたそうです。
MDSと言えば、「あいさつ」を大事にすることで有名な教習所です。
実はウエジョビの「あいさつ」も、このMDSを目指しているんです。
黒岩君は、このこと知ってMDSに興味を持ち、行ってきたんですって。
行動力がありますね! すばらしい!
「…一人一人が個性を伸ばし、人間性を磨き、
社会に貢献できる人財となることを目標に、
全力を尽くし、努力することを誓います!」

黒岩君、堂々と、しっかりと宣誓をしてくれました。
さすがです!
続いて、黒岩君の宣誓に応えて
「歓迎の言葉」を読んでくれたのは、
インテリア住環境コース2年生の橋詰沙也香さんです。

橋詰さんも、しっかりとした足取りで中央に立ち、
新入生に向って、歓迎の言葉を伝えてくれました。

…後で担任の甘利先生に聞いたところ、
この「歓迎の言葉」は、橋詰さんが自分で一生懸命に考えて
何度も練り直して作ってくれたそうです。
橋詰さんの素直さがよく表れた、素晴らしい「歓迎の言葉」でした。
「…専門分野を学ぶため、
スポンジのような心で、先生方の授業に 耳を傾けることが必要です。
吸収した多くの知識が、これからの人生のステップアップに役立つよう、
一所懸命学習に励んでください。
そうすることで、時間の大切さ、仲間の大切さを実感することができます。」
…「勉強をすることで 『時間の大切さ』 『仲間の大切さ』 を実感できる」
…なんて、なかなか言えることじゃありません。
橋詰さんは、1年間のウエジョビの生活で、学びながら
こんなことを体感してくれたんですね。感動です。
「…本校には、「あいさつ・そうじ・素直」という3つの約束があります。
…この3つのことに 真剣に取り組むことで、
私も一年間で 大きく成長することができました。
真剣に取り組めば取り組むほど、サポートしてくれる人が増えていきます。」
…これもまた「目からウロコ」の言葉でした。
3つの約束に真剣に取り組めば、サポートしてくれる人が増えるんですね。
たくさんの人から、応援してもらえるようになるってことなんですね。
橋詰さんが3つの約束に真剣に取り組んだからこそ
感じることができたことなんだと思います。
体験したからこそ、言える言葉なんだと思います。
橋詰さんが、「3つの約束」を
大切にしてくれていたことが伝わってきて、
なんだか、ジーン…ときてしまいました。
橋詰さんは、震災のことにも触れました。
「学生である私達にできることは、
それぞれの分野の勉強に 全力で打ち込み、
復興の担い手になり得る 社会人へと成長できるよう、
精一杯努力することだと思います。
私達若者こそが、「自分さえよければ」という考えを捨て、
思いやりの心を持ち、みんなで協力し合いながら、あきらめずに行動すれば、
必ず、未来は切り開けるはずです。」

…なんて力強い言葉なんでしょう。…本当に感動しました。
きっと、橋詰さんの言葉は、新入生だけでなく、
在校生や保護者のみなさんの心にも響いたことでしょう。
…実は、このとき、佐藤芳直さんはすでにいらっしゃっていて、
控室のモニターで、この「歓迎の言葉」を聞いてくださっていました。
入学式が終わって、芳直さんにご挨拶をしたところ、
開口一番、
「素晴らしい歓迎の言葉でしたね!
あぁ~、うちの社員たちにも聞かせたかったなぁ…
と思いましたよ」
なんて言ってくださいました。
「社員に聞かせたかった」なんて、最高の褒め言葉ですよね!
ありがたいことです。
黒岩君、橋詰さんはじめ
気持のよい返事をしてくれた新入生のみなさん、
新入生のことをしっかり見守ってくれた在校生のみなさん、
仕事を休んでまで来て下さった、たくさんの保護者のみなさん、
上田市民会館で、照明や音響などをしてくださった会場の方々、
そして、会場準備から段取りまできっちり動いてくれた職員達…
みなさんのおかげで、素晴らしい入学式でした。
ありがとうございました!
入学式は、上田市民会館で行われました。
入口前では、比田井先生と2年生が
新入生に「おはようございます!」と笑顔で挨拶をしていました。

緊張気味で来る新入生たちも、少しホッと嬉しそうにしています。
玄関前で、情報処理科の2年生たちに会いました。
矢野先生がカメラを向けると、すっとポーズして笑顔になってくれるあたり、
さすが1年間もウエジョビで生活していると違いますね!

客席には、すでに2年生たちがたくさんスタンバイしていました。

女の子たち、とってもキュートですね!!

男の子たちも、負けずにキュートです!!^^
手に持っているお花は、佐藤芳直さんを迎えるための準備です。
入学式特別講演をしてくださった佐藤芳直さんが登壇したとき、
会場は、こんな感じだったのですが…

あの大きな「佐」「藤」…という看板を持って立ってくれていたのは
みんな2年生だったのです。
そして、写真ではわかりづらいのですが、
その看板の後ろでは学生たちが、あのお花を振ってくれていたんですね。
「に」の看板の後ろに、かろうじてピンクや黄色の花が見えるでしょうか…
さて、リラックスムードだった2年生も、
入学式が始まると、シーン…としています。
まさに「厳粛な入学式」です。
これは自慢なのですが、
うちの学生たちの「人の話を聴く姿勢」は本当にいいんですよ!!
入学式の前日には始業式があったのですが、
みなさんの前でお話をした時も、
2年生全員が、姿勢を正して、まっすぐ私のほうを見てくれていました。
心地よい緊張感でした。
…さて、入学式が始まりました。まずは全員の「呼名」。
私は、ステージの中央に立ち、名前を呼ばれた学生が
「ハイ!」と返事をして立ち上がる姿を、
ひとりひとり見ていました。
「あ、この子はオープンキャンパスに来ていたなぁ」
「ガイダンスで盛り上がって話をした子だ!」
「この子は、●●高校の先生が、
"いい子だから、ぜひお願いします!"…って言ってたっけ」
…なんてことを考えながら。
248名もの入学生が一人一人立ち上がる姿を見ながら、
何だか胸がいっぱいになってきてしまいました。嬉しくて。
そして今年の入学生代表の「宣誓」は、
ネットワークエンジニアコースの黒岩遙君。

黒岩君は、この春休みには、
島根県の益田ドライビングスクール(MDS)で
合宿で運転免許を取ってきたそうです。
MDSと言えば、「あいさつ」を大事にすることで有名な教習所です。
実はウエジョビの「あいさつ」も、このMDSを目指しているんです。
黒岩君は、このこと知ってMDSに興味を持ち、行ってきたんですって。
行動力がありますね! すばらしい!
「…一人一人が個性を伸ばし、人間性を磨き、
社会に貢献できる人財となることを目標に、
全力を尽くし、努力することを誓います!」

黒岩君、堂々と、しっかりと宣誓をしてくれました。
さすがです!
続いて、黒岩君の宣誓に応えて
「歓迎の言葉」を読んでくれたのは、
インテリア住環境コース2年生の橋詰沙也香さんです。

橋詰さんも、しっかりとした足取りで中央に立ち、
新入生に向って、歓迎の言葉を伝えてくれました。

…後で担任の甘利先生に聞いたところ、
この「歓迎の言葉」は、橋詰さんが自分で一生懸命に考えて
何度も練り直して作ってくれたそうです。
橋詰さんの素直さがよく表れた、素晴らしい「歓迎の言葉」でした。
「…専門分野を学ぶため、
スポンジのような心で、先生方の授業に 耳を傾けることが必要です。
吸収した多くの知識が、これからの人生のステップアップに役立つよう、
一所懸命学習に励んでください。
そうすることで、時間の大切さ、仲間の大切さを実感することができます。」
…「勉強をすることで 『時間の大切さ』 『仲間の大切さ』 を実感できる」
…なんて、なかなか言えることじゃありません。
橋詰さんは、1年間のウエジョビの生活で、学びながら
こんなことを体感してくれたんですね。感動です。
「…本校には、「あいさつ・そうじ・素直」という3つの約束があります。
…この3つのことに 真剣に取り組むことで、
私も一年間で 大きく成長することができました。
真剣に取り組めば取り組むほど、サポートしてくれる人が増えていきます。」
…これもまた「目からウロコ」の言葉でした。
3つの約束に真剣に取り組めば、サポートしてくれる人が増えるんですね。
たくさんの人から、応援してもらえるようになるってことなんですね。
橋詰さんが3つの約束に真剣に取り組んだからこそ
感じることができたことなんだと思います。
体験したからこそ、言える言葉なんだと思います。
橋詰さんが、「3つの約束」を
大切にしてくれていたことが伝わってきて、
なんだか、ジーン…ときてしまいました。
橋詰さんは、震災のことにも触れました。
「学生である私達にできることは、
それぞれの分野の勉強に 全力で打ち込み、
復興の担い手になり得る 社会人へと成長できるよう、
精一杯努力することだと思います。
私達若者こそが、「自分さえよければ」という考えを捨て、
思いやりの心を持ち、みんなで協力し合いながら、あきらめずに行動すれば、
必ず、未来は切り開けるはずです。」

…なんて力強い言葉なんでしょう。…本当に感動しました。
きっと、橋詰さんの言葉は、新入生だけでなく、
在校生や保護者のみなさんの心にも響いたことでしょう。
…実は、このとき、佐藤芳直さんはすでにいらっしゃっていて、
控室のモニターで、この「歓迎の言葉」を聞いてくださっていました。
入学式が終わって、芳直さんにご挨拶をしたところ、
開口一番、
「素晴らしい歓迎の言葉でしたね!
あぁ~、うちの社員たちにも聞かせたかったなぁ…
と思いましたよ」
なんて言ってくださいました。
「社員に聞かせたかった」なんて、最高の褒め言葉ですよね!
ありがたいことです。
黒岩君、橋詰さんはじめ
気持のよい返事をしてくれた新入生のみなさん、
新入生のことをしっかり見守ってくれた在校生のみなさん、
仕事を休んでまで来て下さった、たくさんの保護者のみなさん、
上田市民会館で、照明や音響などをしてくださった会場の方々、
そして、会場準備から段取りまできっちり動いてくれた職員達…
みなさんのおかげで、素晴らしい入学式でした。
ありがとうございました!
2011年04月20日
9-卒研と涙 2
今年の卒研グランプリの様子を
少し写真で振り返ってみました。
これは、オープニング。
各コースの最優秀賞を取った出場者たちが勢ぞろいします。
姿勢を正して、しっかり前を見据える姿…立派です。

みんなが目指すのはこちらのトロフィー。

歴代のグランプリ受賞者の名前が入ったリボンが見えます。
毎年、1枚ずつ増えていくんですね。
各コースの発表。

堂々とした発表が続きます。

ちなみに、↑ この学生たちは、Webクリエイターコース。
上田駅近くの「中華モリタ」さんのホームページを作りました。
思わず食べに行きたくなるようなおいしそうなページです!
かなり「写真」にこだわった様子がうかがえます。
照明や、加工や…プロ並みの出来栄えだと思います!
中華モリタ公式サイト

ステージ上での緊張感とはうって変わって、こちらは控え室でのフォト。
警察・消防コースの学生たちです。

最後は出場者全員で記念写真。
みんな「やり遂げた!」といういい顔をしています。

…さて、今年の卒研グランプリが終わった後、
ある高校の先生から、こんなメールをいただきました。
----------
今年はじめて、2月の『卒研グランプリ』を拝見させていただきました。
・・・私のクラスの卒業生の発表が有りましたので・・・
リハ 完璧、社会人の第一歩のすばらしい発表会でした。
高校時代は、人前で大きな声で話ができなかった"彼"が
あれほど自信をもって、堂々と自身の学習成果を発表できるとは
・・・ウエジョビに感謝の気持ちが湧きあがり涙が出ました。
もうひとり、クラスの生徒がいます。
(私の高校では卒業させてあげられなかったのですが、私の生徒です)
この子は●●高校へ転学・卒業後、
公務員を目指してウエジョビにお世話になりました。
結果は・・・私の高校でも難しい、
地元の市役所合格!!! 本当にありがとうございました。
当日は、審査員席で頑張ってました。
自分が関わった生徒の将来が
『豊かなもの』になることを目標に仕事する私に、
ウエジョビがまたイイ仕事で応えてくれました!
心から感謝しています。
----------
…もう、涙が出るくらい嬉しかったです。
メールの内容も嬉しかったですし、
わざわざメールをくださったことも、本当に嬉しくて…。
そして、この先生の、生徒への愛情を感じて感動しました。
ステージで自分の生徒が、凛とした姿で発表しているのを見て、
涙してくださったんですね…。
卒業してしまっても、何年経っても、
先生というのは、生徒のことが気にかかるし、
生徒の成長した姿を目にするのが
何よりも嬉しいことなんですね。。。
こんな先生に恵まれた学生たちも
幸せだなぁ…と思いました。
卒研グランプリ、年々レベルが上がってきているように感じます。
研究の内容や、技術の高さも大事ですが、
私が一番重視しているのは、
その研究にかける「思い」です。
何のためにその研究をしたのか、
その研究には、どんな思いが込められているのか、
出来上がった作品を使う(あるいは、見る)人たちの
どんな姿を想像しながら研究を進めたのか…
卒研発表では、何を一番伝えたいのか、何が大事なのか…。
ウエジョビの学生たちは、卒業したらほとんどの子たちが
社会人となりますが、
社会人になっても、大事なことは
やっぱり「思い」の部分だと思うのです。
知識や技術という「知性」の部分だけでは、人の心は動きません。
その人の「思い」を知った時に感動し、心が動くのだと思います。
だから、私は、ウエジョビの学生たちには
自分の思いをしっかり伝えられる社会人になってほしいと
思っているのです。
…そう言う私も、実は、
語って「思い」を伝えることは、あまり得意ではありません。
どちらかと言うと、
書いて(文章で)「思い」を伝えることの方が好きなのです。
だから、このブログで、私の思いが少しずつでも
学生や先生たちに伝えられたらいいなと思っています。
まだブログを始めて9日目。頑張りま~す!(^-^*)
少し写真で振り返ってみました。
これは、オープニング。
各コースの最優秀賞を取った出場者たちが勢ぞろいします。
姿勢を正して、しっかり前を見据える姿…立派です。

みんなが目指すのはこちらのトロフィー。

歴代のグランプリ受賞者の名前が入ったリボンが見えます。
毎年、1枚ずつ増えていくんですね。
各コースの発表。

堂々とした発表が続きます。

ちなみに、↑ この学生たちは、Webクリエイターコース。
上田駅近くの「中華モリタ」さんのホームページを作りました。
思わず食べに行きたくなるようなおいしそうなページです!
かなり「写真」にこだわった様子がうかがえます。
照明や、加工や…プロ並みの出来栄えだと思います!
中華モリタ公式サイト

ステージ上での緊張感とはうって変わって、こちらは控え室でのフォト。
警察・消防コースの学生たちです。

最後は出場者全員で記念写真。
みんな「やり遂げた!」といういい顔をしています。

…さて、今年の卒研グランプリが終わった後、
ある高校の先生から、こんなメールをいただきました。
----------
今年はじめて、2月の『卒研グランプリ』を拝見させていただきました。
・・・私のクラスの卒業生の発表が有りましたので・・・
リハ 完璧、社会人の第一歩のすばらしい発表会でした。
高校時代は、人前で大きな声で話ができなかった"彼"が
あれほど自信をもって、堂々と自身の学習成果を発表できるとは
・・・ウエジョビに感謝の気持ちが湧きあがり涙が出ました。
もうひとり、クラスの生徒がいます。
(私の高校では卒業させてあげられなかったのですが、私の生徒です)
この子は●●高校へ転学・卒業後、
公務員を目指してウエジョビにお世話になりました。
結果は・・・私の高校でも難しい、
地元の市役所合格!!! 本当にありがとうございました。
当日は、審査員席で頑張ってました。
自分が関わった生徒の将来が
『豊かなもの』になることを目標に仕事する私に、
ウエジョビがまたイイ仕事で応えてくれました!
心から感謝しています。
----------
…もう、涙が出るくらい嬉しかったです。
メールの内容も嬉しかったですし、
わざわざメールをくださったことも、本当に嬉しくて…。
そして、この先生の、生徒への愛情を感じて感動しました。
ステージで自分の生徒が、凛とした姿で発表しているのを見て、
涙してくださったんですね…。
卒業してしまっても、何年経っても、
先生というのは、生徒のことが気にかかるし、
生徒の成長した姿を目にするのが
何よりも嬉しいことなんですね。。。
こんな先生に恵まれた学生たちも
幸せだなぁ…と思いました。
卒研グランプリ、年々レベルが上がってきているように感じます。
研究の内容や、技術の高さも大事ですが、
私が一番重視しているのは、
その研究にかける「思い」です。
何のためにその研究をしたのか、
その研究には、どんな思いが込められているのか、
出来上がった作品を使う(あるいは、見る)人たちの
どんな姿を想像しながら研究を進めたのか…
卒研発表では、何を一番伝えたいのか、何が大事なのか…。
ウエジョビの学生たちは、卒業したらほとんどの子たちが
社会人となりますが、
社会人になっても、大事なことは
やっぱり「思い」の部分だと思うのです。
知識や技術という「知性」の部分だけでは、人の心は動きません。
その人の「思い」を知った時に感動し、心が動くのだと思います。
だから、私は、ウエジョビの学生たちには
自分の思いをしっかり伝えられる社会人になってほしいと
思っているのです。
…そう言う私も、実は、
語って「思い」を伝えることは、あまり得意ではありません。
どちらかと言うと、
書いて(文章で)「思い」を伝えることの方が好きなのです。
だから、このブログで、私の思いが少しずつでも
学生や先生たちに伝えられたらいいなと思っています。
まだブログを始めて9日目。頑張りま~す!(^-^*)
2011年04月19日
8-卒研と涙 1
ウエジョビでは、毎年「卒研グランプリ」が行われています。
ウエジョビの卒業年次生は全員卒業研究を行います。
2月に行われる各コースの卒業研究発表会で
まず、各コースの最優秀賞が決まります。
そして、各コースの最優秀賞を集めて、
上田市民会館で「卒研グランプリ」を行い、
ウエジョビの最優秀のチームを決定するのです。
●第1回(平成17年度)のグランプリは、
デジタルクリエイターコース(現Webクリエイターコース)の
チーム FOOLSの「クロスロード」(Web版体験入学)。

ウエジョビの広報係を「お客様」として、要望に沿うものを作り上げる、
ということで、私は比田井先生とともに「お客様」の立場として、
何度もきつい「ダメ出し」をさせていただきました。
でも、それをキッチリ改善して仕上げてきた彼らには脱帽。
彼らの頑張りを知っていた比田井先生は、
彼らが初代グランプリになった瞬間、感極まって涙していました。
●第2回(平成18年度)
建築学科 インテリア住環境コースの大日方裕美さん。
「Hous im Wald ~環境先進国であるドイツの取り組みに学ぶ~」

入学してきた時は、声も小さくておとなしかった彼女…。
大ホールで、堂々と発表をする姿を見て
思わずこみあげてくるものがありました。
●第3回(平成19年度)
税理士コースのチーム魅楽。「新しい簿記テキストの提案」
(パワーポイントによる簿記解説プレゼンシステム)

この年、このコースを担当されていた田村先生が
家業を手伝うために退職することとなっており、
「何が何でもグランプリを取って、田村先生に勲章を!」
…という、学生たちの熱い意気込みが感じられるプレゼンに
完成度の高いシステム(本当に授業で使える!)で、
見事グランプリを受賞!
工業専門課程(情報処理系、建築系)以外での受賞は
現在のところ、この年だけです。
●第4回(平成20年度)
インテリア住環境コースの関博之君。
「あかしの丘」。

人の生と死、生き方について深く考えさせられたテーマでした。
関君は、この作品のために、建設を想定した現場に
何十回も足を運び…雨の日、夏の日、夕暮れ時、朝方etc…
季節や気候の違いも肌で感じた上で、それらも考慮して設計をしたそうです。
グランプリ受賞の瞬間、ステージ上で男泣きをした姿が忘れられません。
●第5回(平成21年度)
デジタルクリエイターコース(現Webクリエイターコース)の
チーム SHY ME。御菓子処「千野」さんのサイト作成。

お菓子の写真も何度も取り直しし、千野さんに通いつめて、
最後の最後まで、より上を目指して本当に頑張っていました。
コースごとの発表会で最優秀賞を受賞した時には、
リーダーの北沢さんが号泣し、
卒研グランプリを取ったときには、佐藤君が号泣…。
…涙って、頑張った分だけ出るんですね。
↓ 作ったサイトは現在でも稼動しています!
御菓子処 千野 のサイト

そして今年第6回目。
見事グランプリを受賞したのは
インテリア住環境コースの宮坂貴明君。
「森の中で未来を想う~みんなでつくる芸術館」
彼の発表を観ている時、
私は「空気感の違い」を肌で感じました。
会場全体が緊張感に包まれたまま、
彼のすばらしい発表に、息を呑んで集中している…
…という空気が伝わってきたのです。

思いが違いました。
深さが違いました。
鳥肌が立ちました。
感動しました。
そして、見事グランプリを取った宮坂君…。

いい笑顔です。
彼は、2年前、入学前に見に来た卒研グランプリで、
同じインテリア住環境コースの
関博之君がグランプリを取って男泣きをする姿を
客席から見ていました。
そして、
「俺も2年後はあの場所で、グランプリを取るんだ!」
という思いで入学してきたのです。
入学してからずっと、そんな思いで生活しているのですから、
同じ風景でも違って見えてきます。
建築を志す若者たちは、
勉強をすればするほど、毎日いろんなことに気づき、
いろんなことを考えるようになるそうです。
今までは、何も考えずに通り過ぎていたはずの風景なのに、
屋根の形や、質感や、光の当たり具合や、色合いや、
カフェのインテリアや、奥行きや、町並みや…etc…。
目に入るもの様々なものが気になって、
そこにこめられた建築家の心にまで
思いを馳せるようになるそうです。
建築のアンテナの感度が、毎日どんどん
研ぎ澄まされていくのです。
入学前からグランプリを取ることをイメージして
学びを進めた宮坂君…。
毎日、どんな思いで、町並みを見つめていたことでしょうか…。
2年間という長い年月をかけて熟成された思いは、
本当にすばらしいものでした。
さて、そんな宮坂君の発表ですが、
実は、ウエジョビのサイトで動画がアップされています。
↓こちらです!
ウエジョビインテリア住環境コースブログ3月28日
会場の空気感までは伝わらないかもしれませんが、
ぜひ見てみてくださいね!
そして、卒研の話題は明日に続きます。
(卒研のことを書き始めたたら止まらなくなってしまい、
予想外の大作(?)になってしまいました。^_^;)
ウエジョビの卒業年次生は全員卒業研究を行います。
2月に行われる各コースの卒業研究発表会で
まず、各コースの最優秀賞が決まります。
そして、各コースの最優秀賞を集めて、
上田市民会館で「卒研グランプリ」を行い、
ウエジョビの最優秀のチームを決定するのです。
●第1回(平成17年度)のグランプリは、
デジタルクリエイターコース(現Webクリエイターコース)の
チーム FOOLSの「クロスロード」(Web版体験入学)。

ウエジョビの広報係を「お客様」として、要望に沿うものを作り上げる、
ということで、私は比田井先生とともに「お客様」の立場として、
何度もきつい「ダメ出し」をさせていただきました。
でも、それをキッチリ改善して仕上げてきた彼らには脱帽。
彼らの頑張りを知っていた比田井先生は、
彼らが初代グランプリになった瞬間、感極まって涙していました。
●第2回(平成18年度)
建築学科 インテリア住環境コースの大日方裕美さん。
「Hous im Wald ~環境先進国であるドイツの取り組みに学ぶ~」

入学してきた時は、声も小さくておとなしかった彼女…。
大ホールで、堂々と発表をする姿を見て
思わずこみあげてくるものがありました。
●第3回(平成19年度)
税理士コースのチーム魅楽。「新しい簿記テキストの提案」
(パワーポイントによる簿記解説プレゼンシステム)

この年、このコースを担当されていた田村先生が
家業を手伝うために退職することとなっており、
「何が何でもグランプリを取って、田村先生に勲章を!」
…という、学生たちの熱い意気込みが感じられるプレゼンに
完成度の高いシステム(本当に授業で使える!)で、
見事グランプリを受賞!
工業専門課程(情報処理系、建築系)以外での受賞は
現在のところ、この年だけです。
●第4回(平成20年度)
インテリア住環境コースの関博之君。
「あかしの丘」。

人の生と死、生き方について深く考えさせられたテーマでした。
関君は、この作品のために、建設を想定した現場に
何十回も足を運び…雨の日、夏の日、夕暮れ時、朝方etc…
季節や気候の違いも肌で感じた上で、それらも考慮して設計をしたそうです。
グランプリ受賞の瞬間、ステージ上で男泣きをした姿が忘れられません。
●第5回(平成21年度)
デジタルクリエイターコース(現Webクリエイターコース)の
チーム SHY ME。御菓子処「千野」さんのサイト作成。

お菓子の写真も何度も取り直しし、千野さんに通いつめて、
最後の最後まで、より上を目指して本当に頑張っていました。
コースごとの発表会で最優秀賞を受賞した時には、
リーダーの北沢さんが号泣し、
卒研グランプリを取ったときには、佐藤君が号泣…。
…涙って、頑張った分だけ出るんですね。
↓ 作ったサイトは現在でも稼動しています!
御菓子処 千野 のサイト

そして今年第6回目。
見事グランプリを受賞したのは
インテリア住環境コースの宮坂貴明君。
「森の中で未来を想う~みんなでつくる芸術館」
彼の発表を観ている時、
私は「空気感の違い」を肌で感じました。
会場全体が緊張感に包まれたまま、
彼のすばらしい発表に、息を呑んで集中している…
…という空気が伝わってきたのです。

思いが違いました。
深さが違いました。
鳥肌が立ちました。
感動しました。
そして、見事グランプリを取った宮坂君…。

いい笑顔です。
彼は、2年前、入学前に見に来た卒研グランプリで、
同じインテリア住環境コースの
関博之君がグランプリを取って男泣きをする姿を
客席から見ていました。
そして、
「俺も2年後はあの場所で、グランプリを取るんだ!」
という思いで入学してきたのです。
入学してからずっと、そんな思いで生活しているのですから、
同じ風景でも違って見えてきます。
建築を志す若者たちは、
勉強をすればするほど、毎日いろんなことに気づき、
いろんなことを考えるようになるそうです。
今までは、何も考えずに通り過ぎていたはずの風景なのに、
屋根の形や、質感や、光の当たり具合や、色合いや、
カフェのインテリアや、奥行きや、町並みや…etc…。
目に入るもの様々なものが気になって、
そこにこめられた建築家の心にまで
思いを馳せるようになるそうです。
建築のアンテナの感度が、毎日どんどん
研ぎ澄まされていくのです。
入学前からグランプリを取ることをイメージして
学びを進めた宮坂君…。
毎日、どんな思いで、町並みを見つめていたことでしょうか…。
2年間という長い年月をかけて熟成された思いは、
本当にすばらしいものでした。
さて、そんな宮坂君の発表ですが、
実は、ウエジョビのサイトで動画がアップされています。
↓こちらです!
ウエジョビインテリア住環境コースブログ3月28日
会場の空気感までは伝わらないかもしれませんが、
ぜひ見てみてくださいね!
そして、卒研の話題は明日に続きます。
(卒研のことを書き始めたたら止まらなくなってしまい、
予想外の大作(?)になってしまいました。^_^;)