2012年07月06日

175-諏訪二葉高校生の書1

昨日、諏訪二葉高校に高校まわりで行きました。
玄関を入ったところに、
素晴らしい作品が展示されていました。




刻字作品です。
思わず、じっくり見入ってしまいました。

どの作品も、細かなところまで気を遣って彫った様子が伺えて、
すばらしいなぁ…と思いました。

その字をどんな思いで選んだのか、どんな思いを込めて彫ったのかも
興味深かったです。


「大志」…自分の名前に誇りを持ちました。
     緑は目にやさしいので選びました。深く彫ったので味が出ました。
「笑う」…字自体が笑っているように楽しい感じを出した。
     また色遣いも笑っているようなイメージを出せるように工夫しました。


「優」…優しい感じを出すために、字を丸の中におさめました。
「太陽」…字の書体を少し変え、自分らしいものにできたので良かった。
     「太陽」のイメージを出せるよう工夫した。


「絆」…力強く!かつ優しい雰囲気にしたくて彫り目や色合いを工夫してみた。
    木が硬かったから彫るのが大変だった。
「敢然」…敢然とは「思い切ってするさま」をいい、自分にも必要だと感じ、
     決意を込めた意味でこの字を選びました。


「笑」…字の彫りを深く彫った。
    笑って卒業できればいいなと思って「笑」にしました。
    できた時は嬉しかったです。

高校生の感性、素晴らしいですね!
みんな伸びやかに表現していますよね。

自由に表現できる雰囲気を作り出していらっしゃる
先生も素晴らしいと思います。

諏訪二葉高校は、昨年も面白い作品が飾られていて、
思わず、このブログでも特集をしてしまいました。

65-一男去ってまた一男


38-どうせやるなら壁は高いほうがいい


国語・書道の先生たちが、
きっといろんな切り口から…いろんな観点から
「言葉」を楽しんでほしい、味わってほしい
という思いで、いろいろな工夫をされているのでしょう。

私が高校生の時は、
国語の授業と言えば、
まさに「受験対策のみ」だった気がします。
(もしも違ったら…国語の先生、ゴメンナサイ!!!)

それでも、私自身は国語、特に古文が好きだったので、
楽しかったのですが、
こんな風に独創性が試されるような課題、
自分を表現できる課題は
なかったような気がします。

だから余計に
この取り組みに感心してしまうのです。

担当された先生が、
「国語」や「言葉」を愛しているからこそ思いつく
授業なんでしょうね!

「少しでも国語を好きになってほしい」という思いが読み取れて
なんだか嬉しくなりました。

きっと、生徒さんたちも楽しんで取り組んでいたことでしょう。



しかも、最初にも書きましたが、
ここは、大きな正面玄関を入ったところです。
↓諏訪二葉高校の正面玄関です。
 ちょうど文化祭前で、キャラクターがウェルカムしてくれました!^^


こんな、たくさんの方の目に触れる
一番の場所に飾られているって、
先生たちが、生徒や…生徒の作品を
大事にしている証拠です!
とても素敵です。

それにしても、つくづく
高校生のみずみずしい感性で作られた作品に
接する機会がある私って幸せだなぁ…と思います。

普通に会社員として働いていたら、
多分、高校生や専門学校生と話したり、
彼らの作品を見たりすることなんて
ないでしょうから…。


実はここには、書道の作品もあって興味深かったんですよ!
また次回の記事に書きますね~!^^

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Posted by 美恵先生 at 23:29Comments(0)高校まわり
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