2011年05月26日
31-学生の数だけドラマがある
5月25日、長野市内を走っていて驚きました!
遠くの山が真っ白になっているのです!
昨日の朝は本当に寒くて、(息が白くなっていました!)
ラジオで「諏訪では雪が降って、除雪のため通行止めになった道が…」
なんて言っているのを聴いたのですが、
長野市でもこんなに降っていたんですね!
…もう、5月も終わると言うのに。ビックリです!
高校まわり、今日は長野南高校から。
長野商業高校
事務室の前には、所狭しとトロフィーが並んでいます。
この写真の反対側にもズラズラズラ~っと並んでいました。
ひときわ目立ったのが、高校野球。2000年3月の選抜大会のものです。
続いて長野工業高校
こちらも、高校野球の碑がありました。2003年夏の甲子園のものです。
どこの学校でも、甲子園に出場する、というのは栄誉であり、
誇らしいことなんですね!
続いて、篠ノ井高校。今日は玄関前にバスが止まっていて、
人がたくさんいたので、玄関前の写真が撮れませんでした。
これは、玄関を入った場所の写真。
木で作られた校舎は、とても気持ちがいいですね。
更級農業高校
長野俊英高校
ここでは、創立50周年を記念して、新しい体育館を建設中です。
普通、高校を訪問する時は、
正面玄関から入って、事務室で受付をして進路指導室に行くのですが、
実は、長野俊英高校には、
もっとずっと近い、特別な入口があります。
例え、そこから入れると知っていても、
普通のお客さんは玄関を回っていくと思うのですが、
…佐藤先生は、いつもその「特別な入口」から
直接進路指導室に入っていました。^_^;
「こっちの方が近いから」などと言って。
効率を重視する佐藤先生らしいなぁ…と思いながら
私も一緒に「特別な入口」を使わせていただいていました。
また、進路の先生もそれをOKとして、
いつも歓迎してくださっていたのです。
ところが!
現在は工事中で、「特別な入口」から入れません。
…やむなく、今回は、久しぶりに
「正しい入口」から入りました。
佐藤先生は、年に7回もの高校まわりを
20年以上も続けてきたので、実は、
いろんな面で「特別」なことが多いんです。
私も一緒に、その恩恵にあやかってきました。
ありがたいことです。
さてさて次は屋代高校
少し薄暗い階段を見上げると、踊り場にある大きな窓から
新緑が風にきらめいていて、まぶしいくらいきれいでした。
まるで、大きな額縁の絵が飾ってあるかのようでした。
校歌の碑を撮ったら、バッチリ私の姿が映っていました。^^;
最後は屋代南高校
ここの玄関には、イスが置いてあるのです。
イスの近くに靴べらも置いてあります。
年をとった人や、足の不自由な人、
足をケガした人などにとっては、
このイスは本当にありがたいもののはずです。
高校側の心配りが嬉しいです。
さて、高校まわりでは
卒業生の話でずいぶんと盛り上がった学校がありました。
M君という子で、2年間ウエジョビに通ったのですが、
…高校時代はどうやら勉強が大嫌いで
いつもサボってばかりいたようです。
彼がウエジョビに入学してきて2ヵ月後の高校まわりで
「M君は、今のところ休んでいませんよ」とお伝えしたところ
どうやら、進路の先生は信じられなかったようで、
「ホントですか?? 本当にMですか??
下の名前は●●のMですか??? 間違いないですか?」
と喜んでくださったのです。
そんなことがあってから、
私もM君のことはずっと気にかけていました。
検定があれば、受かったかどうかチェックし、
M君とあいさつを交わせば、
進路指導の先生の顔が思い浮かび…。
でも、M君は、ホントに良く頑張りました。
検定試験も、ですが、就職もけっこう早い段階で
地元の会社に内定をもらいました。
そして、卒業まで一日も欠席することなく
2年間、通い続けたのです。
そして、卒業パーティーの時…
M君は、担任の先生にメッセージを読む役をやってくれたのですが、
ステージ上で、涙がドンドン溢れてきて…
照れながらも一生懸命に
担任の先生に思いを伝えていました。
大きな体のM君が、顔を真っ赤にして、
何度も涙を拭うシーンには、私も本当に泣けてしまい…
(もちろん、担任の先生もボロボロ泣いていました)
今日の訪問ではその話をしたのですが、
私と、進路指導の先生と2人で
そのシーンを思い浮かべながら、
「M君、本当に良く頑張りましたよね」と、ウルウルしてしまい、
まさに感無量でした。
ウエジョビに来る学生は20歳前後の多感な若者達。
ウエジョビに来て、
ガラッと変わる子達もたくさんいます。
別人のようになる子もいます。
もちろん、「ウエジョビのおかげで変わったんだ」なんて
言うつもりはありません。
私達に出来ることは…と考えると、
「きっかけづくり」や「環境づくり」、そして
「学生に本気でぶつかること」だけであり、
彼らが変わる事ができたのは、
彼らの心の中に元々あった「素晴らしいもの」が芽を出し、
彼らが頑張った結果だと思うのですが、
彼らの、そんな成長を目にすることができるのは
本当にありがたいことです。
私は、ウエジョビには
学生の数だけ「ドラマ」があると思っています。
また今年度もいろんなドラマが起こっていることでしょう。
人によっては大きなドラマもあるでしょうし、
本当にささやかなドラマもあるかもしれませんが、
たとえ小さなドラマでも、
そんなドラマに気づいてあげたり、
ピックアップしてあげたりできるような
そんな「目」を持ちたいですね。
そんな「アンテナ」を高く張れるようになりたいです。
さて、明日は長野西中条高校から白馬、松本方面を訪問する予定です。^^
遠くの山が真っ白になっているのです!
昨日の朝は本当に寒くて、(息が白くなっていました!)
ラジオで「諏訪では雪が降って、除雪のため通行止めになった道が…」
なんて言っているのを聴いたのですが、
長野市でもこんなに降っていたんですね!
…もう、5月も終わると言うのに。ビックリです!
高校まわり、今日は長野南高校から。
長野商業高校
事務室の前には、所狭しとトロフィーが並んでいます。
この写真の反対側にもズラズラズラ~っと並んでいました。
ひときわ目立ったのが、高校野球。2000年3月の選抜大会のものです。
続いて長野工業高校
こちらも、高校野球の碑がありました。2003年夏の甲子園のものです。
どこの学校でも、甲子園に出場する、というのは栄誉であり、
誇らしいことなんですね!
続いて、篠ノ井高校。今日は玄関前にバスが止まっていて、
人がたくさんいたので、玄関前の写真が撮れませんでした。
これは、玄関を入った場所の写真。
木で作られた校舎は、とても気持ちがいいですね。
更級農業高校
長野俊英高校
ここでは、創立50周年を記念して、新しい体育館を建設中です。
普通、高校を訪問する時は、
正面玄関から入って、事務室で受付をして進路指導室に行くのですが、
実は、長野俊英高校には、
もっとずっと近い、特別な入口があります。
例え、そこから入れると知っていても、
普通のお客さんは玄関を回っていくと思うのですが、
…佐藤先生は、いつもその「特別な入口」から
直接進路指導室に入っていました。^_^;
「こっちの方が近いから」などと言って。
効率を重視する佐藤先生らしいなぁ…と思いながら
私も一緒に「特別な入口」を使わせていただいていました。
また、進路の先生もそれをOKとして、
いつも歓迎してくださっていたのです。
ところが!
現在は工事中で、「特別な入口」から入れません。
…やむなく、今回は、久しぶりに
「正しい入口」から入りました。
佐藤先生は、年に7回もの高校まわりを
20年以上も続けてきたので、実は、
いろんな面で「特別」なことが多いんです。
私も一緒に、その恩恵にあやかってきました。
ありがたいことです。
さてさて次は屋代高校
少し薄暗い階段を見上げると、踊り場にある大きな窓から
新緑が風にきらめいていて、まぶしいくらいきれいでした。
まるで、大きな額縁の絵が飾ってあるかのようでした。
校歌の碑を撮ったら、バッチリ私の姿が映っていました。^^;
最後は屋代南高校
ここの玄関には、イスが置いてあるのです。
イスの近くに靴べらも置いてあります。
年をとった人や、足の不自由な人、
足をケガした人などにとっては、
このイスは本当にありがたいもののはずです。
高校側の心配りが嬉しいです。
さて、高校まわりでは
卒業生の話でずいぶんと盛り上がった学校がありました。
M君という子で、2年間ウエジョビに通ったのですが、
…高校時代はどうやら勉強が大嫌いで
いつもサボってばかりいたようです。
彼がウエジョビに入学してきて2ヵ月後の高校まわりで
「M君は、今のところ休んでいませんよ」とお伝えしたところ
どうやら、進路の先生は信じられなかったようで、
「ホントですか?? 本当にMですか??
下の名前は●●のMですか??? 間違いないですか?」
と喜んでくださったのです。
そんなことがあってから、
私もM君のことはずっと気にかけていました。
検定があれば、受かったかどうかチェックし、
M君とあいさつを交わせば、
進路指導の先生の顔が思い浮かび…。
でも、M君は、ホントに良く頑張りました。
検定試験も、ですが、就職もけっこう早い段階で
地元の会社に内定をもらいました。
そして、卒業まで一日も欠席することなく
2年間、通い続けたのです。
そして、卒業パーティーの時…
M君は、担任の先生にメッセージを読む役をやってくれたのですが、
ステージ上で、涙がドンドン溢れてきて…
照れながらも一生懸命に
担任の先生に思いを伝えていました。
大きな体のM君が、顔を真っ赤にして、
何度も涙を拭うシーンには、私も本当に泣けてしまい…
(もちろん、担任の先生もボロボロ泣いていました)
今日の訪問ではその話をしたのですが、
私と、進路指導の先生と2人で
そのシーンを思い浮かべながら、
「M君、本当に良く頑張りましたよね」と、ウルウルしてしまい、
まさに感無量でした。
ウエジョビに来る学生は20歳前後の多感な若者達。
ウエジョビに来て、
ガラッと変わる子達もたくさんいます。
別人のようになる子もいます。
もちろん、「ウエジョビのおかげで変わったんだ」なんて
言うつもりはありません。
私達に出来ることは…と考えると、
「きっかけづくり」や「環境づくり」、そして
「学生に本気でぶつかること」だけであり、
彼らが変わる事ができたのは、
彼らの心の中に元々あった「素晴らしいもの」が芽を出し、
彼らが頑張った結果だと思うのですが、
彼らの、そんな成長を目にすることができるのは
本当にありがたいことです。
私は、ウエジョビには
学生の数だけ「ドラマ」があると思っています。
また今年度もいろんなドラマが起こっていることでしょう。
人によっては大きなドラマもあるでしょうし、
本当にささやかなドラマもあるかもしれませんが、
たとえ小さなドラマでも、
そんなドラマに気づいてあげたり、
ピックアップしてあげたりできるような
そんな「目」を持ちたいですね。
そんな「アンテナ」を高く張れるようになりたいです。
さて、明日は長野西中条高校から白馬、松本方面を訪問する予定です。^^
Posted by 美恵先生 at 12:40│Comments(0)
│高校まわり
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