昨日、金井君の言葉に感動した話を書きました。

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■帰り、僕は号泣しました。



書き終えて、アップすると19:30過ぎ。
たまには早く帰ろうと学校を出ました。

あたりは真っ暗です。

１号館前を歩いていたところ、
道路を挟んで向かい側の駐輪場前に
ウエジョビの男子学生らしき若者たちが４人、
話しているのが目に入ったので、
大きな声で
「さようなら～！！」と手を振りました。

４人、元気に
「さようなら！」「お疲れ様でした！」と挨拶した後、
小声で、「誰？」「わかんね～…」
と言っているのが聞こえました。

真っ暗で距離もあったので
誰かわからなかったのでしょう。

そこでまた大きな声で返しました。
「校長先生ですよ～！（笑）」と。

すると
「先生、金井です！
　先生のところに挨拶に行こうと思っていたんです！」
と元気な声が聞こえました。

「えぇ～っ！？　金井君！？
　私も話したかったんだよ。
　今からそっちに行くね」
と急いで道を渡りました。

「先生、ブログ、ありがとうございます！」

「よかったね、いい友達がいて！」

...金井君、とても嬉しそうです。
大沢君も隣でニコニコしています。

ブログに掲載されたことが嬉しかったんですね。
わざわざ私のところに
来ようと思ってくれていたなんて！！

嬉しいと思ってくれることが
私は嬉しいです！！


金井君が、
その時の状況を教えてくれました。

「先生、大沢君から

　『俺たちは下がらないだろ、上がるだけじゃねーか、
　　がんばろーぜ！』

　って言われて号泣したって書いたけど、

　実は、ちょっと違うんです。

　大沢君がそう言ってくれて、
　それで別れたんだけど、

　大沢君が歩いていく
　後姿を見て、
　僕、泣いたんです」

って。

山極先生もおっしゃっていました。

言葉力の授業で、
金井君が発表する前、
山極先生がたまたま金井君のワークシートを見て、
「大沢君は金井君が泣いたこと、知っているの？」
と聞いたところ、
金井君は「知りません」と。

そこで、山極先生が、
それじゃぁ大沢君にも伝えなきゃ！
と金井君の背中を押し…

それで、
金井君が恥ずかしがりながらも
その時のことを話したので
大沢君は、そこで初めて知ったんですって。
金井君が自分の言葉に涙したことを。

きっと、大沢君も
それを知ってとても嬉しかったでしょうし、

金井君も改めて大沢君に
「ありがとう」が言えたことでしょう。

お互いの心の結びつきが
さらに深まったことと思います。

「言葉力」の授業がきっかけで
こんなに嬉しいことが起こったなんて、
...改めて「言葉力」の授業を作って
良かったなと思いました。

「言葉は心に届いて初めて言葉」

　みんなの想いを
　言葉に添えて
　たくさんの人に
　届けよう！



金井君の想い
ちゃんと大沢君に届きましたね！

そして授業でそれを聞いていた
行政１組の仲間たちにも
山極先生にも、
ウエジョビの先生たちにも
私の心にも、しっかり届きました。

こんな一人一人の物語、
ひとりひとりの想いを
またこのブログに綴っていきたいと思います。^^