さて、続いて在校生の「歓迎の言葉」です。

今年の在校生代表は
医療秘書コースの楢原沙綺さん。

ウエジョビの三つの約束「あいさつ、そうじ、素直」について
ひとつひとつ丁寧に体験談を話してくれました。


まずは「あいさつ」です。
ウエジョビでは仲のよい友人だけにあいさつをするのではなく、
学校内で会う人全員にあいさつをします。

このあいさつを１年間毎日継続して行ってきたことで
あいさつが習慣となりました。
今では人と目が合うと自然にあいさつができるようになり、
ご近所の方ともあいさつができるようになりました。

あいさつを本気で、
なおかつ習慣にできるウエジョビに入学できたことを
本当にうれしく思います。

次に「そうじ」です。

高校生の時は正直、掃除をあまりやっていませんでした。
しかしウエジョビに入って
２年生の先輩方が１つ１つそうじの仕方を丁寧に教えてくれ、
本気でそうじに取り組むようになりました。

一番がんばって取り組んだ場所はトイレです。
トイレは誰もが１日の学校生活の中で必ず利用する場所です。
しかも放っておけば、必ず汚れてくる場所です。

その場所をきれいにしておけば
みんながその日１日を気持ちよく過ごせると思い、
一番がんばって取り組みました。

ウエジョビで１年間そうじをしてきたことで、
人に対して何かをすることの喜びを感じられるようになりました。

誰かの為に行動し、
その誰かに喜んでもらえることが、
いかにすばらしいことであるのかを知ることができました。

誰かのためにという思いから、
そうじ以外にも様々な行動が生まれました。

次の人のために
洗面台を使った後はきれいに水滴を拭きとる。
机の上に残った消しカスは床に落とさずに集めてゴミ箱へ捨てる。

この一年間の学びから、このような習慣を身につけることができました。 

そして「素直」です。

話を聞くときには必ずメモ帳とペンをもつように言われましたが、
素直に実行したことで、
今、本当に役に立っています。

私は現在、将来の夢である医療秘書を目指す上で必要だと考え、
歯科医院でアルバイトをしています。

メモ帳片手に必死に仕事を覚えました。
高校時代では考えられない行動です。

メモをするようになって、
聞くだけでは理解していなかったことが、
実は多かったことに気づきました。

その場でメモをしたものを、
自宅に帰ってからきれいに整理をして書き写し、
自分用のノートも作っています。

この行動を通して、
アルバイトがお金を稼ぐためだけのものではなく、
夢に向けての大切な経験なんだということを
実感することができました。

最後に、私が１年生の皆さんに一番伝えたいことは、
挑戦することの大切さです。

自分の目指す夢に向けて、
今やれることはたくさんあると思います。

私の場合は歯科医院でのアルバイトです。

それに加えて、
私は１年生の夏休みに薬局でのインターンシップにも挑戦しました。

時間的にも厳しいスケジュールではありましたが、
せっかくの機会でしたので挑んでみました。
インターンシップを通して、
今自分に足りないものが何なのかがわかりました。

やはり、自分自身で体験してみないと
分からないことがたくさんあるということに気づきました。

新入生の皆さんも、
ぜひ目の前の選択肢で
「大変そうだな」と思う方を選んでみてください。

その挑戦は、
きっと夢につながる大切な一歩になると思います。

うまく行かないことも、
もちろんあると思います。

でもやり続けることによって、
失敗から何かを学ぶことができるのだと思います。

最後になりましたが、
私たち在校生はこれからも
当たり前のことを当たり前じゃない情熱で
取り組んでいきたいと思っています。

そしてそれらを
今日からは１年生のみなさんと一緒に頑張れることを
とても嬉しく思っています。

新入生のみなさん。

ウエジョビへようこそ！

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本当に素晴らしかったです。
感動して鳥肌が立ちました。

今、こうやって改めて
楢原さんの言葉を振り返りながら
何度も何度も読み直しました。

一言一言が心にしみてきます。

「ウエジョビで１年間そうじをしてきたことで、
　人に対して何かをすることの喜びを感じられるようになりました。

　誰かの為に行動し、
　その誰かに喜んでもらえることが、
　いかにすばらしいことであるのかを知ることができました。」

「新入生の皆さんも、
　ぜひ目の前の選択肢で
　「大変そうだな」と思う方を選んでみてください。

　その挑戦は、
　きっと夢につながる大切な一歩になると思います。

　うまく行かないことも、
　もちろんあると思います。

　でもやり続けることによって、
　失敗から何かを学ぶことができるのだと思います。」

「私たち在校生はこれからも
　当たり前のことを当たり前じゃない情熱で
　取り組んでいきたいと思っています。

　そしてそれらを
　今日からは１年生のみなさんと一緒に頑張れることを
　とても嬉しく思っています。」


…もう、何も言うことはありません。

楢原さんが
どれだけ真剣に「３つの約束」に
取り組んできてくれたのか…。

実際にやってきたからこそ
心で感じることができたんですね。

どの言葉も
真摯に取り組んだからこその言葉です。
生きている言葉たちです。
深みのある言葉たちです。

そして、最後の言葉。

「ウエジョビへ　ようこそ！」

こういう改まった場で
この言葉を使うのは
もしかしたら勇気が必要だったかもしれません。

でも、あえてその中での「ようこそ！」が
ものすごく新鮮で。。。
本当に新入生の入学を
喜んでくれている気持ちが伝わってきました。

ありがたいです。

私はきっとまた何度も
この楢原さんの「歓迎の言葉」を読むと思います。

それぐらい
心に響きました。

それぐらい
嬉しくて…

それぐらい
…気に入りました！！！

楢原さん、ありがとう！

ちょうど今朝、玄関前で挨拶をしていたら
楢原さんが登校してきました！
そしてまたいいタイミングで
カメラマン矢野先生がいたので
写真を撮ってもらいました！

。。。と言うか、
担任の陽子先生とのツーショットを撮っていたところに
割り込んじゃいました！(*^^*)


楢原さん、素敵でした！
ありがとう！

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