57-ウエジョビの魂

美恵先生

2011年07月01日 21:37

今、今年度2回目の学校周りをしていますが、
今回の目的は「パンフレットを渡すこと」です。
やっと完成した、今年のウエジョビの学校案内を
高校に配ってまわっているのです。



ウエジョビのパンフレットは「手作り」です。
写真、企画、文章、編集、デザインすべて
ウエジョビの先生達の手によって行われているのです。

最後の印刷だけは印刷会社にお願いするのですが、
各ページのデータを渡して、
「この通りに印刷してください」とお願いするだけなのです。

こんなことをしている学校、聞いたことありません。
なんと言っても大変ですから、
きっと、他の学校さんは「自分達で作り上げる」なんて事、
考えてもみないことと思います。

校内で作り上げるのは本当に大変です。
特に、カメラマンの矢野先生と
デザイン・編集を一手に引き受けている勅使川原先生、
総監督の山極先生は
本当に苦労されていることと思います。
(いつもありがとうございます!)

でも、その分、私達の言いたいことや思いが
ストレートに伝えられるようになったと思っています。
今はもう、他の会社にお願いするなんて、考えられません!

ウエジョビの学校案内を見た人に良く言われます。
「笑顔がいっぱいですね!」
「作り物の笑顔じゃないですね」


もう、そんなふうに言われると嬉しくて
「でしょ!でしょ!」と言いたくなってしまいます。

今年も、
私達の思いと、学生達の笑顔ではちきれんばかりのパンフレットが
できあがりました。

早速、高校の先生方に届けているのですが、
ある先生からこんなメールを頂きました。

> パンフレット読ませて頂きました。裏表紙の言葉良いですね。感動しました。
> ウエジョビのパンフレットは、まるで生き物のようです。熱々のネタを
> 熱いうちに届けて頂いて、皆さんの想いがぎゅーーーーと詰まっていて
> レイアウトや色使い、フォントやそれぞれのコメントなど、
> 想いが伝わります。裏表紙の二人の生徒さんが遠くを見つめているところ
> なんか涙が出てきます。天気もよくて、普段から輝いている生徒さんなんでしょう。
>
> すごく好感が持てます。


> 私も、こんなにすばらしいパンフレットができる人間になりたいですし、
> 作る仲間や教える仲間そして、生き生きとした生徒を育てる先生方、生徒の皆さん
> みんな素晴らしいですね。
> 顧問の佐藤先生や奥様など、みなさんの想いがすごく伝わってきます。
>
> いち早く届けに来て下さった美恵先生にも、頭が下がります。
> ウエジョビは幸せだけでなく、真心も届けて下さるのですね。
> 和孝先生や美恵先生のような、こころの温かい人になりたいです。
> いつも、スイッチを入れて頂きありがとうございます。
> また、元気がでました。


…もう、ありがたくてありがたくて涙が出てきました。
私達の思いをしっかり受け止めてくださって…。
こんな風に、とても好意的に見てくださっているなんて…
ありがたいです。

あまりにも嬉しかったので、
早速朝礼で職員全員にお伝えしました。

あのパンフレットは職員みんなで作り上げているので
本当に嬉しかったのです。

「作り上げている」の意味としては、
物理的に文章を考えたり、編集したり、写真を撮ったりした
…ということもあるのですが

私は、
「パンフレット中の学生達の表情や笑顔は
 先生達が作り上げてくださった」
という意味でも使っています。

本当に頑張っているからこそ出る笑顔や真剣なまなざし、



学生と先生との絆


そして涙。


すべてが
ウエジョビで一生懸命、頑張ったからこそ、
そして、学生と先生の間に
信頼関係があるからこそ出てくるものだと思うのです。

「笑顔を作り上げた」なんていうとおこがましいのですが
彼らの良いところを「引き出した」のは、
やっぱり先生達のおかげだと思っているのです。

安心して笑顔で写真を撮られて、
安心して号泣できるのも
やっぱりそこに至るまでの信頼関係があったからだと思うのです。

そういう意味での
「ウエジョビ職員全員で作り上げたパンフレット」なんですね。
だから、別名「ウエジョビの魂」とも言っています。

高校まわりでは本当にたくさんの先生方に
「ウエジョビの魂」をお届けしています。
自慢のパンフレットだから、ひとりでも多くの人に見てもらえたら嬉しいです!^^

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