今日はセネガルDay!

美恵先生

2023年09月29日 19:10

今日はセネガルDay!




朝からみんな浮足立っています!
なぜかというと…

今日はセネガルの医療保障庁の幹部のみなさんが、
ウエジョビ医療秘書科の
視察に来られる日なのです!!

セネガルでは、健康保険制度を強化するために
10年前より国として様々な施策を行ってきたのですが
今回は、日本の「医療制度を担う人材の育成」視察ということで

日本全国のたくさんの専門学校の中から
なんと!
ウエジョビを選んでわざわざお越しくださったんです!!
ありがたいですね!

そんなわけで、今日はウエジョビのあちこちが
緑と黄色と赤で飾り付けられていました。


そんなこんなで午後1時!
いらっしゃいました!


みんなでお出迎え。


テンション上がります!
セネガルのみなさんも大喜び。
あちこちで写真撮影の輪が広がりました。


さて、初めに私からウエジョビのことをお話し


続いて、セネガルのセリーヌ・ジュフ氏が
セネガルの医療保障の現状についてお話しくださいました。


今回お話をお聞きしたのは
医療秘書科と総合ビジネス科の学生たち。
みな熱心にメモを取りながら聴いていました。




実は日本は医療保障制度が世界でもトップクラスで長寿国。
基本、国民全員が健康保険証を持っていて、
いつでも医療サービスを受けられます。
平均寿命は女性で87歳ほどです。

それに対し、セネガルは平均寿命67.4歳。
2013年当時、
医療保障を受けられる人は20%程だったそうです。

日本はほぼ100%で、
みんな普通に具合が悪くなったら病院に行って
医療費の1割~3割を負担するだけで受診できるので、
それがある意味当たり前のような気がしていたのですが…
それって幸せなことだったのですね。

セネガルでは2013年に大統領となったマッキー・サル氏が
「すべての国民に医療保障制度を」ということで
改革を進めていて
2021年には53.2%まで上がったとか。

まだまだ改革途中です。
病院の数も少なく、診察を受けにいけたとしても
薬がなかったり、高度な機器がそろっていなかったりして
なかなか満足のいく診察や治療が受けられないとか…。

…そんな興味深い話をお聞きすることができました。

さて、その後は
医療秘書科の荻原先生のお話。

セネガルの皆さんも熱心にメモを取りながら
聞いてくださいました。



学生が病院実習の報告をした時には
笑顔であたたかい拍手を送ってくださいました。


休み時間を挟んで




医療秘書科の授業の見学です。


セネガルの皆さん、興味津々で
学生に質問をしています。




さて、あっという間の3時間。
最後はあたたかい日本茶におやきで一息。
両方とも「おいしい!」と喜んでくださいました!


とても貴重な経験ができました。
学生たちも興奮していましたが私も興奮しました!
いい勉強になりました。
ありがとうございました!



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