「環境」があってこそ、素晴らしい作品が生まれる
先日、高校回りでエクセラン高校に行きました。
入口の掲示板にこう書かれています。
「日学・黒板アート甲子園2022
黒板の部 最優秀賞
白板の部 優秀賞」
黒板アート! 興味津々です!
早速玄関に入ると大きく飾られていました。
こちらは白板の部で優秀賞をとった作品。
ホワイトボードのペンで
こんなに細かな奥深い表現ができるなんて!!!
続いて「黒板の部 最優秀賞」
こちらは、残念ながら現物は終わったら消してしまったそうなので、
写真に撮られたものです。
斬新ですね~。
4枚のふすまに描かれる鶏。
色がついているのは、鶏と金魚のみ。
こちらのサイトで大きく見れるだけでなく
作品に込められた思いも読むことができます。
日学・黒板アート甲子園®︎ 2022
エクセラン高校には、美術科があります。
廊下のあちこちにも、大きな作品が展示してありました。
…なんて繊細なんでしょう。
見入ってしまいました。
吉見先生が、黒板アートで保存してあるものも見せてくださいました。
こちらは、テレビ取材が入った時に制作したもの。
こちらは、テレビ番組中に2時間で仕上げたそうです!!
すごい!!
そして、こちらは新入生に向けて制作したものだそうです。
制作してもう9か月も経つのに、きれいなままです。
吉見先生がこうおっしゃいました。
「黒板に絵とか描いてあれば、
普通の高校生なら、
いたずらして何か書いたり、
ちょっと指で消しちゃったりするでしょ?
でも、うちの生徒達ってそういうことしないんですよ。
だれもいたずらしなくて、
きれいなまま残っているんですよ!」
…素晴らしいです!
作品を大切にしているということは、
周りの人を大切にしているということです。
きっと、ひとりひとりを大切にする校風があるんでしょうね。
だからこそ、生徒も安心して
伸びやかで自由な作品を制作できるのでしょう。
また、それに気づいた吉見先生も素敵です!!
それにしても…コンテストで賞をとるなんて
すごいなぁと思っていたところ
…うちの学生たちも頑張っていました!!
総合ビジネス科「嬉しい受賞!」
「
第13回文書デザインコンテスト」で、
応募総数全1,563作品の中の受賞とのことです。
調べてみたら
1,563作品の中から
最優秀賞1点
優秀賞 3点
審査員特別賞 10点
しか選ばれていないのに、
優勝賞1名、審査員特別賞1名がもらっているんですよ~!!
総合ビジネス科1年の 吉川莉功君
総合ビジネス科1年の 土屋大知君
入学してわずか半年くらいで
こんなことができるようになっていたなんて驚きです!
作品の制作に打ち込むこと
自分の思いを表現すること
みんなに伝えること…
私は、どれも、「環境」が大事だと考えています。
落ち着いて集中できる空気があり、
ここでなら自分を表現しても大丈夫と思える
「安心できる環境」が一番だと思うのです。
そんな環境を作り出してくれている
クラスメイトや先生たちに感謝です。
ウエジョビという学校全体が
そんな環境でありたいです。
環境、大事ですよね!