クラスは誰かが作るものではなく、全員で作るものです

美恵先生

2021年04月15日 18:21

入学式、「歓迎の言葉」の続きです。

※昨日のブログを読んでいない方はこちらを先にどうぞ

よりよい自分になるための大きなチャンス


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成長するためには自分自身の努力はもちろん、
周りからの応援も必要です。

ウエジョビの先生方はみんな私たちの味方です。
私たちが成長しようと努力すれば全力で応援し、
サポートしてくださいます。

そして何より、
一番近くにいるクラスの仲間の存在が
皆さんの力になります。
成長しようと頑張っている仲間を全力で応援すれば、
きっとあなたのことも
みんなが応援してくれるはずです。

クラスというのは
誰かが作るものではなく、
全員で作るものです。

皆さんひとりひとりに果たすべき役割があり、
誰ひとり欠けてはならないのです。

あなた自身も
クラスを構成している一員として自覚を持ち、
ぜひ素敵なクラスを作り上げてください。



ウエジョビでの生活は
驚くほどあっという間に過ぎていきます。
毎日が忙しく、そして楽しく、充実しています。

皆さんはきっと様々な体験をすることになるでしょう。
人によっては、
今までずっと避けてきたことに挑戦する日が
来るかもしれません。

そこから逃げずに
乗り越えようとする勇気が持てたら、
皆さんの一年後は大きく変わります。

未来の自分をマイナスに想像して
「どうせだめだ」「自分には無理だ」などと
決めつけないでください。

現に私自身もこのような場で話せるようになるなんて、
想像もしていませんでした。

私が成長できたのは、
ただひたすら目の前に現れた「やるべきこと」を
ひとつひとつ挑戦してきた結果です。

ぜひ皆さんも後悔のない一年後を迎えてください。

現在、私達は大変な世の中を生きています。
今まで当たり前に実施できていた入学式も、
今日のように全員が集まって行えるだけで
幸せに感じるほどです。

歴史に残るような時代に
学生生活を送っている私たちは、
どの時代の若者よりも
強くなれるチャンスを手にしたのだと確信しています…。

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本当に驚きました。

「クラスというのは
 誰かが作るものではなく
 全員で作るものです」


…この言葉を、学生自身が、
自ら口にするなんて…。

これを言葉にできるということは
そう思って行動しているということです。

クラスのことについても、いつも
「当事者意識」を持っている
ということです。

素晴らしいです。

そして最後、

「歴史に残るような時代に
 学生生活を送っている私たちは、
 どの時代の若者よりも
 強くなれるチャンスを手にした」


なんて前向きな言葉なんでしょう。

喜多川さんの祝辞と
同じことを伝えてくれていると
感じました。

※喜多川さんの祝辞はコチラ
■ヒダカズのココロの授業 比田井通信編
コロナ禍でもみなさんは「かわいそう」じゃない


私の式辞とも
喜多川さんの祝辞とも
共通する部分があり…

さらに「新入生の言葉」とも
呼応していて…

…心がひとつになったと感じました。
学生と、私達の心が
一緒なんだと思って…
じわーっと心があたたかくなりました。

田中さん、きっと
ものすごく緊張したことと思いますが
ただただ原稿を読むのではなく
ちゃんと顔を上げ
会場の右や左や…あちこちに目を向け
語り掛けるように
…そして丁寧に話してくれました。

これだけの原稿。。。
ものすごく時間がかかったでしょうね。
何度も言葉を直したり入れ替えたり
削いだりしながら
文章を磨き上げていったことがうかがえます。

言葉を大事に磨き上げた「歓迎の言葉」、
田中さんは
一言一言、思いを込めて語ってくれました。


ウエジョビの授業では、
「言葉力」や「自己表現」「プレゼンテーション」と
自分の思いを表現するために
様々な角度から成長を後押ししていますが…

ちょうど「自己表現」の授業を担当されている
菱川先生が
写真の隅に写っていました。
一番左端、奥の女性です。



田中さんが堂々と語る姿を
きっと母のような心で
見守っていてくださったことでしょう。

田中さん、本当にステキでした。
ありがとうございました。