涙涙の年度末…4

美恵先生

2017年03月31日 18:35

校長式辞。



自分が話している時には
まったく気づかなかったのですが、
実際の式の時には、
私の顔が超アップで中継されていたんですね…。
恥ずかしい~^_^;



ただ今呼名された、283名の卒業生のみなさん、

あなたは1年あるいは2年前の
入学式のことをおぼえていますか。

この場所でひとりひとり名前を呼ばれ、
緊張した面持ちで「ハイ!」と立ち上がり、
あなたは晴れてウエジョビ生となりました。

その後も教室では毎日のように名前を呼ばれ、
今の「卒業生呼名」が
ウエジョビ生としての「最後の呼名」でした。

卒業式での呼名には、
入学式のときとは違う重みがあります。

なぜなら、
入学式から今までで、
あなたと担任の先生との間に、
たくさんの思い出ができてしまったからです。

担任の先生は、
一人ひとりの名前を呼びながら、
あなたのことを考えていたはずです。

出会いの日のこと、
初めて笑顔を向けてくれた時のこと、
あなたが必死に頑張っていたこと、
一緒に悩んだこと、
一緒に笑ったこと、
一緒に涙したこと、
…そしてあなたがこんなにも成長したこと…。

名前を呼ぶのはわずか数秒ですが、
その間に、担任の先生は、
あなたとの宝物のような思い出に
感謝の気持ちをこめていたのです。

私は、担任の先生たちの思いを感じながら
あなたのウエジョビ生として最後の「ハイ」を
聴かせていただきました。

立派な返事でした。
私達の思いを受け止めて返事をしてくれたこと、
とても嬉しく思います。



…ちょうど、今年の「卒業生呼名」では、
涙で声が詰まって
普通に名前を呼べなくなってしまった先生が
何人もいらっしゃいました。


私と同じような気持ちで
呼名をしてくださっていたに違いないと
感激しました。

親からの一番初めのプレゼントである
大切なお名前…。

学生一人一人の名前を大事にしたいと思うし、
そんな大事な名前を呼ばせていただけるのは
ありがたいこと…。

たかが呼名、
されど呼名です。

…客席の上の方にいる
おうちの方にもお伝えしたいことがたくさんありました。



私は気付かなかったのですが、
たくさんの保護者の方が涙してくださったそうです。
ありがたいことです。

ちょうど今日、勅使川原先生が
私の式辞動画をアップしてくださいました。

私、実はこの式辞を読んでいる時、
涙をこらえるのに精いっぱいだったんです。

ひとたび堰を切ってしまったら
もう、話もできないくらいになってしまうと
こらえにこらえていたので…

だから、どんな風に話していたかなと気になっていたのですが、
動画を見たら、意外とちゃんと話ができていて
ちょっとホッとしました。


恥ずかしい限りではありますが、
せっかく勅使川原先生が作ってくださったので、
興味のある方はこちらからどうぞ…。


そして、その後、送辞、答辞と続きましたが
答辞に関しては、こちらのブログに書きましたので、
良ければこちらからご覧くださいませ。

泣くまい、泣くまい、と思っていたのですが、
答辞が終わり、今井さんに頭を下げた時に、
演台の上に涙がポタポタと落ちてしまいました…。

これが私にとって最高の結果ですから…


みんな、ウエジョビに来てくれてありがとう!
私達と出会ってくれてありがとう!
頑張ってくれてありがとう!
本当に本当にありがとう!(*^o^*)
またいつでも遊びに来てね。^^