母親塾の後、喜多川先生と一緒に、別所温泉に泊まりました。
卒業生も働いている「花屋」さんです。
風情のある、素敵な旅館です。


そして、私たちの部屋の食事を
その卒業生がお世話してくれたのです！
パソコンビジネスコースの卒業生、吉池さんです。
もう、４年目になるんですね。

食事の準備をしてくださる様子も、
言葉遣いや立ち居振る舞いも、
すっかり「いいとこの旅館の仲居さん」になっていました！
感動です！！！

なんだか、嬉しくて嬉しくて、
準備をしてくださる様子を、ひとつひとつ見つめてしまいました。
卒業生が頑張っている様子を直接見ることができるなんて
本当に嬉しいです！


温泉も、食事も、おもてなしも素晴らしく、
なんだか時が止まったような…
「時計」の存在を忘れてしまうような…
本当にゆったりとした時間を過ごすことができました。
こんな気持ちになったのはいつ以来でしょうか。

さて、翌日は、喜多川さんと一緒に「無言館」に行きました。

第二次世界大戦中、
戦場に散った画学生達が遺した絵画や
画材などが展示されています。

本当に絵が好きで、「表現したい、描きたい」という
アツい想いを持っていたということが、
展示物や、そこに書かれている説明文から
ヒシヒシと伝わって来ました。

近所の方々が表に出て、
出征のために「万歳！」と叫ぶ声を聞きながらも
筆を置くことができずに
愛する女性の絵を描き…

「必ず帰ってきて、この絵を仕上げるから」と
言い残して出征し、
…帰らぬ人となった若者の絵など…。

もう、切なくなりました。
うちの学生たちと同じような年ごろの若者たちです…。

改めて、「好きな絵を安心して描けること」が
どれだけ幸せなのか、
今の自分たちの生活がどれだけ幸せなのか…と
考えさせられました。

その後は、信濃デッサン館で展示されている
ジョー・オダネルの写真展を見て、

その後、昼食。
勅使川原先生に勧めてもらって以来、頻繁に食べに行っている
トンカツの六文銭に行こうか迷った末に、
今回は「草笛」にてお蕎麦。


その後、食パン８枚切りを一人一袋ずつ、計４袋買って、
なぜか高速で小布施へ…。
↓　食パンを買った理由はこれ。


そうです。コイです！
おびただしい数のコイが寄ってくるんですよ～！


ここへ来る前は
「こんなにたくさんコイに餌をあげるなんて…」と言っていたはずの
比田井先生が一番おおはしゃぎ！


喜多川先生も楽しそうに付き合ってくださいました！

なんだか、２人とも「無邪気な少年の目」をしていますよね！

その後は、小布施のきれいな街並みを歩き、
最後、「栗の木テラス」でおいしいコーヒーを飲んで
一日が終わりました。


この日のことを喜多川さんがブログに書いてくださいました！
記事に直接リンクが張れなかったのですが、
8/27、8/28、8/30　と３つも記事を書いてくださいました！
喜多川泰の徒然日記

喜多川泰さん、本当にありがとうございました！！