2021年05月14日

「自分のかじを人に預けずに」信濃毎日新聞

ココロの授業講演会が
信濃毎日新聞に取り上げられました。

「自分のかじを人に預けずに」信濃毎日新聞
2021年(令和3年)5月14日金曜日
信濃毎日新聞 東信版 26面

記事では、白石さんの言葉として

「人の意見に従うと楽だが流される。
 人生のかじを人に預けず、
 自分は何が好きで何が楽しいのか、
 心のコンパスを磨いて見つけてほしい」


をピックアップしてくださいました。

この言葉は、白石さんの生き方、あり方を
端的に表現していて
私の心にも刺さりました。

比田井先生も講演の中で
数年前に行われた
千曲市社会福祉協議会主催の講演会で
ウエジョビの学生が白石さんに質問した時のことを
紹介していました。

「自分のかじを人に預けずに」信濃毎日新聞

ウエジョビ生のS君が、白石さんに質問をしました。

S君は、公務員科に在籍していて
千曲市役所が第一志望。
一次試験を突破し、
二次試験の面接を終えていました。

比田井先生が数日前に
「面接どうだった?」と聞いたところ

「しっかり話せました。
 きっと大丈夫だと思います」と
好感触だったそうです。

…ところが、この講演会の2日前に
まさかの不合格…。

そんなS君は、白石さんに聞きました。

「私は、第一志望の市役所に落ちてしまいました。
 もう、市役所をあきらめて民間に就職するか、
 それとももう一年ウエジョビに残って
 公務員を目指すか悩んでいます。

 白石さんならどちらを選びますか?」

白石さんは即答。

「自分で決めな。

 どっちにいこうが、
 自分で決めたのなら大丈夫。
 どっちに行ったって幸せになれる」


それまでS君は自信なさげな
落ち込んだような顔をしていました。

ところが、白石さんからこの言葉をいただいてからは
妙にすっきりした表情になり
自分の道を自分で選択。

迷いなく、2年目に進み、
2年目は無事に公務員になれたのです。

…そんな話を比田井先生がしたところ、
ある一般の方が
講演会後、こんなことをおっしゃっていました。

「実は私、千曲市のあの講演会、聴いていたんです。
 で、S君があの後
 どんな道を選んだのか
 どうしたのか気になっていたんです。

 でも、もう一年頑張ったんですね。
 公務員になったんですね。

 よかったです!
 ホッとしました」

…ありがたいですね。
こんな風にウエジョビの学生を
応援してくださっていた方がいたなんて。

改めて、
気づかない所で
たくさんの方に支えられていたのだと知りました。

比田井先生はさらにおっしゃっていました。

「自分のかじを人に預けずに」信濃毎日新聞

「どんな人間が言うかで
 言葉の強さが変わる
 言葉のエネルギーが変わる」


…確かにそうです。
「自分で決めな」の言葉も

白石さんが周りからどれだけ反対されようと
自分の心を信じて
自分のコンパスの指す方に進んできたからこそ
響くんですね。
説得力あります。

だから、白石さんの言葉には
重みと深みがあるんですね。

白石さんの言葉、まだ続きます。



Posted by 美恵先生 at 08:27│Comments(0)
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