2021年02月06日

10年後の後輩のために 私ができること

ウエジョビでは、卒業研究発表会が行われています。

ウエジョビでは、卒業前の半年間、
どのコースでも卒業研究があります。

各コースで発表会が行われ、
コース最優秀賞をとったチームだけが、
この後行われる「卒研グランプリ」に出場できるのです。

あいにくこの時期、私は高校回りの真っ最中で
朝早くから出かけてしまうので
コースの発表会は見ることができません。

そんな中、比田井先生から私に
「とにかく観て!!」のメールが届きました。

観てみると、そこには
一人発表する女子学生の姿が。

建築学科 インテリア住環境コースの
大塚雅世さんです。

タイトルは
「10年後の後輩のために 私ができること」
10年後の後輩のために 私ができること

おっ、と思いました。
どこかで聞いたことのあるキーワード…。

そうです。
ウエジョビが一番大切にしている「思い」。
10年後の後輩のために 私ができること

10年後の後輩のために 私ができること

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私たちは、
10年後 20年後の学生の幸せのために
今何をするべきか、何を選択すべきかを
真剣に考えているのです。

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「10年後の学生の幸せのために…」

私達が大切にしている部分。
そこに、大塚さんのアンテナが共振したんですね。

「10年後の後輩のために 私ができること」
…タイトルがいいです。

「私が」がいいです!

「こうしたらいい」「ああしたらいい」という
批評家タイプではなく

自分が動く、自分がやる、
という主体性が感じられます。
意志が感じられます。

もう、タイトルだけでワクワクです!

そこから先…
大塚さんのウエジョビへの思いが
ストレートに伝わってきました。

10年後の後輩のために 私ができること

大塚さんは、ウエジョビの
校舎を提案してくれたのです!!!

しかもですね、
ただの校舎じゃないですよ。
ウエジョビの校舎ですから…
ウエジョビに通う学生たちが

いかにして幸せになるのか、
いかにして成長をしていくのか、
そして、ここを巣立った後、どう生きていくのか…

そこまで考え抜いた作品だったのです…。

10年後の後輩のために 私ができること
10年後の後輩のために 私ができること

学校ですから、もちろん、
「校長室」の提案がありました。
大塚さんは語りました。


 …普段、ウエジョビのお母さんとして
 私たちを見守ってくれる校長先生。

 そんな校長先生と、もっと近しい関係になれるように
 学生が集まる図書室と校長室を近づけました。

 …本を借りに来て、校長先生と会うことができたら
 ぜひ、ラウンジでたくさんのお話をしましょう。

 きっと校長先生も喜んでお話を
 聴いてくださると思います。



…思いがけない言葉に
…泣きました。

嬉しくて。ありがたくて。

今年度は、佐藤勲先生が亡くなったこともあり
事務仕事や、みなさんへのご挨拶周りや
…本当にいろいろあって、
学生と触れ合える時間がめちゃくちゃ少なかったんです。

にもかかわらず、
学生が私と話したいと思ってくれているなんて!!
本当にありがたいです。


その他にも、考え抜かれた提案、
選び抜いて、研ぎ澄まされた言葉たち。

随所に「ウエジョビへの愛」を感じました!
どれだけのキーワードが埋め込まれていたか。


今、ウエジョビは学科ごとに3つの校舎に分かれています。
10年後の後輩のために 私ができること
10年後の後輩のために 私ができること
10年後の後輩のために 私ができること

そのうえ、今年はコロナで
レクリェーション、小旅行、修学旅行、
卒業パーティー、etc…が全くできず、

限られた学生としかコミュニケーションできないまま
もう卒業。

大塚さんの提案したウエジョビでは
学生たちは一つの校舎にまとまっていました。

10年後の後輩のために 私ができること

これ、私の夢と一緒です!!

ウエジョビの学生たちもひとつの校舎、
先生たちもひとつの職員室で
みんなが毎日顔を合わせられる…
全先生が「全学生の担任」のような
まとまりのある学校…
そんな空間が欲しいんです!


大塚さんの提案では、
いろんなコースの学生と交流できるような
教室配置と共有スペース。

あぁ、そうだよね。
たくさんの人とつながりたかったよね…。
せっかくウエジョビで結びついた「縁」だものね…。

なんだか胸がキュンとなりました。


校舎には学食もありました。

実は私が今、校舎に一番欲しいものが「学食」です。


 食べ物が身体を作る
 言葉が心を作る
 習慣が人生を作る


という考えの元、
ひとつでも学生の幸せに結びつくことを…と思って
取り組んできました。

 「ココロの授業」
 「朝読書」「言葉力の授業」
 「ウエジョビ生の主張」「自己表現」
 「卒研グランプリ」
 「あいさつ・そうじ・素直」…。

そんな中でまだ手つかずのところが
「食べ物が身体を作る」
なのです。

新しい校舎には絶対に学食を作り…

身体が喜ぶ
無添加で、身体にいい食事を提供すれば
学生も先生も健康になり、
心も安定していく…幸せになっていくと考えています。

大塚さんの提案は
私の描いているウエジョビのあるべき姿を
いくつも具現化してくれていました。

本当にありがとう!!

10年後の後輩のために 私ができること

10年後の後輩のために 私ができること

校舎を作る時が来たら、
ぜひ参考にさせていただきます!!

さて、そんな大塚さんの動画はコチラです。



(…おまけ動画のお茶目な二人がかなり気に入りました!^^)

こんなに素晴らしい発表だったのですが、
実は、大塚さんは「銀賞」でした。


建築学科インテリア住環境コース代表として
卒研グランプリで発表することになったのは
丸山栞奈さんです!!

いやぁ~!
どんなプレゼンをしてくれるのでしょうか!?

丸山さんはじめ、
各コースの代表者たちの発表が
本当に楽しみです!!



Posted by 美恵先生 at 22:00│Comments(0)
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このブログは上田情報ビジネス専門学校【ウエジョビ】の校長、比田井美恵がお届けしています!
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