2017年11月16日

何をもって考えるかで人生が変わる。

昨日、白石さんの講演会&トークイベントの記事を
アップしました。

どっちに舵を切る?…何をもって考えるのか。
僕は「うらみ」では考えない。
何をもって考えるかで人生が変わる。



白石さん、こんなことを言っていましたよね。

何をもって考えるかで人生が変わる。

仕事は「性格」でするんだよね。

性格っていうことは、生き方、考え方。

何かあったときに
許すか許さないか、
どっちに進むのか、
どうとらえるのか…
これは性格によって決まっていく。

何かあった時に、
何をもって考えるかが大事。


僕は、問題が起きた時は、
「愛と忍耐と勇気」で考える。

「うらみ」では考えない。

何をもって考えるかで
どっちの方向に舵を切っていくかが
決まるんだよ。

どっちに舵を切るんだ?


…僕は明るい方に舵を切る。



----------

この言葉を聞いて、私は
以前、お聴きしたお話を思い出しました。

こんな質問です。

「朝、あなたはゴミを出しに行きました。

 すると、
 ちょうど近所のAさんが通りかかったので
 『おはようございます!』
 と、声を掛けました。

 ところが、Aさんは
 何も言わずに行ってしまいました。

 あなたはどう思いましたか?」


さて、
あなたならどう感じますか?


…続きを読む前に
自分ならどう感じるか
どう思うのか、
少し考えてみてください。


…考えましたか?


自分なりの答えを準備しましたか?



…この質問には、特に正解はありません。
でも、感じ方は人それぞれなんですね。


例えばBさんは

「なによ! Aさんったら! 私のこと無視して!」とか、

「私に対して挨拶なしで通り過ぎるなんて
 どういうこと! 失礼じゃないの!?」

と怒るかもしれません。


Cさんは、

「えぇ~…っ…昨日はあんなに仲良く話をしたのに…
 私、何か悪いこと言っちゃったかしら?
 何か変なことしてAさんの機嫌を損ねちゃったのかなぁ?」

…と不安になるかもしれません。


Dさんは、

「Aさん、私に気づかなかったのかしら…
 何か悩み事でもあるのかも…
 何か具合でも悪いのかも…
 大丈夫かしら…?」

…と、Aさんのことを心配するかもしれません。


Eさんは、

「あらぁ~…聞こえなかったかしら?
 …それとも、夫婦喧嘩でもして機嫌悪いのかしら?
 ま、長い人生、そういうこともあるわよね~」

…と、まったく気にしないかもしれません。


…ここで、何が言いたいかと言うと、

「Aさんがあいさつをしてくれなかった」
という事実はひとつなのに、

人によって

怒ったり
不安になったり
心配したり
気にしなかったり…

受け止め方が全く違うっていうことなんですね。

なぜ、受け止め方が違うかというと、
人それぞれ、なにか問題があった時に
「何をもって考えるか」
「どういうフィルターを通して考えるか」が
違うからなんです。


例えば
「無視するなんて失礼だわ!」と怒ったBさんは

もしかしたら
自分の方がAさんよりも上だから挨拶してきて当然!…と
思っているのかもしれませんし、

もしかしたら、
礼儀をとても重んじる人なのかもしれません。


「何か悪いことしたかな?」と
不安になったCさんは、

もしかしたら、
「誰からも好かれたい、いい人と思われたい」と
常に人の目が気になる人なのかもしれませんし、

もしかしたら、
いつも何かあったら自分が悪いに違いないと
自分を責めてしまう人なのかもしれません。


「何か悩み事でもあるのかしら?」と
心配になったDさんは、

もしかしたら、
「どんなことで私に任せて! 私に相談して!」と
頼りにしてもらうことが
自分の存在価値だと思っているかもしれないですし、

もしかしたら、
周りの人のことをいつも気にかけて、
愛をもって行動しているのかもしれません。


「気にしない気にしない」と思ったEさんは

もしかしたら、
自分さえよければよくて、
周りの人のことに興味がないのかもしれませんし、

もしかしたら、
おおらかで小さなことは気にしない人なのかもしれません。


つまり、
出来事はひとつでも、
それを「何をもって」考えるか
どういう「あり方」で考えるかによって

感じ方、受け止め方が違うってことなんですね。

受け止め方が違えば
当然、その後の行動が変わってきます。

Bさんは、翌日Aさんに怒るかもしれません。
「ちょっと! 昨日、私のこと、無視したでしょ!」

Cさんは、一生懸命にSNSを探ってみたり
友達に聞いたりして…直接Aさんに謝るかもしれません。
「ごめんね、私、きっと何か悪いことしちゃったんだよね…」

Dさんは
「最近、少し元気がないみたいだけど
 具合でも悪いの? 大丈夫? 何か悩んでいる?」と
声をかけるかもしれません。

Eさんはきっと、
まったく気にせず翌日も元気に挨拶をするでしょう。


「何をもって考えるか」はもちろん人それぞれですが、
もしかしたら、
BさんやCさんのような考え方が強すぎると
人から誤解をされてしまったり、
少し生きづらかったりするかもしれませんね。


何かあった時に、
白石さんは
「愛と勇気と忍耐」をもって考えるんですよね。
素敵です!

白石さんって、
「有言実行」ですよね。
本当に素敵な人です。


ちょうど、11/14に書いた記事とも通じるところがありました。

「学習室で雑談をしている人がいて困っています…」
何をもって考えるかで人生が変わる。


何かあった時に、
何をもって考えるか。

それによって、
受け止め方が変わります。
行動が変わります。
人生も変わります。

どうせなら、楽しい方に舵を切りたいですよね。
前向きに考えて成長していきたいですよね!(*^-^*)


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Posted by 美恵先生 at 18:07│Comments(0)
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