2016年06月21日
苦痛の先には別の人生が待っている
今日、たまたま息子のカンタ(小学６年生)から電話がかかってきました。
行事のことで、確認しなければいけないことがあったのです。
(入学式でも少し話しましたが、カンタは今年度から、
山村留学で親元を離れて暮らしています。
そこでは、子ども達が主体的に共同生活をしています。
子どもたちが食事を作り、薪で風呂を沸かし、
鶏を飼い、野菜やコメを作り、
できるだけ自分たちの手で生活をしているのです）
（↑ 写真手前にあるお皿も、自分たちで焼いたものです。）
久々のカンタの声に、私もヒダカズも浮き足立ちました。
カンタはこう言いました。
「この前ね、７月の予定を決めるときの司会、
僕がやったんだよ！」
この「司会」ですが、
結構大変なことを私は知っています。
たまたま以前、見学した時も、
「やりたい事！」では、釣り、イチゴ狩り、動物園、ケーキ作り、ナイトハイク、など
20個くらいの意見が出ました。
「やらなくちゃいけない事！」では、
田植え、代掻き、植える野菜を決める、などなど
これまたたくさん出てきます。
自然は待ってくれませんから、
農業をしていると、
意外と「やらなくちゃいけない事」がたくさんあるんです。
たくさん出た意見の中から
どれを、いつ、実施するのか、
どれをあきらめるのか、
担当は誰か…など決めるのですが
これがなかなか大変なんですよね。
実は、この場所では、
いろんなことをすべて子どもたちだけで決めます。
ただし、「多数決」はNGです。
一人でも反対する子がいたら、みんなで話し合って
納得するまで意見を出し合うのです。
かなり活発に、テンポよく話し合いが行われます。
だから、その司会をカンタがやり切ったなんて！！
「おぉ～っ！ カンタ頑張ったなぁ！！」
と二人で感動していました。
電話を切ってから、二人で話していました。
「本当に山村留学に出して良かったね。
行く前は、カンタもあんなに悩んでいたのにね。
自分にできるのか、不安でいっぱいだったのにね。
その不安も乗り越えて、
慣れない場所でも頑張って…成長したね
司会までできるようになったなんて。
今までの生活だったら考えられないよね。
カンタさ、誇らしげだったよね。
あれ、自分の成長が嬉しくて仕方ないんだよね。
だから、話したくて仕方ないんだよ。 すごいね…」
…そんな風に話した後、
たまたまFacebookをながめていたら、
喜多川泰さんの言葉が目に留まりました。
喜多川泰さんと言えば、
今までにもウエジョビで何度も講演をしていただいたことのある
ベストセラー作家です。
ウエジョビの学生たちは
全員、喜多川さんの「書斎の鍵」を
読んでいます。
学校からプレゼントしているのです。
↓ 喜多川さんとヒダカズの出版記念イベントの時の写真です。
…で、その喜多川さんの言葉ですが…
-------------------------
できなかったことが
できるようになる前には
必ずと言っていいほど苦痛がある。
でも、その苦痛の先には
別の人生が広がっている。
できなかったことが
できるようになるとは
それくらい大きな変化を
もたらしてくれるものです。
喜多川泰Facebook
-------------------------
なんてタイムリーな言葉なんでしょう！！！
カンタも、悩んで、不安でなかなか慣れない中、頑張って
やっと「司会」ができるようになって、
自分でも成長を感じ、
まさに「別の人生」を楽しんでいる！！！
…そんな風に感動しながら、
同時に学生たちのことを思いました。
ちょうど先日行われた面接ラリーもそうです。
きっと、みんな胃が痛くなるくらい心配し、
面接カードも何度も書き直し、
足がガクガクするくらい緊張したことでしょう。
まさに「苦痛」だったに違いありません。
でも、それを終えた後の学生たちの顔は、
それまでとは違って見えました。
結果にかかわらず、
「逃げずにやり遂げた」という事実は
間違いなく彼らにとって、自信となっているはずです。
自分では気づいていないかもしれませんが、
もしもその日、嫌で嫌で学校を休んでしまったとしたら…
と考えると、
間違いなく、
「逃げてしまった自分」と、
「逃げずにやり遂げた自分」
では違う人生が待っているでしょう。
「できなかったことが
できるようになるとは
それくらい大きな変化を
もたらしてくれるものです」
喜多川さんのこの言葉
今頑張っているウエジョビの学生達にも
ぜひ届けたいと思い、
このブログに書いてみました。(*^-^*)
今、思うように成績が上がらなかったり
資格が取れなかったりして
苦しんでいる学生たちがいるかもしれません。
そんなあなたに、もう一度…。
できなかったことが
できるようになる前には
必ずと言っていいほど苦痛がある。
でも、その苦痛の先には
別の人生が広がっている。
できなかったことが
できるようになるとは
それくらい大きな変化を
もたらしてくれるものです。
by 喜多川泰
行事のことで、確認しなければいけないことがあったのです。
(入学式でも少し話しましたが、カンタは今年度から、
山村留学で親元を離れて暮らしています。
そこでは、子ども達が主体的に共同生活をしています。
子どもたちが食事を作り、薪で風呂を沸かし、
鶏を飼い、野菜やコメを作り、
できるだけ自分たちの手で生活をしているのです）
（↑ 写真手前にあるお皿も、自分たちで焼いたものです。）
久々のカンタの声に、私もヒダカズも浮き足立ちました。
カンタはこう言いました。
「この前ね、７月の予定を決めるときの司会、
僕がやったんだよ！」
この「司会」ですが、
結構大変なことを私は知っています。
たまたま以前、見学した時も、
「やりたい事！」では、釣り、イチゴ狩り、動物園、ケーキ作り、ナイトハイク、など
20個くらいの意見が出ました。
「やらなくちゃいけない事！」では、
田植え、代掻き、植える野菜を決める、などなど
これまたたくさん出てきます。
自然は待ってくれませんから、
農業をしていると、
意外と「やらなくちゃいけない事」がたくさんあるんです。
たくさん出た意見の中から
どれを、いつ、実施するのか、
どれをあきらめるのか、
担当は誰か…など決めるのですが
これがなかなか大変なんですよね。
実は、この場所では、
いろんなことをすべて子どもたちだけで決めます。
ただし、「多数決」はNGです。
一人でも反対する子がいたら、みんなで話し合って
納得するまで意見を出し合うのです。
かなり活発に、テンポよく話し合いが行われます。
だから、その司会をカンタがやり切ったなんて！！
「おぉ～っ！ カンタ頑張ったなぁ！！」
と二人で感動していました。
電話を切ってから、二人で話していました。
「本当に山村留学に出して良かったね。
行く前は、カンタもあんなに悩んでいたのにね。
自分にできるのか、不安でいっぱいだったのにね。
その不安も乗り越えて、
慣れない場所でも頑張って…成長したね
司会までできるようになったなんて。
今までの生活だったら考えられないよね。
カンタさ、誇らしげだったよね。
あれ、自分の成長が嬉しくて仕方ないんだよね。
だから、話したくて仕方ないんだよ。 すごいね…」
…そんな風に話した後、
たまたまFacebookをながめていたら、
喜多川泰さんの言葉が目に留まりました。
喜多川泰さんと言えば、
今までにもウエジョビで何度も講演をしていただいたことのある
ベストセラー作家です。
ウエジョビの学生たちは
全員、喜多川さんの「書斎の鍵」を
読んでいます。
学校からプレゼントしているのです。
↓ 喜多川さんとヒダカズの出版記念イベントの時の写真です。
…で、その喜多川さんの言葉ですが…
-------------------------
できなかったことが
できるようになる前には
必ずと言っていいほど苦痛がある。
でも、その苦痛の先には
別の人生が広がっている。
できなかったことが
できるようになるとは
それくらい大きな変化を
もたらしてくれるものです。
喜多川泰Facebook
-------------------------
なんてタイムリーな言葉なんでしょう！！！
カンタも、悩んで、不安でなかなか慣れない中、頑張って
やっと「司会」ができるようになって、
自分でも成長を感じ、
まさに「別の人生」を楽しんでいる！！！
…そんな風に感動しながら、
同時に学生たちのことを思いました。
ちょうど先日行われた面接ラリーもそうです。
きっと、みんな胃が痛くなるくらい心配し、
面接カードも何度も書き直し、
足がガクガクするくらい緊張したことでしょう。
まさに「苦痛」だったに違いありません。
でも、それを終えた後の学生たちの顔は、
それまでとは違って見えました。
結果にかかわらず、
「逃げずにやり遂げた」という事実は
間違いなく彼らにとって、自信となっているはずです。
自分では気づいていないかもしれませんが、
もしもその日、嫌で嫌で学校を休んでしまったとしたら…
と考えると、
間違いなく、
「逃げてしまった自分」と、
「逃げずにやり遂げた自分」
では違う人生が待っているでしょう。
「できなかったことが
できるようになるとは
それくらい大きな変化を
もたらしてくれるものです」
喜多川さんのこの言葉
今頑張っているウエジョビの学生達にも
ぜひ届けたいと思い、
このブログに書いてみました。(*^-^*)
今、思うように成績が上がらなかったり
資格が取れなかったりして
苦しんでいる学生たちがいるかもしれません。
そんなあなたに、もう一度…。
できなかったことが
できるようになる前には
必ずと言っていいほど苦痛がある。
でも、その苦痛の先には
別の人生が広がっている。
できなかったことが
できるようになるとは
それくらい大きな変化を
もたらしてくれるものです。
by 喜多川泰
Posted by 美恵先生 at 23:59│Comments(0)
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