2015年11月19日

人は人との出会いで成長する

昨日ウエジョビで
映画『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』の
無料上映会が行われました。
人は人との出会いで成長する

この映画は、今年のココロの授業講演会のゲスト、
喜多川泰さん原作のものです。

「また、必ず会おう」と誰もが言った。(サンマーク出版)
人は人との出会いで成長する


「また、必ず会おう」と誰もが言った …略して「またかな」です。


私も昨年、映画館で2度ほど観ました。

実はこの本、そしてこの映画は、
必然とも言えるような出会いと、
その方たちのものすごく強い思いがあって、
世に出ることになったものです。

そのことについて、
私のもう一つのブログ「ヒダカズのココロの授業」に
掲載しました。

この本の編集者、サンマーク出版の鈴木七沖さんが
Facebookに書いた記事です。

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【思いの総和】

昨日観た映画版『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』
の余韻がまだ消えません。

あらためて思うに、ここまでくるには、
ほんとうに不思議なご縁とドラマがたくさんありました。

事の発端は、
写真中央に写っている喜多川泰さんが書いた
新作の原稿に始まります。
人は人との出会いで成長する

ある大手出版社から刊行されるはずだったそれが、
信じられない理由からボツになります。
刊行直前まで整っていたゲラには
「ギフト」とタイトルがつけられていました。

... 理不尽な理由から陽の目を見なくなりそうな原稿を、
「読書のすすめ」の名物店長・清水克衛さんが
私に託してくれました。
こいつなら作品の良さがわかるだろう、と(笑)。

渡された頃の私といえば、
反抗期の息子への対応に疲弊していて、
正直なところ
志事(仕事)ができる状態ではありませんでしたが、

夏の日のある晩、
深夜になっても帰って来ない息子にイライラしながらも、
ただ熱くなって待つよりも
清水店長から預かった原稿でも読んでみるかと
ゲラをめくり始めたのでした。

熊本に住む高校生の和也が
小さなウソをついたことが原因で東京へと来たものの、
トラブルから帰れなくなり、
5日間の旅をしながら九州をめざすお話……。

ヒーローやヒロインなど、特別な人物はまったく出てこない。
市井の人々と触れ合っていくことで、
和也は大きく成長していきます。

「息子にも、こんな旅をしてほしいなぁ」

素直な感想でした。
と同時に、「これは必ず俺が形にする!」
と明け方にも関わらず、
携帯電話から清水店長の携帯にメールを送りました。

「俺にやらせてください」

タイトルは私が考えて、喜多川さんに提案しました。

『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』

刊行直後は動きのなかった「またかな」でしたが、
清水店長がテレビで紹介してくださってから火がついて、
あっという間に10万部を超えました。その内の1冊を読み、

「絶対、映画にしたい!」

そう思ったのがTBSサービスのKさんでした
(写真左側)

そこからのご苦労は、
きっと計り知れないものがあったでしょう。

様々な壁をクリアして、クリアして、
監督を決め、脚本家を決め、配役を決め…
…気が遠くなるなるような作業だったと思います。

「すべては思いありき」

◾本を書き上げたい
◾本を形にしたい
◾この本を映画化したい

男たちの思いの総和が、
不思議なベクトルのエネルギーを生み出し、
連鎖し合い、独特の世界観を創り上げました。

人の手によってつくられたものには、
すべて「思い」がのっていて、
反応し合い、連鎖し合い、世界をも創造していきます。

「またかな」を通して強烈な気づきが体験できました。

やっぱりすごい作品です。


(鈴木七沖さんFacebookより引用)

(「ココロの授業 比田井家通信編」2013.6.1 より)

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そして、今回の【無料】上映会ですが…

なぜ無料で開催できているかと言うと…

映画を製作した川上孝裕さんが

「一人でも多くの若者たちに
この映画のメッセージを届けたい」

…ということで全国に寄付を募ったところ、

たくさんの寄付が集まり、
全国39もの学校での無料上映が可能となったのです!

そして、ウエジョビでも「無料上映」に応募して
今回の上映会の運びとなったのです。

支援してくださったみなさん、
本当にありがとうございます!!

今回の上映は
「バリアフリー上映」のみでした。
バリアフリー上映とは、
目が見えない方、耳が聴こえない方でも
話がわかるように作られているということです。

ですので、
耳が聴こえない方のために、
すべての言葉に「日本語字幕」がつきます。
それも、普通の映画とは違い、
誰が言ったのかもわかるように、
そして、周りに聞こえている音なども必要に応じて
文字で説明が入るのです。

さらに目が見えない方のために、
今、どういう状況かがわかるような
解説が入るのです。

例えば、
「コップを手に取った和也はにおいをかぎ、そのまま机に置いた」
などですね。


さて、今回の上映会は、
学生は希望者のみ+一般の方もどうぞ、という形で実施しました。

11月は検定試験シーズンで
学生たちは結構忙しく、
さらにこのところイベント続きだったこともあり
「満席」とはいきませんでしたが、
それでもたくさんの学生たちが映画を楽しんでくれました。


学生たちの感想です。

「あ~わかるということもあったりして、最初から泣いてしまいました。こう、言葉では言い表せないような気持になって、中からあふれてくる感じで涙が後から止まりませんでした」

「和也が昔の自分にとっても似ていました。嘘ついて、人に合わせることばかり考えて、居場所もないって思ってました。和也のように私も人に出会って、いろいろなことを学びました。私の人生は私が主役です。まだこれからもたくさんの人に出会い、いろんなことを学び、成長していきたいと思いました」

「映画を観た後は温かい気持ちで胸がいっぱいになりました。バリアフリー上映というもの自体初めて知り、こんなものがあるんだ!とおどろき、体験できたことも私にとってとても大切な体験だったと思います」

「こんな面白い映画 初めて観ました。特にイッセー尾形さんの演技が良くて、主人公との掛け合いは面白くもあり、感動しました。僕もあんな大人になりたいです」

「人と関わっていくということがその人自身の成長につながるのだということを改めて感じました」

「たくさんの人と出会い、そしてみんなの温かさを感じながら成長していくお話で、まるで今の私のように思いました。私もウエジョビに入学し、たくさんの人に出会ってきて、たくさんの人の温かさを感じることができ、今の私がいるのではないかと思いました。人とたくさん出会うことってとても大事だなと改めて感じました」


人は人との出会いで成長する


感想を読んで、あぁ~…学生たち、
ステキな感性だな~…と思いました。

素直に、心を開いて
感情移入をして映画に見入ってくれたのですね。

そして改めて
上映会を開催して良かった!
…と思いました。

ちなみに…
この「学校無料上映」の枠ですが、
すでに寄付で上映が可能となった39校はすでに埋まっていますが
プラスα枠として、まだ数校受け付けているようですよ!

2016年3月に上映すればよいようなので、
これを読んでいる高校や中学の先生やPTAの方など
いらっしゃいましたら、ぜひご検討くださいませ!

映画「「また、必ず会おう」と誰もが言った。」公式サイト
人は人との出会いで成長する


無料上映の企画をしてくださった
TBSサービスの川上孝裕さん、
そして、寄付をしてくださった全国のみなさん
本当にありがとうございました!!^^
人は人との出会いで成長する

↓こちらもよろしくお願いします!
 今回は、ウエジョビの学生達のことを書いています。^^
ヒダカズのココロの授業 比田井通信編
最新の記事はいいことをすると気分がいい。いいことをすると自分を好きになる
人は人との出会いで成長する



Posted by 美恵先生 at 17:39│Comments(0)
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